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政策金利は中央銀行が決定し景況に合わせて利下げ・利下げを行う

FXを始めると日本だけでなく、アメリカやEUなど、さまざまな国・地域の情報を収集するようになります。

そして、相場へ影響力の大きい情報や指標に注目するようになります。

政策金利はマーケットへの影響が大きく、多くの投資家が注目しています。

利上げ・利下げするのか、どれくらいするのか、いつするのか、何回するのかなど、1つでも好材料があれば相場は上昇しますし、悪材料があれば下落します。

マーケットへ与える影響も大きい!政策金利とは何?

政策金利とはどのような内容で特徴を持っているのでしょうか。

「利上げ」や「利下げ」という言葉を耳にしますが、どのような意味があり、どんな効果があるのでしょうか。

政策金利の内容と仕組みを知ることは、FXをするうえで非常に大事なことです。

なぜなら、政策金利は相場に与える影響がとても大きく、政策金利を理解していないと大きな損失を負うこともあるためです。

中央銀行が決める政策金利とは?利上げ・利下げって何?

政策金利とは国の中央銀行が一般の銀行にお金を貸し出す際の貸付金利のことです。

よくアメリカの利上げについてニュースがありますが、「利上げ」とは政策金利を上げることを指します。

また、「利下げ」とは政策金利を下げることを指します。

中央銀行は、

  • 日本は日本銀行
  • アメリカはFRB
  • EUは欧州中央銀行
  • イギリスはイングランド銀行
  • 中国は中華人民銀行
  • ドイツはドイツ連邦銀行

などがあります。

中央銀行の政策金利が上げ下げされるとどんな影響があるのか?

政策金利が「中央銀行が一般の銀行にお金を貸し出す際の貸付金利」と聞いても、なかなかピンとこない人も多いのではないでしょうか。
例えば「利下げ」の場合は、中央銀行→一般の銀行への貸付金利が下がることです。

一般の銀行は低い金利でお金の調達ができるため、企業や個人へも低金利で融資ができます。

企業は低金利でお金を調達ができ、設備投資などを行えます。

個人も住宅ローンや車のローンを低金利で利用できます。

また、低金利なので銀行に預けていてもほとんど利息が増えないため、投資にお金を回す人も増えます。

そうすることで、お金が世の中を活発に動くようになります。

利上げの場合は、中央銀行→一般の銀行への貸付金利が上がることです。

企業や個人への貸付金利も高くなるため、企業は設備投資などを控えるようになりますし、個人も住宅ローンや車のローンがの金利が高く買い控えたりします。

そして、預金金利が上がるので預金をする人が増えます。

中央銀行は政策金利の上げ下げでこれらをコントロールします。

なぜなら、利下げが続けば、通貨の価値もどんどん下がり、インフレになってしまうためです。

逆に利上げが続くと、通貨の価値が上がりデフレになってしまいます。

インフレもデフレも過度な状態を防ぎ、適正な経済状況を維持するために、中央銀行は景況を見ながら政策金利を上げ下げします。

一般的に景気が良くなりすぎると景気の加熱を抑えるために政策金利を上げ、景気が悪くなりすぎると、景気を上向かせるために政策金利を下げます。

なぜ政策金利が上がるとその通貨が買われやすくなるのか?

基本的に金利が高い国の通貨は買われやすく、金利が低い国の通貨は売られやすいです。

金利が高い国は債券や預金の金利も高く、金利の低い国は債券や預金の金利も低くなります。

投資家からすると金利が高い方に魅力を感じるのは当然ですので、金利が高い通貨が買われます。

また、中央銀行は景気が加熱しすぎないように政策金利を上げるわけです。

逆に景気を上向かせるために政策金利を下げたりします。

つまり、景気が良い時は政策金利が上がり、景気が悪い時は政策金利が下がります。

金利が高い=景気が良い国、金利が低い=景気が悪い国となります。

投資家としては、景気が悪い国よりも景気が良い国に投資をした方が高いリターンを得れる可能性があるため、金利が高い国の通貨が買われる傾向にあります。

例えばアメリカが利上げをする場合は、アメリカの景気が良くなっていることの証でもあるためドルが買われます。

政策金利とインフレーションの関係とは?基礎的なことを知る

政策金利は景気や経済指標、インフレなどとも関係してきます。

その国の景況を表すものであり、非常に重要視されます。

高金利な国は景気が良い国なのか?経済指標は関係あるのか?などについて、確認していきましょう。

基本的なことになりますが、これらを抑えておくことで、FXの分析や予測がしやすくなり、勝率が高まるかもしれません。

高金利な国は景気が良い国なのか?政策金利と景気の関係

一般的に高金利な国は景気が良いです。

前述のとおり、中央銀行が金利を上げる理由は、国の景気が良くて、これ以上過熱しないように抑制するためです。

景気が悪い場合は、景気を上向かせるために政策金利を下げます。

そのため、結果として景気の良い国は高金利で、景気の悪い国は低金利の傾向があります。

そして、投資では高金利の国の通貨が人気が高いです。

FXにおいては、買いポジションで保有すれば高いスワップポイントを獲得できます。

政策金利に経済指標は関係あるのか?政策金利と経済指標の関係性

政策金利と経済指標は関係性があります。

と言うのも、政策金利を上げ下げする際は、さまざまな経済指標を参考にするためです。

中央銀行が、景気が良く過熱するのを防ぐために政策金利を上げようと考えていたとしても、重要な経済指標の結果が予想より悪ければ「景気が減退している可能性がある」と考え、政策金利の引き上げを見送る場合があります。

逆も同じで、景気が悪く政策金利を引き上げようと考えていも、重要な経済指標が予想以上に良い結果であれば、「景気が回復している可能性がある」と考え、政策金利の引き下げを見送る場合があります。

また、それぞれ金利の上げ下げを見送る以外にも、当初予定していた金利よりも高い・低い金利を適用する場合があります。

政策金利の実施や適用金利、利上げ・利下げの回数は経済指標によって変わる可能性は十分にあります。

インフレを表す経済指標「消費者物価指数」と「生産者物価指数」

物価が上昇するインフレを表す経済指標には「消費者物価指数(CPI)」と「生産者物価指数(PPI)」があります。

どちらの指標も注目度が高く、相場への影響力があります。

それぞれ内容を把握しておきましょう。

消費者物価指数(CPI)

消費者物価指数とは商品の価格の平均的な動きを測定した指数のことです。

日本では総務省から毎月発表されています。

「総合指数」と呼ばれるすべての商品を総合した指数と、価格変動が大きい生鮮食品を除き、500品目以上の商品の値段を集計し算出した「生鮮食品を除く総合指数」があります。

消費者物価指数はある時点の数値を100としており、基準値に対して物価が上がっているか下がっているかを知ることができます。

つまり、基準値(100)に対して、指数が大きく高くなっているとインフレの可能性があるということです。

生産者物価指数(PPI)

生産者物価指数とは、生産者の商品や原材料などの販売価格の変化を示す指数のことです。

原材料、中間財、最終材などの製造段階別や品目別、産業別に調査・算出され、毎月発表されます。

価格変動が大きい食品やエネルギーは除かれます。

生産者物価指数が高くなると、物の価格が上がったことを表し、インフレの可能性があることを示します。

日本では生産者物価指数という経済指標はありませんが、近いものでは「卸売物価指数」というものがあります。

政策金利の上げ下げだけでなく声明や発言だけで相場が大きく変動

政策金利とは国の中央銀行が決める一般銀行への貸付金利のことであり、景気が良いと過熱しすぎるのを防ぐために政策金利を上げ、景気が悪いと景気を上向かせるために政策金利を下げます。

特にアメリカの利上げ・利下げは世界中のマーケットに影響を与えます。

利上げ・利下げの実施だけでなく、政策金利に関する声明や発言があるだけで、相場が大きく変動する場合があるため、しっかりと注視しましょう。

22 1月 2022

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