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中国銀行は岡山県を中心に広島、香川、兵庫に店舗を展開する地方銀行です。
日本の地方銀行の中では上位の銀行とされ、格付け機関からも優良な格付けを受けています。中国銀行の株主優待は銀行系にありがちは利回りアップではなく、保有株式数に応じたカタログギフトです。
中国銀行に口座を持っていなくても株主優待を100%活用できる点がうれしいですね。
カタログギフトの内容も豊富で、岡山県の特産品をメインに様々な種類の飲食品を選ぶことができます。カタログギフトを受け取らず、社会貢献団体に相当額を寄付することも可能です。
中国銀行の株主優待についての詳細や中国銀行の業績など、中国銀行に株式投資をする参考となる情報をご紹介します。
目次
中国銀行は岡山を中心に、地域から「選ばれ」「信頼される」サービスを提供している
中国銀行は岡山県岡山市に本店を構える地方銀行です。
預金残高は6兆円を越え、地方銀行の中でもトップクラスの規模を誇ります。海外やネット上にも支店を構え、事業所として東京、ニューヨーク、上海、シンガポール、バンコクの国内外に進出しています。
また、投資の格付け機関からは優良な評価を受けており、経営状況、収益力、将来性が高いことが分かります。
中国銀行では預金、ローン、保険サービスに加えて、投資信託などの資産運用もできる
中国銀行は地方銀行の中では国内トップクラスの実力です。
預金や借入ができることはもちろん、年金保険や生命保険、イデコも取扱っており、資産を預けしっかり守ることができます。
資産運用として投資信託や公共債も扱っており、資産を貯めるだけでなく増やすこともできます。
住宅ローン、教育ローン、マイカーローンなどの各種ローンも充実しており、地域の信頼と選ばれる銀行づくりをしています。
広域地方銀行である中国銀行の始まりとこれまでの歩み
中国銀行は中国地方各地の地方銀行がその前身となっており、その歴史は明治11年(1878年)に設立された第八十六国立銀行にまでさかのぼります。
国立銀行としての古い歴史を持ち、また各地の地銀と県境を越えて合併しながら昭和5年に中国銀行が誕生しました。
各地の支店はそれぞれが前身銀行の歴史をもち、営業基盤のしっかりした経営体制をもっています。
営業基盤がしっかりしており、地域の信頼を得ているからこそ一度も赤字決算を出していません。そのため、格付け機関やアナリストからは高い評価をえているのです。
中国銀行の株価や配当
中国銀行は広域地銀として格付け機関などから高い評価を得ている岡山県の銀行です。
国立銀行を前身とし、地域の各地銀の合併による誕生した中国銀行は地域の人から信頼され、選ばれる銀行となっています。
中国銀行の株主優待を受けるためには中国銀行の株式を取得する必要があります。また、株主になれば配当を受けることもできます。そこで、中国銀行の株価や配当、単元株数などを確認しておきましょう。
事業の種類:銀行業 | 優待の価値:5,000円~10,000円 | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
カタログギフト | 3月末日 | — | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
1,577円 | 1.27% | 0.65% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
157,700円 | 100株 | 20円 |
中国銀行は保有株数によって2種類のカタログギフトがもらえる株主優待
中国銀行では保有する株数によって5,000円相当のカタログギフトか10,000円分のカタログギフトが株主優待としてもらえます。
単元株数は100株ですが、株主優待を受けるためには最低500株を保有している必要があります。また、権利の確定月は3月となっていますが、それまでに1年以上の継続した株式の保有が条件になっています。
■5,000株以上保有の場合、10,000円相当のカタログギフト
カタログの内容は岡山県の特産品で種類もそうめん、和牛、果物など豊富
気になるカタログギフトの中身については岡山県の特産品となっています。
岡山県と言えば何を思い浮かべるでしょうか。桃太郎の桃、手延べそうめん、お酒などを思い浮かべる人も多いでしょう。
カタログの内容は
- 手延べそうめん、桃、ブドウなどの果物
- 和牛や豚肉
- 倉敷のたこ
- お米
- 味噌
- 甘酒
- 日本酒、ワイン、焼酎、地ビールなどのお酒
- お菓子やお茶
- ジュースにお出汁やしょうゆ
などかなり種類が豊富になっています。カタログギフトは選ぶことも楽しみのひとつ。
これだけの種類が用意されて入れば、何をもらおうか考える時間もかなり楽しめそうですね。
格付け機関やアナリストが高く評価する中国銀行の業績もチェック
ここまで確認してくると、中国銀行の株主優待がかなり魅力的だということが分かりますね。
優待利回りや配当利回りの数字自体はそれほど高いようには思えませんが、カタログの内容、経営基盤がしっかりしていることなどを考え合わせると実に魅力的です。
株式を取得する際には株主優待のみに着目するわけにもいきません。
株を購入するわけですから、安心な株、これから上がる株を購入したいものですね。その判断の重要な指標になるのが業績です。中国銀行の業績をチェックしていきましょう。
ここ数年の中国銀国の経常利益は下がり続けています。
これは不安材料というよりも銀行業全体の流れであり、特に中国銀行の業績が悪いということでもありません。しかし、そのまま放置しておいていいものでもありませんから、今後中国銀行が収益力を高めるためにどのような取り組みをするのかには注目する必要があります。
直近の業績としては落ちている、という現実があるものの、これまで一度も赤字決算を出したことがない、というのはプラスの評価につながります。
それだけ経営基盤がしっかりしており、最低限の収益を出すだけの地力はしっかりとあるということです。その意味ではこれからの飛躍的な株価上昇は見込めないものの、値下がりもあまりしないであろうことが予想できます。
中国銀行の株主優待を受けるならばこんな方法がおすすめ
中国銀行の株主優待を受けるには500株の取得が必要になります。500株の取得には約75万円の資金が必要になります。
75万円という金額がどれほどの価値になるのかはひとそれぞれだと思いますが、簡単に支出できる額ではないことも確かでしょう。
そこで、信用クロスなどの方法で株式を取得することをおすすめします。
ほぼリスクなしで株主優待を受けることができる方法としてよく利用されている方法です。中国銀行では配当利回りはそれほど高くないため、この方法によるデメリットもあまりありません。
中国銀行の株主優待で岡山県の特産品カタログギフトをもらおう
中国銀行は広域地銀として140年以上の歴史を持っています。
中国地方の地銀が集まって誕生した銀行で、その前身は国立銀行です。国立銀行として始まり長い歴史を持つ信頼性、各地銀が持っていた地盤を引き継ぎ、一度も赤字をだすことなく経営状態も良好です。
そんな中国銀行の株主優待は岡山県の特産品がもらえるカタログギフトです。株主優待を受けるためには500株の取得が必要で5,000円相当のおいしい特産品がもらえます。カタログの内容も豊富で選ぶ楽しみもたくさん詰まっています。
株主優待をメインに株式投資をするのであれば選ぶ楽しみ、ギフトの内容が充実している中国銀行を選択肢に加えておいて損はないですよ。