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ミドリムシ(学名・ユーグレナ)の培養技術を基盤に、食品などの製品販売とバイオ燃料の研究に主体を置く2005年設立の企業です。ユーグレナの食用屋外大量培養に世界で初めて成功した企業であり、その後バイオ燃料製造に向けて数々の実証実験や共同研究を重ねています。
その間、多くの機関、研究所、企業、自治体と提携をしており、大きな後ろ盾のもと安心して研究や実験に取り組むことができています。また、資本提携先である大株主は大手企業8社が名を連ねており、研究結果の期待とバイオ燃料製造の期待がいかに大きいかを感じ取ることができます。
東京証券取引所市場一部上場、証券コード2931、資本金48億7,000万円、連結従業員数211人です。
目次
企業の原点と現在まで
2005年に設立され、ミドリムシ(ユーグレナ)の研究開発と製品製造販売を手掛ける企業です。設立当時、ユーグレナの食用屋外大量培養に世界で初めて成功した企業として一躍名を馳せました。その後火力発電所においてユーグレナを利用した研究開発や共同実験が繰り返されています。また、大手企業との提携により安定した企業経営と安心して研究開発を進められるようになり、最近ではバイオ燃料製造に備えた設備建設の計画発表がありました。
人と地球を健康にする、という企業理念のもと日々研究開発と実験が繰り返されている様子から、バイオ燃料大量生産の期待が日に日に高まりつつあります。
ミドリムシ(ユーグレナ)の特性を活かした事業目標
ユーグレナの特性は多岐にわたります。ユーグレナは栄養価が非常に高く人間の必要とする栄養ほぼ全てをカバーすることができます。それを利用した健康食品や化粧品の開発が行われ、現在では製造販売を手掛けるまでに成長しています。
また、ユーグレナは光合成を行います。それを利用すること、二酸化炭素から酸素を作り出すことで温暖化の原因とされている二酸化炭素を削減することができ、バイオ燃料や飼料製造に向けての研究対象にもなっています。
食品販売数の増加、バングラディシュにおける栄養改善への取組み、バイオ燃料のプラント建設という企業目標に、徐々に近づいていることを事業報告から理解することができます。
9つのグループ会社
国内に7つ海外に2つのグループ会社があり、健康食品や化粧品の製造販売からバイオテクノロジーの研究開発に至るまでをグループとして手掛けています。グループ体制の強化とより強い連携により、新たな研究成果の発表も遠くはないかもしれません。
株式会社ユーグレナの株価や配当
2005年の設立以来、ミドリムシの企業として世界中に名を広めています。ミドリムシ(ユーグレナ)の特性を活かした研究開発に始まり、現在では健康食品や化粧品の製造、販売まで手掛けるようになり企業としての売上が増加傾向となっています。大企業数社、自治体との資本提携も成功し、今後も研究開発の成果期待は益々高まります。バイオ燃料大量製造や地球温暖化対策への発表が待ち遠しく感じられるかもしれません。
事業の種類:食料品 | 優待の価値:自社商品購入割引クーポン券 | ||
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優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
商品券 | 9月末日 | — | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
1,191円 | 0% | 3.36% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
119,100円 | 100株 | 0円 |
(2017年6月9日現在)
株主優待の権利と特徴
9月30日の最終株主名簿に記載されている最低100株以上保有する株主に対し、指定自社商品の購入割引クーポン券が送付されます。例年12月に開催される定期株主総会招集通知に同封されています。保有期間により優待券の枚数が異なりますので、下記ご紹介します。
■100株継続保有1年以上の場合、指定商品購入割引クーポン3枚(2000円割引×3枚)
◇指定商品内容
Aセット:ユーグレナ・ファームの緑汁+緑汁7本分(3.5g × 31本入り)
Bセット:oneオールインワンクリームST+緑汁7本分(ハーフサイズ1個40g)
Cセット:メディカプラスブルーベリー&ルテイン+緑汁7本分(60粒入り)
事業詳細と事業別売上比率
ヘルスケア事業とエネルギー・環境事業、その他に分けられます。その売上構成比は、ヘルスケア事業が99.9%、エネルギー・環境事業は0.075%となっています。
ヘルスケア事業においては、高齢化や健康志向という意識の向上により規模拡大という市場になっています。緑汁を使用した食品や健康食品、飲料、サプリメントなどと幅広く展開しており、また大手食品メーカーとのコラボ商品の開発販売も行っています。その他グループ会社商品も利益増加の大きな要因となっています。
エネルギー・環境事業は今後大きく期待される事業です。大手企業と共同で進めているバイオディーゼル燃料実用化やバイオジェット燃料実用化などで、地球温暖化対策にも大きく貢献します。バイオ燃料実用化に向けて着々と計画が実行されており、具体的な時期を提示した実用化計画も発表になっています。
ヘルスケア事業の展開
ヘルスケア事業で研究使用している素材は3種類で、ミドリムシ(ユーグレナ)、クロレラ、カラハリスイカです。ユーグレナは藻の一種であり動物と植物両方の特徴を持っています。非常に栄養価が高く特有成分から様々な働きを見いだせるため、機能性食品への活用期待が高まっています。クロレラも藻の一種でありアミノ酸を非常に多く含んでいます。カラハリスイカはアフリカに自生するウリ科の植物です。収穫後の保管状態によっては何年間も腐らないとされる植物で、それを利用した研究開発が行われています。
これらの素材を利用した製品は食品や化粧品、レストランでの食材、ドッグフードとして開発販売されており、通販や小規模、大規模店舗での流通販売、顧客企業への卸売販売、原料供給による大手メーカーとのコラボ商品開発と展開されています。
その他、日本橋三越本店に直営ショップを出店しており化粧品周知と売上増加に貢献しています。また、石垣島の直営レストランでは石垣産ユーグレナを食することができる貴重な場所となっています。海外にも展開しており、中国では上海ユーグレナを合弁会社で運営しています。健康補助食品として販売拡大につなげています。
エネルギー・環境事業の展開
バイオディーゼル燃料の実用化に向けていすゞ自動車と契約提携、共同開発が進んでいます。2014年からはいすゞ自動車藤沢工場と湘南台駅を往復する定期バスが運行しており、車両への負荷負担などが研究対象とされています。バイオ燃料製造プラントが建設されたことにより、より一層の実用化、技術の確立が期待されています。
バイオジェット燃料においても実用化計画が進んでおり、2020年までの実用化、公道での走行、有償フライトを目標としています。横浜市、千代田化工建設(株)、伊藤忠エネクス(株)いすゞ自動車(株)全日本空輸(株)という大きな協力を得て、バイオ燃料プラントでの実証実験が行われます。
新製品に興味がある投資家にオススメ
ユーグレナなどの新しい素材を使用した食品や化粧品などは新製品であり、あまり周知されていないというのが現状です。しかし、今後大きく期待できる商品であることは言うまでもなく、他よりいち早く新製品を手に取れるという喜びは今しかないチャンスです。新製品を他より早く手に入れたい投資家にはオススメです。
燃料開発研究という大きな事業に取り組んでいます。成功すれば今後大きな利益と企業価値が得られることは必然で、そのために大手有名企業が資本提携に乗り出し実証実験に協力しています。2020年までの具体的な目標のもと取り組む実験は、現実的でありかつ成功を予言させるものであります。将来の成功に期待する投資家にオススメです。
ミドリムシ(ユーグレナ)の商品流通拡大とバイオ燃料現実化の期待
いかがでしたか。2005年の設立以来、目覚ましい発展と成長を遂げた企業といえます。ミドリムシ(ユーグレナ)の研究成果を商品として製造販売し確実な利益を生み出しており、複数の流通販路拡大は着実な営業力と販売力の証と言えます。
また、バイオ燃料における計画実験は実証の段階に入っており、2020年を目標に具体的な行動計画が示されています。ミドリムシを利用したバイオ燃料が現実に流通される日は近いと言えるでしょう。今後の企業発表が楽しみになること間違いありません。