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ローランドディー・ジーはインクジェットプリンタの世界首位を誇る製造販売会社

2017年11月30日

株主優待というと企業によってそれぞれ特徴が出るものです。コンピュータ周辺機器を製造販売しているローランドディー・ジーといえば、インクジェットプリンタで有名な会社であり、その世界的なシェアにおいて首位を占めている会社です。

1981年に会社が設立され、1983年に現在の社名へと変更した後、2000年に東京証券取引所市場第二部に上場した企業であり、本社は静岡県浜松市北区にあります。

元々はコンピュータミュージック用の機器などを製造販売していたのですが、現在では大型プリンターなどの周辺機器を開発するなどして急成長を遂げています。

そんなローランドディー・ジーの株主優待というと、世界各地の名産品とのことで、3000円相当のグルメ食品やキッチン用品、雑貨などが掲載されているカタログギフトとなります。ここ数年は株価が上昇している傾向があるようで、現在の株価というと3000円台となります。

ローランドディー・ジーの特徴。インクジェットプリンタが世界屈指の機器メーカー!

ローランドディー・ジーはコンピュータ周辺機器の製造販売を行っている企業で、現在ではインクジェットプリンタで有名です。なにしろローランドディー・ジーのインクジェットプリンタといえば世界的にも有名で、世界シェアの首位に位置づけられるほどです。

インクジェットプリンタというと、広告や教育の分野で使われることが多く、例えば業務用大型カラープリンターや3Dレーザースキャナなどで使用される機会が多いです。それだけに、知らず知らずの間にローランドディー・ジーのインクジェットプリンタを使用している人は意外と多くいることでしょう。

業務用大型プリンターや三次元工作機器などを製造販売している企業

ローランドディー・ジーでは業務用大型プリンターや3Dレーザースキャナなどの製造販売をしており、これらの製品は広告や教育などの分野で使用されています。

現在でこそインクジェットプリンタの企業として認知されていますが、元々は自動演奏可能なコンピュータミュージック機器などを製造販売していました。

ただ、近年は大型プリンターの製造販売がメインのようで、この分野での開発を機に成長し、投資家からの注目を集めているようです。

1981年に大阪で設立!2000年に東京証券取引所市場第二部に上場!

ローランドディー・ジーといえば、元々は1981年にローランドの関連会社として大阪で設立されたアムデック株式会社のことです。アムデック株式会社はパソコンで作曲と自動演奏ができるコンピュータミュージック機器を製造販売していました。

その後、1983年にローランドディー・ジーへと社名変更をし、1985年に現在の本社でもある静岡県浜松市に移転しました。やがて2000年に東京証券取引所市場第二部に上場し、2002年に第一部に上場しました。

このような由来があるため、元々はデジタル楽器周辺機器などをメインに販売していたようなのですが、現在はコンピュータ周辺機器をメインに製造販売しているようで、特にインクジェットプリンターのシェアは世界レベルで首位に躍り出るほどです。

ローランドディー・ジーが企業として成長した背景には、この大型プリンターの周辺機器を開発したことが大きな要因と言えるでしょう。

上場した当初の株価は低かったのですが、その後に株価は大きく伸び、一時は6000円台に迫るほどでした。現在は大きく下落し、3000円台を推移している模様です。

ローランドディー・ジー株式会社の株価と配当

インクジェットプリンタがヒットしたことで急成長を遂げたのか、上場当初は1000円未満だったローランドディー・ジーの株価はやがて高騰し、2005年頃には2000円台を突破し、3000円台へと迫っていました。

その後も高騰は続き、2007年代には6000円台に到達するなど、破竹の勢いで株価は上昇していたのですが、その後にリーマンショックの影響を受けたのか、株価は一気に下落し、1000円台まで落ち込みました。

一時は1000円をさらに下回るほど株価が下落しましたが、その後に回復したようで、2014年頃には5000円台にまで上昇しました。その後、再び下落し、現在は3000円台となっています。

このように、ローランドディー・ジーの株価はかなり動きが荒く、長期投資をする際には動きに注意を払った方が良いかもしれません。

配当に関してですが、株価の動きに合わせて増減するため、株価が低くなるとそれに合わせて配当も減る可能性が高いです。逆に言えば、今後株価が上昇すれば、配当も増える見込みが高いです。配当利回りに関してですが、低いわけではないのですが、高いという水準でもないです。

それだけに配当を目当てにするよりも、短期から中期スパンで投資をし、キャピタルゲインを狙った方が良いかもしれません。

事業の種類:電気機器 優待の価値:3000円相当のカタログギフト
優待の種類 権利確定月・日 優待回数
カタログギフト 3月 年1回
株価 配当利回り 優待利回り
3,120円 1.60% 0.9%
必要投資額 単元株数 1株あたりの配当
312,000円 100株 50円

(2017年11月1日 現在)

ローランドディー・ジーの株主優待は3000円相当のカタログギフト!世界各地の名産品!

ローランドディー・ジーの株主優待というと、3000円相当のカタログギフトとなります。カタログギフトの内容は世界各地の名産品とのことで、食品に限らず、食器類やキッチン用品、雑貨などがもらえます。

条件はローランドディー・ジーの株式を100株保有することになるため、比較的簡単です。ただ、現在のローランドディー・ジーの株価は昔の1000円台の頃と違い、やや高騰しているため、100株購入するためには30万円から40万円ほどの資金が必要となるでしょう。

それだけに、必要資金と比較すると、株主優待の利回りが相対的に安く見えてしまうかもしれません。

ローランドディー・ジーの過去の業績から見る今後の動向。最近の業績はイマイチ

ローランドディー・ジーといえば、世界シェアで首位を誇るインクジェットプリンタが有名なのですが、最近の業績を見ると、あまり芳しくないようです。

売上高や営業利益、経常利益は数年前と比較して大きな変化がないのですが、当期利益に関して言うと2017年から大きく減っているようで、それが影響しているのか、2014年には5000円以上あった株価が、2015年以降から減り始め、現在では3000円台へと落ち込んでいます。

ただ、会社として問題視するほど業績が悪いというわけではなく、あくまで過去と比較すると業績が芳しくない程度のことです。株式を長期にわたって保有するという観点から見ると、それほど業績が悪いわけではないです。むしろ、株価の変動幅が大きいものの、安定して経営している企業と言えるでしょう。

ローランドディー・ジーの株価は動きが激しく、キャピタルゲイン狙いの投資家にオススメ

インクジェットプリンタの世界的なシェアで首位を占めているだけに、ローランドディー・ジーは安心して株式を保有することが出来る企業と言えるでしょう。ただ、配当利回りと優待利回りに関して言うとあまり高くはなく、インカムゲイン狙いの長期投資家からするとそれほどメリットがないかもしれません。

その一方で、ローランドディー・ジーの株価はかなり荒っぽい動きをしているため、短期から中期をメインに投資をしているキャピタルゲイン狙いの投資家と相性が良いかもしれません。

さらに、ローランドディー・ジーの株価が今よりもさらに下落し、かつてのように1000円台にまで落ち込むと、再び上昇する見込みがあるだけに、狙い目かもしれません。

逆に言うと、現在のような3000円台で推移されると、上に行くのか下に行くのかがわからず、判断に迷いが生じやすいです。それだけに長期投資家からすると敬遠したくなる株価に見えるかもしれないです。

ローランドディー・ジーの株式を購入すると世界各地の名産品がもらえる!

ローランドディー・ジーの株主優待というと、世界各地の名産品が掲載されているカタログギフトとなります。そのため、様々な国の名産品に興味がある投資家には相性が良い会社かもしれません。

ただ、ローランドディー・ジーの株価は5000円台まで上がることもあれば、一気に下落して1000円台にまで落ち込むなど、かなり荒っぽい動きをするので、タイミングを間違えると株価の下落に巻き込まれて大損する恐れがあります。それだけに、株式の購入のタイミングには慎重になった方が良いです。

逆に言えば、1000円台まで落ち込んだ時が買い時となるかもしれません。一方で、4000円台から5000円台を超えた状態で株式を購入すると、下落に巻き込まれる恐れがあります。

このように動きが荒いため、優待狙いの長期トレーダーからするとなかなかリスクの高い株式かもしれません。

著者情報
株主優待が大好き。 桐谷さんのように優待だけで生活するのが夢。 でも不動産投資やFXにも魅力を感じている今日この頃。

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