• 百五銀行の株主優待は三重県の特産品3,000円相当。三重県津市に拠点をおく地方銀行で県内預金シェアは4割
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三重県の美味しい魚、肉、お酒、お米から選べるカタログギフトが百五銀行の株主優待

2018年1月13日

百五銀行は三重県を地盤とする地方銀行で県内の預金・貸出金のシェアが4割となっています。近年では三重県から名古屋地区への積極的に進出しています。百五銀行の株主優待では三重県の特産品3,000円相当が選べるカタログギフトです。三重県の特産品と言えば、肉や魚、お酒などたくさんあるので選ぶ楽しみが詰まったカタログギフトであることが期待できますね。

ただ、百五銀行の株については2017年10月1日で単元株数が1,000株から100株へと変更されています。単元株数の変更が株主優待にどのような影響を及ぼすかは未発表です。この記事ではこれまでの実績で株主優待情報をお届けします。

三重県を地盤とする地方銀行の百五銀行は1878年設立の地方銀行の雄

百五銀行は三重県を中心に展開している地方銀行で三重県内ではトップ、全国の地銀の中でも上位の実力を持つ銀行です。同じく東海地区に基盤を持つ十六銀行や名古屋銀行と親密な関係にあり、近年では愛知県内、特に名古屋地区への出店を加速させています。

百五銀行は最先端の銀行業務を切り拓く「フロンティアバンキング」がコンセプト

百五銀行では創業以来信用を大切にしてきました。信用の上に創造力あふれる銀行でありたいというメッセージをフロンティアバンキングという言葉で表しています。フロンティアバンキングには最先端の顧客サービスの実践、最先端のサービスと商品の提供、期待を超える満足を目指すという意味が込められています。

百五銀行は三重県を地盤としながら愛知県への進出を積極的にすすめる

百五銀行は1878年の創業以来三重県を地盤とする地方銀行の雄として発展してきました。三重県内の預金・貸出金のシェアは4割程度であり、県内3地銀の中でも断トツの実力を誇っています。全国の地銀の中でも上位に位置付けられており、地方銀行の雄として名実ともに成長しています。

百五銀行は135の店舗と海外の3拠点を持っています。そのうちのほとんどは三重県内で本店支店が86店舗、出張所は27あります。近年では愛知県への進出に積極的で、愛知県内の支店は19店舗です。その他和歌山県、東京都と大阪府に1支店ずつとシンガポール、上海、バンコクに海外拠点を持っています。

株式会社百五銀行の株価や配当

百五銀行は三重県を地盤とする地方銀行で、株主優待では3,000円相当のカタログギフトがもらえます。銀行系の株はハードルが高いイメージがあるかもしれませんが、百五銀行では2017年10月1日から単元株数を1,000株から100株に変更し、少ない資金でも投資しやすい銘柄になっています。

事業の種類:銀行業 優待の価値:3,000円相当
優待の種類 権利確定月・日 優待回数
カタログギフト 3月末日 年1回
株価 配当利回り 優待利回り
506円 1.58% 0.6%
必要投資額 単元株数 1株あたりの配当
50,600円 100株 8円

百五銀行の株主優待でもらえるカタログギフトの詳細と条件

百五銀行では従来単元株数が1,000株で1,000株保有の株主に対して株主優待を贈呈していました。ところが2017年10月1日から単元株数が100株に変更されたため、株主優待がどう変化するかは未知数です。ここではこれまでの実績としての株主優待をご紹介していきます。

百五銀行の株主優待は1,000株以上を保有することが条件になっており、3月末日で権利が確定します。株主優待としてもらえるのは三重県の特産品を選べるカタログギフトです。

■1,000株以上保有の場合、3,000円相当の商品
■5,000株以上保有の場合、5,000円相当の商品

3,000円相当のカタログギフトには15品の三重県の特産品が掲載されています。その内容は海産物から加工肉、ジュースやお酒、お米など幅広いジャンルから商品が厳選されています。

  • 三重ブランド第一号となった的矢かき
  • 温州みかん
  • 伊勢湾産のあおさ
  • もくもくファームのウインナー
  • 伊賀の酒
  • 鮎の甘露煮
  • 三重のプレミアムブランド米結びの神

といった三重県産の素材を活かした商品。

  • 志摩観光ホテル
  • 東洋軒
  • 九鬼産業
  • 伊勢角屋麦酒
  • 伊勢醤油本舗

などの三重県の有名店の商品。どれも魅力的で選ぶ時間さえも楽しめてしまうような内容となっています。

なお、優待品は7月下旬までに申込めば8月上旬から下旬にかけて順次届くようになっています。

百五銀行の過去2期の業績と今期の業績予測から将来性をさぐる

株式投資はやはり企業の将来性に対する投資です。株主優待や配当が目当てだったとしても、株価が下がっていくことが分かっている株に投資する人はいないでしょう。企業の将来性を判断する最も基本的な指標が業績です。百五銀行の過去2期の業績と今期の予測はどうなっているのでしょうか。

百五銀行は今期の予測として増収増益を見込んでいます。売上は0.6%増、経常利益では7.6%の伸びが見込まれ、当期利益は8.4%増の98億円となっています。11月1日の中間期決算では経常利益を上方修正しているため今後の業績の伸びに期待です。

百五銀行は三重県に地盤を持ちながら、市場規模のより大きな愛知県への出店を加速させています。今後は事業の拡大とともに、増収増益を続けられるかが将来性を計る大きなカギと言えるでしょう。

株主優待目当てで百五銀行に投資するならこんな作戦がおすすめです。

百五銀行は2017年10月1日から単元株数を1,000株から100株に変更しています。この変更が株主優待の条件にどのように影響するかは未知数ですが、これまで通り1,000株保有の株主に対して株主優待の権利が発生すると仮定して考えてみます。

1,000株を保有するには50万円ほどの資金が必要になります。これだけの金額を株式投資に回せるだけの余裕が必要になります。配当利回りも高い方ではありませんから長期にわたって株を保有し続け、百五銀行の成長を楽しみにするというスタイルに向いている銘柄です。

株主優待はその内容が三重県の特産品であり、とても魅力的です。3,000円相当のギフトですからそうとう豪華なものだと期待できますね。内容なとても魅力的なのですが、優待利回りで考えるとあまり魅力的ではありません。やはり、配当や優待で利益やお得感を得るというよりも、長く持って企業の成長と一緒に株も育てるという気持ちで購入するのがよさそうです。

百五銀行の株主優待は「美し国」三重県の特産品が3,000円相当もらえる

ここまで見てきたように、百五銀行は三重県の地銀では断トツのトップ、全国でも上位に入る実力を持った地銀です。その歴史は明治から始まっており、地域の信用と常に新しいサービスを提供してきた実績が現在までつながっています。近年では市場規模の大きな愛知県への進出を進めており、今後の成長が楽しみな地方銀行です。

百五銀行では株主優待として三重県の特産品3,000円相当の商品が選べるカタログギフトを贈呈しています。三重県は「美し国」と呼ばれるほど、海産物や山の幸に恵まれているのでギフトの内容はても魅力的です。

今後の成長が楽しみな点や、ギフトの内容が魅力的であることを考えると、短期での売り買いではなく、長期にわたって株主として百五銀行の成長を見守りながら優待品の見えの特産品を味わうというのが百五銀行の株のおすすめ活用法です。

著者情報
株主優待が大好き。 桐谷さんのように優待だけで生活するのが夢。 でも不動産投資やFXにも魅力を感じている今日この頃。

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