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「IFO注文」を使えるようになれば、リスクコントロールがしやすくなります。
とはいえ、
「IFO注文ってどんな使い方をすればいいの?」
「IFO注文を使う際の注意点は?」
など、疑問を持っている人も多いことでしょう。
そこで今回は、IFO注文の特徴や仕組み、活用方法や注意点などについて紹介しています。
この記事を読むことで、安心してIFO注文が使えるようになり、リスクコントロールがやりやすくなりますので参考にしてください。
IFO注文とは
IFO注文とは、IFD注文(イフダン注文)とOCO注文(オーシーオー注文)を組み合わせた注文方法のことです。
IFO注文を使用することで、「105.000円になったら新規で買う。そして、105.350円まで上がったら決済。または、104.500円まで下がったら損切り」というように、新規注文に加えて、2つのシチュエーションで利確と損切り注文を発注できます。
これらの注文をすべてワンセットで発注できる便利な注文方法です。
新規注文が成立すれば2つの決済注文も執行されるため、レートがどちらに動いてもリスク管理ができます。
IFO注文の使い道、活用方法
IFO注文は、相場の上昇局面・下降局面どちらでも活用することができます。
使い方・考え方は非常に簡単なため、FX初心者でもすぐに取り入れることが可能です。
基本的な使い方や考え方を身に付けることで、計画的に利確・損切りができるようになりますので、確認していきましょう。
買いから入る場合のIFO注文
これから相場が上昇しそうな場合は、買いから入るIFO注文によって利益を狙うことや損失を限定させる注文発注が可能です。
相場が上昇し1ドル=110.000円になればIFO注文が執行され、110.500円まで上昇すれば利益を出すことが可能です。
仮にIFO注文が執行された後に相場が下がったとしても、109.500円で損切りができます。
利確・損切りをどれくらいの値幅で設定するかは、人によって異なりますが、初めのうちは極力小さくしておきましょう。
売りから入る場合のIFO注文
IFO注文は、買いからだけでなく売りから入ることも可能です。
「これから相場が下がりそう」と予測する場合は、「111.000円になったら売り注文、そして110.500円まで下がれば利確、111.500円まで上がった場合は損切り」などのIFO注文を出すことで、利確・損切りどちらも計画的にコントロールできます。
買い・売りどちらの場合もIFO注文は簡単に設定ができ、リスク管理に非常に便利です。
IFO注文はここに気をつけよう
IFO注文はリスク管理がしやすい便利な注文方法ですが、使用にあたり気をつけなければならない点もあります。
注意点を知っておくことで、より安心して効果的に注文を発注することが可能です。
ここでは、IFO注文を使う際の主な注意点について見ていきましょう。
注文価格にレートが達しなければ実行されない
IFO注文は、新規注文に加えて2つの決済注文を出せるのが魅力ですが、注文価格にレートが達しなければいつまでも注文が実行されません。
たとえば、「110.800円になったら買い、そして111.300円で利確、110.500円で損切り」というIFO注文を出したとします。
注文が実行されるように、よく考えて注文を出さないと売買チャンスを逃してしまいます。
注文が実行されない場合は、実行されるまで待つか(期限切れまで)、IFO注文を削除しなければなりません。
ポジション保有後、トレンド予想が違う、逆行した場合
IFO注文はリスク管理に優れた注文方法ですが、IFOを使えば必ず利益を出せるわけではありません。
せっかくIFO注文でポジションを保有しても、毎回予想に反して相場が動いた場合は大きな損失を負ってしまいます。
自身の取引ルールに則り損切り設定をすることはもちろんですが、そもそもの相場分析の精度を高めないと、損失だけが膨れていきますので注意してください。
まとめ
今回は、IFO注文の特徴や仕組み、活用方法や注意点などについて紹介いたしました。
ここで紹介した内容の大事なポイントをまとめると、次の3点が挙げられます。
- IFO注文は「新規注文+2つの決済注文」を出せる注文方法
- 相場がどちらに動いても決済できるためリスクコントロールがしやすい
- 注文方法が簡単なのでFX初心者でもすぐに使い慣れる
興味がある方は、早速デモトレードなどでIFO注文を使ってみましょう。
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