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トルコリラ円を持ち続けるとやばい?長期スワップ狙いで大損する原因とは

実質金利の低下やトルコ国内の政治経済の要因等から下落傾向にあるトルコリラ。

「今からはトルコリラを持ち続けない方がいいの?」
「スワップ狙いの長期保有で失敗しない方法は?」

とトルコリラ円のスワップ狙いで長期的な投資を考えている方は、いろんな不安を抱えているかもしれません。

そこで今回は、以下の内容を検証して“トルコリラの現在地”を探っていこうと思います。

  • トルコリラ円を持ち続けるとやばい理由
  • スワップ狙いで大損した投資家の口コミ
  • トルコリラ円を持ち続けて失敗する原因
  • トルコリラ安はどこまで進むのかを検証
  • トルコリラ円を持ち続けても良い人の特徴
  • トルコリラ円を持ち続けるのに最適なFX業者

最後まで読めば、トルコリラを持ち続けることの危険度がわかるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。

【トルコリラ】高額スワップ業者おすすめ4社

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トルコリラ円を持ち続けるとやばい5つの理由

トルコリラ円を持ち続けるとやばい理由として考えられるのは以下の5つです。

  1. 高インフレを制御できない状態が続いている
  2. 中央銀行による利下げ懸念が高い
  3. 大統領による独裁政権がやばい
  4. 経常赤字が拡大し続けている
  5. デフォルト状態に陥るかもしれない

まずは、こういったリスクを知っておくことが重要です。

詳しく説明していきます。

高インフレを制御できない状態が続いている

トルコの2023年11月のインフレ率(消費者物価指数)は前年同月比61.98%と、世界でもトップクラスの高水準となっています。

トルコ政府は、インフレ抑制のために今年に入って急激な利上げを断行していますが、今のところ効果は限定的だという見方が大勢です。

インフレ率がこのまま高止まりすれば、国民の購買力が落ちてトルコ経済が停滞し、インフレがさらに加速するという悪循環に陥ってしまうことが懸念されています。

中央銀行による利下げ懸念が高い

トルコの中央銀行は、2023年に入ってからは大幅な利上げを実施しましたが、それまでは激しいインフレ下においても利下げ路線を継続してきました。

これは、「金融引き締めはインフレの要因」と考えるエルドアン大統領の中央銀行への圧力があるとされてきました。

現状はインフレに利上げによる金融引き締めで対応できていますが、今後利上げによる景気悪化を嫌うエルドアン大統領の方針によって、再度利下げ戦略へ転換されると、トルコリラ安を誘発してしまいかねません。

参照:トルコの政策金利の推移【最新版】

大統領による独裁政権がやばい

エルドアン大統領は、中央銀行の独立性を制限して、利上げを阻害したり、自らの利下げ政策にふさわしい人物を中央銀行の要人に据えるなど強権体制を敷いてきた事実があります。

このような独裁色の強い政権下では、経済の安定が脅かされかねません。

過去にもインフレには利上げで対応するのが定石なのにもかかわらず、自らの利下げ政策を押し通してきました。

このままだエルドアン政権が続けば、トルコリラが不安定になり、持ち続けるリスクが高まります。

経常赤字が拡大し続けている

トルコでは経常赤字が慢性化しており、国際的に見てもリスク要因とされています。

経常赤字の主な原因は貿易収支にあります。

エネルギーを外国からの輸入に頼っているトルコは、エネルギー価格の高騰と輸入拡大によって貿易収支が大きな赤字に陥っています。

このまま経常赤字が拡大すると、外貨準備が減少し、トルコリラの通貨の安定性を図りにくくなることにつながるため、リラの価値も下落しやすくなります。

デフォルト状態に陥るかもしれない

トルコのCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)は、2022年の年央に900ポイントを突破し、トルコの債務不履行リスクが高まりました。

▼トルコ5年国債CDSの推移
トルコ5年国債CDSの推移

CDSは、保証料率が7%(700ポイント)を超えるといつデフォルトしてもおかしくない水準で、4%(400ポイント)だと危険水域、2%(200ポイント)だと要注意と言われています。

これは、トルコの経済・政治情勢の不安定化や、インフレの高騰などを背景に、トルコの債務不履行リスクが高まったためです。

しかし、その後は、

  • トルコ中銀が政策金利の大幅な引き上げによるインフレ抑制措置をとった
  • アメリカの利上げサイクルが終了したとの見方が広まった

ため、トルコCDSも落ち着きを見せ、トルコリラへの圧力も緩和しました。

ただ、トルコの経済・政治情勢は依然として不安定で、インフレ率も依然として高い水準です。

今後もトルコのCDSの動向には注視しておく必要があります。

長期スワップ狙いで大損した投資家の口コミ

トルコリラ円の長期スワップ投資家は多いですが、昨今の継続的な下落により大損した方も続出しています。

実際に、その口コミもSNSや掲示板で数多く見受けられます。

中でもTwitterで拡散されたのが「1,200万円を失った主婦」の方のツイートです。

買ってからプラスにならずに大損するのはきついですね…。

しかも結婚前に貯めた資金を運用していたことで計り知れないほどの大きなショックを受けたことでしょう。

その他にも大金を失った方が続出しているのがわかります。

トルコリラの51円からナンピンし続けてて、マイナス300万円くらい
スワップが150万円くらいついてるから、実際はマイナス450万くらい行ってる
しにたい
出典:5ちゃんねる

俺もここんとこの暴落で170万ほど損してしまったよ。
10年ほど前は100円近くあったんだよな。
恐ろしい通貨やで。
出典:5ちゃんねる

トルコリラ円を持ち続けて失敗する3つの原因

トルコリラは、高金利ですが、為替変動が激しく、投資に失敗するリスクも高いです。

トルコリラ円を持ち続けて失敗する原因としては主に以下3つが考えれらます。

  1. 年利が高いから手を出してしまう
  2. 損切りできない
  3. トルコリラ相場の暴落に歯止めがかからない

それぞれ詳しく説明していきます。

年利が高いから手を出してしまう

トルコリラのスワップポイント収入だけで生活できる?運用のコツと収益シミュレーション」の記事でも解説しているように、トルコリラは為替レートさえ動かなければ、20%を超える金利収入を得られます。

これほどの高金利通貨は他に見当たらなく、非常に魅力を感じるのも無理はありません。

しかし、高金利の裏には、トルコ安が続くリスクが潜んでいます。

そのことを念頭に置いて投資をする必要があります。

損切りできない

投資で負けないようにするには損切りできるか否かが鍵を握ります。

ましてや下落が続く可能性の高いトルコリラで、ロングポジションを長期保有することはリスクです。

トルコリラ円のロングをする際は必ず損切りラインを設定しましょう。

トルコリラ相場の暴落に歯止めがかからない

先の「トルコリラ円を持ち続けるとやばい5つの理由」で述べてきた要因によって、トルコリラ安が長期継続していることも、トルコリラ円への投資を難しくさせている原因です。

政権や政策が変わったり、世界的な経済の流れに変化がないと、トルコリラの動向が反転することは考えにくいでしょう。

トルコリラ安はどこまで進むのかを検証

今後のトルコリラ安は、どこまで進むのでしょうか?

トルコリラ円相場の底値や短期反発局面、上昇トレンドに転じるタイミングについて、検証していきたいと思います。

トルコリラ円相場の底値予想

トルコリラ円は、2023年12月に、それまでサポートラインとして機能していた5円を割れて安値を更新中です。

その後も持ち直せずに、依然として4円台後半でダラダラと弱含みの動きが続いています。

現状では、トルコリラの価値が下落するリスクが優勢で、トルコリラ売りが進みそうです。

このような状況下で新たなネガティブニュースが入ってきた場合、急落して4円を目指す恐れもあります。
5円を割れたら4円を目指す?

過去の下落幅を考えれば、3円半ばも視野に入ってきます。

チャート推移から短期反発局面を分析

以下はトルコリラ円の日足チャートです。
トルコリラ円の日足チャート

まだ、反発サインは出ておらず、短期的には2本の抵抗線(青色線)に上値を抑えられる可能性が高いです。

現状は反発時に戻しては抵抗線付近で叩き売られて、史上最安値更新へ進みかねない状況と言えます。

上昇トレンドに転じるのはいつ?

結論、いつ上昇トレンドに転じるのかはわかりません。

2023年は利下げ政策を強行していたエルドアン大統領が大統領選挙に再選し、一転して大幅な利上げを断行してもトルコリラ高につながりませんでした。

アメリカの利上げプロセスが終わる見込みが高いのと、トルコもまた政策金利の上限が近づいているとの見方が強まっています。

トルコリラに投資をしたのが人生最大の失敗だった…長期保有で爆損した人たちの末路」の記事でも解説したように、実質金利がマイナスで推移している限りは、リラ安基調が続きそうです。

ただし、

  • 実質プラス金利になること
  • トルコの格付けが上がること

など新たな良い材料が市場に出回っていけば、トルコリラ相場にも明るい兆しが出て、一転して上昇トレンドの流れが出てくるのではないでしょうか。

トルコリラ円を持ち続けても良い人の特徴3選

難易度が高くなっているトルコリラ円投資ですが、ポジションを持ち続けても良い人は以下3つの特徴が当てはまります。

  1. リスクヘッジしながら持ち続けることができる人
  2. トルコの政治・経済情勢に興味を持てる人
  3. レバレッジを抑えて安定運用できる人

これらの特徴を備えている人は、トルコリラ円のリスクを十分に理解した上で、投資判断すれば、運用成績がよくなるでしょう。

それぞれの特徴について詳しくご紹介します。

リスクヘッジしながら持ち続けることができる人

トルコリラはリスクの高い通貨であるため、ロングしながらスワップポイント投資をするなら、リスク対策を講じることが不可欠です。

ロングポジションだけを保有している状態だと、トルコリラ円相場の下落トレンドに裸で立ち向かうことになって危険です。

売りも同時に保有して、両建しながら為替差損益をゼロに近づけることができれば、スワップポイント分の収入を丸ごと得られるようになります。

トルコの政治・経済情勢に興味を持てる人

トルコリラ円の相場動向は、トルコの経済や政治情勢に大きく左右されます。

常日頃からそういった情報に興味を持ち、以下のような方法でインプットしてみましょう。

  • ニュースや専門誌をチェックする
  • 海外の金融機関や調査会社のレポートを読む
  • トルコの政府や中央銀行のウェブサイトを確認する

これらのことを通じて、最新の動向をチェックすることが重要です。

トルコの政治・経済情勢に一定の知識と理解が身につけば、トルコリラ円の将来の動向をより一層正確に予測することができます。

レバレッジを抑えて安定運用できる人

レバレッジを高くすれば、利益を大きく上げることができる一方で、損失も大きくなりやすいというリスクがあります。

トルコリラ円は、想定以上の乱高下をするリスクの高い通貨ペアなので、必ずレバレッジを抑えて安定運用しましょう。

レバレッジを掛けるにしても2倍以下に抑えることをおすすめします。

トルコリラ円を持ち続けるのに最適なFX業者おすすめ4選

トルコリラ円を持ち続けるのに最適なFX業者は、常に安定して高いスワップポイントを提供し続けているところです。

その他にも、取引ツールやサポートが充実しているFX業者を選ぶのが良いでしょう。

ここからは、高額スワップポイントの提供に定評のあるFX業者を4社厳選して紹介します。

1. LIGHT FX

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LIGHT FXはトルコリラやメキシコペソ、南アフリカランドといった高金利通貨で業界最高水準のスワップポイントを提供することで有名です。

通常よりも高いスワップポイントを受け取れる「LIGHTペア」というサービスを利用できるのもメリット。

1日に受け取れるスワップポイントを最大限に増額したい場合は、「トルコリラ円LIGHT」で購入すれば、通常時の取引以上にスワップポイントを受け取れるようになります。

2. みんなのFX

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みんなのFXは、すべての取扱通貨ペアで高額スワップポイントを提供するのが売りのFX業者です。

特にトルコリラ円などの高金利通貨のスワップポイントは、タイミングによっては他社を大きく上回ることもあるほど。

サービス力も初心者からベテラントレーダーまで幅広いニーズに対応しており、安全性と利便性の高さには定評があります。

3. ヒロセ通商


ヒロセ通商は、取引通貨ペア数で業界最大級のFX会社です。

ヒロセ通商が提供するトルコリラのスワップポイントは、他の業者と比べても遜色なく、安定的に高い数値で提供しています。

トルコリラ円のスプレッドは1.6銭~と業界最狭レベルで、取引コストも抑えれます。

高機能な取引ツールも無料で使え、初心者からベテラントレーダーまで多くのFX投資家から支持されています。

4. GMOクリック証券

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GMOクリック証券は、母体がIT企業なだけあってFX専用スマホアプリやチャート分析ツールの使いやすさで高い評価を得ていいます。

トルコリラ円のスプレッドは正確な数値は公表されておらず、他社と比較することはできませんが、トルコリラ円のスワップは業界最高水準で常に提供されています。

高金利通貨の特性を生かし、長期保有で大きな利益を上げたい方のメイン口座としての利用に最適です。

まとめ

トルコリラ円は、高金利が魅力的な一方で、トルコの経済や政治情勢の不安定性から、リスクも非常に高い通貨だというのがわかりましたね。

トルコリラ円を持ち続ければ、大きな損失を被る可能性があるため、以下のようなことを心がけて取引することが必要です。

  • 投資額を抑える
  • 損切りを早めに行う
  • ヘッジ取引を行う
  • レバレッジを抑える
  • トルコの経済や政治情勢にアンテナを張る

トルコの経済は、インフレ率の高騰や財政赤字の拡大など、さまざまな問題を抱えています。

また、政治情勢も不安定であり、大統領による独裁的な側面も孕(はら)んでいます。

当ページで紹介した対策を講じながらスワップポイント投資をするのであれば、トルコリラ円投資も一つの有効な選択肢になるはずです。

29 12月 2023

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