IFD(イフ・ダン)注文で計画的な利確や損切りが可能！

FX取引には、いくつもの注文方法があり、その中の1つがIFD注文です。

しかし、

「IFD注文って普通の注文と何が違うの？」
「IFD注文はどんな使い方をするの？」

など、多くの疑問を持っているFX初心者もたくさんいるでしょう。

そこで今回は、IFD注文の特徴や使い方、注意点などについて紹介しています。

この記事をご覧いただくことで、より計画的に取引できるようになりますので、参考にしてください。

IFD注文とは

IFD注文（イフダン注文）は、FX取引の注文方法の1つで、1度に2つの注文を発注することが可能です。

たとえば、「1ドル＝112.000円になったら買う」「1ドル＝112.300円になったら売る」などができます。

IFD注文は、指値注文と逆指値注文を組み合わせた注文方法です。

新規注文が成立することでセットで発注した決済注文も有効になるため、どちらか一方の注文だけが成立することはありません。

IFD注文の活用方法

IFD注文にはどのような使い方があるのか、主な2つの方法について見ていきましょう。

これらの方法を知っておくことで、より効率的に取引ができるようになります。

利益確定狙い

利益確定を狙いたい場合は、指値でIFD注文を出しておきます。

たとえば、これから相場上昇が見込める場合は、「113.000円で買い、114.200円まで上昇したら売る」などの指値注文を出すことで、利益確定させることが可能です。

損失限定目的

IFD注文は、損失限定を目的に使うこともできます。

たとえば、「これから相場が上昇する」と予想して「113.200円で買い、相場が下がり112.200円になったら売る」という逆指値注文を出しておけば、仮に相場が大きく下がったとしても計画的に損切りすることが可能です。

IFD注文はココに気を付けよう

指値注文と逆指値注文を組み合わせたIFD注文は非常に便利ですが、注意点もあります。

IFD注文を出す場合は、ここで紹介する2つのことに気をつけることで、リスクヘッジが可能です。

急激な相場変化に弱い

IFD注文の注意点の1つが、急激な相場変化に弱いことです。

相場では何が起こるかわかりません。

IFD注文で損切りポイントを設定する暇もなく相場が暴騰・暴落してしまう恐れもあります。

指値・逆指値ポイントを考えている・設定している間にチャートが大きく動いてしまいます。

手動で決済する必要も

たとえば、「指値注文を出したにもかかわらず、相場が下落した」「逆指値注文を出したのに、相場が上昇した」という場合は、IFD注文で決済することができません。

IFD注文を出した後は、注文が成立するまでこまめにチェックをすることが大事です。

まとめ

今回は、IFD注文の特徴や使い方、注意点などについて紹介いたしました。

最後に、ここで紹介した大事なポイントをまとめると、次の4点が挙げられます。

ぜひ、ここで紹介した内容を参考にして、IFD注文を試してみましょう。

14 12月 2015