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トルコリラは金利の高い通貨でスワップポイントが魅力ですが、対円相場でずっと下がり続けています。
そんな動向を見ている投資家は、
「トルコリラは今後どこまで下がるの?」
「将来性や暴落の可能性はある?」
と不安になるのも無理ありませんよね。
そこでこの記事では、トルコの経済状況や政策、今後10年後の見通し、見通しを受けての取引戦略などを詳しく解説していきます。
最後まで読めば、トルコリラ取引における注意すべき点がわかるようになり、自分なりの投資基準でトルコリラへ投資できるようになります。
ぜひ参考にしてみてください。
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FX業者名 | 特徴 | 公式サイト |
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トルコの経済状況
現在、トルコ経済は主に以下3つの理由で、国民の購買力を低下させ、経済活動を停滞させるなど、深刻な影響を及ぼしています。
- 急激なインフレの進行
- 制御不能な「リラ安」
- エルドアン大統領による異質な利下げ追求姿勢
良い材料があまり見当たらないので、今後、トルコ経済がどのように推移していくのか、注視が必要です。
急激なインフレの進行
トルコのインフレ率は、2023年10月時点で前年比61%と、世界で最も高い水準となっています。
これは、トルコ政府による過度な金融緩和政策が主な原因です。
以下はトルコのインフレ率の推移です。
年 | インフレ率(%) |
---|---|
2004 | 8.6 |
2005 | 8.18 |
2006 | 9.6 |
2007 | 8.76 |
2008 | 10.44 |
2009 | 6.25 |
2010 | 8.57 |
2011 | 6.47 |
2012 | 8.89 |
2013 | 7.49 |
2014 | 8.86 |
2015 | 7.67 |
2016 | 7.78 |
2017 | 11.14 |
2018 | 16.33 |
2019 | 15.18 |
2020 | 12.28 |
2021 | 19.6 |
2022 | 72.31 |
2023年10月 | 61.357 |
出典:第一生命経済研究所
インフレ率が高まるとトルコリラ安への圧力が強まるため、国民の購買力低下につながります。
トルコ国内の経済活動が停滞するなど、深刻な影響を及ぼしているのが現状です。
制御不能な「リラ安」
2023年11月現在、トルコリラ円は、5円程度で推移し、過去最安値を更新しています。
リラ安が続くのは、インフレ高騰による経済不安や、トルコ政府の経済政策への不信感が背景にあります。
リラ安は、輸入品の価格上昇を招き、インフレをさらに悪化させるなど、悪循環を引き起こしています。
輸出企業の収益も圧迫し、経済成長を阻害する要因にもなります。
エルドアン大統領による異質な利下げ追求姿勢
トルコのエルドアン大統領は、利上げはインフレを悪化させると主張し、高金利政策を嫌い、利下げを継続するよう中央銀行に圧力をかけています。
世界的な潮流と逆行する異質な姿勢が、トルコ安の大きな原因となっています。
エルドアン大統領の利下げ姿勢が続く限りは、高インフレとより一層の通貨安の継続が避けられないと懸念されています。
トルコの政策に関する最新情報
インフレ抑制やリラ安の是正に向けたトルコ政府の取り組みなど、トルコが取り組んでいる政策に関する最新情報を紹介します。
今後の見通しなどについて、詳しく見ていきましょう。
政策金利は30%前後まで大幅利上げしている
トルコ中銀は、2023年5月に8.50%だった政策金利を断続的に引き上げ、6月には15.00%、8月には25.00%、9月にはついに30.00%の大台に乗せるまでになっています。
これは、インフレ抑制を図るための措置です。
2023年11月23日には、トルコ中央銀行が政策金利を35%から40%へ引き上げることを金融政策委員会で決定しています。
ここまで高金利政策を取っていますが、インフレ率は依然として高水準で推移しており、効果は不十分との見方もあります。
今後、トルコ中銀は、利上げを継続するのか、それとも利上げをいったん停止するのか、注目が集まっています。
トルコのCPIは前年比+61.36%と依然として高い上昇率
トルコ統計局は、2023年10月のCPI(消費者物価指数=インフレ率)を前年同月比61.36%と発表しました。
前月比では61.53%からの鈍化となったものの、依然として高い上昇率となっています。
CPIの上昇率は、食料品やエネルギー価格の上昇が主因となっていて、トルコでは深刻なインフレから脱却できる見込みが立っていないのが見て取れます。
インフレ率の見通しは75%が見込まれている
トルコの中央銀行は、今後も金融引き締めを強化する方針で、2024年5月までにのインフレ率=消費者物価指数(CPI)の見通しを、75%と見込んでいます。
世界的にインフレが加速する中、トルコでもインフレが収束しないことを示唆していて、エルドアン大統領による利下げ政策や、ロシア・ウクライナ戦争によるエネルギー価格の高騰などが主な要因となっています。
トルコ製造業PMIは48.4に低下
S&Pグローバルは、2023年10月のトルコ製造業PMIを48.4と発表しました。
これは、前月の49.6から1.2ポイントの低下となっています。
PMIは50を下回ると景気後退を示唆する数値ですが、トルコでは4カ月連続で50ポイントを下回ることになりました。
トルコ製造業PMIの低下は、トルコ経済の減速を示すものであり、今後の見通しに懸念が広がっています。
トルコリラの今後の見通し【2023年最新】
今後、トルコリラの見通しは、「インフレ率の推移」「トルコ政府の経済政策」「国際情勢」等の要因に大きく左右されると考えられます。
トルコリラの下落はこれからも続くのか、政策によっては暴落局面が来るのか、色々な視点でトルコリラの見通しを紹介していきます。
トルコリラ安の傾向は今後も継続
トルコリラ/円レートは2007年には100円付近で推移していたにも関わらず、そこからは一貫して下落を続けて、2023年には5円割れ目前にまで下がってきています。
この背景には、トルコの経済状況の悪化や、トルコ政府の経済政策への不信感などが挙げられます。
トルコの経済状況は、インフレ率の高騰や、貿易赤字の拡大など、依然として厳しい状況にあります。
また、エルドアン大統領は、利上げよりも金融緩和を重視する姿勢を崩しておらず、政策転換の可能性は低いと見られます。
そのため、トルコリラ安の傾向は今後も継続する可能性が高いと考えられます。
利下げ意向の強いエルドアン大統領の政策転換
エルドアン大統領はその独裁色の強さで度々トルコ国内から強く批判されるほどの人物です。
中央銀行にも自らの利下げ政策の意向を色濃く反映させるための人事を強行してきた過去があります。
エルドアン大統領の政策転換の可能性は低く、現政権が交代しない限りはトルコ安のリスクは完全に払拭されないでしょう。
先進国の経済動向が不透明
米国では、インフレ抑制のため、連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを継続する見通しです。
このまま米国の金利が上昇し、トルコリラとの金利差が拡大すると、トルコリラは売られ続ける恐れがあります。
また、欧州中央銀行(ECB)も、インフレ抑制のため、利上げを検討しているため、利上げが実現すれば、トルコリラ安にさらに拍車がかかる可能性があります。
実質金利の低下が続けばトルコリラは売られ続ける
トルコリラは、政策金利が高いにもかかわらず、実質金利はマイナスとなっています。
政策金利40%からインフレ率61.357%を引いた実質金利は「-21.357%」と大幅なマイナスで推移しているのが現状です。
実質金利がマイナスとなると、トルコリラは国内資産と比較して割安と判断され、売られ続けてしまうことになりかねません。
下落が続けば最終的には暴落局面が来る
トルコリラ安が続けば、最終的には暴落局面が来ることも考えられます。
トルコリラが何らかの致命的な懸念材料を抱えて金融不安に進展した場合、リスクオフの円買いによって、トルコリラ円相場は急落する公算が高いです。
トルコリラが暴落すれば、トルコ経済への打撃だけでなく、国際金融市場にも大きな不安をもたらすでしょう。
トルコリラの10年後の見通しは?
今後10年のトルコリラの動向は、トルコ政府が、インフレ抑制や、経済の安定に向けた取り組みを成功させることができるのか否かにかかってきます。
ここでは、10年後にはトルコリラが上昇しているのかどうかについて説明します。
金融政策の正常化で市場の信頼得れば上昇トレンドに回帰する?
エルドアン大統領は、利上げよりも金融緩和を重視する姿勢を崩しておらず、このままだと政策転換の可能性は低いと見られます。
しかしながら、トルコリラ安が続くと、物価高騰や国民の生活苦がより一層深刻化する恐れがあります。
また、2022年には国際通貨基金(IMF)などの国際機関からも、中銀の独立性の確保と利上げの必要性を指摘されています。
このような状況下では、エルドアン大統領が政策転換をいつかは余儀なくされるかもしれません。
もし、エルドアン大統領が金融政策の正常化を図ることができれば、市場の信頼を回復し、トルコリラは上昇トレンドに回帰することも考えられます。
2028年5月の大統領の任期満了後に上昇する?
エルドアン大統領の任期は2028年5月までです。
もし、エルドアン大統領がその時に再選に失敗した場合、新政権は金融政策の正常化を図ることが見込まれます。
これにより、市場からの信頼が回復し、トルコリラは一転して上昇する可能性があります。
ただし、エルドアン大統領が再選して何らかの政策転換もない場合は、トルコリラ安の傾向は続くでしょう。
トルコリラの見通しを受けての取引戦略
現状下落し続けるトルコリラですが、これからの見通しを考えた上でどのような取引戦略を持って売買していけばよいのでしょうか?
リスクを頭の片隅に置きながら利益を狙う方法をご紹介します。
下落リスクをヘッジしてスワップポイントで稼ぐ
今まで述べたように、トルコリラは今後も下落するリスクを拭い去ることが難しいです。
下落するのを前提で売りポジションを保有してヘッジしながら、買いポジションはそのままにしてスワップポイントで稼ぐ戦略が有効です。
こうすれば、下落リスクを抑えながら、スワップポイントを受け取ることができます。
下落トレンドを意識して為替差益を狙う
トルコリラは、今後も下落トレンドが続く可能性が高いので、下落トレンドを意識して為替差益を狙う戦略も有効です。
具体的には、トルコリラ/円の買いポジションより多めの売りポジションを建てて、相場が下落して利益が乗ったタイミングで利確して決済を行えば、為替差益を獲得することができます。
もちろん、意に反して売った途端に反発して上昇してしまうこともありえるので、損切りラインを明確に設定した上で、売り建てることを徹底してくださいね。
トルコリラ相場に影響を与える3つの経済指標
トルコリラ相場に影響を与える主な経済指標は次の3つです。
- 政策金利
- 消費者物価指数(CPI)=インフレ率
- GDP
それぞれどのようなことを推し量る指標なのか、具体的に説明します。
政策金利
政策金利とは、中央銀行が国債の貸出金利を決める際の基準となる短期金利(誘導目標金利)で、通貨の価値に大きな影響を与える指標の一つです。
通常、トルコのようにインフレ傾向になると政策金利を引き上げて、経済の過熱感を抑える役割があります。
トルコリラは魅力的な投資対象となり、相場が上昇する傾向があります。
反対にデフレ(物価下落)傾向や不景気になると、経済を刺激する目的で政策金利を引き下げてします。
消費者物価指数(CPI)=インフレ率
消費者物価指数(CPI)とは、一般消費者が実際に購入する商品やサービスの価格変動を示す指標です。
CPIが上昇すると、インフレ率が上昇したことになります。
トルコリラの場合は、インフレ率が高すぎて、政策金利の引き上げが追いついていないという指摘があります。
実際に実質金利は大幅なマイナスなので、実質金利を今以上に上げないとトルコリラ相場も下落トレンドが続く可能性が高いです。
GDP
GDPとは、国内総生産の略で、一国における一定期間の経済活動の規模を示す指標です。
GDPが拡大すると、経済成長が進んだことになります。
トルコの場合は、GDPがプラス成長しているのにも関わらず、トルコリラ相場は下落を続けています。
トルコリラ相場が下がる原因としては、資金需要が高まっているのにインフレによって景気が過熱し、ますます資金需要が高まって金利が上昇した結果です。
景気が好調でGDPが拡大したというよりは、高インフレによってトルコリラ安が一層進行したことを意味しています。
トルコリラのチャート分析と為替レート推移
トルコリラ/円相場の現在と過去の推移をチャート分析し、今後の動向を占ってみようと思います。
【現在】トルコリラ/円のリアルタイムレート
以下のチャートはトルコリラ/円のリアルタイムチャートです。
トルコリラは、対円で2014年末には50円以上の値を付けていたにも関わらず、それ以降はずっと下降トレンドが継続していて、2021年12月には6円に迫るほど大きく下落しました。
一旦リバウンドして10円を超えたものの、2022年に入ってからも再度下げ続けて過去最安値を更新し、5円割れ寸前の水準で個動きしている状況です。
【過去】トルコリラ/円の為替レート推移
以下はトルコリラ相場の過去のチャート推移です。
トルコリラ相場の暴落は、過去にも何度か発生しています。
リーマンショック時には100円付近から50円手前まで急落して半値近くに。
その後も、マグニチュード7.2の「トルコ東部地震」が発生したりで上昇に転ずること無く、一時は40円近くまで下値を切り下げます。
リーマンショック後の円高解消局面でも上昇は一時的にとどまりました。
そして、致命的だったのは2014年のエルドアン大統領の就任でした。
以降は絵に描いたような下落トレンドが長期間続いている状況です。
その中でも2018年に起きた「トルコショック」は、トルコリラが対ドルで約60%も下落するなど、歴史的な暴落となりました。
また、トルコ政府は、インフレ抑制を目的として、利上げを断行するのではなく、時々大幅な金融緩和も実施し、これがトルコリラの価値が下落する要因となりました。
2023年に入ってから2、3度の大幅利上げを実施し、政策金利は40%になっています。
トルコリラ取引の注意点
トルコリラのような高金利通貨は、ボラティリティ(変動率)が非常に大きいため、取引には注意が必要です。
ここでは、どのような点に注意して取引すればよいのか、具体的に解説していきます。
高金利通貨は長期的視点で下落する可能性が高いことを念頭に置く
トルコリラは、政策金利が高い通貨です。
いわゆる高金利通貨ですので、長期的視点で通貨価値が下落していく可能性が高いと言われています。
お金より物の値段が高いインフレが続けば、おのずとお金の価値が上がらないことを意味します。
ゆえに高いインフレ率が続いているトルコは、長期的な視点でリラの下落リスクを想定しておくことが重要です。
不安定な相場状況時の急激な値動きやスプレッド拡大に注意する
トルコリラは、米ドルやユーロ等のメジャーと比べて流動性が低く、ボラティリティ(変動率)が高い通貨です。
相場が不安定な状況では、急激な値動きやスプレッド拡大に注意が必要です。
急激な値動きによってスプレッドが拡大すると、あらかじめ設定していた損切りラインを突破して想定以上の損失を招く事態も起こりえます。
トルコリラ取引を行う際には、相場の急変動時のリスク管理を徹底することが大切になります。
不安な点の多いトルコリラだがスワップポイントが高額なのは大きなメリット
トルコリラは、インフレ高騰や、トルコ政府の経済政策への不信感などから、過去最安値を更新するなど、不安な点が多い通貨です。
しかし、一方で、スワップポイントの高さは、大きなメリットと言えます。
トルコリラは、政策金利が非常に高いため、スワップポイントも高額です。
例えば、2023年11月21日現在、トルコリラ/円のスワップポイントは、10Lot(10万通貨)保有するだけで1日あたり約350円も得られるほど高いです。
もちろん、トルコリラはボラティリティが高いため、価格変動リスクも大きいです。
ただ、スワップポイントの高さをうまく活用すれば、リスクを抑えながら利益を上げることも可能です。
トルコリラ取引を検討している方は、スワップポイントの高さをメリットとして、リスクを抑えた取引をして利益を狙ってみてはいかがでしょうか。
あわせて読みたい⇒トルコリラのスワップポイント収入だけで生活できる?運用のコツと収益シミュレーション
FX業者別トルコリラのスワップポイント比較一覧表
FX業者によってトルコリラのスワップポイントは結構違います。
以下の表は主要FX業者が提供しているトルコリラ/円のスワップポイントの数値をまとめたものです。
FX会社 | 買い (+) |
売り (-) |
---|---|---|
LIGHT FX | 350円 | -350円 |
ヒロセ通商(LION FX) | 330円 | -630円 |
GMO外貨 | 330円 | -330円 |
GMOクリック証券 | 330円 | -480円 |
アイネット証券 | 330円 | -550円 |
JFX | 330円 | -630円 |
インヴァスト証券 | 350円 | -350円 |
みんなのFX | 330円 | -330円 |
楽天証券(楽天FX) | 340円 | -340円 |
マネーパートナーズ | 180円 | -450円 |
ゴールデンウェイ・ジャパン | 50円 | -570円 |
マネースクエア | 70円 | -460円 |
外為オンライン | 0円 | -130円 |
これからトルコリラのスワップ投資をしたいという方は、なるべくスワップポイントの高いFX業者を選ぶことが重要なポイントとなります。
トルコリラのスワップポイントが高いFX業者おすすめ6選
ここからは、トルコリラ/円のスワップポイントが高いFX業者をランキング形式で紹介します。
実際に今まで継続的に高額のスワップポイントを提供してきた実績のある業者を厳選しましたので、ぜひご参考ください。
LIGHT FX
LIGHT FXは、業界最高水準のスワップポイントを長年継続的に提供するFX業者です。
トルコリラはもちろん、メキシコペソや南アフリカランドも高額スワップで提供しています。
スプレッドもは、米ドル/円が原則固定で0.2銭、ユーロ/円が原則固定で0.3銭と、業界最狭水準を誇ります。
取引ツール・アプリは、高機能なのにシンプルで使いやすい設計が魅力的で、初心者から上級者まで快適な取引を楽しめます。
GMOクリック証券
GMOクリック証券のFXサービス「FXネオ」は、業界最狭水準のスプレッドと、豊富な商品・種類・通貨ペア、高性能な取引ツール、大手企業が携わる安心・安全なサービスなどが特徴のFX口座です。
トルコリラ円のスワップポイントも高水準で、10万通貨あたりの買いポジションの保有で1日あたり約330円を受け取れます。
また、GMOクリック証券は、取引ツールが充実しているのも人気の秘訣です。
スマホアプリはチャート分析機能やチャートからの直接発注機能、サクッとタップ一つでスピード注文を搭載し、直感的操作ができると幅広いトレーダーに人気です。
ヒロセ通商
ヒロセ通商は、国内最大級のFX口座数を誇る老舗のFX業者です。
54種類という豊富な通貨ペアを取り扱っており、多彩なトレード戦略に対応できるのが魅力です。
約定処理能力が高く、サクサク思い通りのレート価格で約定することに加え、スキャルピングも公認しており、短期売買したい方にも有利。
スワップポイントも高いため、トルコリラの長期保有にも最適です。
みんなのFX
みんなのFXは、業界最狭水準のスプレッドと、高いスワップポイントが特徴のFX業者です。
1,000通貨から取引できるため、通貨ペアによっては数百円程度の少額からFXを始めることができます。
豊富な注文方法に対応しており、トレーダーのニーズに合わせて短期トレード、スイング、長期投資など取引スタイルを自在に選ぶことができます。
使いやすい取引ツールが充実しており、初心者でも安心して取引を始めることができますよ。
GMO外貨
GMO外貨は、業界最狭水準のスプレッドと最低取引単位が1,000通貨(最小約5,000円)と、少額取引ができるFX業者です。
トルコリラ円のスワップポイントも長年一貫して高い水準です。
取引ツールアプリは、高度なカスタマイズ機能とワンタッチ注文などを搭載しており、いつでもどこでもトレーダーの好みに合わせた売買ができるのがメリット。
今なら口座開設&取引で最大100万円キャッシュバックキャンペーンを開催しているので、まずは無料口座開設をして実際に体感してみることをおすすめします。
アイネット証券
アイネット証券のFXは、業界最高水準のスワップポイントが特徴で、特にトルコリラを含めた高金利通貨ほど高い水準です。
スプレッドは変動制ですが、変動幅に上限を設定しているので、想定以上にスプレッドが拡大する心配がなく、安心して取引できます。
取引ツールは、ダウンロード版の「i-NET TRADER」が秀逸。
カスタマイズ性が高く、自分専用のワークスペースを作って保存できるため、使い勝手が抜群です。
豊富なテクニカルチャートに加え、チャート上からの注文操作も可能で、トレーダーのニーズを幅広く満たしています。
また、アイコンやコメントを配置できる「つぶやきchart」、取引ツールのサウンド設定など、ユニークな珍しい機能も搭載されています。
さらに、過去の取引履歴を分析し、FXトレーダーの売買区分比率などの傾向をグラフで表示してくれる分析機能もあります。
まとめ
以上、トルコリラはどこまで下がるのか、10年後の見通しや暴落の可能性について、あらゆる角度から検証・分析した結果を紹介しました。
トルコリラは、2023年に入ってから過去最安値を更新するほど下落が進んでいて未だに反発できていません。
トルコリラの今後10年の見通しをまとめると、
- 経済状況はインフレ率の高騰や、貿易赤字の拡大など、依然として厳しい状況にある
- 2028年5月の大統領選挙でエルドアンが再選されれば金融政策の正常化への不安感が強まる
- 利上げ継続中の欧米諸国との金利差が拡大するとリラ安は継続する見通しが強い
の3点が挙げられます。
以上のことから総合的に考えると、トルコリラ相場は今の弱い局面から上昇トレンドに転じる可能性は低いのではないでしょうか。
トルコの経済状況や政策が変わらない限りは下落トレンドが続き、また、暴落局面が訪れるリスクも否定できません。
トルコリラを取引する際には、当ページの内容を十分に理解した上で、リスク管理を徹底して行ってくださいね。
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