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KDDIと聞けば何の企業かピンと来る人も多いのではないでしょうか。
個性的なCMでもお馴染みの「au」ブランドを展開する国内大手の通信企業です。
近年ではauのほけん・ローン、auでんきなど、さまざまなサービスを提供しています。
KDDIの株主優待はどのような内容なのでしょうか。
投資対象として魅力的か、優待目的の投資は狙うべきかなど、株主優待情報や投資情報、企業情報について確認した上で、投資を検討するか判断するようにしましょう。
大手企業の株に興味がある方は参考にご覧ください。
目次
「au」ブランドで携帯電話やスマートフォンを提供ライフデザイン企業へと変革
KDDIは携帯電話やスマートフォンを提供していて誰もが知っているブランド「au」を持つ企業です。
携帯電話サービスなどの移動通信事業や国際通信サービス、インターネットサービスなどの固定通信事業、auWALLETやじぶん銀行、auスマートパスなどのその他の事業の3つの事業を柱に展開しています。
通信事業から「ライフデザイン企業」への変革を目指しており、国内通信事業の持続的成長を行いながら、au経済圏の最大化やグローバル事業の積極展開を図っています。
その一環として、近年、auWALLETやauWALLET Market、auのほけん・ローン、auでんきなど、日常の生活を支えるさまざまなサービスの提供を始めています。
売上高は4兆円を超えており、ドコモ、ソフトバンクと国内の3大通信キャリアの1つです。
ニュースサイトGunosyやじぶん銀行など、国内にも多くのグループ会社を持ちますが、海外にも62都市に100拠点以上を展開しており、ミャンマーでもLTEを提供しています。
聴覚障がい者向けIT教室や被災地の継続的な復興支援、情報モラル教育への取り組みなど、さまざまな社会貢献活動も行っている企業です。
なにを製造しているのか?個人向けだけでなく法人向けもサービスも展開
KDDIでは個人向け・法人向けにさまざまなサービスを提供しています。
■ 個人向けサービス
- スマートフォン・携帯電話
- auスマートパス・コンテンツサービス
- auSTAR、auWALLET
- auWALLET Market
- auのほけん・ローン
- auでんきなど
■ 法人向けサービス
- KDDI IoTクラウドサービス
- クローズドリモートゲートウェイ
- ネットワーク型広告サイネージ
- KDDI Wide Area Virtual Switch
- KDDIクラウドプラットフォームサービス
- Office 365 withKDDI
- G Suite Basic など
「実績や歴史」多くのグループ会社を持つKDDI 2012年auの今のブランドロゴ誕生
KDDIの創業は1984年で資本金は1,418億5,200万円、従業員数は35,032人(連結・2017年3月末日現在)の企業です。
元々は1953年に国際電信電話株式会社(KDDI)として設立されています。
1963年には茨城宇宙通信実験所にて日米間初のテレビ中継受信に成功します。
1964年に第1太平洋横断ケーブルを開通し、同年、国際電機通信衛星機構に加盟。1973年に国際ダイヤル通話を開始。
1977年に国際海事衛星機構に加盟し、1984年には第二電電企画を設立、また、日本高速通信株式会社を設立します。
1985年には第二電電株式会社発足。
1986年には東京通信ネットワーク株式会社を設立。1987年に日本移動通信株式会社を設立します。1989年に第3太平洋横断ケーブルを開通。1991年には沖縄セルラー電話株式会社を設立します。
1993年にDDIが東京証券取引所市場第二部に上場し、1995年に東京証券取引所市場第一部に指定替え。
2000年にIDOとセルラーグループの全国統一の移動体ブランドauを開始します。
同年、DDI、KDD、IDOが合併し、株式会社ディーディーアイを発足します。同年、セルラーグループ7社が合併し、株式会社エーユーを発足。翌年にはKDDI株式会社へと社名を変更し、株式会社エーユーを合併。
2005年には東京電力グループと通信事業にて包括的提携を行う。同年、世界初のワンセグ対応の携帯電話を販売。
2006年にモバイルネットバンク設立調査株式会社を設立。
2008年に三菱東京UFJ銀行と共同設立で「じぶん銀行」のサービスを開始。
2009年にはUQコミュニケーションズがUQWiMAXのサービスを提供開始。2010年に株式会社ジュピターテレコム(J:COM)へ資本参加。
2012年にau 4GLTEを提供開始。2014年にはau WALLETの提供開始。
同年、ミャンマー国営郵便・電気通信事業体と協業して共同事業を開始します。
2016年にはauでんきやauのほけん・ローンなどのサービスを提供開始します。
KDDI株式会社の株価や配当
ここでは、KDDIの株価や利回り、必要投資金額などについて見ていきましょう。
権利確定日や優待回数以外の数値は常に変動をしますので、実際に投資を検討する際は最新情報や過去からの推移なども確かめた上で決めるようにしましょう。
事業の種類:情報・通信 | 優待の価値:3,000円(100株、5年未満) | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
カタログギフト | 3月 | 末日 | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
2950.5円 | 3.05% | 1.01% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
295,050円 | 100株 | 90円 |
優待は保有株数・期間に応じた金額分をカタログのグルメ品から選べる
KDDIの株主優待はau WALLET Market商品カタログの「全国47都道府県のグルメ品」より、保有株数と保有期間に応じた金額相当分の商品を選んで受け取れます。
■保有株数が100株以上1,000株未満で5年以上保有の場合、5,000円相当
■保有株数が1,000株以上で5年未満保有の場合、5,000円相当
■保有株数が1,000株以上で5年以上保有の場合、10,000円相当
KDDIのグループ会社及び関連会社は下記の通りです。
KDDIのグループ会社及び関連会社 |
---|
国内 |
移動通信事業 |
沖縄セルラー電話株式会社 |
UQコミュニケーションズ株式会社 |
株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス |
固定通信事業 |
沖縄通信ネットワーク株式会社 |
中部テレコミュニケーション株式会社 |
インターネット関連事業 |
株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ |
KDDIコマースフォワード株式会社 |
日本インターネットエクスチェンジ株式会社 |
日本ネットワークイネイブラー株式会社 |
ビッグローブ株式会社 |
株式会社ルクサ |
コンテンツ・メディア事業 |
株式会社A-Sketch |
株式会社Gunosy |
KKBOX Japan合同会社 |
Connehito株式会社 |
Syn.ホールディングス株式会社 |
Supership株式会社 |
株式会社ナターシャ |
株式会社ブックリスタ |
株式会社mediba |
株式会社モバオク |
株式会社Loco Partners |
CATV事業 |
株式会社ジュピターテレコム(J:COM) |
研究・先端技術開発 |
株式会社KDDI総合研究所 |
株式会社KDDIテクノロジー |
ネットワーク建設・運用・保守事業 |
KDDIエンジニアリング株式会社 |
国際ケーブル・シップ株式会社 |
TEPCO光ネットワークエンジニアリング株式会社 |
日本通信エンジニアリングサービス株式会社 |
金融事業 |
株式会社ウェブマネー |
株式会社じぶん銀行 |
KDDIフィナンシャルサービス株式会社 |
KDDI新規事業育成投資事業有限責任組合 |
海外 |
KDDIオーストラリア |
KDDIシンガポール |
KDDIアメリカカリフォルニア支社 |
など、他多数
アジア・オセアニア、ヨーロッパ、アメリカなど世界62都市に100拠点以上を展開
前期は増収増益、今期も増収増益予想で1Q業績は順調な進捗
2017年3月期業績
売上高 :4兆7,482億5,900万円(前年比+6.3%)
営業利益:9,129億7,600万円(前年比+9.6%)
経常利益:8,958億9,700万円(前年比+9.4%)
利益 :5,466億5,800万円(前年比+10.6%)
2018年3月期の会社予想
売上高 :4兆9,500億円(+4.2%)
営業利益:9,500億円(+4.1%)
利益 :5,650億円(+3.4%)
2018年3月期の第1四半期連結業績(2017年8月1日公表)
売上高 :1兆1,986億6,600万円(前期比+6.0%)
営業利益:2,814億1,400万円(前期比+2.3%)
利益 :1,734億7,400万円(前期比+3.8%)
前期と比較してモバイル通信料収入は+58億円、ARPA収入は+62億円でした。
グループ全体でモバイルIDが拡大したことにより通信料収入は安定成長しています。
また、auスマートパスも前期比+約6万人会員が増え会員数は150万人を突破しています。au WALLETのクレジットカードやプリペイドカード発行数も順調に増加。
他にも、auでんきも契約数は順調に伸びており、ミャンマー通信事業においても総契約数は3年間で4倍にもなります。1Q時点での業績は通期目標に向けて順調な進捗です。
2017年8月23日現在のPERは12.81倍、PBRは2.01倍と若干割安感があります。
優待利回り+配当利回りで約4%大手企業だが必要投資金額は30万円前後と手頃
KDDIの株主優待は100株以上保有で、au WALLET Market商品カタログの「全国47都道府県のグルメ品」の中から3,000円相当(5年未満)の商品を選び受け取ることができます。
必要投資金額は295,050円(2017年8月23日現在)で、優待利回りは1.01%です。
全国グルメ品では、北海道のアイスクリームや前沢牛入り生ハンバーグ、静岡県産まぐろ丼の素、博多ラーメンセットなど、多くの商品の中から自分の好きな商品を選べるため貰っても使わないということがありません。
全国の選りすぐりのグルメセットですので、特に主婦の方には嬉しい内容です。
非常に有名な企業でもありますが、株価も低く1単元100株ということもあり、必要投資金額も30万円前後と高くはありません。優待利回りは低いですが、配当利回りが3.05%あり、合わせれば約4%の利回りとなります。
業績も前期は増収増益、今期も増収増益予想で1Qは順調です。
auに限らずドコモやソフトバンクも国内の通信料収入が安定していますので、よほどMVNOが流行ったり、他の事業で失敗しない限りは安定成長が見込めます。
できれば長期保有でKDDIを応援しながら、配当と優待を受けつつ売却益を狙いたい銘柄です。
通信系企業に興味がある方におすすめです。投資を検討する場合は、競合他社でもあるドコモやソフトバンク、主要のMVNOもチェックした上で判断するようにしましょう。
業績は好調に推移優待は好きなグルメ商品を選べるのでお得感あり
KDDIは国内大手の通信企業であり、ドコモ、ソフトバンクと3大キャリアである「au」を提供しています。
通信企業からライフデザイン企業へと変革を目指していることもあり、近年、生活に関わるさまざまなサービスを提供しています。
優待利回りはそれほど高くありませんが、必要投資金額もそこまで高くなく、優待は好きなグルメ商品を選べ楽しめます。
今期業績も現在のところは比較的順調ですので、さらに株価が上昇する可能性もあります。興味がある方は、ぜひ検討してみてください。