- バイナリーオプション
- オセアニア市場は流動性が低くバイナリーオプション取引には向かない傾向にあり
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バイナリーオプションはオープンしている市場によって流動性が変動するため、取引時間によってスタイルを変えていかなくてはなりません。
その市場の1つが「オセアニア市場」です。
「オセアニア市場ってどんな特徴があるの?」
「バイナリーオプションで気をつけることはある?」
と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はバイナリーオプションから見たオセアニア市場の特徴、メリット・デメリット、付き合い方などを紹介していきます。
この記事を読めば、オセアニア市場時間のバイナリーオプション取引のあり方やコツが見えてくるのでぜひ参考にしてください。
目次
オセアニア市場は朝4:00からスタートする世界の為替の起点
オセアニア市場は次の2つの市場を総合した名称になります。
- ウェリントン市場(ニュージーランド)
- シドニー市場(オーストラリア)
南半球の大きな市場2つを複合した市場、と覚えておきましょう。
オセアニア市場のオープン時間は次のとおりです。
夏時間 | 冬時間 | |
---|---|---|
ウェリントン市場 | 4:00~14:00 | 5:00~15:00 |
シドニー市場 | 6:00~16:00 | 7:00~17:00 |
このように、とても早い時間にスタートするのが特徴で、世界の為替の起点となっています。
ちょうどニューヨーク市場がクローズしてからオセアニア市場が始まるのも特徴的です。
なお東京市場がオープンするのは9:00からなので、オセアニア市場から東京市場まで継ぎ目なく市場がオープンしていることになります。
オセアニア市場の主要通貨はオーストラリアドルとニュージーランドドル
オセアニア市場の主要通貨は次の2通貨です。
- オーストラリアドル
- ニュージーランドドル
それぞれの特徴をみてみましょう。
オーストラリアドル(豪ドル)
オーストラリアは鉱産物、農林水産物がメインの国なので、一次産業市況や天候などに経済が影響されやすい傾向にあります。
資源輸出をメインとしているので、資源価格と連動して豪ドルが上下する、と覚えておきましょう。
ニュージーランドドル(NZドル)
ニュージーランドは乳製品や肉、羊毛、農林水産物といった1次産品が主要産業となっており、天候に大きく左右されやすい傾向にあります。
豪ドルと連動して動く傾向も強くみられるため、バイナリーオプション取引を行う際は、NZドルと豪ドルを合わせてチェックするのが鉄板です。
オセアニア市場は流動性が低く値動きが穏やかなのでバイナリーオプションには向かない
オセアニア市場はニューヨーク市場がクローズしてからオープンするため、参加者がとても少なく、流動性が低下してしまいます。
そのため、チャートの動きがとても緩慢で、バイナリーオプション取引にはあまり適していない、というのが定評です。
国内バイナリーオプションの特徴として、現在レートと目標レートが離れているほどペイアウト率が高くなり、利益率が高まる、という点があります。
流動性の少ないオセアニア市場だと、バイナリーオプションで大きく利益を伸ばすのが少し難しいわけです。
といっても流動性が少ないからこそ、ちょっとしたことで相場が激しく動くことも。
比較的動きの小さい場合はレンジ狙いのバイナリーオプションが最適でしょう。
逆に激しい値動きが見られるときはラダーで強気のバイナリーオプションを狙ってみるのも悪くありません。
市場のオープン直後は注意した方がいい
元々流動性が低い中では、市場が閉まっていた土日に大きなニュースや事件が起こると変動の幅が大きくなることもあります。
そういった大きな値動きが突発的に起こるので、市場がオープンしたばかりの時間帯や月曜の朝はポジション保有が大きなリスクになることもあります。
流動性の少なさを狙った仕掛けもある
上述したように、オセアニア市場は参加者が少なく、流動性が小さいのですが、このタイミングを狙った仕掛けも見られるので注意しなくてはなりません。
流動性が少ない=少ない金額で為替を動かせる、ということなので、ヘッジファンドなどの投機筋が一方的に為替を操作し、ストップロスを巻き込んだ利益を狙う…いわゆる「ストップ狩り」が行われることも。
バイナリーオプションはストップロス売り(損切り)がないため、ストップ狩りを受けることはありません。
しかし「オセアニア市場時間なのに、なんだか妙に相場が動くな」といった事態が起こりうることを覚えておきましょう。
オセアニア市場で覚えておきたいイベント
オセアニア市場をメインにバイナリーオプション取引を行うなら、次のイベントをチェックするようにしましょう。
- 政策金利発表:毎月第1火曜日13:30
- GDP発表:3月、6月、9月、12月上旬の10:30
- 貿易収支発表:毎月上旬10:30
- 政策金利発表:年8回、第2木曜7:00
- GDP発表:3月、6月、9月、12月下旬の7:45
- 貿易収支発表:毎月下旬7:45
イベントの内容によって、相場が大きく動くことも多いので、慎重トレーダーは様子見、積極トレーダーはエントリーするのが良いでしょう。
まとめ
今回はバイナリーオプション視点でのオセアニア市場について紹介しました。
最後にもう一度ポイントをおさらいすると
- 基本的にオセアニア市場は流動性が少ない=値動きが小さい
- 参加者が少ないゆえに、急激な値動きを見せることもある
- バイナリーオプション取引しづらい傾向にある
の3つが挙げられます。
「オセアニア市場ってどんな特徴があるのだろう?」
「明け方にバイナリーオプション取引をすることが多いのだけれど、どう注意すれば良いの?」
といった方は、ぜひこの記事を参考にして、オセアニア市場時間のバイナリーオプション取引にチャレンジしてみてくださいね。