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日頃からFXツールのチャート機能に不満を抱いていませんか?
チャートは単に値動きを眺めるだけのツールではなく、高度な相場分析機能を自由に使いこなせてこそ真価を発揮します。
「もっと簡単に使える高性能チャートが欲しい」と多くのFXトレーダーが悩んでいることでしょう。
そこで今回は、外為ジャパンが提供している「プレミアチャート」の特長や使用方法などをご紹介していきます。
この記事を読めば、プレミアチャートを使ってテクニカル分析・ファンダメンタルズ分析の双方を組み合わせた相場分析を行えるようになるので、ぜひ参考にしてください。
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外為ジャパンプレミアチャートついて
プレミアチャートは、2014年に追加された取引補助ツールです。
外為ジャパンのFXツール・FX PROにもチャート機能が標準搭載されていますが、以下の5種類しかテクニカル指標を使うことが出来ないという欠点があります。
- 移動平均線(単純)
- 移動平均線(指数)
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
- MACD
「もっと色々な指標を使ってテクニカル分析がしたい」というトレーダーの要望に応えるために開発されたのが、このプレミアチャートです。
FX PROの画面上部に配置されている「プレミアチャート」ボタンをクリックすると、標準チャートよりさらに優れた性能を持つプレミアチャートが起動。
約30種類のテクニカル指標やチャート分割等の機能を実装しており、高度な相場分析を行うことが可能となります。
外為ジャパンプレミアチャートウィンドウ画面の説明
画面左側には「プライスボード」が配置されており、6種類の通貨ペアの現在価格とミニチャートが表示されています。
画面中央のチャートを別の通貨ペアに切り替えたい時は、プライスボードにて対象通貨ペア右側のサムネイルをクリックしてください。
チャートの上部には時間足やチャートタイプなどを切り替えるボタンがあり、ワンクリックで簡単に操作可能。
チャートの右側には各種描画ツールやアラート設定ボタンなどがあり、自分が使いやすいように色々とカスタマイズを行えます。
視認性に長けたレイアウトと使いやすい操作性が実現しているため、初心者の方でもすぐに使いこなせるようになるでしょう。
プレミアチャートの使用方法
もともとプレミアチャートは分析機能に特化した取引補助ツールであり、注文の際はFX PROを経由しなければなりませんでした。
しかし、現在では「発注版プレミアチャート」がリリースされており、Internet Explorerのブラウザ上でチャート画面から直接発注作業を行うことが可能です。
ここでは、プレミアチャートを使ったストリーミング注文の方法を解説していきます。
注文方法の流れ
プレミアチャートの発注機能を活用すれば、高性能チャート画面を見ながら即座に注文作業に移れます。
しかもプレミアチャートは、指値注文からIFO注文まで一通りの注文に対応しており非常に便利です。
ストリーミング注文を行いたい時は、以下の手順を実行してください。
1.注文したい通貨ペアのAskまたはBidのレートをクリック
プライスボードにて、注文したい通貨ペアのAskまたはBidのレートをクリック(事前に証拠金の入金が必要)
2.表示された新規注文画面にて「ストリーミング」を選択
表示された新規注文画面にて「ストリーミング」を選択し、FIFOのオンオフ、取引数量、許容スリッページ、損切りのオンオフ等を設定し、Ask(買い)またはBid(売り)をクリック
3.約定通知が表示されたらOK
非常に分かりやすいレイアウトになっており、初心者でも感覚的に操作できるのが特徴的です。
ちなみに、新規注文画面の右上にある歯車アイコンをクリックすれば、各種注文設定を行うことが可能です。
注文数量やスリッページ等の初期値をあらかじめ登録できる他、確認画面の省略にも対応しており、スピーディーな取引に重宝します。
テクニカル指標が充実!
相場分析機能を重視して設計されているプレミアチャートには、ストキャスティクス、RSI、ATRなどFX PROには無いテクニカル指標が豊富に実装されています。
その数、実に29種類。トレンド系からオシレーター系まで様々な指標があり、多角的な視点で相場分析を行うことが可能。
特に、スパンモデルやスーパーボリンジャーなど個人投資家の間で人気のある指標を自由に使えるのが魅力的です。
プレミアチャートのテクニカル分析機能の特長として、以下の3点が挙げられます。
- トレードスパンに合わせて指標のパラメータを柔軟に変更できる
- トレンドラインやフィボナッチ等の描画ツールも搭載
- 同一チャート上に他の銘柄の値動きを図示して比較可能
ワンクリックでレイアウトを変更できる!
プレミアチャートは、チャート画面の分割機能にも対応しています。
画面右上の「4」ボタンをクリックすれば4画面チャートに、プライスボード上の「6」ボタンをクリックすれば6画面チャートに切り替えることが可能です。(画面右上の「1」ボタンをクリックすればデフォルトの1画面チャートに戻る。)
チャートに表示する通貨ペアを変更したい時は、プライスボードのミニチャートをクリックするだけ。
また、画面左上の「通貨ペア選択」ボタンをクリックして、プライスボードに表示する6種類の通貨ペアそのものをドラッグ&ドロップで入れ替えることもできます。
簡単にチャートのレイアウトをカスタマイズできるので、複数の銘柄を同時に分析したい時に大変便利です。
経済指標ニュースとの連携も抜群!
プレミアチャートには、経済ニュースとの連携機能も備わっています。
画面上部の経済指標欄をクリックすると、今後予定されている経済指標の一覧が出現。
ウィンドウ右下のアイコンをオンにしておけば、チャート上に経済指標フラグが表示されて重要な経済イベントを確実にチェックすることが可能です。
経済指標欄の横にはニュース表示欄があり、直近に配信された経済関連ニュースが表示されます。
タイトル名をクリックすると右側のウィンドウにそのニュースの詳細が掲載され、世界各地の経済情報をいち早く入手可能です。
取引チャンスを逃がさないアラート機能!
相場分析でエントリー・決済の目安となるレートを把握することが出来ても、為替レートが実際にその価格になるまでどのくらいの時間がかかるか分かりません。
うっかりよそ見をしている間に取引チャンスを逃してしまわないために、プレミアチャートの「アラート機能」を活用しましょう。
アラートを設定したい通貨ペアのチャートを開き、画面右側のメニュー欄にあるアラートボタンをクリック。
チェックしたいレートを指定して「OK」ボタンを押せば、為替レートがその価格になった時にポップアップウィンドウ表示+アラート音再生により通知してくれます。
パソコンで他の作業をしている時でもすぐにFXに戻れるため、大いに重宝することでしょう。
プレミアチャートのアラート機能には、以下の3点のような魅力があります。
まとめ
今回はプレミアチャートの使用方法や特長などをご紹介しました。
最後にこの記事の重要ポイントをまとめると、以下の3点が挙げられます。
- 5種類しか指標を使えないFX PROの弱点をプレミアチャートで補完できる
- 発注版プレミアチャートを使えばチャート画面から直接注文できる
- 経済指標とチャートの連携やアラートなど便利な機能も充実
FX PROのチャート機能に物足りなさを感じている方は、ぜひ本記事を参考にしてプレミアチャートの機能を活用してください。
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