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サクソバンク証券は、デンマークのコペンハーゲンに本部を構える世界的投資機関「サクソバンクFX」の東京支社です。
日本の金融庁の規制を受けているため、一般的な国内FX業者と同じ感覚で安心して利用することが可能です。
魅力的な取引環境が多くのトレーダーから評価されており、中でも自社オリジナル取引ツール「SaxoTraderGO」の性能の高さが話題を呼んでいます。
SaxoTraderGOには一体どのようなメリットがあるのでしょうか?サクソバンク証券のSaxoTraderGOの使い方や特長を具体的にまとめてみました!
saxoTraderGOメイン画面
saxoTraderGOにログインすると、メインとなる取引画面が表示されます。
必要最低限のウィンドウがコンパクトにまとめられたシンプルな構成になっており、非常に見やすいのが特徴的です。
画面上部:メニューモードの切り替えや設定の変更などを行える
左上:ウォッチリストとプライスアラート用ウィンドウ
右上:銘柄の概要やチャートを表示するウィンドウ
下部:建玉・注文を管理するウィンドウが配置されています。
どんなカスタムができるか?
画面全体の背景色や自動ログアウトタイム、トレードシグナル表示のオンオフ等、細かい操作設定をカスタマイズすることができます。
通知をポップアップで表示させたり電子メールで受信したりする設定もあり、自分のトレードスタイルに合った使い方が可能です。
チャートはこんな感じでカスタムが可能
チャートウィンドウの左上のボタンをクリックすると、チャート画面をポップアップ表示させたり全画面表示させたりすることができます。
右上の「チャートを追加/削除」ボタンを押すと、最大4つまでチャートを同時に表示可能です。
任意のチャートの「展開」ボタンを押すと、そのチャートを拡大表示できます。
左上の「商品とリンク」ボタンを押し、「+」ボタンをクリックして任意の銘柄を検索すると、二つの取引商品を同一チャート上に表示することが可能です。
(チャート左上に小さく表示されている銘柄名をクリックすれば、色の設定を変更したり削除したりすることができます。)
トレンドが反対方向に動きやすいユーロドルとドル円のように、複数の資産の相関性を考慮したトレードを実践する時にこの上なく重宝する機能です。
「Show Trade Buttons」をクリックして画面上にトレードボタンを表示すれば、チャートを見ながら迅速に発注を行えます。
その他、チャートタイプを標準のローソク足から「平均足ローソク足」にしたり「ライン」にしたりする設定もあり、相場状況をヴィジュアル的に解析できる魅力があります。
テクニカル指標
チャート画面右上に配置されている「テクニカル指標」ボタンをクリックすると、各種インディケーターをチャートに適用することができます。
- MACD
- ボリンジャーバンド
- ADX
- パラボリックSAR
- ストキャスティクス
など約50種類のインディケーターに対応。
もちろん複数の指標を同時に適用することも可能なので、高度なテクニカル分析を実践することができます。
「トレンドライン」ボタンをクリックすれば、チャート上に様々な図形を描画できます。
トレンドラインや平行線などの基本的な図形はもちろんのこと
- フィボナッチ・リトレースメント
- フィボナッチ・プロジェクション
- フィボナッチ・ファン
- フィボナッチ・エクステンション
など、フィボナッチ系の描画ツールを網羅している点で他社の取引ツールとは一線を画しています。
多彩な図形を描き込みながら、エントリー・決済タイミングをチャート上でじっくり検証できます。
ウォッチリスト
SNSのフォロー機能と同様に、saxoTraderGOにも興味のある銘柄の動向をリアルタイムで観察できる「ウォッチリスト」という便利な機能があります。
気になる銘柄をウォッチリストに登録しておくと、現在価格や価格変動率だけでなく、後述の取引シグナルも一目でチェックすることができます。
チャートは分割しても最大で4つまでしか同時に開けないので、複数の資産を取引している方はウォッチリストを有効活用しましょう。
ウォッチリストはFXだけでなくCFDなども一緒に見ることができる
ウォッチリストに登録できるのは、ドル円やユーロドル等の通貨ペアだけではありません。サクソバンク証券が取り扱っているCFD銘柄も対象です。
貴金属や株価指数など幅広い種類のCFD商品もチェックできるため、トレードの幅が大きく広がります。
外貨と関連のある商品をウォッチリストに入れておけば、すぐにチャートに反映することができて重宝します。
ウィンドウ左上に配置されているボタンをクリックすると、ドロップダウンリストが展開されます。
お勧めの銘柄がデフォルトでセットされており、初心者の方でも簡単に使いこなせる利点があります。(右上に配置されている「編集」ボタンからカスタマイズも可能。)
プライスアラート
メイン画面左上のウィンドウの「プライスアラート」のテキストをクリックすると、画面がウォッチリストからプライスアラートに切り替わります。
「アラートを追加」ボタンをクリックすると、プライスアラートの設定画面が表示されます。
ちなみにプライスアラートとは、指定した銘柄の価格が特定の値を上回った(または下回った)時に通知してくれる機能のことです。
相場はリアルタイムに変動していますが、自分の狙っている価格になるのを24時間監視し続けるのは現実的に考えて無理があります。
そんな時、プライスアラートが見張りの役割を代行してくれるので、トレーダーの肉体的・精神的負担を軽減することができます。
どんな感じで表示されるのか?
検索ボックスに銘柄名を入力してアラートをセットしたい銘柄を決定。
- 現在値の種類(BidかAsk)
- アラート設定価格
- アラート設定価格を下回った時に通知するか上回った時に通知するか
- 通知の繰り返し
- アラートの有効期限
等を設定して「適用」をクリックすれば、アラートが作動します。
銘柄の価格が指定した条件を満たしたら、ポップアップウィンドウで結果が表示されます。
「取引」ボタンを押せばそのまま取引に移行でき、スピーディーなトレードを実現できます。
もちろん電子メールでの通知も可能。こちらの通知方法を希望する方は、メイン画面右上の設定ボタンから通知方法をカスタマイズしておくと良いでしょう。
取引シグナル(オートチャーティスト)
メイン画面上部のメニュー欄で「ニュース・リサーチ(英語)」をクリックし、「取引シグナル」を選択すると、オートチャーティストの管理画面が表示されます。
ちなみにオートチャーティストとは、チャートパターンやテクニカル指標を分析して取引シグナルを解析してくれる取引サポート機能のことです。
システムが自動的に取引機会を検出してくれるため、テクニカル分析の苦手なFX初心者にとってこの上なく心強い武器になります。
重要な取引シグナルをうっかり見落としてしまうというヒューマンエラーの回避にも役立ちます。
画面の左側には「フィルタ」がセットされており、資産クラス・想定的中確率・チャートパターンなどチェックしたい項目を指定することができます。
右側にはその結果が一覧表示されます。
形成されているチャートパターン・シグナル発生からの経過時間・シグナルの信頼度などが列挙されており、狙い目の銘柄をすばやく把握できるレイアウトになっています。
任意の行をクリックすると、取引シグナルの自動分析結果の詳細が表示されます。
形成されているチャートパターンの名称、リアルタイムチャート、今後想定される値動きの解説などが掲載されていて、目標価格のチケットを即座に購入できる便利な仕様になっています。これならFXビギナーでもエントリー・利益確定・損切りのタイミングに迷わずに済むことでしょう。
発注のしやすさ・決済のしやすさ
FXで実際に稼ぐためには、売買注文を市場に流す作業が必要となります。
相場分析機能の次は、saxoTraderGOに搭載されている発注システムを見ていきましょう。
「1クリック注文」と「2クリック注文」が自由に選択できる
saxoTraderGOでは、1クリックで取引するか2クリックで取引するか、トレーダーが自由に設定することができます。
1クリック注文の場合、レートが表示されている売買注文ボタンをクリックすれば即座に発注が完了します。
大変スピーディーですが、一度クリックしたら取消しが出来ないというリスクもあります。
一方、2クリック注文の場合、注文を市場に流す前に確認画面が表示されます。
注文内容に間違いがないかチェックできる安全性がありますが、コンマ一秒を争うような緊急時に遅れを取ってしまうデメリットもあります。
どちらを選ぶかは、トレーダーが自己責任で決めてください。
発注・決済のしやすさはどうか?
saxoTraderGOの注文システムはシンプルな設計になっている分、動作が軽いのが特徴的です。
約定拒否が発生する確率も極めて低く、自分の意図したタイミングでストレスなく取引できる印象を受けます。
オートチャーティストと組み合わせることで、精度の高いトレードを実現できます。
建玉管理のしやすさ
注文が約定したら、メイン画面下部に配置されているウィンドウ上で建玉を管理することができます。損益の状況も一目で把握でき、資産管理に重宝します。
建玉管理もレイアウト変更が可能
建玉管理ウィンドウ右端に配置されている設定アイコンをクリックすると、レイアウトの編集を行うことが可能です。
表示したい項目や非表示にしたい項目の指定、建玉の詳細情報を一行表示にするか二行表示にするかなどを細かく設定でき、自分の好きなレイアウトで取引を続けることができます。
管理のしやすさや見やすさはどうか?
建玉管理は発注機能に比べると重要度の低い機能ではありますが、損益状況を定期的にチェックしたい方にとっては最も頻繁に目にするスペースかもしれません。
シンプルなレイアウトゆえに損益の按配を一目で把握可能。
建玉管理ウィンドウ上から直接注文追加や決済もでき、操作性も申し分ありません。
保有建玉が多くなっても、比較的容易に管理することができます。
saxoTraderGOの強みや評価
多くのFXトレーダーから高評価を得ている高性能取引ツール・saxoTraderGO。
その具体的な特徴や使い方を紹介してきましたが、運用していく中で抱いた感想をトレーダー目線でまとめてみました。
実際にsaxoTraderGOを使ってみて
saxoTraderGOの最大の武器は、やはりオートチャーティストでしょう。
FXの勝率を高めるためには、各種テクニカル指標の使い方やチャートパターンの暗記など地道な勉強が欠かせません。
非常に時間がかかるうえに面倒くさい作業なので、途中で挫折してしまう方もいます。
その点、saxoTraderGOのオートチャーティストを使えば、システムが自動的に取引シグナルの発生を検知してくれます。
ウォッチリストとの連携機能もあり、自分がチェックしている銘柄の取引チャンスを確実にモノにできるのは特筆すべき強みと言えるでしょう。
予測精度についても、自分でテクニカル分析を駆使して相場を検証した時とほとんど遜色なく、十分に実用可能なレベルだと判断しました。(もちろん100%成功するという保証はありませんが……。)
欠点を挙げるとすれば、自動売買機能に対応していないため、取引シグナルやアラートをチェックしながら自分で発注しなければならない点が気になります。
とはいえ、裁量トレード派の方にとっては大した問題ではないでしょう。空き時間を使って取引するスタイルにピッタリのツールと言えるのではないでしょうか。
他社の取引ツールと比べてみて
他のFX業者が提供している取引ツールと比較してみると、トレーダー重視の使い勝手の良さが際立っています。
取引シグナルシステム・オートチャーティストはもちろんのこと、デザインが美麗で見やすいチャート画面も非常に使いやすいです。
複数のテクニカル指標を同時に適用すると大概チャートが見づらくなるものですが、saxoTraderGOなら線の色の違いがくっきりしていてトレンドを掴みやすい印象を受けました。
気になる点を挙げると、提供元のサクソバンク証券が海外の企業ゆえに情報ページが全て英語で記述されているのが難点です。
最低限のテキストしか日本語対応していないので、もっと日本語対応範囲を増やしてくれたら日本人トレーダーにとって馴染みやすいのではと思いました。
まとめ
多種多様なテクニカル指標を搭載しているFX取引ツールは少なくありませんが、取引シグナルを無料で配信してくれるものは非常に貴重です。
エントリー・決済の目安価格まで提示してくれるため、相場観の無いFX初心者でも簡単に勝率アップを狙うことができます。
なかなか思うようにFXの収支が安定しなくて苦労している方は、ぜひsaxoTraderGOをチェックしてみてください!
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