当サイトには広告・プロモーションが含まれています。
当サイトでは、複数企業と提携し情報を提供する広告収益モデルで運営しています。 当サイトを経由しサービスや商品のお申込みが発生した場合、各企業から報酬を受け取る場合がございます。元本と利益が保証されていないFXだからこそ、リスクを把握しておこう
FXトレードにおけるリスクをきちんと理解していますか?
FXは元本が保証されていませんので、自分でリスク管理をしっかりしなければなりません。
「FXのリスクって何?」
「リスクを減らす方法が知りたい!」
そんな方のためにFXにどんなリスクがあるのか、またリスクを回避・軽減できる方法を紹介します。
FXで破産する人や大きな損失を出す人はリスク管理ができなかった人です。
リスクを抑えたFXでしっかりと利益を出せるようにぜひこの記事を参考にしてください。
FXで考えられるリスク
代表的なリスクは以下の10個です。
為替変動リスク | 為替は常に動いているため、当然自分の予期しない動きをすることがある |
---|---|
信用リスク | FX業者が破綻するなど、業者側に対するリスク |
流動性リスク | 取引量の少ない通貨ペアで起こりやすいリスク |
金利変動リスク | 金利は国の政策によって変更されるリスク |
カントリーリスク | 取引通貨を発行している国の異変の可能性に対するリスク |
レバレッジリスク | 資金の数倍以上の取引を行ったときにおこりやすいリスク |
電子取引リスク | ネット通信環境などに左右されるリスク |
ロスカットリスク | 一定割合以上の損失が出ると自動的にポジションが解消されるが 場合によっては損失額が多大になるリスク |
強制決済リスク | 証拠金が不足した場合は、追加入金をしないと強制的にポジションが決済 |
スリッページリスク | 自分が売買したい価格と違う価格で約定してしまうリスク |
FXにおけるリスクは多数ありますが、代表的なリスクを詳しく説明していきます。
リスクの原因及び対処方法
FXにリスクがいくつもあることを紹介しました。
ただし、リスクがあることだけ知っていても対処しようがありません。
ここでは、FXのリスクについてその原因と対処方法、リスクの回避方法や軽減方法を紹介します。
全て重要な情報ですので最後までじっくり読んでください。
為替変動リスク
為替変動リスクとは、為替レートが変動することによるリスクです。
為替の動きを100%予測することはできませんので、為替レートが思わぬ方向に動く可能性は常にあります。
特にスワップ取引の場合は、長期で高金利通貨を保有しスワップ金利収入を得ることを目的としますので、スワップ金利を上回る損失が出る可能性のある為替変動リスクには注意が必要です。
回避するには?
為替変動リスクを回避することはできません。
為替市場は24時間取引が行われており常にレートは変動するからです。
そもそもFXトレードは、為替変動による売買値の差額を利益としますので、為替が変動しなくなるとトレードで利益を得ることも難しくなります。
為替変動リスクについてはFXトレードにおいて切っても切れないものなのです。
信用リスク
信用リスクとは、FX取引業者の破綻や不正などに対するリスクです。
仮想通貨であったような取引所がハッキングされて保管されていた仮想通貨が盗まれるというケースもこれにあたります。
詐欺紛いのFX業者も実在しますので、インターネット上では口座に資金があるが実際は全く無かったということのないように注意しましょう。
回避、軽減できる?
信用リスクについては、しっかりとした業者を選ぶことでリスクはほぼ回避することができます。
国内のFX業者は金融庁の管轄にあり、現在の規定では、顧客の資産は別で管理するという信託保全が義務付けられています。
金融庁が認可している業者に関しては、あるはずの資産がないということはまずありません。
金融庁の管轄外の海外業者などを避けることで信用リスクは回避軽減できます。
流動性リスク
市場参加者や取引量が少ないと、流動性つまり取引可能な通貨量が少なく、注文や決済ができなくなる可能性があります。
特にマイナー通貨では起きやすく、スプレッドが広くなる原因の一つです。
市場参加者が少ない時間帯なども流動性リスクは高まります。
回避、軽減するには?
流動性リスクを軽減する方法はシンプルです。
市場参加者が多く常に取引量が多い通貨ペアを選ぶことで流動性リスクは回避・軽減できます。
また、市場参加者の多い欧米の市場が開いている時間帯に取引することもリスクを軽減できる方法の一つです。
金利変動リスク
金利は主に各国の政策金利によって決まります。
国の経済政策は景気などによって変わりますので、金利も常に一定ではありません。
したがって、スワップ金利も変動するリスクがあるのです。
金利変動により、スワップで得た収入が減ってしまう場合や、反対に金利を払わなければならなくなる事態もあり得ます。
リスクを軽減、回避するには
金利変動リスクに対処するには、金利差ができるだけ大きい通貨ペアを選ぶことが重要になります。
金利差が小さい通貨ペアの場合、ちょっとした金利変動でもスワップ金利が逆転することがあるからです。
また、国内情勢が安定していない国の通貨は金利変動リスクも高まりますので注意するようにしましょう。
カントリーリスク
カントリーリスクとは極端に言えば国が破綻するリスクです。
国が破綻した場合、その国の通貨の信用性が無くなりますので、通貨の暴落や取引ができなくなるといったリスクがあります。
破綻はしなくとも、「デフォルトの危機」などといったニュースが流れると通貨が暴落するリスクは高まるのです。
EU離脱やスイスフランショックなどが言えます。
軽減、回避するには
カントリーリスクを軽減するには、通貨を発行している国のことをきちんと知っておくということです。
国内経済が安定している国は、そうでない国に比べてカントリーリスクは低くなります。
高金利ということだけで取引通貨を選ぶと高いカントリーリスクに晒されることも。
特にマイナー通貨の場合は通貨を発行している国についてしっかりと事前に調べましょう。
レバレッジリスク
FX取引はレバレッジをかけて、資金の数倍の取引を行うことが可能です。
保有資産より多い金額を取引できるのですから当然、利益が出る時はその金額も大きくなります。
ただし、損失が出るときもレバレッジをかけている分金額が大きくなるので注意が必要です。
場合によっては、証拠金つまり口座資金を上回る損失が出る場合もあり、その場合はマイナス分の金額をFX業者から請求されることになります。
参考:レバレッジの仕組みや効果
軽減、回避するには
レバレッジリスクを軽減する方法は簡単で、単純にレバレッジを低くすればいいのです。
極端な話、レバレッジをかけなければレバレッジリスクは完全に回避することが可能となります。
FXトレーダーのほとんどがレバレッジをかけていますが、自己資金をふまえて自分でリスクをコントロールできる適切なレバレッジに抑えることが重要です。
電子取引リスク
FX取引はインターネットを利用して取引します。
業者のサーバーがダウンするなど、通信環境の悪化などによるリスクが電子取引リスクです。
また、FX取引では通常業者のHPからログインして取引を行いますが、そのパスワードや暗証番号などの重要な情報が流出や盗まれることで悪用されるリスクもあります。
ロスカットリスク
FX取引業者のほとんどがロスカットルールを設けています。
これにより、一定の損失が発生した段階で自動的にロスカットが実行され、口座の資産がマイナスになることはありません。
しかし、大きな政変などにより為替が急激に動いた場合、ロスカットが間に合わず、想定を超える損失が発生することがあります。
回避、軽減する方法は?
ロスカットリスクは資金に対して余裕を持ったポジションにしておくことで軽減できます。
また、重要指標の発表前にポジションを整理するといった方法でもリスクを軽減すること可能です。
資金以上の損失を伴う可能性がありますのでロスカットリスクには十分注意しましょう。
参考:ロスカットってなに?
強制決済リスク
FXは証拠金を担保としてレバレッジをかけて通貨を売買する取引です。
何らかの事情で証拠金が不足した場合は、追加入金をしないとは強制的に決済されます。
強制決済された場合は、指値注文をしていようがその時点で決済が行われるので思わぬ損失がでることもあります。
また、業者によっては強制決済後に取引を制限されることもあり注意が必要です。
回避または軽減できるのか
強制決済リスクは、きちんと資金管理していれば回避することができます。
強制決済は、証拠金が不足したらすぐにされるわけではなく、多くの場合翌日までに不足額の入金を行えば強制決済はされません。
ですので、資金に余裕を持った取引をしてポジションの管理をしっかり行っていれば強制決済を回避することが可能です。
スリッページリスク
不利な為替レートで取引が成立してしまう場合もある
FXはリアルタイムで売買価格が表示されており、成行注文の場合は売買ボタンをクリックした時の価格で注文が成立します。
指値注文の場合は、入力した指値に価格が達すればその価格が約定価格です。
しかし、急激な為替変動があった場合は、為替レートがとぶことがあり、実際に約定した価格が異なる場合があります。
これをスリッページリスクとよびます。
不利な為替レートで取引が成立してしまう場合もありますので、為替が急激に変動している時には注意が必要です。
リスクを回避、軽減できるのか?
スリッページリスクを軽減する方法として、あらかじめスリッページ幅を設定するという方法があります。
設定の有無や方法は、業者によって異なりますが、例えばスリッページ幅を0.01としておけば1銭を超えるスリッページは原則発生しません。
ただ、スリッページ幅を狭くするとそもそも約定されないということも起こり得ますので注意が必要です。
リスクを理解し、管理することが大切
FXトレードにおいて、リスク管理は最も重要と言っても過言ではありません。
リスク管理をするには、既に紹介したようなFXのリスクについて理解することが大切です。
FXにおいてリスクを完全に回避することはできません。
しかし、様々なリスクをきちんと理解し対応することで、リスクを軽減することは可能です。
FXトレードにおいては、様々なリスクについて十分に検討したうえで、事前に「ある事態になったら、どう対応するのか」ということを考えておきましょう。
リスクをしっかりと管理することが、FXトレードの利益にも繋がっていきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか
FXに関するリスクについて詳しく紹介しました。
最後に重要点をまとめると以下の4点です。
- FXには多数のリスクが存在する
- リスクは回避できるものもあれば回避できないものもある
- 適切な対応をすることでリスクを軽減することは可能である
- FXトレードにおいてリスク管理は最も重要な要素の一つである
FXトレードをする際には、きちんとリスクを理解した上でリスク管理を怠らないようにすることが大切です。
適切なリスク管理を行うことが、長期的に利益を得ることに繋がります。
FXで継続的に利益を得たい方はせひこの記事を参考にしてください。
- FXプライム byGMO
- 情報量・提供スピードに強み!
- GMOグループだから安心
- 信託保全完備
- GMOクリック証券
- 中長期投資派の方にも人気
- 初めて外貨投資をされる方向き
- 超高速取引も可能!
- DMM FX
- 高スワップポイントで実績!
- スプレッドが驚異の0.3銭 原則固定!
- 満足!革新的なシステム
- 外国為替の基礎知識・超入門ガイド
- 複数のFX口座の保有と組み合わせランキング
- 3分でわかるFXの仕組みと基礎知識
- 為替差益・為替差損の仕組み
- FX口座の開設・お申込みの流れ
- デモトレード・バーチャルFXを体験しよう
- FXのコストとは?
- FXのリスクとは?
- 為替相場で負ける人
- マージンコールとは?
- 売りと買いのタイミング
- 強制ロスカットの仕組み
- FX業者の取引開始時間
- iPhoneアプリを提供しているFX業者一覧
- Androidアプリを提供しているFX業者一覧
- 海外在住者・居住者が取引可能なFX会社
- マイナンバー制度が導入されるとFXにどのような影響を与える?
- マイナンバー法による各FX業者対応状況や手続き方法まとめ
- FX取引でできてしまった借金を理由に自己破産は可能?
- マイナス金利は為替相場の円安材料になり得るか!?
- イギリスは本当にEUを脱退してしまうのか!?国民投票の結果がポンドやユーロへ及ぼす影響を考察!
関連記事
-
MacでMT4の文字化けを簡単に解消する方法・手順を紹介
MacにMT4を導入してトレードしていると、なぜか文字化けしてしまう場合があります。 「Mac対応のはずなのに何度再インストールしてもダメ…」 「自分で文字化けを直すことはできない?」 と気になっている方もいらっしゃるで … [続きを読む]
-
レバレッジの仕組みや効果、取引の注意点とリスクについて解説
少額での投資を始めるときに強い味方になってくれるのがレバレッジです。 レバレッジを効かせることで元手の資金よりも大きな取引が可能になるので、より少額から大きな取引をすることで利益も大きくすることができます。 … [続きを読む]
-
スイングトレードで勝率アップのコツは?具体的な取引手法を説明
FXには様々なトレードスタイルがあり、取引ロット数だけでなくポジションの「保有期間」を調節することでもリスクとリターンのバランスをとることが可能です。 長期保有は高リターンを狙える半面、相場の急変に巻き込まれるリスクが高 … [続きを読む]
-
仮想通貨投資って何?これから始めたい初心者向けの投資手法と戦略
仮想通貨投資というものを聞いたことはありますか? ビットコインと聞くと、ニュースやCMで聞いたことがある方もいるかと思います。 実は、ここ2~3年で一気に注目を浴びている投資対象です。 仮想通貨の歴史はまだまだ浅く、主軸 … [続きを読む]
-
経済指標とは?覚えておきたい重要経済指標や影響力の高い要人の発言についても紹介
重要な経済指標は相場への影響力が大きいため、発表前後に価格が激しく値動きすることが少なくありません。 とはいえ、 「経済指標がたくさんありすぎて重要なものがわからない」 「経済指標発表のときって狙っていいのか?」 など、 … [続きを読む]