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「ら」から始まるFX用語
「ら」から始まるFX用語について説明します。
ラリー
ラリーとは、株式市場や外国為替市場などの相場の値動きの様子を指す言葉で、小さな上げ下げを伴ないながら、徐々に上昇していく値動きの様子をいいますが、上昇トレンドのようにはっきりとした動きではありません。
ランド
ランドとは、南アフリカ共和国の通貨単位です。「ZAR」と表記されます。通貨の特徴については、『南アフリカランド通貨の特徴』をご覧ください。
「り」から始まるFX用語
「り」から始まるFX用語について説明します。
リーガルリスク
リーガルリスクとは、法令等遵守状況が不十分であることや、取引の法律関係が不確実であることから損失を被るリスクです。
法的リスクとも呼ばれますが、通常、取引内容が定型化され、ルールが確立して安全性や透明性を確保した証券取引所での取り引きではリーガルリスクはほとんどありません。
しかし店頭取引(相対取引)では自由に取引内容が決められるので複雑な仕組みになってしまうことで法律的に曖昧な部分が生じることがあり、リーガルリスクが発生する場合もあります。
一般的に知られたリーガルリスクが発生した事件では貸金業界の金利がグレーゾーンだったケースがあります。2006年1月に最高裁判決で金利が認められる条件を大幅に制限する判断が示され、過払い利息返還を求める訴訟が急増し、消費者金融会社などの収益を大きく圧迫したり、破綻するところが出ました。
リーズ・アンド・ラグズ
リーズ・アンド・ラグズとは、為替相場の見通しなどによって、意図的に外貨建て債権の受取りを早めたり、外貨建て債務の支払いを遅らせたりすることをいいます。「リーズ(leads)」とは“率先、早める”、「ラグズ(lags)」とは“遅延、遅くする”という意味です。
たとえば、輸入業者にとって、円安外貨高トレンドであれば一刻も早くその外貨建て債務(輸入代金)の支払いを実行した方が得ですし、円高外貨安トレンドであればその支払いをできるだけ先延ばしした方が、為替リスクが自らに有利にはたらくことになります。輸出業者の外貨建て債権(輸出代金)の回収においては逆のことがいえます。
「リーズ・アンド・ラグズ」が為替相場の変動要因となることも多いといわれています。
リーブ・オーダー
リーブ・オーダーとは、指値注文全般のことをいいます。逆指値注文も含まれます。投資家がFX会社などに値段を指定して売り買いの注文を依頼し、預けてあるオーダーのことです。
リクイディティ
リクイディティとは、流動性のことを意味し、外為市場では通貨の「市場流動性」のことをいいます。
市場で豊富に取引されていて、多くの市場参加者が存在し、売買したいときにいつでも、その時のレートで取引ができることを「リクイディティが高い」といい、逆に、取引量が少ない、市場参加者が少ない、売買に制限があるといった場合には「リクイディティが低い」といいます。
リスク
リスクとは、資産運用の際に生じる「価格のブレの大きさ」、「価格が上昇するのか、下落するのか」、「儲かるのか儲からないのか」などといった「不確実性」のことです。
不確実性が高い通貨ペアや金融商品の場合は、「ハイリスク・ハイリターン」、低い場合は「ローリスク・ローリターン」という性質になります。
リスクマネジメント
リスクマネジメントとは、あらかじめ予期していたリスクが現実のものとなっても影響を最小限に抑えるための対策を行うことをいいます。
FXでは、余裕資金で取引を行うことや、レバレッジの選択、利食いや損切りの判断をすることなどがリスク・マネジメントと言えるでしょう。
リパトリ
リパトリとは、海外投資資産を自国に戻すこと(=レパトリ)。
リファイナンス
リファイナンスとは、借入金の組み換え、借り換えのことをいいます。取引金融機関が多岐にわたって金融機関との事務連絡作業が煩雑であったり、借り換えることで借入条件を有利にできる場合などに行われます。
住宅ローンなどでもリファイナンスは頻繁に行われ、例えば債務者は金利低下時に支払いを減額したり、金利上昇時に変動金利から固定金利に切り替えたり、住宅価格の上昇を利用して借り換えを行います。
リミット注文
リミット注文とは、指値注文のことをいいます。リミット・オーダーとも呼ばれ、一般的には新規注文や決済注文の際に、自分の相場感で価格を指定して行います。
リミテッドマーケット注文
リミテッドマーケット注文とは、価格が指定されずに発注され、買いの場合は上限価格の範囲内、売りの場合は下限価格の範囲内で有利な条件の価格から即時に取引を約定させる注文方法のことです。約定出来なかった注文がある場合、当該数量の注文は取り消されます。指定値幅注文ともいいます。
利食い
利食いとは、ポジションを決済して、利益を確定させる取引のことを指します。反対売買によって利益を確定することをいいます。
FXにはふたつの利食いの方法があり、値上がりしたときに売って利益を得る「利食い売り」と、カラ売りして値下がりした際に買い戻し差益を得る「利食い買い」があります。利食いは損切りの逆を意味します。
流動性リスク
流動性リスクとは、リクイディティリスクとも呼ばれるもので、換金したいときにすぐに売れなかったり、希望した価格で売れなかったりという要因で換金するまでに時間がかかるというリスク、あるいは換金するまでの時間が不明確であるリスクのことをいいます。
流動性リスクには大きく分けて、人気があまりない銘柄によるものと、市場の異常事態によるものとがあります。
金融機関にとっては経営危機に直結するため、ガイドラインの設定などリスク管理の中でも優先順位が高いものになります。
両建て
両建てとは、同一通貨ペアの買いポジションと売りポジションを同時に持つことをいいます。
両建ての仕組みは、買いが売りよりも低ければ差額が利益として確定されることになるというものです。ただ、現実には金利などでマイナスになることが多いです。 両建てはリスク管理に利点があります。
FX取引において、例えば円高が大きく進み、先々の円安を見越して中長期のドル買いをするという場合、買いポジションのあと、ある程度利益が出てから一部をヘッジするためのひとつの手法が両建てです。ですので、両建ては考え方によって有効な投資手法ともいえるのです。
両建ては利益と損失が相殺され、ポジション自体が無意味になるという考えから金融機関によってはシステム的にできないところもあります。
量的緩和
量的緩和とは、日本銀行が金融市場に大量に資金供給を行う金融緩和政策のことをいいます。マネー全体を絶対的な量の側面からコントロールして金融政策を運営しようというものです。
中央銀行が金利を上げ下げして物価や景気を安定させる中、金利を下げられない「ゼロ金利政策」の導入後などに量的緩和を導入します。日本では2001年3月から2006年3月まで量的緩和が行われています。
また、サブプライム問題で米国でも量的緩和政策が実施されました。この米国の大規模な量的緩和は世界経済に大きな影響を及ぼし、株価や商品価格を押し上げ、さらに新興国のインフレやバブルも招くことになりました。
「る」から始まるFX用語
「る」から始まるFX用語について説明します。
ルーブル合意
ルーブル合意とは、1987年2月22日にパリのルーブル宮殿で開催された先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議いわゆる「G7」において、プラザ合意以降のドル安進行を止める為に通貨安定に向け、各国が政策協調(協調介入)を行うことを決めた合意事項を指します。
「れ」から始まるFX用語
「れ」から始まるFX用語について説明します。
レート
レートとは、価値の違う通貨の交換比率のことをレートといいます。他にも様々な比率を指す、レートと付いた単語があります。
例えば債券の額面に対して毎年受け取ることができる利息を指すクーポンレートや、プレーン・バニラ・スワップの固定金利水準を指す金利スワップレートなどがあります。
レジスタンス
レジスタンスとは、上値抵抗線と呼ばれることもある、相場がその水準を維持して、それ以上、上がりにくいと思われるポイントのことをいいます。通貨売買のときの参考となる水準です。
レジスタンスには市場において絶対値的なものはなく、投資家などが投資スタイルや状況に応じて様々な方法で算出し、適切と思われる水準を参考にしています。その中では移動平均をレジスタンスとして活用する投資家が多く、複数の移動平均線や、その他のテクニカル指標を組み合わせて抵抗の強さを判断しています。
レジスタンス・ライン
レジスタンス・ラインとは、ローソク足などを使ったチャート分析において、過去にその水準で為替レートが上げ止まった「上値・天井」の何点かを結んだ線のことをいいます。
価格抵抗線ともいい、市場参加者の多くは相場がその水準を維持して、それ以上は上昇しないという認識を持ちやすいです。逆にレジスタンス・ラインを突破すると、多くの市場参加者の損切りを誘発して、大きく急騰することもあります。(⇔サポートライン)
レパトリ
レパトリとは、「本国送還」という意味で、外国に投資されていた金が本国に還流することをいいます。
例えば、日本の企業などが決算対策として外貨建て資産を売却し円資産に戻すことをいいます。期末要因の一つにもなります。レパトリエーション(repatriation)の略です。
レバレッジ
レバレッジとは、「てこの力」という意味で、「借りたお金を元本に(その借りた額以上の)投機的な取引をする」という意味で用いられます。転じて「元本に対する投機的取引金額の倍率」を表わす言葉としてもよく用いられています。
外国為替保証金取引の世界では、“レバレッジ”という単語を主にこちらの意味で用いています。
>>>レバレッジについて詳しく解説
レバレッジリスク
レバレッジリスクとは、レバレッジ(てこの作用)による高度なリスクが伴うことです。実際の取引金額に比べて取引保証金の額は小さいため、相対的に大きなポジションをお持ちになれば小さなマーケットの動きでも資産価値は大きく変動するリスクのことをいいます。
例えば、3倍のレバレッジでは、3割強の下落だけで証拠金がゼロになってしまうリスクがあります。もちろん、いきなり証拠金がゼロになる前にマージンコールなどの警報がありますので、それらが発せられた際には速やかに対処しましょう。
レバレッジ効果
レバレッジ効果とは、資本投下した金額の何倍何十倍もの取引が行える効果をいいます。レバレッジとは「てこ」のことで小さい力を大きい力にかえる仕掛けのことをいいます。
仮に3倍のレバレッジを効かせた場合、リターンが3倍になる代わりにリスクも3倍となります。これは3割強の下落だけで証拠金がゼロになるので注意が必要です。このように、レバレッジ効果で短期間に資産を築いた人もいる中で、財産を全て失った人も決して少なくないので注意が必要です。損切りや追証、マージンコールなど、万が一の際の対処も考えておくべきです。
レベル
レベルとは、気配値、インディケーションともいい、外国為替相場における「今おおよそこのぐらいですよ」といように参考として提示されているレートのことです。(⇔ファーム・プライス)
レポ金利
レポ金利とは、現金担保付き債権貸借取引であるレポ取引における「差入れた担保金に付く金利」と「債券の賃借料」との差額をいいます。債券の借り手は、その債券に対する賃借料を支払うわけです。
上記とは日本独特の意味で、世界一般的にはレポ金利は英国の政策金利、日本でいう公定歩合も意味します。英国の中央銀行の一般金融機関への金利のことです。
レポ取引
レポ取引とは、債券の貸借取引のことです。当事者の一方が他方に債券を貸出し、見返りに担保金を受入れ、一定期間経過後にこの債券の返還を受けて、担保金を返却する取引をいいます。
債券の借り手は借り入れた債券の貸借料を支払い、逆に貸し手は受け入れた担保金の金利を支払います。その差額(担保金金利-債券貸借料)が「レポ金利」となります。
ただし、このレポ取引は本来は「買い戻し条件付取引」といい、上記の内容は日本独特のものです。そのためレポ金利(レポレート)も日本国内とそれ以外では意味が違ってきますので注意が必要です。
レンジ フォワード
レンジ フォワードとは、同一の権利行使期限、同金額のコールオプションとプットオプションを組み合わせて、為替予約が一定のレンジ内に収まるように取引レンジを確定させるオプション取引のことをいいます。
レンジ相場
レンジ相場とは、範囲や領域、射程距離を意味し、予想される当面の上限(高値)と下限(安値)のあいだで推移する相場のことをレンジ相場といいます。ボックス相場とも言われます。
「ろ」から始まるFX用語
「ろ」から始まるFX用語について説明します。
ローソク足
ローソク足とは、一定期間の四本足のうち始値と終値の間を太い線、高値と安値の間を細い線で結び、ローソクの形で示したチャートの一種のことです。1日を一本のローソクで示した「日足」、1週間を単位とした「週足」、1ヶ月を単位とした「月足」などがあります。
英語でもキャンドルスティックと呼ばれています。
ローソク足は始値よりも終値が高いものを陽線、始値よりも終値が低いものを陰線と呼びます。
また、始値と終値で作られたボックス状の部分は実体、実体をはみ出した部分はヒゲと呼ばれます。さらに、実体より上のヒゲを上ヒゲ、実体の下のヒゲを下ヒゲと呼びます。上ヒゲの先端は高値、下ヒゲの先端は安値を示し、相場の特徴や方向性を表す指標にもなります。
このローソク足は日本発祥のテクニカル分析手法で江戸時代に出羽国(現在の山形県酒田市)の豪商・本間宗久が考案したものです。
ロールオーバー
ロールオーバーとは、ポジションの翌日持ち越しのことを言い、未決済のポジションは日々ロールオーバーされます。
ロスカット
ロスカットとは、外国為替取引において為替の変動により、取引者の任意で設定した損失の範囲にまで相場が変動した場合、ポジションの損失を自動的に確定させる取引のことを指します。強制的に取り引きを停止されるので、強制ロスカットとも呼ばれます。
レバレッジを利用するFX取引においては損失額を上回る場合が多々あり、このロスカットの制度がないと相場状況によっては資産を全額失うだけでなく、追加で損失金を支払わなければならない、つまり実生活において負債を抱えることにもなりかねません。
このロスカット以前にマージンコールと呼ばれるロスカット水準に近づいたことを知らせる警告が発せられるので、ロスカットになる前に対処ができるようになっています。
ロスカットアラーム
ロスカットアラームとは、証拠金不足が生じた際、顧客に警告するFX取引会社のサービスのことです。
会社によって発せられる水準が違ったり、マージンコールなど違う呼び方のものもあります。事前に口座開設する会社のアラームを確認しておきましょう。
また、通信状況によってはこのアラームが届かない場合もあり、そのような場合でも会社側の過失とならないことがほとんどなので、常に投資家自身が証拠金維持率などを管理していなければなりません。
ロスカットライン
ロスカットラインとは、損切りの限度設定ラインのことをロスカットラインと呼ばれています。評価損が発生したときに、保証金維持率が一定未満になったらロスカットが発動されるという基準のことを指します。
会社によって発せられる水準が違うので、事前に取引環境を確認しておく必要があります。
ロスカットルール
ロスカットルールとは、FX取引会社がロスカット(損切り)をする際の規定のことをいいます。一定の証拠金維持率を下回った際にポジションをすべて決済し、多額の損失を未然に防ぐために設置されています。
ロット
ロットとは、FXで通貨を売買する際における最小取引単位の呼称です。FX会社では、1ロット=10,000通貨単位というように示し、10ロットなら10万ドル、10万ポンドといった取引量をいいます。
ロング
ロングとは、ロングポジションの略で、買いのポジションを保有している状態のことをいいます。逆の用語はショートです。
たとえば、ドル/円で「ドルロング」という場合は、ドル買い・円売りを行なっていることを意味します。