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FX取引をするうえで通貨ペアは非常に重要です。
しっかりと根拠を持って慎重に通貨ペアを選択できれば、稼げる確率を高めることが可能です。
しかし、FX初心者からすれば
「どうやって通貨ペアを選んだらいいの?」
「各通貨や通貨ペアの特徴は?おすすめの通貨ペアや業者は?」
など、多くの疑問を持っていることでしょう。
そこで今回は、各通貨・通貨ペアの特徴や選び方、おすすめの通貨ペア・業者などについて紹介しています。
この記事を読むことで、通貨ペア選び・業者選びがスムーズにできるようになり、安心して取引ができますので、ぜひ参考にしてください。
通貨ペアを選ぶ際の基準とは?
FX取引をするうえで、通貨ペア選びは非常に重要です。
どの通貨ペアを選ぶかによって相場の変動幅や傾向、影響を受けやすい経済指標、スワップポイントなどが違うため、投資戦略が変わってきます。
情報量の多さや相場が比較的安定していることから、主に扱われる主要通貨ペアは米ドル/円、米ドル/ユーロ、ユーロ/円、豪ドル/円などです。
しかし、どのようにして通貨ペア選びをしたらいいのか、基準については把握をしておきましょう。
自分に合った通貨ペア選びがしやすくなるよ!
金利や為替レートの水準を参考にする
FXの通貨ペアを決めるポイントとなるのが、金利や為替レートです。
各国では、国が定めた金利(政策金利)水準が大きく異なります。
FXでは2国間の金利差(スワップポイント)を受け取れるため、金利が高い通貨は人気です。
たとえば、金利が5%の通貨を買い、金利が1%の通貨を売れば4%のスワップポイントを受け取れることになります。
ただし、国が金利を高くする理由として資金を集めたいというものがあり、高金利通貨の多くが新興国です。
そのため、先進国に比べて経済的リスクが高くなるということも理解しておく必要があります。
また、為替レートとは、通貨間の交換比率のことです。
たとえば、為替レートが1ドル=115円であれば、1ドルと115円を交換できることを表しています。
その国の経済・政治状況や世界情勢、地政学リスクなどによって常に為替レートは変動をするものです。
FXで為替差益を出すには安く買って高く売るか高く売って安く買うかのどちらかですので、急激に円高が進んでいる過剰なくらいドル高に推移しているなど、現在の為替レートがどれくらいの水準にあるかは通貨ペアを選ぶ・売買タイミングを決めるうえで非常に重要になってきます。
下記でさらに詳しくスワップポイントについて説明していますので参考にしてみて下さい。
投資対象の通貨の種類は20程度
FXとは、Foreign Exchangeの略で外国為替証拠金取引のことです。
米ドル、ユーロ、円などの外国通貨を売買することで、為替差益や金利差分を得て稼ぐことができます。
2つの通貨をペア(通貨ペア)として取引するのですが、FX業者によって取り扱う通貨の種類には違いがあるのが一般的です。
世界には約200もの国がありますが、多くの業者で取り扱っている通貨は主要国を中心とした20程度となっています。
米ドルやユーロ、ポンド、豪ドル、円などの主要通貨に加えて、南アフリカランドやトルコリラ、メキシコペソなどの新興国通貨で取引が可能です。
ズウォティ、ロシアルーブル、ノルウェークローネ、スイスフランなどの通貨を取り扱っているケースもあるぜ。
FXの代表的通貨の特徴
FXで取引する人も多い、代表的な通貨の特徴を把握しておきましょう。
これらの特徴を把握しておくことで、通貨ペア選びがしやすくなりますし、投資戦略を立てやすくなります。
米ドル、ユーロなど、主な通貨の特徴について一つひとつ見ていきましょう。
米ドル(USD)
米ドルはアメリカが発行する通貨であり、世界の基軸通貨です。
取引量は1番多く、米ドル相場は他の相場に大きな影響を与えます。
FOMCや雇用統計、GDPなどの経済指標やトランプ大統領の発言で大きく変動しやすい通貨です。
かつては有事のドル買いと言われていましたが、最近ではその傾向も弱くなり金買いをする投資家が多いため、米ドルと金価格は逆方向に動く傾向があります。
ユーロ(EUR)
米ドルに次ぐ取引量を誇る第二の基軸通貨です。
欧州圏のユーロ加盟国の共同通貨であり、19ヶ国で使用されています。
ECBの発表や経済国ドイツの経済指標の影響を受けやすい通貨です。
ギリシャ債務問題など、1ヶ国の経済リスクがユーロに大きな影響を与えることもあります。
英ポンド(GBP)
英ポンドはイギリスで使われている通貨で、第二次世界大戦前までは世界の基軸通貨でした。
英ポンドは非常に値動きが激しい性質を持つため殺人通貨と呼ばれています。
かつては高金利通貨としても人気がありましたが、現在の金利は1%以下です(2019年4月時点)。
ユーロの値動きと連動しやすい特徴を持ちます。
豪ドル(AUD)
豪ドルはオーストラリアが発行している通貨で、資源国通貨、そして先進国の中で高金利通貨として人気です。
金や石炭、鉄鉱石、原油などの資源が豊富なため、資源価格や中国をはじめとした輸出国の景気の影響を受けやすい特徴があります。
政策金利は1.50%です。
(2019年4月時点)
NZドル(NZD)
NZドルはニュージーランドが発行する通貨で、豪ドル同様、資源国通貨・高金利通貨として人気があります。
酪農や畜産が盛んなため、乳製品などの農産物価格の影響を受けやすい通貨です。
また、最大貿易相手国の中国や地理的に近いオーストラリアの景気の影響も受ける傾向があります。
現在の政策金利は1.75%です、(2019年4月時点)
主な通貨ペアの特徴
通貨ごとで特徴が異なるように、通貨ペアでもそれぞれ特徴に違いがあります。
どのような特徴があるかを事前に把握しておくことで、よりスムーズにFX取引を始めることが可能です。
ここでは、主な通貨ペアの基本的な特徴について見ていきましょう。
米ドル/円(USD/JPY)
米ドル/円は通貨ペア別の取引シェアが20%弱と2番目に多い通貨ペアです。
情報量が多く、他の通貨ペアに比べて値動きが緩やかであることから、初心者〜上級者まで多くのトレーダーが選択します。
- アメリカの経済指標や景気動向や政治の影響を受けやすい
- ニューヨーク市場が開く日本時間の夜に相場が活発に動く傾向があるのが特徴
ユーロ/円(EUR/JPY)
ユーロ/円の通貨ペアは、取引シェアは2%程度と少なめです。
- 米ドル/円より値動きが激しいトレンドが継続しやすいのが特徴
- ユーロ/米ドルと米ドル/円の相場に影響を受けやすい
</div >ユーロ・円とどちらも低金利なのでスワップポイントは見込めません。
ブレグジットをはじめ、EUは多くの問題を抱えているため、短期間の間に相場が急変する可能性があります。
それぞれの相場を注視することが大切です。
英ポンド/円(GBP/JPY)
英ポンド/円の通貨ペアは非常に値動きが激しい1日に2円以上動くことも決して珍しくありません。
特に欧州で取引が開始されて経済指標も発表される日本時間16時〜23時の時間帯は、非常に値動きが活発です。
英ポンド/円相場は、米ドル/円や英ポンド/米ドル相場の影響も受けるため、これらの通貨ペア相場をチェックしておく必要があります。
豪ドル/円(AUD/JPY)
豪ドルは比較的金利が高く相場変動もそれほど激しくないため、豪ドル/円は初心者にも人気のある通貨ペアです。
オーストラリアの経済指標は日本時間の9時30分〜10時30分頃に集中するため、午前中〜午後にかけて相場が活発に動きます。
中国の動向をチェックしながら取引することが大切だよ
米ドル/円よりは値動きが大きいものの、スワップポイント狙いの長期投資にも向いています。
NZドル/円(NZD/JPY)
NZドル/円の通貨ペアは、豪ドル/円同様、比較的レートが安定していてスワップポイントも見込めるため人気があります。
そのため、短期トレードではなく中期〜長期のトレード戦略で運用する人が多いです。
オーストラリアや中国の景気、乳製品などの資源価格の影響を受けやすいことです。
ニュージーランドのウェリントン市場は最も早く開くため、日本時間の早朝(4時〜)から活発に動く通貨ペアです。
南アフリカランド/円(ZAR/JPY)
南アフリカランドの政策金利は6.75%(2019年4月時点)と高金利なため、南アフリカランド/円はスワップポイント狙いで人気のある通貨ペアです。
新興国通貨なので非常にボラティリティが高く、取引する際はリスク管理を徹底する必要があります。
資源価格や貿易国中国の景気動向に左右されやすいのが特徴です。
カナダドル/円(CAD/JPY)
カナダは世界有数の資源国であることから、原油などの資源価格の影響を受けやすいです。
また、地理的に近いアメリカが最大の貿易国であるため、アメリカの景気に相場が左右される傾向があります。
値動きはそれほど激しいわけではありませんが、豪ドル/円に比べるとスプレッドが高いため取引コストには注視が必要です。
スイスフラン/円(CHF/円)
スイスフランを発行するスイスは、永世中立国ということもあり世界的に見て安全通貨として人気があります。
観光や精密機械工業、金融業が盛んなため資源価格の影響に左右されづらく、安定性も高いです。
円も安全通貨なためスイスフラン/円の通貨ペアは人気があります。
ただし、スワップポイントは低く、隣国であるユーロの影響を受けやすいためリスク管理が必要です。
※スイスはEU加盟国ではありません
ユーロ/米ドル(EUR/USD)
ユーロ/米ドルは、基軸通貨(米ドル)と第二の基軸通貨(ユーロ)の通貨ペアということもあり、通貨ペア別の取引シェアは23%程度とNo.1です。
米ドル/円よりも値動きが激しい特徴があり、欧州市場が開く日本時間夕方から相場が活発に動き、ニューヨーク市場が開く夜から、さらに値動きが激しくなる傾向があります。
欧州・アメリカの経済指標や景気動向の影響を強く受けやすく、比較的トレンドが長く続く通貨ペアです。
英ポンド/米ドル(GBP/USD)
英ポンド/米ドルは、取引量が1位の米ドルと4位の英ポンドの通貨ペアということもあり、通貨ペア別取引シェアは10%弱で3位となっています。
英ポンド/米ドルは、米ドル/円やユーロ/米ドルなどと比べて値動きが大きく、欧州時間〜アメリカ時間にかけて相場が活発になるのが特徴です。
トレンドが継続しやすいため、相場の流れを掴むことができれば大きな利益を得ることが可能です。
豪ドル/米ドル(AUD/USD)
豪ドル/米ドルは、オセアニア市場が日本時間の朝、ニューヨーク市場が夜開くため、1日中値動きがある通貨ペアです。
米ドルが世界一の取引量を誇ることから、豪ドル/円よりもボラティリティが高めです。
アメリカの景気動向に加え、資源価格や中国の景気をチェックする必要があります。
NZドル/米ドル(NZD/USD)
NZドル/米ドルは、アメリカや中国、オーストラリアの景気動向、乳製品価格などの影響を受けやすい通貨ペアです。
NZドルは日本時間の早朝に重要指標が発表されるため早くから値動きが見られ、ニューヨーク市場が開く夜にはさらに活発化します。
ボラティリティはそれほど高くないため、リスクを抑えた取引が可能です。
ユーロ/英ポンド(EUR/GBP)
ユーロ/英ポンドは、どちらの通貨も欧州のものなので、日本時間の夕方から相場が動き出します。
英ポンドとのペアということもあり非常にボラティリティが高いため、短時間で大きな利益を狙うことができますが、長期トレードする場合はロスカットに気をつける必要があります。
買いポジションではマイナススワップポイントになってしまうため注意が必要です。
ユーロ/豪ドル(EUR/AUD)
ユーロ/豪ドルの通貨ペアは取引量が少なめなので、相場の動きが激しくなりやすい性質があります。
豪ドルのオセアニア市場は日本時間の早朝に開くため、早い段階から値動きを見せる通貨ペアです。
欧州とオーストラリアの経済指標だけでなく、中国の景気や資源価格の影響を受ける傾向があります。
ユーロ/NZドル(EUR/NZD)
ユーロ/NZドルは、ユーロ/豪ドルと同じような動きを見せます。
NZドルはオセアニア市場ということもあり、日本時間の早朝から値動きが大きなこともある通貨ペアです。
スプレッドが3pips以上など、取引コストが高い傾向があるためスキャルピングやデイトレードには向いていません。
欧州やニュージーランドの景気動向に加え、オーストラリアや中国の景気も相場に影響を与える傾向があります。
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業者別通貨ペア数一覧表
主要通貨を中心に提供している業者もあれば、マイナー通貨まで幅広く揃えるところもあるなど、FX業者によって提供している通貨ペアが異なります。
業者選びにも関わりますので、事前に業者ごとの取扱い通貨ペア数や種類を把握しておきましょう。
以下は、主要FX業者の取扱い通貨ペア数の一覧になりますので参考にしてください。
業者名 (口座名) |
通貨ペア数 |
---|---|
GMOクリック証券(FXネオ) | 20通貨ペア |
ヒロセ通商(LION FX) | 54通貨ペア |
DMM FX | 20通貨ペア |
外為オンライン | 26通貨ペア |
外為どっとコム | 20通貨ペア |
FXプライム byGMO | 20通貨ペア |
SBIFXトレード | 26通貨ペア |
楽天証券(楽天FX) | 26通貨ペア |
JFX! | 24通貨ペア |
ひまわり証券 | 24通貨ペア |
みんなのFX | 34通貨ペア |
マネックスFX | 16通貨ペア |
マネーパートナーズ | 20通貨ペア |
外為ジャパン | 15通貨ペア |
マネースクエア | 12通貨ペア |
サクソバンク証券 | 130通貨ペア以上 |
上田ハーローFX | 24通貨ペア |
セントラル短資FX | 25通貨ペア |
FXブロードネット | 24通貨ペア |
SBIネオトレード証券 | 24通貨ペア |
外貨ex | 24通貨ペア |
アイネット証券 | 24通貨ペア |
OANDA Japan | 71通貨ペア |
LIGHT FX | 27通貨ペア |
フォレックス・ドットコム | 84通貨ペア |
ゴールデンウェイ・ジャパン | 6通貨ペア |
IG証券 | 100通貨ペア |
インヴァスト証券 シストレ24 | 27通貨ペア |
ハーベスト証券(為替ライフ) | 23通貨ペア |
デューカスコピー・ジャパン | 48通貨ペア |
外為ファイネスト | 30通貨ペア |
カブドットコム証券 | 12通貨ペア |
インヴァスト証券 | 25通貨ペア |
岡三オンライン証券 | 20通貨ペア |
初心者にオススメしたい通貨ペア
FX初心者にオススメしたい通貨ペアは米ドル/円です。
- 通貨ペア種類:米ドル/円
- オススメ度 :★★★★★
- 通貨の安定性:◎
米ドル/円は、以下のように情報も得やすく、低コストでスワップポイントが見込めるのが特徴です。
親近感があり情報収集がしやすい
米ドル/円がFX初心者にオススメの理由の1つが、親近感があり情報収集しやすいことです。
ニュース番組や新聞、WEBサイト、雑誌など、日頃からアメリカの政治・経済などの情報が報じられるため、大抵の情報が比較的簡単に手に入ります。
多くの情報に触れられるため、相場分析やリスク管理がしやすいのが特徴です。
値動きが安定している
米ドル/円は世界第2位の取引シェアを誇る通貨ペアということもあり、取引量が多いです。
そのため取引量が少ない通貨のように、ちょっと売買されるだけで相場が大きく動くことはありません。
ポンドや新興国通貨のように値動きが激しくないため、ロスカットが執行される可能性も低くなります。
取引コストが安い
米ドル/円は、多くの業者が0.3銭程度のスプレッドで提供しています。
通貨ペアによってはスプレッドが1銭を超えることもありますが、米ドル/円であれば低コストで取引できるため、短期〜長期まで幅広い取引手法を検討可能です。
スワップポイントが高い
かつては、米ドルと円の金利差はほとんどありませんでした。
しかし現在は、アメリカが利上げをして日本は低金利を維持していることもあり、金利差が大きくなっています。
よって、ある程度のスワップポイントも見込むことが可能です。
初心者のうちはオススメしにくい通貨ペア
FX初心者にオススメしにくい通貨ペアは、英ポンド/円です。
中級者〜上級者であればいいですが、初心者の場合は以下の理由でオススメしません。
- 通貨ペア種類:英ポンド/円
- オススメ度 :★★☆☆☆
- 通貨の安定性:◯
値動きが激しい
英ポンド/円は値動きが非常に激しい通貨ペアであり、1日に3円以上の動くこともあります。
知識や経験が豊富な上級トレーダーであれば、ボラティリティの高さを活かして短時間で多くの利益を得ることが可能です。
しかし、知識や経験がほとんどないFX初心者の場合はリスクが高すぎます。
経済指標の結果や欧州・アメリカなどの景気動向、要人の発言など、ちょっとした出来事によって他の通貨ペアの倍近く反応することも珍しくありません。
そのため、よほど資金に余裕があるかリスク管理が徹底できていないと、短期間で大きな損失を負ったりロスカットになる可能性があります。
英ポンド/円はある程度経験を積んだうえで取引をした方がいいでしょう。
不安要素が多い
イギリスは、さまざまな問題を抱えているため、先行き不透明感が強いです。
特にブレグジットに関しては、合意なき離脱にになるのか、ブレグジット後のイギリス経済はどうなるのかなど、世界中が大きな懸念を感じています。
また、近年はテロリスクの懸念も浮上しており、EU経済危機など他にもさまざまな不安要素を抱えている状況です。
先行き不透明感が強くて相場がどのような動きをするのか予想しづらいうえに、急落する可能性もあるため初心者は控えた方がいいでしょう。
取り扱う通貨ペア数が多い業者はオススメ
FX業者を選ぶ際は、取り扱う通貨ペア数が多い方がオススメです。
取り扱う通貨ペア数が多いと、相場状況や投資戦略によって取引する通貨ペアを選ぶことができます。
通貨ペアごとで別の業者に切り替える必要がありませんし、普段から使い慣れたツールを使ってそのまま取引することが可能です。
さまざまなマイナー通貨ペアでも取引ができるため、主要通貨ペアしかない業者よりは幅を広げて運用できます。
ここでは、通貨ペア数が多くオススメのFX業者について紹介していますので、参考にしてください。
通貨ペア数が多いオススメのFX業者3社
取り扱う通貨ペア数が多くてオススメのFX業者は以下の3社です。
IG証券
- 業者名:IG証券
- 取扱い通貨ペア数:約100通貨ペア
- スプレッド:0.3銭(米ドル/円)
IG証券のFXでは約100種類の通貨ペアを取り扱っています。
主要通貨ペアはもちろん、米ドル/イスラエル・シュケル、スイスフラン/ハンガリー・フォリント、英ポンド/チェコ・コルナ、ユーロ/ロシアルーブルなど、さまざまなマイナー通貨で取引が可能です。
上級トレーダーも納得の高機能チャートパッケージProRealTimeチャートや高い約定力、パソコン並みの環境で取引ができるスマホアプリなど、安心して取引ができる環境が整っています。
米ドル/円0.3銭、ユーロ/円0.5銭、ユーロ/米ドル04pipsなどスプレッドが低水準なため、取引コストを抑えて売買することが可能です。
注文上限がないため、資金に余裕ができた場合は大口取引もできます。
サクソバンク証券
- 業者名:サクソバンク証券
- 取扱い通貨ペア数:130通貨ペア以上
- スプレッド:0.3銭(米ドル/円)
サクソバンク証券のFXは業界トップクラスの通貨ペア数を取り扱っており、その数は130を超えます。
ハンガリー・フォリントやポーランドズロチ、スウェーデンクローナ、タイバーツなど、他にも多くのマイナー通貨で取引が可能です。
アメリカの雇用統計発表前後に実施された矢野経済研究所の調査において、約定率100%の結果を出すなど、約定力が高いため短期トレードの際も安心できます。
他社と異なり、スキャルピング取引もOKで、月曜日は朝3時から取引ができるため突発的なニュースがある場合はチャンスを逃さず対応が可能です。
操作性に優れたSaxoTraderGOと高機能を搭載したSaxoTraderの2つの取引ツールから選択できます。
フォレックス・ドットコム
- 業者名:フォレックス・ドットコム
- 取扱い通貨ペア数:84通貨ペア
- スプレッド:0.3銭(米ドル/円)
フォレックスドットコムでは84種類もの通貨ペアを取り扱っており、1注文で最大500万通貨まで売買が可能です。
1,000通貨から取引ができるため、まずは少額資金で試したい人も安心できます。
MT4やEAホスティングによって24時間自動売買ができるため、寝ている間でも取引チャンスを逃さず利益を積み上げることが可能です。
アナリストや分析システムの投資情報、MT4セミナーなど、トレーダーのサポートも充実しているため、FXの資産運用を本格化できます。
毎月の取引量をもとにキャッシュバックを受けられる無制限キャッシュバックプログラムも用意されているため、取引量が多い人はキャッシュバックにより利益の押し上げが可能です。
いずれも取り扱う通貨ペア数が非常に多いため、相場状況や投資手法に応じて主要通貨ペアからマイナー通貨ペアまで自由に選択できます。
FXで失敗しないために通貨選びは慎重に!
FX取引の通貨ペア選びをする際は、事前に各国のファンダメンタルズ分析をおこないましょう。
非常に大きなリスクを抱えている場合や複数の不安要素を抱えている国の通貨は外した方が良い可能性があるためです。
また、相場の動きにも着目しましょう。
ここ3ヶ月〜半年の値動き、1年間の値動き、3間、5年間、10年間と、短期スパンだけでなく長期スパンでの相場変動をチェックすることも大事です。
そうすることでどれくらいまで上がるか(下がるか)最近の相場変動は激しいかなどの状況を掴めます。
これらのファンダメンタルズ分析や為替相場の動きを確認したうえで、よりリスクが小さい通貨ペアを選ぶことが大事です。
FXで失敗せずに継続的に利益を出していくためには、通貨ペア選びがとても大切ですので慎重に決めるようにしましょう。
通貨ペア選びと業者選びに成功すれば、利益を出せる可能性は高くなります。
まとめ
今回は、各通貨・通貨ペアの特徴や選び方、おすすめの通貨ペア・業者などについて紹介いたしました。
最後にもう1度、ここで紹介した大事なポイントをまとめると、次の4点が挙げられます。
- 業者によって取り扱う通貨ペアの種類や数が異なる
- 通貨ペア選びは非常に大事なのでファンダメンタルズ分析や相場をチェックして選ぶ
- 初心者におすすめなのは王道の米ドル/円
- 状況に応じて通貨ペアを変更できるように多くの種類を取り扱うFX業者がおすすめ
ぜひ、この記事を参考に通貨ペア選び・業者選びを進めてみましょう。
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