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FX取引で「指値注文」を活用すれば、常に相場をチェックできなくても、希望するレートで売買することができます。
しかし、
「指値注文ってどんな特徴があるの?」
「どういった使い方をしたらいい?」
など、疑問を持っている方も多いことでしょう。
そこで今回は、指値注文の特徴や活用方法、注意点などについて紹介しています。
この記事を読むことで、より計画的な取引ができるようになりますので、参考にしてください。
指値注文とは
指値注文とは「このレートで買いたい」「このレートで売りたい」とレートを指定して注文する方法です。
たとえば、現在のレートが1ドル=111.000円だとして、「110円になったら買いたい」「112円になったら売りたい」と、あらかじめ指値注文を出しておけば、レートが指定した価格になると注文が成立します。
指値注文を使えば、仕事や食事、就寝中などでチャートを確認できない場合でも、自分が希望するレートで売買ができます。
レートを指定して注文するため、成行注文と比べると注文がすべりにくいのも特徴です。
100%すべらないわけではありませんが、成行注文よりもすべりを抑制できるため、余計なコストを軽減できます。
指値注文の使い方、活用方法
指値注文は、非常に便利な注文方法であり、買い・売りどちらからでも注文を出すことが可能です。
どのような考え方・場面で使うのか、それぞれの活用方法について見ていきましょう。
買いから入る場合
現在のレートが1ドル=110.000円で円高に進んでいる場合、少しでも安いときに買い注文を出した方が利益を狙いやすくなるため、108円で指値注文を出したとします。
予想通り相場が下がり108円になったら、自動的に指値注文が成立され、108円の買いポジションを保有することが可能です。
その後、相場が上昇し、109円や110円などで決済をすれば、利益を得ることができます。
現在の価格よりも安く買いたい場合に使うことが可能です。
「現在よりも相場が下がり、その後上がりそう」と予想できる場合に活用できます。
売りから入る場合
現在のレートが110.000円でもう少し円安に動き、その後円高に転換するなど、「現在よりも相場が上がり、その後下がりそう」という場合は、売りから入る指値注文を使うと便利です。
111円で売りの指値注文を出しておけば、相場が111円まで上がると注文が成立し、その後110円や109円など相場が下がったタイミングで決済をすれば利益を獲得できます。
「現在のレートよりも高くなったら売り、安くなったら買う(決済)」したい場合に便利です。
指値注文はココに気を付けよう
指値注文を出すときには注意点もあります。
これらの注意点を把握しておくことで、より上手く活用できるようになりますので、参考にしてください。
売買の成立が遅れる
指値注文は、「相場が108円まで下がったら買い」「相場が112円まで上がったら売り」など、価格を指定する注文がゆえに、相場が指定価格に届かないといつまでも注文が成立しません。
指値注文で成立が遅れないように、ある程度近い範囲で価格を指定することが大事です。
価格の決め方
指値注文は、注文をする段階で値段を設定する必要があります。
そのため、指値注文を発注するタイミングの時点で、「これから相場は下がって上がるだろう」「おそらく●●円程度まで上がり、その後■■円ぐらいまで下がる」など、今後の展開を予測しておかなければなりません。
そのため、相場分析の精度が高めることで、効率よく指値注文を出せるようになります。
まとめ
今回は、指値注文の特徴や活用方法、注意点などについて紹介いたしました。
あらためで、ここで紹介した内容をまとめると、次の4点が挙げられます。
- 指値注文は「今よりも安くなったら買う、高くなったら売る」の注文方法
- 指定価格に届かないと注文が成立されないため価格設定には注意が必要
- 仕事中や就寝中などチャートを見れない時間でも指値注文で売買できる
- 計画的な売買ができ注文がすべりにくいためFX初心者にもおすすめ
ぜひ、ここで紹介した内容を参考にして、早速、指値注文を使ってみてください。
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