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銀行の優待株を持てることを知っていましたか?
新潟県の北越銀行は東証一部上場していて、昨年より株主優待制度を導入しています。
ここでは、北越銀行の現在の株主優待制度や企業情報について紹介していますので、今後の参考にご覧ください。
※北越銀行は第四銀行と経営統合を予定しており、持株会社を設立して両行は100%子会社になる予定です。
そのため、上場廃止となり、持株会社がテクニカル上場後、新たな証券コードが付与予定となっています。詳しくは北越銀行ホームページをご覧ください。
目次
明治11年創業で多くの地元人・地元企業から愛されている老舗銀行
北越銀行は、新潟県長岡市に本店を構え、新潟県内を中心に展開している老舗の地方銀行です。
創業は明治11年で、現在預金等残高は約2兆4千億円、貸出金残高や約1兆5千億円あり、「ホクギン」の名前で地元の人たちを中心に多くの人たちから愛されています。
創業応援ローンや無担保当座貸越制度、農業分野向け私募債、ホクギン機械活用ローンや、医療福祉分野ビジネスサポート、外為・国債業務サポート、事業継承の相談、業務効率化サポートなどをおこない、たくさんの地元企業をバックアップもしている銀行です。
- 地域プロジェクト
- 環境ボランティアへの参加
- トキ保護活動支援
- 公益財団法人北銀奨学会
- 北越銀行賞
などの社会貢献活動にも力を入れています。
北越銀行の実績や歴史を紹介
北越銀行は、創業が明治11年で設立が昭和17年、資本金245億円、預金等残高2兆4,743億円、貸出金残高1兆5,459億円の銀行です。
1878年に第六十九国立銀行として創業し、1898年には株式会社六十九銀行に改称、そして、1942年に株式会社六十九銀行と長岡銀行が合併して株式会社長岡六十九銀行が設立されます。
1948年に株式会社北越銀行へと商号変更をし、1973年に東京証券取引所第一部に株式上場、1977年には現在の行章・バンクカラーの制定をして、創業100周年を記念して北越銀行賞を創設しました。
1983年に国債窓口販売、1985年には債券ディーリング業務を開始し、総預金1兆円を達成した年でもあります。
その後も、1998年には投資信託窓口販売、2001年には損害保険や確定拠出年金、2002年には生命保険の窓口販売業務を開始し、2017年4月には第四銀行と経営統合について基本合意に至りました。
株価や配当
ここでは、北越銀行の権利確定日や配当、利回りや株価、必要投資金額について紹介します。
ただし、これらの数値の多くが、常に一定ではなく変動しますので、最新情報や過去からの推移などを確認したうえでタイミングを見計らい投資するようにしましょう。
事業の種類:銀行業 | 優待の価値:3,000円相当 | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
カタログギフト | 3月末日 | – | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
2,388円 | 2.51% | 1.25% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
238,800円 | 100株 | 60円 |
株主優待の内容紹介
平成29年より導入された北越銀行の株主優待は、100株以上を1年間以上継続して保有する場合に下記内容を受け取ることができます。
■1,000株以上保有の場合:「北越銀行株主優待カタログ(新潟県特産品等)」6,000円相当
カタログには
- 越後牛ローストビーフ
- 村上名産塩引鮭セット
- 新潟県魚沼産コシヒカリ
- 妙高高原ビール
- 新潟こだわりだし&しょうゆ
- 魚沼手操りそば
など、他にも多くの食品・菓子・日用品が載っていて、多くの品物の中から選択可能です。
北越銀行の関連会社・店舗数について。県内を中心に84店舗を展開
北越銀行の関連会社・店舗数については、下記のとおりです。
関連会社 |
---|
北越リース株式会社(リース、割賦金融取引業務など) |
北越カード株式会社(UCカード・JCBカード、金銭の貸付、信用保証など) |
北越信用保証株式会社(信用保証、不動産担保事務代行など) |
株式会社ホクギン経済研究所 (経済・社会に関する調査研究や情報提供、講演会・セミナー開催など) |
店舗数 |
新潟県内79ヵ店・県外5ヵ店(合計84店舗) |
ローンプラザ(長岡・上越・藤見町) |
暮らしの応援ひろば(新潟・県央) |
業績について
北越銀行の2017年3月期の業績、および2018年3月期の会社予想は次のとおりです。
経常収益:482億600万円(前期比−16.6%)
経常利益:91億4,900万円(前期比−30.2%)
利益:67億900万円(前期比−13.6%)
金融派生商品収益や貸出金利息の減少により、連結経常収益は前年同期比−96億1,200万円で、国債などの債券売却損減少などにより、連結経常費用は前年同期比−56億6,200万円となっています。
セグメント別の経常収益・利益は下記のとおりです。
リース業:経常収益54億8,900万円、セグメント利益7億6,400万円
信用保証業:経常収益12億9,000万円、セグメント利益9億7,300万円
経常収益:—
経常利益:87億円(前期比−4.9%)
利益:64億円(前期比−4.6%)
また、2018年1月31日に公表された、第3四半期連結業績は、次のとおりで、経常利益進捗率は約83%と比較的順調に推移しています。
経常利益:72億4,100万円(前年同四半期比+2.1%)
利益:52億8,500万円(前年同四半期比−9.2%)
こんな投資家にオススメ
普段からホクギンを利用している人にオススメです。
北越銀行の株主優待を受けるには100株以上の保有が必要ですので、投資資金を準備しなければなりません。
優待内容は新潟県特産品等が載ったカタログギフトから選択できるため、「優待はもらえるけどいらないものばかり。」と困ることはなく、肉や魚、米、菓子類などたくさんの食材やキッチン用品が用意されています。
主婦にとってはとてもうれしい内容ですし、毎年選ぶのが楽しみになります。
株価はここ2〜3ヵ月で大きく下落しており、PERやPBRなど見ても割安感が見られます。
これは、2018年4月5日に基本合意に達した、第四銀行との経営統合によるものも大きいと考えられ、今後の動向についてしっかりと注視することが大切です。
まとめ
北越銀行は、特に新潟県内在住の人や企業にとって非常に大きな存在であり、昔から多くの人に愛されている銀行です。
昨年から株主優待制度が導入されており、地元の食材等を中心にカタログギフトから好きな商品を選ぶことができます。
ここ2ヵ月で2,600円台から2,300円〜2,400円台まで株価が下がっていることもあり、PERは約8倍、PBRは約0.47倍と一般的に割高・割安のラインにもなるPER15倍、PBR1倍よりも小さくなっていて株価は割安感のある状態です。
また、配当利回り2.51%、優待利回り1.25%の合計3.76%と、優待利回りが1%以下や配当+優待利回りが3%以下の株も少なくないなか、北越銀行株の利回りは決して悪くありません。
ただし、第四銀行との経営統合があり、共同株式移転方式で持株会社を設立し、第四銀行と北越銀行は持株会社の100%子会社となる予定です。
そのため、持株会社の上場日に先立ち、上場廃止となって、持株会社の株式が東京証券取引所市場第一部にテクニカル上場し、新たな証券コードが付与される予定となっています。