• ヴィーバ・システムズ(VEEV)株式の買い方、将来性、購入できる証券会社
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ヴィーヴァ・システムズ株の買い方、企業分析、将来性

製薬業界のCRM「ヴィーヴァ・システムズ(VEEV)」の将来性、ファンダメンタル分析、株の買い方

2023年9月2日

製薬およびライフサイエンス業界向けクラウドコンピューティング企業のヴィーヴァ・システムズ。

「ヴィーバ・システムズという会社の将来性や業績について知りたい」
「ヴィーバ・システムズ株を買っても大丈夫なの?」

と疑問に思っている方も中にはいるはずですよね。

そこでこの記事では、ヴィーバ・システムズの企業情報や事業の優位性、ファンダメンタル分析や株価の推移、将来性、株の買い方などについて解説します。

最後まで読めば、あなたがヴィーバ・システムズ株を買うべきかどうか判断できるようになりますので、ぜひ参考してみてください。

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【企業情報】ヴィーバ・システムズとは

ヴィーバ・システムズは、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ近郊に本社を構えるクラウドコンピューティング企業で、製薬およびライフサイエンス業界向けのアプリケーションに重点を置いています。

2007年にピーター・ガスナーとマット・ウォラックによって設立されました。

会社概要は以下のとおりです。

社名 ヴィーバ・システムズ(Veeva Systems Inc)
本社所在地 4280 Hacienda Drive Pleasanton, CA 94588 USA
設立年月 2007年1月
代表者名 Mr. Peter P. Gassner
上場市場 NYSE(ニューヨーク証券取引所)
公式サイト www.veeva.com

ヴィーバ・システムズの事業内容・製品・サービス

ヴィーバ・システムズの事業内容は、主にクラウドベースのソフトウェアソリューションの提供です。

これらのソリューションは、ライフサイエンス企業の臨床試験、規制コンプライアンス、営業、マーケティング、顧客サービスなどの業務をサポートします。

ヴィーバ・システムズの主な製品・サービスは、以下の通りです。

Veeva Vault:規制文書、臨床データ、製品情報などのコンテンツ管理プラットフォーム
Veeva CRM:営業担当者向けのクラウドベースのCRM(顧客関係管理)ソリューション
Veeva Engage:医療従事者向けのデジタルマーケティングソリューション
Veeva MedDev:医療機器メーカー向けのソリューション

ヴィーバ・システムズのソリューションは、世界中の製薬およびライフサイエンス企業で利用されており、その顧客には、ファイザー、グラクソスミスクライン、アストラゼネカ、メルク、バイエルなど、世界トップクラスの企業が名を連ねています。

クラウドコンピューティング技術を活用して、ライフサイエンス企業の業務効率化とコンプライアンス強化を支援し、その革新的なソリューションは、ライフサイエンス業界のデジタルトランスフォーメーションを推進する上で、重要な役割を果たしています。

ヴィーバ・システムズのの強み3つ

ヴィーバ・システムズは以下3つの強みがあります。

  1. 製薬・医薬品の高い専門性
  2. クラウド技術を用いた革新性
  3. 世界各地へグローバル展開

これらのことについて詳しく説明します。

製薬・医薬品の高い専門性

ヴィーバ・システムズは、製薬およびライフサイエンス業界に特化したクラウドコンピューティング企業です。

長年にわたって培ってきた業界知識と経験を活かして、ライフサイエンス企業のニーズに応えるソリューションを提供しています。

クラウド技術を用いた革新性

ヴィーバ・システムズは、クラウドコンピューティング技術を活用した革新的なソリューションの開発に注力しています。

そのソリューションは、ライフサイエンス企業の業務効率化とコンプライアンス強化を支援し、業界のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。

世界各地へグローバル展開

ヴィーバ・システムズは、世界中の製薬およびライフサイエンス企業にソリューションを提供しています。

2023年8月31日現在、190カ国以上で事業を展開しており、その顧客には、世界トップクラスの企業が名を連ねています。

これらの強みを活かして、ヴィーバ・システムズは、製薬およびライフサイエンス業界におけるクラウドコンピューティングのリーダーとして、確固たる地位を築いています。

ヴィーバ・システムズ(VEEV)の株価、今後の見通し、将来性

以下はヴィーバ・システムズ(VEEV)のリアルタイム株価チャートです。


ヴィーバ・システムズ(VEEV)の株価は、2009年の上場以来、右肩上がりで推移しています。2023年8月31日現在、終値は194.21ドルと、2009年末の1.23ドルから156倍に上昇しています。

この株価上昇の背景には、以下の理由が挙げられます。

・クラウドコンピューティング技術の普及によるライフサイエンス業界のデジタル化の進展
・ヴィーバ・システムズのクラウドベースのソフトウェアソリューションの革新性と競争力
・ヴィーバ・システムズのグローバル展開による収益拡大

2022年には、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックによるライフサイエンス業界の成長も、株価上昇に貢献しました。

今後も、ヴィーバ・システムズは、クラウドコンピューティング技術の活用と革新的なソリューションの開発を通じて、ライフサイエンス業界のデジタルトランスフォーメーションを推進し、株価の上昇を維持していくことが期待されます。

ヴィーバ・システムズの業績・ファンダメンタルズ分析

ここからは、ヴィーバ・システムズの決算データを用いながら、売上高や利益、財務健全性を分析して投資するのに相応しい企業なのかを見ていきます。

株価の予測をするのにお役立てください。

ヴィーバ・システムズの最新決算情報

ヴィーバ・システムズは、2023年8月31日に2024年度第2四半期(5-7月)の決算を発表しました。

売上高は前年同期比10.5%増の5億9022万ドル、営業利益は同2.9%増の1億404万ドルとなりました。

売上高の成長は、クラウドベースのソフトウェアソリューションの需要拡大によるものです。

特に、Veeva CRM、Veeva Engage、Veeva Vaultの3つの主力製品の売上は、いずれも前年同期比で増加しています。

営業利益率は、売上高が増加したものの、コスト増加により、前年同期の18.9%から17.6%に下落しました。

EPS(1株あたり利益)は、営業利益が増加したことでは0.68ドル(前年同期0.56ドル)になりました。

ヴィーバ・システムズの売上高(毎期増収傾向か?)

株価が上昇するためには増収傾向が続いていることが望ましいです。

ヴィーバ・システムズのようなグロース企業は毎期30%~50%ほどの増収率を達成したいところです。

以下はヴィーバ・システムズの売上高推移です。
ヴィーバ・システムズの売上高推移
※業績の通貨単位は「百万米ドル」

順調に右肩上がりに伸びていますね。

売上高成長率は直近の2023年1月期を除いて、毎期あたり25%以上で推移しています。

最新の売上高は21億5500万ドルとなっています。

成長力は文句はなさそうですが、年々成長率に陰りが見えているので、これが一過性なものなのか見極める必要があります。

ヴィーバ・システムズの営業利益率(目安10%以上が優良)

営業利益率は売上に対する営業利益の割合を示した数値です。

営業利益は「売上高-経費(売上原価・販売費及び一般管理費)」で計算し、本業によって得た利益のことを示しています。

営業利益率が高ければ「儲かるビジネス」を有しているというのがわかります。

現在、ヴィーバ・システムズの営業利益率は大体20%~30%の範囲で推移しています。
ヴィーバ・システムズの営業利益率
※通貨単位は「百万米ドル」

増収増益基調が続いていて営利業利益率も安定しており、非常に優れた数字だと言えますね。

ヴィーバ・システムズのEPS(1株当たり純利益)

EPSは「1株あたりの利益(Earnings Per Share)」を意味します。

「当期純利益÷発行済株式数」で計算します。

EPSがこれまでの水準より高くなれば、おのずと株価に織り込まれて上昇しやすくなります。

ヴィーバ・システムズは増収増益が続いているので、EPSも増加傾向にあります。
ヴィーバ・システムズのEPS

このままEPSが上がり続ければ、株価的にも上昇トレンドが続く可能性が高いです。

ヴィーバ・システムズの営業キャッシュフロー

営業キャッシュフローは「本業を運営中に入金および出金されたお金がいくらあったのか?」を算出した現金収支の数字です。

ヴィーバ・システムズの営業キャッシュフロー(営業CF)は年々増加しているのがわかります。
ヴィーバ・システムズの営業キャッシュフロー
※通貨単位は「百万米ドル」

現状の経営を続けていけば、外部の資本に頼ることなく独力で安定的な経営ができるのがわかります。

ヴィーバ・システムズの現金等残高(業績悪化の耐性は?)

以下の表はヴィーバ・システムズの通期決算ごとの現金残高の推移です。
ヴィーバ・システムズの現金等残高
※通貨単位は「百万米ドル」

直近の2023年1月期では前年比で減少していますが、長期的に見ると徐々に増え続けています。

仮に業績悪化に陥っても、すぐに倒産するリスクはほぼないでしょう。

ヴィーバ・システムズの自己資本比率(目安40%以上が健全で高いほど良い)

自己資本比率(株主資本比率)は、現状の財務が借金体質かどうかを見る指標です。

高ければ高いほど安定した財務だということになり、数値的には「40%以上:健全」「70%以上=極めて健全」な状態と言われています。

少なくとも30%程度の数値は上げておきたいところです。

ヴィーバ・システムズの自己資本比率は77.4%です。
ヴィーバ・システムズの自己資本比率

自己資本比率は常に70%以上をキープしていて、現状では株主や金融機関から借入する必要性は全く無く、自己資本のみで盤石な経営が見込める状態です。

ヴィーバ・システムズの配当金・配当利回り

ヴィーバ・システムズは現在株主への配当を出していません。

株主に配当を出すよりは、剰余利益を今後の企業成長に割り振りたいという経営方針だというのが見て取れます。

ヴィーバ・システムズの当期純利益(毎期増益傾向か?)

ヴィーバ・システムズの当期純利益は増益基調が続いています。
ヴィーバ・システムズの当期純利益
※通貨単位は「百万米ドル」

毎期ごとに増収増益が続いているのは素晴らしいです。

数字だけを見れば、このまま手堅い経営で業績が伸びていくのが想定されます。

ヴィーバ・システムズ株の買い方、購入できる証券会社

ここでは、ヴィーバ・システムズ株の買い方や購入できるネット証券会社を紹介します。

各社の手数料や米国株の取扱銘柄数等も比較しているので参考にしてみてください。

ヴィーバ・システムズ株式の現物取引が可能なネット証券会社一覧表

ヴィーバ・システムズの株を現物取引で売買したい方に向けて、対応しているネット証券会社を一覧表にまとめました。

現物取引可能業者 米国株取扱銘柄数 手数料 ヴィーバ・システムズの取扱い
DMM 株 2,099銘柄 無料
※売買時の為替スプレッドとして1ドルあたり 25銭がかかる
丸印
あり
楽天証券 約5,000銘柄 約定代金の0.495%(税込)
※最大22米ドル(税込)
丸印
あり
SBI証券 3,040銘柄 約定代金の0.495%(税込)
※最大22米ドル(税込)
丸印
あり
マネックス証券 約5,000銘柄 約定代金の0.495%(税込)
※最大22米ドル(税込)
丸印
あり

レバレッジを効かせて大きく利益を狙うならCFD取引がおすすめ

現物取引ではなく、

「レバレッジを効かせて大きく利益を狙いたい」

という方にはCFD取引をおすすめします。

CFD取引とは、差金決済取引の略で、言わばFXのように対象銘柄の価格差を売買する取引です。

CFD取引では、証拠金と呼ばれる少額の資金で、レバレッジ(最大5倍)を掛けて大きな金額の取引を行うことができます。

例えば、証拠金が100万円で、レバレッジが5倍のCFD取引を行う場合、500万円分の取引を行えるようになります。

これにより、少額の資金で大きな利益を狙うことができます。

ヴィーバ・システムズへの投資であれば、1株あたり200円~300円程度で取引を開始できます。

ヴィーバ・システムズ株のCFD取引ができるネット証券会社一覧表

ヴィーバ・システムズのCFD取引に対応していネット証券会社を下の表にまとめました。

CFD取引可能業者 米国株取扱銘柄数 手数料 ヴィーバ・システムズの取扱い
GMOクリック証券 147銘柄 無料
バツ印
なし
IG証券 約17,000銘柄 2.2セント/株
丸印
あり
サクソバンク証券 約6,000銘柄 約定代金の0.15%
丸印
あり
SBIネオトレード証券 31銘柄 無料
バツ印
なし

現在ヴィーバ・システムズ株をCFD取引で売買できる証券会社は、IG証券サクソバンク証券の2社です。

ヴィーバ・システムズに投資したい方は、上表に記載の証券会社の中から口座開設してみましょう。

まとめ

製薬・ライフサイエンス業界に特化したクラウドコンピューティング企業のヴィーバ・システムズ。

これまで長期的に業績は堅調で、株価も右肩上がりで推移しています。

この株価上昇の背景には、クラウドコンピューティング技術の普及によるライフサイエンス業界のデジタル化の進展、ヴィーバ・システムズのクラウドベースのソフトウェアソリューションの革新性と競争力、グローバル展開による収益拡大などが挙げられます。

「将来的にも成長性が見込めるヴィーバ・システムズへ投資したい」

という方は、ヴィーバ・システムズ株の取引が可能なネット証券へ口座開設をしておくことをおすすめします。

以下がヴィーバ・システムズ株を取り扱っているネット証券会社4選です。

  1. DMM 株
  2. 楽天証券
  3. SBI証券
  4. マネックス証券

CFD取引でヴィーバ・システムズの売買をしたい方は以下2つのネット証券を利用してください。

  1. IG証券
  2. サクソバンク証券

これらのネット証券の口座開設手数料は無料です。

口座開設自体はノーリスクでできるので、今から米国株への投資を考えている方は、ひとまず開設だけしておくとよいでしょう。

著者情報
投資歴10年。日本株・米国株投資、FX、仮想通貨、不動産、インデックスファンド、なんでも手広く投資中。普段はコツコツ、鉄火場や期待値の高い相場の時だけ大きく張るの…

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