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サクソバンク証券はグローバルなFX取引のサービス水準を保ちながら、日本の基準に合わせた安心の取引環境。
外資系の業者は魅力がある反面、日本人トレーダーにとって不利な条件が多いのも事実。やむを得ず日本のオンライン証券会社を選択している人もいるでしょう。
デンマークの投資銀行が母体となるグローバルな企業「サクソバンク証券」は日本に拠点があることから、日本の法令に沿っているという特徴があります。
これがサクソバンク証券の大きな魅力であり、メリットです。
ここではそんなサクソバンク証券をもっと詳しく知りたいトレーダーのために、サクソバンク証券の魅力をひとつひとつ解説します。
1:サクソバンク証券の特徴と魅力
サクソバンクとは
サクソバンク証券の魅力はたくさんあります。
そのうち、特に日本人トレーダーにとって信頼性や運用性が高いと考えられる特徴を挙げて紹介します。
母体が銀行系なので信頼できる金融業者であること
日本以上にFXが盛んなヨーロッパでも信頼されている金融業者であり、かつ日本にも拠点があることから、日本人トレーダーにも法令や言葉の問題などがないという点は大きなメリットです。
こういったしっかりとした母体があるので、顧客対応もばっちりです。
世界中に展開する中で、各国の法令を遵守する運営をしていますから、世界水準で非常に高いサービスを受けることができることもまた、サクソバンク証券の大きな魅力です。
高い約定力がサクソバンク証券にはある!
サクソバンク証券の約定力は非常に高いと評判です。
特にFX市場が大混雑をするアメリカの雇用統計発表でも約定率が100%に達するなど、トレーダーとしては非常に信頼できる取引環境が用意されています。
しかも、サクソバンク証券は取引単位が1000通貨単位である上、スプレッドも混雑時でさえもほとんど広がらないとされています。日本のFX業界における最狭水準で取引が可能になっているのも大きな特徴でしょう。
2:サクソバンク証券のサービス内容を徹底分析
取引概要・サービス内容
サクソバンク証券の魅力を知るため、ここでは取引概要をひとつひとつ見ていきましょう。
グローバル企業らしく、海外のFX市場で戦うトレーダーに合わせたサービス水準を保ちながら、日本の法令を遵守した内容になっています。
安心とアグレッシブが同居する、日本の証券会社では見ることのできない魅力あるサービスをサクソバンク証券に期待してもいいということがわかるでしょう。
スプレッド
サクソバンク証券のスプレッドは日本のFX業界においては最狭レベルといって過言ではありません。
通貨 | スプレッド |
---|---|
米ドル/円 | 0.2 |
ユーロ/円 | 1.0 |
豪ドル/円 | 0.8 |
英ポンド/円 | 1.1 |
トルコリラ/円 | 7.0 |
南アフリカランド/円 | 0.8 |
ユーロ/米ドル | 0.5 |
ユーロ/豪ドル | 0.7 |
他150種類
米ドル/日本円のペアでは0.29銭程度、ユーロ/米ドルでは0.4pipsですので、サクソバンク証券以外にも同じスプレッドを提供する業者があるにしても、かなり魅力的です。
サクソバンク証券は変動制のスプレッドを採用しています。
矢野経済研究所の調べではアメリカの雇用統計発表時という、もっとも世界中のFX市場が混雑し、大混乱を起こすときでさえスプレッドが広がらないとされます。
下記は矢野経済研究所が調査した米雇用統計前後のスプレッドの変動をグラフ化したものです。
どこの業者も原則固定スプレッドより広がってしまう傾向にあり、相場の安定まで階段状に下がっています。
それに比べ、サクソバンク証券は常に変動を見せていますし、他社に比べスプレッドの変動は狭くなっています。
サクソバンク証券のスプレッドの魅力は第三者機関のお墨付きともいえます。
約定スピード、成行約定率
サクソバンク証券の約定力もまたFX業界においては高水準であります。
これは先のスプレッドの項目でも紹介しているように、やはり矢野経済研究所の調査によりわかっていることで、アメリカの雇用統計発表時の約定率を他社と比較する形で調査した際、サクソバンク証券の約定率は実に100%になったとされます。
約定率が高いということは、スリッページがほとんどなく売買ができますので、トレーダーが思い描いていた投資の予定をそのままに実行できることとイコールになるということでもあります。
スワップポイント
サクソバンク証券は約定率が高く、またスプレッドも狭いことから特に短期トレーダーに向いた業者であるといえます。
全体的に高水準を維持する中、他社同様に南アフリカ・ランドなどの高金利通貨ペアは特にスワップポイントに期待できます。
南アフリカランドは特に業界内でもトップクラスのスワップポイントが得られます。
- トルコリラ
- メキシコペソ
- ロシアルーブル
といった高金利通貨を扱っていて、長期保有を好むトレーダーの運用環境も抜群です。
取引手数料
サクソバンク証券における取引手数料は無料です。
グローバル企業ですと取引手数料が高めに設定されることも多いですが、サクソバンク証券は取引手数料を無料にして顧客にサービスを提供しています。
取引手数料 | 0円 |
---|---|
口座開設手数料 | |
口座維持費 |
口座維持などの費用もかかりませんし、日本拠点があることから日本の金融機関から取引口座に入金できるため、特にクイック入金の利用であれば入金手数料もかかりません。
通貨ペア数
サクソバンク証券がFX取引用に用意している通貨ペアの数は、実に163ペアにもおよびます。
これは世界的に見てもかなり高水準。
これだけ多数のペアが揃っていれば、自分に合った通貨ペアをみつけだすだけで、高確率で大きな利益を得ることができるでしょう。
用意される通貨は北欧の通貨、アジア各国のもの、中南米など、経済的に新興国のペアも多数あることから、変動がダイナミックである通貨、金利が高く長期保有に向く通貨など、いろいろな性格のペアに出会うことができます。
通貨ペアは多いというだけで、そのFX業者の魅力と取引環境のよさを倍増させます。この通貨ペアの多さはサクソバンク証券の注目するべき大きなポイントです。
注文方法
サクソバンク証券における注文方法は非常にシンプルです。
成行注文 | ◯ |
---|---|
指値注文 | ◯ |
逆指値注文 | ◯ |
IFD注文 | ◯ |
OCO注文 | ◯ |
IFO注文 | ◯ |
トレール注文 | ◯ |
リバース注文(途転) | – |
サクソバンク証券ではクリックしたときに表示されていたレートで約定します。
ただ、相場変動が著しい場合、取引が成立しないこともあります。
つまり、サクソバンク証券では表示価格で約定するか、あるいは市場の変動が大きかったときには売買が成立しません。
ストリーミング注文はボタンを押して約定するか、あるいはしないかのいずれかとなります。
だから、サクソバンク証券ではスリッページが発生せず、約定率100%を達成することもできるというわけです。
入出金体系(最低初回入金額など)
サクソバンク証券は海外のFX業者ではありますが、日本在住のトレーダーがサクソバンク証券でFX取引をする場合には、入金は日本の銀行などの金融機関から行います。
そのため、出入金に共通するのは、外貨入金と出金には対応していないということです。
トレーダーはドル建てで海外口座に送金するなどの手間と、為替リスクを背負う必要がない点はメリットです。
では、下記に入金と出金の詳細を見ていきましょう。
入金
サクソバンク証券における通常入金は全国の金融機関の窓口やATMから振り込みにて入金します。
ただ、取引口座に反映されるのは、サクソバンク証券の担当者が入金確認作業をしたあとです。これは1日に3回しか行われないので、すぐに反映されませんし、混雑時はさらに入金が遅くなります。
入金が遅いと、緊急時の資金増額などが間に合いません。同時に、振り込みは金融機関での手数料がトレーダー負担になります。
クイック入金
サクソバンク証券の提携金融機関は以下の通りです。
三菱UFJ銀行 | 〇 |
---|---|
みずほ銀行 | – |
三井住友銀行 | 〇 |
ゆうちょ銀行 | – |
PayPay銀行 | 〇 |
楽天銀行 | 〇 |
セブン銀行 | – |
住信SBIネット銀行 | – |
りそな銀行 | – |
埼玉りそな銀行 | – |
近畿大阪銀行 | – |
じぶん銀行 | – |
イオン銀行 | – |
これらの銀行でインターネットバンキングを開設していれば、クイック入金がすぐに利用でき、取引口座への入金反映は即時実行となります。
出金
サクソバンク証券では得られた利益などを金融機関に送金する――つまり出金することで現金化できます。
サクソバンク証券では送金手数料を月に3回までは負担してくれますので、顧客が負担するのは4回目以降になります。
顧客サポート
サクソバンク証券の顧客サポートはごくスタンダードな電話と、問い合わせフォームによるメール照会になります。
情報コンテンツ、マーケット情報(閲覧できる為替ニュースなど)
サクソバンク証券は日本の業者ほどマーケット情報を提供していません。
サクソバンク証券のホームページ上でマーケットのニュースや有名アナリストたちのコラムなどが掲載されますが、すべて英語での記載となっています。
情報収集はトレーダーが自分で行う必要があります。
信託保全
サクソバンク証券では顧客から預かっている証拠金などはすべて「日証金信託銀行」に預け入れられ、信託保全されています。
これによって万が一サクソバンク証券が倒産したり、なにか問題が起こっても顧客の資産は守られることになります。
ロスカット・メール配信
サクソバンク証券ではロスカットの際には基準として「証拠金使用率」を算出して執行されていきます。
他社とはやや異なるので、間違いのないように気をつけたいところです。証拠金使用率の計算方法は下記です。
例えば必要証拠金が10万円のときに純資産が20万円であれば、証拠金使用率は50%となります。
サクソバンク証券では自動ロスカットは証拠金使用率100%の時点で執行されます。
ここが海外業者ならではの魅力で、かなりギリギリの攻めた売買ができるので、日本の業者よりもより白熱した売買が可能になります。
デモ口座
デモ口座はサクソバンク証券のホームページから申し込むことができ、申し込みから20日間、サクソバンク証券の取引ツールなどが仮想の資産と共に利用することができます。
これによって、サクソバンク証券が顧客に提供している取引ツールを事前に使うことができ、自身の相性だけでなく、自宅などサクソバンク証券を利用したい通信環境やパソコンの仕様が合っているかがわかります。
3:取引システム、チャートの機能、対応状況
取引システム、チャートの機能、対応状況
トレーダーにとってもっとも気になるサクソバンク証券の取引システムについてここで解説していきます。
サクソバンク証券の取引ツールは欧米のFXトレーダーには有名なもので、海外では金融業者に贈られる賞をこの取引ツールでいくつも獲得しているほどです。
売買シグナルなども利用できる高性能ツールは、初心者から上級者まで納得の機能です。
「SaxoTrader」デスクトップPC用ダウンロード版
「SaxoTrader」はどちらかというと初級者には使いこなすのが難しい、上級者向けの取引ツールといえるでしょう。
「SaxoTrader」の魅力はツール画面をカスタマイズできる点です。
自分好みのオリジナルデザインにすることで、注文画面や分析チャートなどを自分の好きな配置にでき、快適な取引環境を得ることができます。
ウィンドウを増やすなどすれば、資産別に枠を作ることができ、より詳細に変動をモニタリングでき、売買タイミングを見極めることができます。利益獲得の精度が上がるという点は注目です。
「SaxoTraderGO」ブラウザ版
サクソバンク証券の取引ツールのうちスタンダードのものはこのブラウザ版ツールである「SaxoTraderGO」。
ツール上であらゆる作業が可能で、デザインも直感的に利用できる優れたものになっていますから、初心者から上級者まで使い勝手のあるツールです。
ブラウザ版ですので、ログインIDやパスワード、ネット環境と接続できる端末さえあればどこでもサクソバンク証券の取引が実行できます。
当然、パソコンだけでなく、タブレットやスマートフォンにも対応するので、移動中などでも売買が可能です。
4:最新(毎月)のキャンペーン・プレゼント
キャンペーン・プレゼント
サクソバンク証券で口座開設する場合、キャンペーンを利用することで効果的に資金増強ができ、よりお得に売買を始めることができます。
毎月違うので一概にはいえませんが、2018年6月時点で実施されているキャンペーンを見ていきましょう。
新規口座開設+1取引で「4000円」のキャッシュバック!
対象になる通貨ペアはサクソバンク証券で扱う全銘柄です。
また、個人口座でも法人口座でも申し込めるので、新規口座開設の際はぜひ利用することをおすすめします。
ご友人紹介プログラム
友人をトレーダーとして紹介し、その友人が口座開設後の期間内に1取引だけでです。
紹介者に5000円、友人に4000円がキャッシュバックされます。
5:サクソバンク証券の申込・取引開始フロー
申込・取引開始までの流れ
ここではサクソバンク証券での口座開設の申し込みと取引が始まるまでの流れをざっと紹介します。
口座開設
のとき、サクソバンク証券が海外業者であることもあって国外拠点にトレーダーの情報を送ることもあるため、海外への個人情報提供の同意が必要になります。
いずれにせよ、日本のFX業者とほぼ同じ作業で口座開設は済むことでしょう。あとは申し込みフォームに移動し、必要事項などを入力して確認ボタンを押します。
本人確認
サクソバンク証券のサイトにフォーマットがあるので、デジカメやスマホで撮影したJPEGファイルを送ります。
審査
これに通過すれば、本人限定受取郵便で口座開設関連の書類が送られてきます。
内容は
- 取引開始までの手順と注意
- 店頭デリバティブ取引に係わるご注意
- 総合口座開設通知書(ユーザーIDが記載)
が同封されます。
手続き完了
正式ログインと取引は入金がないと始められないので、この時点でサクソバンク証券が提携する銀行に口座があるトレーダーは、クイック入金用にインターネットバンキングを申し込んでおきましょう。
入金が済んだら正式ログインし、細かな設定します。あとは取引を始めるタイミングを見計らうだけです。
口座開設に必要な本人確認書類
必要書類は下記の組み合わせのどれかで送る必要があります。
- マイナンバーカード(両面)のコピーのみ
- マイナンバーが確認できる書類と顔写真付きの本人確認書類ひとつ
- マイナンバーが確認できる書類と顔写真なしの本人確認書類ふたつ
- 運転免許証
- 健康保険証
- 日本のパスポート
- 住民票の写し(発行から3ヶ月以内のもの)
- 印鑑登録証明書(発行から3ヶ月以内のもの)
- 在留カード、あるいは特別永住者証明書
- その他官公庁から発行、もしくは発給された本人確認書類
マイナンバーが確認できる書類とはすなわち通知カードやマイナンバー記載住民票の写しなどです。
6:他社との比較してどこが優れているか劣っているか
サクソバンク証券のメリット、デメリット
サクソバンク証券を使うと得られるメリット
- 信頼度が高い
- 信託保全完備
- 取引通貨ペアが豊富
ササクソバンク証券のメリットは海外FX業者でありながら、日本国内の法令に則った運営をしているため、信頼性が高いという点がもっとも大きいです。
日本国内の銀行に信託保全されているため証拠金などの資金は守られるという安心感があります。
日本国内の業者と比較すると、まず取引できる通貨ペアの種類が豊富である点は大きなメリットです。
およそ160種類ほどの通貨ペアがあり、どんなトレーダーにも利益獲得の可能性がある点は見逃せません。
サクソバンク証券のちょっと残念なデメリット
サクソバンク証券は入金が日本の銀行口座から可能で、米ドルなどに両替する面倒とリスクがないというメリットがある一方で、外貨での出金ができませんから、両替を目的にFXを利用したい人にはサクソバンク証券は向きません。
海外FXを使う人の中には国外のビジネスや観光などで外貨を獲得したい人もいるかと思いますが、サクソバンク証券はあくまでも日本円による投資になります。
7:どんな人に向いているか
サクソバンク証券に向いている人
サクソバンク証券がどんなトレーダーに向いているのか。
特徴を踏まえて、サクソバンク証券に向いた日本人トレーダーを考察してみました。
安心感のある業者で取引したいトレーダー
グローバルな業者に興味があり、反面、信頼性のおける業者で安心してFX取引をしたいトレーダーが一番サクソバンク証券に向きます。
サクソバンク証券は投資銀行が母体になったグループ企業ですし、日本に拠点があるため、日本の金融関係法令に従って運営されていますので、万が一のときにも安心です。
一つの業者で長く取引したいトレーダー
長くいることでツールの使い方や業者のクセもわかってきますので、いればいるほど快適になります。
サクソバンク証券なら初級者向けのブラウザ版取引ツールから、上級者向けのダウンロード版ツールまであり、どのレベルでも納得のいく売買が可能です。
しかも、これらのツールは非常に優れた取引ツールとして、世界各国の金融関係の賞を受賞しています。
8:どんな人に向いていないか
サクソバンク証券に向いていない人
基本的には、普遍的にどんなトレーダーにも利用しやすい環境があります。それでもサクソバンク証券に向かないというトレーダーを考えてみましょう。
高レバレッジで取引したいトレーダー
グローバルな企業であっても、日本市場には日本の法令に従った運営とサービスを提供しています。
そのため、日本国内の同業他社同様に25倍程度に留まっています。
レバレッジ数百倍などで大きく売買したいトレーダーは、英語にて自己責任を承知した上で日本に拠点のない海外業者にて口座開設をしなければなりません。
外貨獲得を目的としたFX
前項のデメリットでも紹介していますが、サクソバンク証券は外貨を獲得するためのFXとしてはまったく利用価値がありません。
個人口座の場合は少ないかもしれないですが、法人口座などであれば国外のビジネスや資産の移動などのために利用したいという目論見もあるかと思います。
しかし、サクソバンク証券はあくまでも日本国内の銀行から日本円で入金し、出金も日本円しか対応していませんので、そういった利用の場合、サクソバンク証券は向きません。
もちろんそこには当記事で書いてきたような十分なメリットがありますので、向き不向きを考慮して正しくサクソバンク証券を判断してみてください。
企業データ
- 会社名
- サクソバンク証券株式会社
- 所在地
- 東京都港区虎ノ門1-2-8虎ノ門琴平タワー22F
- 資本金
- 3億円
- 登録番号
- 関東財務局長(金商)第239号
- 設立
- 2006年4月
- 上場/非上場
- 非上場
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