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マイスターエンジニアリングという企業をご存知ですか。1969年の創業以来高い技術力で日本産業のインフラやモノづくりを支えてきた企業です。
高度なエンジニアリング力でホテルや自動車、高層ビル、半導体、液晶など、さまざまな業界の課題解決に貢献しています。
マイスターエンジニアリングの株主になるとどのような優待を受けられるのか、また、株主になるメリットはどれくらいあるのかなど、マイスターエンジニアリングの企業情報や投資情報について見ていきましょう。
目次
さまざまな企業の技術と創造のソリューションパートナーとして課題解決をサポート
マイスターエンジニアリングは、「技術と創造のソリューションパートナー」として、創業以来培ってきた技術を活かし、半導体や液晶、ホテル、病院、自動車、医療機器など、さまざまな業界の課題解決を行っている企業です。
「ワンストップエンジニアリングサービス」でお客さまの要望に答え、食品検査装置を中心に画像センサーによる検査装置を設計、製造、メンテナンスまで一貫して行うメカトロ事業。
ホテル、百貨店、病院、公共施設など幅広く管理を行うファシリティ事業を中心に展開しています。
他にもグループ企業を含め、新エネルギーやホテル運営、エンターテインメント、高齢者人材サービスなどの事業も行っています。
「実績や歴史」設立40年以上、ビル管理業務からスタート
マイスターエンジニアリングは1974年設立で資本金9億8,166万円の企業です。1969年に大阪で創業し、1974年に㈱大阪丸誠を設立してビル設備管理業務を開始します。
1981年には産業プラント、メカトロ機器の試験調整業務、1982年には中東地域を中心とした海外プラントの試験調整業務を開始します。1984年には半導体製造装置の試験調整、メンテナンス業務を開始、同年、㈱丸誠エンジニアリングに商号を変更します。そして、1991年には商号を㈱マイスターエンジニアリングへと変更します。
1997年には大阪証券取引所市場第二部に上場し、2002年には東京証券取引所市場第二部に上場します。同年、ME技術センターを竣工。2003年に伊藤忠商事㈱と資本・業務提携を締結。
2005年に「クサツエストピアホテル」をJFE商事㈱より取得、2014年には会社分割によりホテル事業を㈱マイスターホテルマネジメントへ分社。2017年に㈱ウイズミー、㈱マイスターファシリティを吸収合併。
株式会社マイスターエンジニアリングの株価や配当
マイスターエンジニアリングの権利確定日や配当、利回り、株価などについて見ていきましょう。7万円台で株主になれるなど、少額での投資が可能です。ただし、多くの数値が常に変動しますので最新情報も確認するようにしましょう。
事業の種類:サービス業 | 優待の価値:3,000円相当 | ||
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優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
カタログギフト | 3月末日 | — | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
715円 | 2.10% | 0.83% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
71,500円 | 100株 | 15円 |
(2017年10月27日現在)
500株以上で3,000円相当のグルメカタログギフトをもらえる
マイスターエンジニアリングの株主優待は、500株以上保有の場合に以下の金額相当商品をグルメカタログギフトから選んで受け取れます。
・保有年数3年未満:3,000円相当
・保有年数3年以上:4,000円相当
■2,000株以上
・保有年数3年未満:4,000円相当
・保有年数3年以上:5,000円相当
マイスターエンジニアリングのグループ会社は以下のとおりです。
マイスターエンジニアリングのグループ会社及び関連会社 |
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株式会社マイスター60(高齢者の就労の場の創出など) |
株式会社マイスターホテルマネジメント (ホテル経営及び運営、コンサルタント事業) |
栄信電気工業株式会社 (学校、病院、工場など建築電気設備の施行及びメンテナンス工事など) |
株式会社蒼設備設計 (商業施設などの設備の設計研究調査、コンサルタント業務など) |
アビサービス株式会社 (メンテナンス&エンジニアリングを事業領域とする技術専門会社) |
株式会社シグマコミュニケーションズ (スタジオ・ホール等の運営管理及びイベントプロデュースなど) |
株式会社エムイーホテルズ |
株式会社クサツエストピアホテル |
前期は増収増益、今期は増収減益予想第1四半期は利益以外大きく前年同期比減
2017年3月期業績
売上高:181億600万円(前年比+2.6%)
営業利益:8億7,400万円(前年比+2.3%)
経常利益:9億300万円(前年比+4.3%)
利益:5億7,600万円(前年比+26.9%)
2018年3月期の会社予想
売上高:182億円(+0.5%)
営業利益:7億4,000万円(−15.3%)
経常利益:7億6,000万円(−15.8%)
利益:5億4,000万円(−6.3%)
第1四半期の連結業績(2017年7月発表)
売上高:42億2,900万円(前年同期比−4.3%)
営業利益:1億9,300万円(前年同期比−20.0%)
経常利益:2億1,300万円(前年同期比−14.5%)
利益:2億4,000万円(前年同期比+56.1%)
第1四半期段階での経常利益進捗率は約28%です。
セグメント別の状況としては、メカトロ関連事業では半導体製造装置・液晶・自動車関連市況が引き続き好調で稼働・売上高ともにアップ。画像検査装置の販売も画像設定業務の受注も順調に推移。ファシリティ関連事業では、大型ホテルの総合管理業務や商業施設、事務所ビルの改装工事などの受注が堅調に推移。ただし、ホテル修繕工事や太陽光設備関連工事は減少しました。
コンテンツサービス事業では、ホール関連事業や放送技術関連事業が堅調に推移。
イベント関連事業は継続性の高い業務へのビジネス転換・拡大に取り組んでいます。
ここ5年間で見ると株価は高値圏に位置しており、第2四半期以降の業績次第では、大きく株価が変動する可能性もあります。2017年10月27日現在のPERは10.39倍、PBRは0.77倍です。
株主優待目的で投資を検討するにはハードルが高め、100株〜投資を検討も
マイスターエンジニアリングは100株あたり71,500円で10万円以下で株主になれますが、株主優待を受けるには500株以上保有が必要で、357,500円以上の投資資金が必要です。
優待利回りは0.83%と低めですが、グルメカタログギフトから3,000円相当の好きな商品を選べるなど、特に主婦には嬉しい内容となっています。
株価は若干割安感がありますが、株式投資初心者の方が優待目的で買うにはハードルが高めです。
業績に不安定要素もあるため、投資を検討する場合は今後の業績を見たうえで判断しても良さそうです。また、投資資金に余裕がない場合は無理せず100株から配当益・売買益狙いで検討してみましょう。
ホテル運営や人材サービスなどもグループで手掛ける。今期の業績に注目
マイスターエンジニアリングは「技術と創造のソリューションパートナー」として、創業以来多くの企業・業界をサポートしてきました。ホテル運営や高齢者に特化した人材サービスなどを行うグループ企業も展開しています。
株主優待を受けるには500株以上が必要ですが、優待内容はカタログから好きな商品を選べるなど魅力的です。興味がある方は、この機会にマイスターエンジニアリングへの投資を検討してみましょう。