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現在、取引ツールの中でも、世界規模で多くのトレーダーから頼りにされている「TradingView」。
「そもそもTradingViewってどんなもの?」
「TradingViewを使ってみたいけど日本でも使えるの?」
とTradingViewについて気になっている方もいるはずです。
そこでこの記事では、このツールがどのようなものであるのか、どのように凄いのか、機能や使い方等を交えてわかりやすくご説明します。
最後まで読むと、TradingViewがご自身のトレードパフォーマンスを最大限に引き上げてくれる必須のツールだというのがわかるでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
TradingViewとは
名前の通りトレーディングのための目となってくれる、チャート提供ツールです。
FXはもちろん、株式や仮想通貨、株価指数、VIX恐怖指数まで豊富な分析対象銘柄と多彩な分析機能を装備しています。
チャートツールとしては少し後発になるのですが、その優秀さで近年爆発的にシェアを増やしています。
簡易的な機能であれば無料で使用でき、それも人気の秘密なのですが、有料部分ともなれば圧倒的な高機能ツールとなります。
長くストレスなく使うことのできるわかりやすいデザインとUIで、初心者から上級者にまで人気です。
TradingViewの概要・機能
ベースはHTML5で設計されているため、WEBブラウザで利用することができます。
WEBページを閲覧できるデバイスであれば、スマホでもPCでも様々な環境から、簡単にチャートを見ることができます。
無料の機能も充実しているため、急ぎの状況でも気軽なアクセスで情報が得られます。
高機能なチャートツールといえば、インストールが必須のアプリであることも多いですが、TradingViewはそれに負けない性能で、おまけに動作も軽快。
気軽に利用できう上に見やすく、高機能で軽快なため、多くのトレーダーに愛用されることになりました。
TradingViewの運営会社
TradingViewを運営するのはTradingView Inc.というアメリカの企業です。
トレーディングツールの開発は主力事業で、他には金融市場向けのソーシャル・ネットワーキングシステムを運営しています。
設立は2011年と約10年の実績を持ち、ベンチャー企業の積極性を持ちながらも、数多くのエンジニアとコネクションし、他にはない金融市場向けのサービスを提供しています。
TradingViewが選ばれる5つの理由
TradingViewが選ばれる主な理由は次の5つがあります。
- 多機能ながらユーザビリティに優れている
- FXや株・仮想通貨等の広範にわたる銘柄のチャートを表示できる
- 世界のトレーダーとコミュニケーション可能なSNS機能を搭載
- クラウドツールのためデバイス間で同期できる
- 「Pineスクリプト」を使ってオリジナルインジケータを作成できる
これらについて詳しく解説します。
多機能ながらユーザビリティに優れている
TradingViewは、多機能で使いやすいツールに設計されています。
チャート画面に関してもマテリアルデザインによってUIが見やすいものになっていることで、感覚的にどこに何があるのか分かるようになっています。
一方、一般的なインストール型高機能ツールは操作性を犠牲にしているものも多く、実質的に最低限の機能しか利用できないことも少なくありません。
そういった欠点がTradingViewにないため、好みのレイアウト変更はもちろん、インジケーターの設定やトレンドラインの描画も容易にできます。
このように高機能さと操作のしやすさを両立したTradingViewは、誰でも使いこなせる高機能ツールといえるのです。
FXや株・仮想通貨等の広範にわたる銘柄のチャートを表示できる
TradingViewは、FXだけでなく株や仮想通貨、コモディティといった資源相場、さらには貴金属や債権といった市場にアクセス可能です。
さらに株価変動率を表す指標を取引対象としたVIX(ヴィックス)恐怖指数といった市場の表示をさせられます。
直接取引することのない市場の指数であっても通貨と相関性のある指標も少なくないため、より広い視野でのトレードができるようになっています。
世界のトレーダーとコミュニケーション可能なSNS機能を搭載
TradingViewの注目される機能としてSNS機能の搭載が挙げられます。
取引画面左上にある「アイデア」から世界中のトレーダーと意見交換できるSNSへのアクセスが可能です。
ここには10万個以上の投資アイデアが投稿されており、トレンド解析のアイデアやチャートのパターン、さらにはテクニカル指標分析といった内容をすることができます。
もちろん、直接的なテクニックではない、リスクマネジメントやトレーディングの心理、さらにはマクロ経済といった知識を学んだり、投稿することができるのは魅力といえるでしょう。
ちなみに属性が分かるような工夫として、ユーザーの名前には次の3つのバッジが付けられています。
- 「MOD」 TradingViewの社内の人(モデレーター)
- 「BROKER」 FX業者・ブローカー
- 「TOP」 一定期間内にユニークで目を引く投稿の多いユーザー※
※バズっているだけで、トレードパフォーマンスが良いという意味ではない
これによって、投稿者がどのような種類のユーザーなのか分かるのも特徴です。
さらに発信者として、自身の投資アイデアを等することも可能になっています。
そこに返信も付くため、世界中のユーザーから意見を求め、得られることも夢ではありません。
くわえて、多くのユーザーから評価され、投稿数の多いユーザーは、「TOP」投稿者としてTradingViewのランキングに掲載されます。
他のSNS(TwitterやFacebook)とも連携できるようになっているため、より多くのユーザーから意見を求めたり、議論をしたりといったことが可能です。
自分の考えを整理したり、他のユーザーの考察や検証をしたり、あるいはアイデアを共有したりといったこともできるため、TradingViewによってトレード技術を磨き上げる環境が整っています。
クラウドツールのためデバイス間で同期できる
TradingViewは、クラウド上で起動するツールです。
この特徴によってパソコン、スマホといった環境を選ばず、ログインだけで同じ環境や設定によるTradingViewの利用が可能になっています。
さらにスマホやパソコンの買い替えといった環境の移行を行っても設定を再構築するといった手間がありません。
そして、従来のようにパソコンのような一部の環境でしか利用できなかった分析ツールがiPhoneやAndroidなどのスマホ、iPadなどのタブレットでも同じ設定や同じカスタムによって利用できます。
このような使い勝手の良さがTradingViewの最大の特徴といえ、クラウドツールという強みが投資分析を行う時と場所の制約を取り払っているのが支持される理由です。
「Pineスクリプト」を使ってオリジナルインジケータを作成できる
TradingViewでは、オリジナルのインジケーターを自作することも可能です。
その仕組みとしてTradingView独自のプログラミング言語である「Pineスクリプト」の採用が挙げられます。
Pineスクリプトを利用すれば公開されているインジケーターのコードを分析し、自分だけのコードによるオリジナルインジケーターを作成可能です。
さらにこのオリジナルインジケーターは、TradingView上で動かせるだけでなく、自作したインジケーターや売買シグナルはSNS機能で他人と共有できる点も注目といえます。
さらに公開によって多くのフィード爆も得られるので、より高性能なインジケーターを目指せるでしょう。
Pineスクリプトでインジケーターを作成すれば、これまでにない革新的なアイデアが得られる可能性があります。
実践に使えるTradingViewの傑出した機能
TradingViewの一番の魅力はやはり実践向けのテクニカル指標や描画ツール、アラート機能を思う存分使える点です。
ここではそれらの機能について詳しく説明します。
約100種類のテクニカル指標を内蔵(2023年1月時点で99種類)
TradingViewには約100種類(99種類)(2023年1月時点)のテクニカル指標が標準で搭載されています。
その内容は大まかに分けて次のようなものがあります。
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
- エンベロープ
- 新値足
- 平均足
- ポイント&フィギュア
など
- MACD
- RSI
- RCI
- ストキャスティクス
- DMI
- ADX
- サイコロジカルライン
など
以上のほかに一目均衡表なども搭載され、一部のトレーダーしか知らないようなマイナーなテクニカル指標も用意されています。
これらによって、初心者だけでなく中上級者のトレーダーも納得する取引環境が提供されているといえるでしょう。
さらに、ユーザーのカスタマイズによる独自のテクニカル指標や、特定のローソク足シグナルを発見するユニークなものも搭載さえています。
テクニカル指標だけではなく描画ツールとして、各種のライン、フィボナッチ、テキストといったものが用意されています。
さらに発展した描画ツールとして、エリオット波動のカウントやフィボナッチを組み合わせたハーモニックパターン、ギャンなどテクニカルに負けない充実度を誇ります。
テクニカル指標や描画ツールが充実したTradingViewを利用すれば、分析における可能性を強く感じられるはずです。
90種類以上の高度な描画ツール
TradingViewは90種類以上の描画ツールが用意されています。
具体的にはエリオット波動系、フィボナッチ系といったツールから、トレンドライン、ピッチフォーク系、ギャン系といったツールまで搭載され、トレーダーのレベルを問わず活用できるツールが多数用意されています。
さらに図形や矢印、チャート上のコメント機能やピンによって固定ノートを添付することも可能です。
コメント機能やピン付けの機能は、メモや他のユーザーへの説明に効果的で便利に感じられるでしょう。
もちろん、描画ツールやコメントなどの機能以外にも指定した期間のローソク足の本数や経過時間を表示するツール、pips差を表示してくれる「ものさし」といったツールもあります。
さらに一番近い高値・安値にカーソルが磁石のようにくっついてくれる「マグネット機能」も便利なツールです。
これら以外にも
- 描画モードを維持
- すべての描画ツールをロック
- 描画したラインを一括削除
といった描画ツールを支援する機能も多数搭載されている点も注目です。
以上の機能から、TradingViewは、トレードのインスピレーションを生みだすツールとして最高の存在となるでしょう。
13種類のアラート条件に加えて詳細なトリガー条件の設定が可能
TradingViewにはアラート機能も搭載されています。
13種類の発生条件が設定されており、目的に合った条件が利用可能です。
これらのアラートは、1~2クリックで簡単に設定できるため、初心者でも安心して利用できる点もメリットと言えます。
さらに指定レート、インジケーターの指定条件をクリアしたタイミングなど狙ったポイントでも設定可能です。
もちろんアラート時には音だけでなく、画面上のポップアップやSMSへのテキストメッセージといった通知方法も選択できます。
加えて期間指定、繰り返し設定、さらにメッセージ添付も設定して、より機能的なアラート動作をしてくれます。
TradingViewではさらに詳細なアラート条件の設定も可能です。
たとば、
「ボリンジャーバンドの雲の中に入ったら」
「レート価格が描画したサポートラインとタッチしたら」
といった各インジケーターへのアラート設定や描画ツールへのアラート設定もできるようになっています。
これによって狙ったタイミングを逃さないでしょう。
アラート条件は複数組み合わせることはできない
TradingViewでは、残念ながら通常のアラート設定では複数条件を組み合わせたアラート設定はできません。
もしアラート条件を複数組み合わせるためには独自プログラミング言語である「Pineスクリプト」を使用しなければなりません。
ただ、スクリプトを正確に記述さえできれば、
「25日移動平均線よりレート価格が上にある状態で、RSIが底から上向き、かつMACDがゴールデンクロスしたらアラートを鳴らす」
といった複雑な設定も実現できます。
無料プラン(BASIC版)で使える機能一覧
TradingViewの無料プランは、BASICと呼ばれ、TradingViewにおける基本的な操作(チャート機能、水平線などの書き込み、投資アイデアの投稿)が可能です。
無料プランで使える機能は以下の表にまとめましたのでご参照下さい。
機能 | 制限 |
---|---|
チャート分割 | 1 |
レイアウトのテンプレート保存 | 1 |
12種類のチャートタイプ | 〇 |
約100種類のインジケーター | すべて利用可能 |
インジケーターへインジケーターを追加する機能 | 1 |
インジケーターのテンプレート保存 | 1 |
ローソク足パターンの識別 | 〇 |
マルチタイムフレーム分析 | 〇 |
アラートの有効期限 | 2ヶ月 |
ストラテジーのバックテスト | 〇 |
世界経済データ | 〇 |
リアルタイムニュース | 〇 |
動画アイデア | 〇 |
デモ取引 | 〇 |
強化されたウォッチリスト | 〇 |
デモトレード | 〇 |
バーのリプレイ | 日・週・月 |
インジケーターの同時表示 | 3 |
80種類以上の描画ツール | すべて利用可能 |
ヒストリカルバー | 5,000本 |
アラートの最大設定数 | 1 |
ブローカーを通した売買注文の発注 | 〇 |
自動フィボナッチリトレースメント | 〇 |
計算時間の制限 | 20秒 |
Pineスクリプト | 〇 |
主要銘柄の財務データ | 〇 |
収益、株式分割、配当の表示機能 | 〇 |
公開アイデア/プライベートアイデアの投稿 | 〇 |
テキストノート | 〇 |
経済指標と企業収益カレンダー | 〇 |
フラグシンボルの色 | 1 |
板情報(DOM)トレード | 〇 |
無料版といえば、制約が多く使いにくいイメージがあるものの、実際の使用感は高機能で、使いにくさを感じません。
確かに制限が設定されているのは事実ですが、トレンドライン、水平線の書き込みは可能なので、それらを用いて分析するには支障がないでしょう。
また、TradingViewのチャート上へインジケーターを最大3つ表示できるため、簡易のチャート確認の用途であれば、無料のBASICでも問題なく利用できるようになっています。
有料プランの料金・機能比較表
BASIC | PRO | PRO+ | PREMIUM | |
---|---|---|---|---|
月次 | 無料 |
約2,000円 (14.95ドル) |
約4,000円 (29.95ドル) |
約8,000円 (59.95ドル) |
1年プラン総額 | 無料 |
約20,000円 (155.40ドル) |
約40,000円 (299.40ドル) |
約80,000円 (599.40ドル) |
プラン別搭載機能の比較
無料版のTradingViewでも相当な操作が可能ですが、有料プランでは次の機能が充実しています。
- 広告の非表示
- タブ毎のチャート数
- カスタム時間足
- インジケーター表示数
- アラート設定可能数
無料プランと有料プランの詳細な比較表は以下になります。
BASIC | PRO | PRO+ | PREMIUM | |
---|---|---|---|---|
広告の表示 | 有 | 無 | 無 | 無 |
画面分割 | 1 | 2 | 4 | 8 |
レイアウトのテンプレート保存数 | 1 | 5 | 10 | 無制限 |
インジケーターのテンプレート保存数 | 1 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
インジケーターの同時表示 | 3 | 5 | 10 | 25 |
アラート設定数 | 1 | 20 | 100 | 400 |
同時アクセス可能なデバイス数 | 1 | 1 | 2 | 5 |
表示できるローソク足の数 | 5,000本 | 1万本 | 1万本 | 2万本 |
顧客サポート | × | 通常 | 優先 | 最優先 |
有料プランでできること
まず、操作中に広告が表示されません。
無料版ではチャート画面やSNS機能で広告が表示され、新しい画面の展開や一定時間ごとに広告が出てきます。
しかし、有料プランにすることで、それらの広告が非表示になるため、快適な環境で利用したい場合は有料プランがおすすめです。
さらにチャート機能も有料プランでは拡充され、1つのタブで画面分割をして複数チャート表示が可能な点やチャートに複数のインジを表示させられるといった点が追加されます。
無料プランでは、タブ毎に1つのチャート、さらにチャート1つにつき最大3つといった制約があるので、タブごとのチャート数、単独のチャートに表示できるインジ数を重視する方には有料プランがおすすめです。
利用料金の決済・支払い方法
TradingViewの支払方法は、クレジットカード決済(VISA・MasterCard・AMEX)、PayPalといった支払いが可能です。
決済通貨は米ドルになっているため、米ドル日本円のレートに注意が必要です。
また、一度契約するとその後は自動更新になるため、月次契約の場合は毎月、1年プランであれば1年ごとに決済されます。
さらに有料プランに契約していれば、より上位のプランへアップグレードすることも可能です。
ちなみにアップグレードした場合は、元の有料プランで残っていた契約期間が次のプランに追加される仕組みになっています。
契約の自動更新の停止・解約方法
TradingViewの有料プラン契約の停止はいつでも可能です。
しかも契約解除の料金といった追加料金は発生しません。
ただ、契約解除の手続きを行っても利用期間が残っていれば、利用期間が終了するまで有料プランのTradingViewが利用できます。
TradingViewはこんな人におすすめ
ここではTradingViewがどんな人におすすめなのか解説します。
利用すべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
既存のチャートツールにマンネリを感じている方
TradingViewは既存のチャートツールに比べて数多くの銘柄とあらゆる分析機能に対応しています。
「マニアックな分析方法を試してみたい」
「チャートに思うままに描画して分析したい」
といった方でも存分に楽しめるでしょう。
多種多様なマーケット分析を一つのツールで分析したい方
自分で設定したマーケット分析を自由にアップロードして、それを他のユーザーが利用できるTradingVIew。
様々な分析手法を用いて市場の動向を読み取れるので、常に新しい分析手法を試したい人に最適なツールと言えます。
分析によく利用されるインジケーターの勉強にもなります。
特殊なインジケーターを組み合わせて使いたい方
チャート分析にインジケーターは欠かせません。
結果を出せるトレーダーほど多くのインジケーターに精通し、分析に活用しています。
TradingVIewには80種類以上のインジケーターが登録されているので、これらを組み合わせてチャートを深く分析できます。
さらに柔軟な描画ツールも兼ね備えており、自分の好みに合わせてチャートの見た目をカスタマイズできます。
チャート分析をやりやすくするために、インジケーターをアレコレ組み合わせたいならTradingViewがおすすめです。
TradingViewはこんな人にはおすすめできない
反対にTradingViewを使うのにおすすめ出来ない方もいます。
そのような方が利用するのに向いていないのか見ていきましょう。
トレード・分析はスマホアプリで充分だという方
FX業者が提供している最近のスマホアプリでもそれなりに高度な分析ができるようになっています。
ましてや頻繁にトレードするわけでもなく、精緻な分析も必要としない方も多いはずです。
FXだけを中長期目線で保有長めに取引している方はTradingViewを利用する必要はないでしょう。
今までの取引環境を変えたくない方
今まで使ってきたFX業者に特に不満もなく、いまさら取引環境を変えたくない方にもおすすめしません。
その業者がTradingViewと提携していなくて、取引環境を変えるのがどうしても嫌だという方にはおすすめできません。
TradingViewは能動的に分析したいという方向けのチャートツールです。
「慣れた環境で取引するのがベスト」と考えている方は、あえてTradingViewを使い始めることで得られるメリットは少ないでしょう。
TradingView対応のFX業者一覧表
TradingViewからの注文ができるのは、口座をアカウントと連携できるTradingView対応のFX会社か、FX業者によってTradingViewがツールに内蔵されているFX業者だけです。
そこでここでは、そんなTradingView対応のおすすめのFX会社やブローカーを紹介します。
▼TradingView対応FX業者一覧表
FX業者 | 取扱通貨ペア数 | 取引単位 | 米ドル円スプレッド | TradingViewの提供形式 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
みんなのFX | 34通貨ペア | 1,000通貨単位 | 0.2銭 | 取引ツール内蔵 | 本家TradingViewでは月額60ドルかかる「PREMIUMプラン」相当の機能を無料で使える(一部未搭載の機能あり) 。 |
LIGHT FX | 44通貨ペア | 1,000通貨単位 | 0.2銭 | 取引ツール内蔵 | 内蔵TradingViewを利用できる(運営はみんなのFXと同じ会社のためTradingViewの仕様も同じ)。 |
ゴールデンウェイ・ジャパン | 29通貨ペア | 1,000通貨単位 | 0.1銭 | 取引ツール内蔵 | TradingViewとMT4・MT5の併用が可能。 |
OANDA Japan | 69通貨ペア | 1通貨単位 | 0.4~3.3銭(ベーシックコース) 0.8~3.7銭(プロコース) |
連携 or 取引ツール内蔵 | 口座連携しているため注文やポジション管理も楽。独自ツールも充実。1通貨単位から超少額取引も可能。 |
FOREX.com | 84通貨ペア | 1,000通貨単位 | 変動制 | 連携 or 取引ツール内蔵 | TradingViewと口座連携。MT4・MT5の利用も可能。 |
サクソバンク証券 | 150通貨ペア以上 | 1,000通貨単位 | 変動制 | 連携 or 取引ツール内蔵 | TradingViewと口座連携。大口取引したい方はサクソバンク証券がおすすめ。 |
みんなのFX
CMなどを目にすることが多いFX業者の中でも高い知名度を誇るトレイダーズ証券の「みんなのFX」。
みんなのFXは、取引ツールである「FXトレーダー」にTradingViewが内蔵されています。
そのため、TradingViewの使いやすさはそのままに、既存ツールとは違ったプロ顔負けの相場分析が可能です。
しかも、TradingViewのプレミアムプラン(月額約60ドル/月額)相当の機能を無料で利用でき、テクニカル指標だけでも87種類、描画ツールも81種類内蔵されています。
最大6画面分割や複数のインジケーターテンプレートも利用できます。
「FXトレーダー」は、みんなのFXで口座を開設するだけで使え、費用も一切かかりません。
また、TradingViewのチャート分析は、スマホアプリ版の「FXトレーダー」からも使えます。
パソコンからでもスマートフォンからでもほぼ操作性は変わりません。
本家TradingViewの機能のうち一部利用できないものもあるものの、ほぼ同等の機能を無料で使えるのはポイント高いです。
「TradingViewの有料プランの契約には少し抵抗感がある…」
そんな人にぴったりのFX業者こそが、「みんなのFX」です。
LIGHT FX
LIGHT FXもみんなのFXと同じトレイダーズ証券が運営するFX業者です。
そのため取引スペックも共通しており、低スプレッドで高スワップが特徴のサービスには定評があります。
LIGHT FXでは取引ツール「アドバンスドトレーダー」を利用することでTradingViewと連携して利用可能。
みんなのFXと同様に、本家TradingViewでは有料プランでしか使えない機能をLIGHT FXでも無料で利用できます。
一部利用できない機能もありますが、チャート分析の質を向上させるためには十二分の機能が揃っています。
「ではLIGHT FXとみんなのFXはどっちを選べばよいの?」
とお悩みの方に、2社の違いを表にまとめました。
LIGHT FX | みんなのFX |
---|---|
スワップが高い通貨ペアがある |
自動売買に対応 バイナリーオプション取引ができる キャンペーンが多彩 …etc |
サービスの充実度に違いがあり、どちらかというと「みんなのFXは中・上級者向け」、「LIGHT FXは初心者向け」と言えます。
FXビギナーの方はLIGHT FXを選ぶのがよいでしょう。
ゴールデンウェイ・ジャパン
ゴールデンウェイ・ジャパンの強みは業界トップクラスの狭いスプレッドです。
原則固定ながら米ドル円が0.1銭で、ユーロ米ドルは0.2pipsとなっています。
提供取引ツールの「FXTF GX」にTradingViewが組み込まれており、無料で利用可能です。
初心者向けなツールだけあって「FXTF GX」は必要最小限な画面構成となっており、すぐどこに何があるか分かります。
そのため、レート表示機能や、チャート機能のいくつかは削られています。
トレードの経験を積むと、チャートに表示される情報量に物足りなさを感じるようになりますが、そんな時はTradingVIewの6分割マルチチャートなどの表示機能を活用すれば、情報の視認性は一気に改善されます。
ボタン一つで複数のチャートがすぐに表示可能です(マルチチャート機能を有効にするとインジケーターや描画の設定が保存されない点には気をつける必要があります)。
MT4とTradingViewを併用することも可能で、MT4に慣れている方は補足的にTradingViewを使えます。
ただし口座の共有はできないので注意してください。
デモ取引が可能なので、FXトレードの雰囲気を疑似体験したい人にもいいでしょう。
TradingViewとMT4を使いたい、もしくは狭いスプレッドが必須という方なら、ぜひ利用を検討することをおすすめします。
FOREX.com
日本ではまだ知名度が高くないものの、すでに世界180カ国でサービスを展開している世界最大のプロバイダー「FOREX.com」。
口座連携・内蔵ツール両方に対応したTradingViewを利用できる、TradingViewのスペックを生かした取引したい人にぴったりなFX会社です。
なお、FOREX.comでは、ワールドクラスのサービスを提供しているのが特徴で、狭いスプレッドや84通貨ペアなどの取り扱いがあります。
また、1注文当りの最大発注数量500万通貨まで取引できます。
スプレッドも狭いので、大口の取引を少ないコストでできるFX業者です。
一方で、少額のトレードにも対応しており、1,000通貨取引など、あらゆる人のニーズに応えた取引が可能です。
さらに、取引や外貨損益、入金、出金、ロストカットなどの各種手数料すべてが無料なので、無駄な経費がかかりません。
OANDA(オアンダ)
OANDAは、金融大国のイギリスや世界中の資金が集まるアメリカなど各国に拠点を構えているFX業者です。
日本でも業界最狭レベルのスプレッド水準やトレードツールの質の高さでトレーダーから人気を得ています。
取引ツールは「MT4」と「fxTrade」の2種類あり、「fxTrade」でTradingViewが利用できます。
「fxTrade」では、「ベーシックコース」「プロコース」の2つの取引タイプから選択することができます。
OANDAのTradingViewの特徴は、
- 最大8画面の分割ディスプレイに対応
- インジケーターの複数表示
- TradingViewと同等のレイアウトテンプレートの使用
- 1クリックでレイアウトの変更が可能
- 5秒足などの珍しい機能装備
が挙げられます。
さらに、口座連携にも対応しているため、TradingViewを本家の状態のまま使用することもできます。
TradingViewだけでなくMT4・MT5も使えるので「兼用したい」という方にはOANDAをおすすめします。
サクソバンク証券
サクソバンク証券では、FX業界の中でもトップクラスの通貨ペアの取り扱い、1回当りの最大発注量が大きいことが特徴として挙げられます。
通貨ペアの取扱数は150種類以上で、IG証券(約100種類)やFOREX.com(84種類)よりも多く、マイナー通貨を取引したい方でも困るようなとこはまずないでしょう。
サクソバンク証券もTradingViewとの口座と連携しているので、TradingViewでマーケット分析をしながらサクソバンク証券経由で注文を出すこともできます(口座連携に対応しているのは外国為替、一般外国株式、個別株CFDの3種類)。
1回あたりの最大発注数量は2,500万通貨(※アクティブトレーダーコース)とプロ並みのロット数でも注文しやすいので、大口取引を行う専業トレーダーの方にも最適。
少額から取引可能な1,000通貨取引にも対応しているので、FX初心者でも安心して利用できます。
TradingViewを使い始めるための登録方法
【FAQ】TradingViewについてよくある質問
TradingViewから直接発注することは出来るの?
TradingView自体に発注機能はありませんが、対応するFX業者の口座をお持ちであれば、そちらと連携して直接的に発注することができます。
連携はTradingViewにログインしたあと、システムに従ってFX業者の口座にログインするだけなので簡単です。
TradingViewはスマホでも使えるの?
スマホでもWEBブラウザから利用でき、また、専用のスマホアプリもあります。
アプリはiPhoneおよびAndroidに対応しており、PC版とも同期することができますので、いつでも同じ環境でTradingViewを利用できます。
TradingViewのスマホアプリがインストールできない原因は?
古いバージョンのOSではインストールできない、起動できないなどの場合があります。
ストアからインストールを選んださい「ご利用のデバイスはサポートされていません」というメッセージで止まってしまう場合は、お使いのOSのバージョンが対応していません。
利用中のiOS、またはAndroidのバージョンを確認し、必要であればOSのバージョンアップを行ってください。
現在、アプリ版TradingViewはiOS11以降、Android6以降でサポートされています。
TradingViewをお得に契約する方法はあるの?
無料お試し期間中、電話番号、決済方法などを登録したのち、自動更新をキャンセル、理由に「高すぎる」を選ぶと、割引されたキャンペーンがオファーされることがあります。
オファー内容はタイミングによって変わり、キャンペーンがいつまで開催されているかもわかりませんが、お得に使いたい場合は、無料期間終了前に試してみてください。
TradingViewの各機能や操作性、使い方をもっと詳しく知りたいのだけど…
TradingViewは無料で利用でき、わかりやすく使いやすいツールですが、できることがかなり多いので、機能に気づかなかったり、使い方がわからなかったりすることもあります。困ったらまずサイト内のヘルプセンターを見てみましょう。出典:ヘルプセンター&サポート — TradingView
初めてTradingViewを使う時や、どういった利用が可能か知りたい場合は、チュートリアルのページが便利です。
対応していないインジケーターがあったり、機能の要望がある場合はフィードバックの送信がおすすめです。TradingViewは常にアップデートされていますので、要望が多ければ反映される可能性が高いです。
更にコミュニティの「アイデア」のページ(https://jp.tradingview.com/u/TradingView/ で、他のトレーダーがどのような使い方をしているのかを知ることができます。
まとめ
以上、TradingViewの概要や機能、料金、使えるFX業者までを調査してご紹介しました。
TradingViewの注目すべきポイントは、
- センスのあるインターフェースと機能満載のチャート表示機能
- SNSとの連携機能もユニークで、ワールドワイドにトレーダーと交流できる
- 使いやすさが追求された至高のユーザーインターフェースを誇る
という点です。
カスタマイズ性も高く、インジケーターは100種類、描画ツールは90種類を超え、サーバーアラートは13種類あり、それぞれ自分好みに設定できます。
各種デバイス間で同期できるのでストレスなくも利用でき、場所を選ばず取引できます。
ワンランク上のトレードを体験したい方は、プロトレーダー向け機能が満載のTradingViewを使いこなしてみてくださいね。
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