• ヨーロッパ市場のバイナリーオプション取引は日本円以外の通貨ペアが活発になる時間帯
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ヨーロッパ市場の値動きの特徴

ヨーロッパ市場の特徴とは?バイナリーオプションで有利な時間帯?【ロンドン市場はアジアでの取引を損切りすると聞いたけど…】

世界3大市場の1つであるヨーロッパ市場は世界で最も活発なマーケットです。

世界の外国為替の半数ほどを占めており、FXやバイナリーオプションの取引を行っている人は注目すべき市場と言えるでしょう。

「ヨーロッパ市場ってどんな特徴があるの?」
「何時頃からオープンしているの?」

と気になる方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、バイナリーオプション視点で考えるヨーロッパ市場の特徴、メリット・デメリットなどを紹介していきましょう。

この記事を読めば、バイナリーオプション取引におけるヨーロッパ市場との付き合い方が分かるので、ぜひ参考にしてみてください。

大規模マーケットだが日本円には絡みにくい?

冒頭で紹介したように、ヨーロッパ市場は世界の半分近くの外国為替取引を占めています。

ヨーロッパ各国の市場が参加していること、そしてニューヨーク市場と重なる時間帯もあることなどが大きな理由です。

参加者が多く、流動性がとても高いので、バイナリーオプション取引においても注目の市場と言えるでしょう。

ヨーロッパ市場のオープン時間は次のとおりです。

夏時間 16:00~翌0:00
冬時間 17:00~翌1:00

日本時間で夕方~夜中にかけてオープンしているため、仕事帰りのサラリーマンなど、兼業トレーダーも参加しやすい時間帯と言えますね。

取り扱い主要通貨はユーロ!円はあまり介在しない

ヨーロッパ市場がメインに取り扱う通貨はユーロになります。

米ドルユーロはもちろん、ユーロ対ユーロ、ユーロ対ヨーロッパ各国通貨も活発に取引されているのが特徴的です。

ただし日本円を含まない通貨ペアが活発で、日本を始めとしたアジア圏内のトレーダーは少々取引に参加しづらいイメージがあるのも事実。

アジア市場とは全く関係のない相場の動きを見せることも珍しくないため、日本円をベースに取引する人は注意が必要でしょう。

ヨーロッパ市場とニューヨーク市場は重なる時間帯がある

ニューヨーク市場がオープンしている時間帯は22:00~翌7:00。

ヨーロッパが17:00~翌1:00なので、日本時間の22:00あたりから両者のオープン時間が重なることになります。

するとドルユーロやドルポンドといった、両方の市場と深い関係のある通貨ペアの取引がより活発に行われるようになり、値動きが激しくなる傾向に。

日本円以外の通貨ペアでバイナリーオプション取引を行う人にとって、まさに狙い目と言えるゴールデンタイムです。

強いトレンドが出ているときや、頻繁に反発が起こっているときなど、値動きが活発なときはペイアウト率の高いチケットにエントリーしやすいタイミングと言えます。

ヨーロッパ市場ではロンドンフィキシングにも注目すること

ヨーロッパ市場で特に注目しておきたいのは、日本時間の深夜1時に行われる金のスポット価格を決定する「ロンドンフィキシング」。

金価格がこのときに決定され、世界の価格指標となるのですが、このときにドル建てで決められるので、ドルの需要にも影響を与えてきます。

すると、為替市場も大きなインパクトを受け、値動きが変わってくるのです。

期末・月末の通貨買い戻し要因にも注視する

それから、イギリス企業は当然ながらポンドで決済を行うところが多いので、月末になると通貨の買い戻しも見られます。

ですので、ロンドン市場は月末になると全体的に相場が荒れる傾向が出てくるという特徴もあります。

期末や月末にポンドやユーロを保有している場合、リスクになることもあるので、注意しましょう。

初心者トレーダーにはあまりおすすめできない

ヨーロッパ市場をメインに取引するなら、ある程度バイナリーオプションに慣れてからが良いでしょう。

その理由は次の2つです。

  1. チャート分析の難易度が高い
  2. 日本円が絡まない

値動きが活発なので、しっかりとしたチャート分析ができないと勝率に響く可能性が高いです。

もちろんユーロ円の取引はそれなりの値動きが期待できますが、それでも他通貨ペアと比べれば穏やかな部類。

そして日本円が絡まない通貨ペアがメイン…となると世界のマーケットニュースのチェックが欠かせません。

日本円が絡むものは普段からニュースが耳に入ってくるので、取引に活かしやすいのですが、それ以外となると、サイトなどで情報収集を行う必要があります。

まずは東京市場がオープンしている時間帯で慣れてから、徐々にヨーロッパ市場も視野に入れていくのが良いでしょう。

ヨーロッパ市場で覚えておきたいイベント

ヨーロッパ市場に関連する国の経済指標発表など、イベントが起こると急激な値動きが起こる場合があるのでチェックしておきましょう。

  • 経済指標発表:毎月上旬18:00(夏17:00)
  • GDP発表:4半期ごと(1~3月期は4月末など)、18:00(夏17:00)
  • 政策金利

影響力の大きい経済指標発表は必ず押さえておきたいイベントです。

その他にもリーマンショックやコロナショックなど世界的なイベントが起こったときは不定期の発表が行われることもあるため、マーケット関連のスケジュールをしっかりと押さえておくことが大事。

まとめ

今回はヨーロッパ市場の特徴やチェックしたいイベントなどを紹介しました。

最後にもう一度おさらいしてみましょう。

  • ヨーロッパ市場はロンドンを中心としたユーロ圏のマーケット
  • 17:00~翌1:00(夏:16:00~翌0:00)にオープンしている
  • 日本円はあまり絡まないが値動きがとても活発

の3点が今回のポイントになります。

「ヨーロッパ市場の特徴を知りたい」
「どんな人に向いているの?」

といった方は、ぜひこの記事を参考にして、世界最大規模のマーケットであるヨーロッパ市場のバイナリーオプション取引を狙ってみてはいかがでしょうか。

著者情報
投資歴10年。日本株・米国株投資、FX、仮想通貨、不動産、インデックスファンド、なんでも手広く投資中。普段はコツコツ、鉄火場や期待値の高い相場の時だけ大きく張るの…

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