- バイナリーオプション
- バイナリーオプションのペイアウト率の仕組みをわかりやすく解説。業者ごとのペイアウト率も比較
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バイナリーオプションで利益を上げるには、いかにペイアウト率の高い取引を行えるかがカギとなります。
「ペイアウト率ってどうやって決められているの?」
「変動制とか固定制とか、よく分からないんだけれど…」
といった方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、バイナリーオプションの利益と直接的に関係してくるペイアウト率の仕組みや確認方法などを詳しく紹介していきます。
この記事を読めば、ペイアウト率の仕組みがよく分かり、バイナリーオプションでのさらなる利益アップにつながるので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
バイナリーオプションのペイアウト率の仕組みとは
ペイアウトは「払い戻し」という意味です。
バイナリーオプションは予想を的中させれば、ペイアウト倍率に基づいたペイアウトが受けられます。
例えば1,000円の投資を行い、見事的中させた場合…
ペイアウト率1.8倍→1,800円(+800円の利益)
ペイアウト率2.0倍→2,000円(+1,000円の利益)
といった具合です。
予想が外れたときは、ペイアウト率に関わらず、購入額がそのまま失われます。
バイナリーオプションの単純な勝率は、予想が当たるか外れるかの2択なわけですから、ペイアウト率が高いほど利益を出しやすく、逆にペイアウト率が低いと利益が伸びません。
つまりペイアウト率はバイナリーオプションにおける重要なポイントの1つと言えるでしょう。
ペイアウト率の固定制、変動制の違い
バイナリーオプションのペイアウト率は次の2つに大別されます。
- 固定制:海外業者がメイン
- 変動制:国内業者がメイン
固定制はペイアウト率が一律となっていて、常に一定の利益が得られるのが特徴です。
それぞれの違い・特徴をみてみましょう。
固定制ペイアウト率は海外バイナリーオプション業者がメイン
例えば海外バイナリーオプション業者で最も有名な「ハイローオーストラリア」は1.85~2.3倍のペイアウト率(取引方法によって異なる)となっています。
利用される機会の多い「スタンダード」はペイアウト率1.85倍で固定です。
そのため、どのタイミングでエントリーしても、予想を的中できればいつも同じペイアウトが受けられるのがメリット。
変動制ペイアウト率は国内バイナリーオプション業者がメイン
一方の変動制は国内バイナリーオプション業者が導入しています。
実は以前まで固定制を採用していた業者もありましたが、現在は規制によってすべての国内業者が変動制となりました。
変動制の特徴は「ペイアウトは一律(多くが1,000円、10,000円固定)で、チケットの購入額が変化する」ことです。
的中させるのが易しい→チケットが高くなる
となっています。
次の画像はバイトレのデモトレード画面になります。
このように、変動制ペイアウト率は条件の異なる複数のチケットを購入できるようになっています。
そして各チケットの購入額に違いがあることが見て取れますよね。
変動制のペイアウトは一律1,000円なので…
高く購入→ペイアウト率が低くなる
という仕組み。
つまり、1度の取引で大きな利益を求めるなら、予想が難しいチケットを安く購入し、見事的中させる必要があります。
バイナリーオプション業者によって価格設定が異なりますが、多くが「1チケット50~990円」で販売しているので、ペイアウトが1,000円の場合だと「ペイアウト率1.01倍~20倍」で取引できる計算です。
ペイアウト率が高くても的中させられなければ意味がない
変動制にせよ、固定制にせよ、ペイアウト率が高いと「これを当てられれば一気に稼げる!」とついつい手を出したくなる気持ちは良く分かります。
少ない額で大きな利益を上げるのは投資の醍醐味ですからね。
しかしペイアウト率が高い取引ほど的中率が低いのも事実です。
変動制の場合、安くチケットを購入できるからと、根拠なく買い続ければ、的中させることなく損失ばかりが膨らむケースも珍しくありません。
参考までにバイナリーオプションで利益を上げ続けるために必要な、ペイアウト率と勝率を表にまとめました。
ペイアウト率 | 勝率 |
---|---|
1.0倍 | 100%以上 |
1.5倍 | 66.6%以上 |
1.75倍 | 57.15%以上 |
2.0倍 | 50%以上 |
2.25倍 | 44.4%以上 |
2.5倍 | 40%以上 |
3.0倍 | 33.3%以上 |
5.0倍 | 20%以上 |
10.0倍 | 10%以上 |
ペイアウト率が高いほど勝率が低くても利益を上げやすくなりますが、そもそも勝率が低い=安定しない、なのでギャンブル要素が高まると判断できます。
しっかりとチャート分析を行い「ペイアウト率が高いけれど、的中の可能性が高い!」と判断できるチケットを購入するように心がけたいですね。
ペイアウト率が高い国内バイナリーオプション業者
「せっかく取引するならペイアウト率の高い業者を選びたい!」という気持ちは良く分かります。
海外バイナリーオプション業者は固定制ペイアウト率なので、比較が簡単です。
しかし国内バイナリーオプション業者は、どこも変動制ペイアウト率なので、そう簡単に比較・検討できないのが現状となっています。
実際に購入画面で販売されているチケットを比較して…という作業が必要になり、さらに相場状況や目標レートによって随時ペイアウト率が変動し続けるわけです。
はっきり言ってペイアウト率の高い国内バイナリーオプション業者をピックアップするのは難しいと言わざるを得ないでしょう。
以下の表は2020年現在のペイアウト率をまとめたものです。
あくまでも目安程度ですが、参考にしてみてください。
業者名・サービス名 | ペイアウト倍率 |
---|---|
GMOクリック証券『外為オプション』 | – |
ゴールデンウェイ・ジャパン『バイトレ』(サービス終了) | 約1.01~20倍程度 |
FXプライム byGMO『選べる外為オプション』 | 1倍~約20倍 |
ヒロセ通商『LION BO』 | 1.01~20020倍 |
外貨ex byGMO『オプトレ!』 | 1.01~約16.6倍 |
IG証券『FXラダー/ワンタッチ』 | 1~約33倍 |
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バイナリーオプション業者の選び方
ペイアウト率で比べるのが難しいため、他の要素で業者を選ぶ必要があります。
比較ポイントは次の3つです。
- 取引時間
- 取引方法
- 評判
それぞれ簡単に説明しましょう。
取引時間
業者によって取引時間が異なります。
多くはほぼ1日中取引できますが、中には短い業者もあるので注意しておきましょう。
人気のバイナリーオプション業者をまとめると次のようになります。
業者 | 取引時間(日本時間) |
---|---|
GMOクリック証券 外為オプション | 月~金の8:00~翌5:00 |
FXプライム byGMO・選べる外為オプション | 月~金の8:00~翌4:00 |
ゴールデンウェイ・ジャパン『バイトレ』 | 月~金の7:20~翌5:20 |
外貨ex byGMO・オプトレ! | 月~金の7:25~翌5:25 |
ヒロセ通商・LIONBO | 月~金の8:25~翌2:25 |
「仕事が終わってから取引になるので、深夜に対応している業者が良い」といったケースもあるでしょうから、よくチェックしておくようにしたいですね。
取引方法
バイナリーオプションの取引方法は次の3種類が人気です。
- ラダー(判定時刻に目標レートを超えるか超えないか)
- レンジ(判定時刻に目標レンジ内に収まるか収まらないか)
- ワンタッチ(取引時間内に目標レートに触れるか触れないか)
業者によって取り扱う取引方法が異なるため比較しておくようにしましょう。
関連記事:バイナリーオプションの判定方法は大きく分けて3種類。それぞれの違いと使い分ける方法まとめ
評判
バイナリーオプションは実際に使ってみないと分かりづらい部分が少なからずあります。
例えば次の3つ。
- 注文が即時反映されるか
- 希望するレートで注文できるか
- 入出金はスムーズか
これらはネットなどの評判を参考にすると把握しやすいです。
大手業者や人気業者は基本的にこれらをクリアしていることが多いので、1つの要素として考慮したいですね。
まとめ
今回はバイナリーオプションのペイアウト率や変動制・固定制の違いなどについて紹介しました。
最後にもう一度おさらいすると…
- 国内バイナリーオプションは変動制、海外バイナリーオプションは固定制を採用
- 国内バイナリーオプションはペイアウトが1,000円、10,000円に固定されているため、チケット購入価格を変動させることでペイアウト率を決めている
- ペイアウト率が高いチケット=安く購入できるが的中させるのが難しい
の3つが今回のポイントになります。
「ペイアウト率の仕組みが良く分からない」
「変動制とか固定制とか複雑に感じる」
といった方は、ぜひこの記事を参考にして、ペイアウト率をしっかりと把握し、バイナリーオプションの取引の幅を広げてみてくださいね。