• 民泊運営代行業者を選ぶ際の5つのポイントと民泊ホストのタイプ別お得な利用法
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民泊運営代行業者にすべてお任せすることが必ずしも成功につながらない場合もある

2018年2月7日

民泊の運営には多くの手間がかかります。
物件の内装や予約サイトへの登録などの事前の準備から、予約してくれたお客さんとの連絡、料金収納やトラブルへの対応、チェックイン、チェックアウト時の対応や掃除など、やるべきことは多く、すべてを自分で行うのは大変です。

これらの大変な作業を少しでも楽にし、お客さんにより満足してもらうために民泊の運営を代行してくれる業者に頼むという方法があります。民泊の運営代行業者は次々と出てきており、どの業者を選べばいいか迷ってしまいます。

今回は民泊運営代行業者の選び方として5つのポイントをお伝えします。
さらに、民泊ホストのタイプ別に民泊運営代行業者のお得で賢い利用法もご紹介します。

民泊運営代行業者は何をしてくれるの?利用するメリットとデメリットとは?

民泊の運営には多くの手間がかかり一人ですべてやるのはとても大変です。
自宅の一室を民泊に利用している場合は別として、不動産運用の一環として民泊をしていたり、複数の民泊物件を扱っている場合には対応にミスや遅れが生じ、結果としてトラブルや機会損失につながります。

そこで、今回ご紹介するのが民泊運営代行業者です。民泊の運営を代行してくれる業者は何をしてくれるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

民泊の運営代行業者は民泊ホストがしなければいけない業務を代行してくれる

民泊の運営代行業者とは民泊物件の予約サイトへの登録、お客さんからのメールや電話での対応、チェックイン・チェックアウト時の対応、清掃活動などを民泊ホストに代わって行ってくれる業者のことです。

民泊物件を持ち、民泊をやっている人の中には副業として民泊をしたり、複数の物件を扱うなどしてなかなか十分な対応ができない場合もあります。

そんな時にぜひ利用してみたいのが民泊運営代行業者です。また、民泊を始めようと思っているがどうしていいのか分からない、という人に対するサービスも行っています。民泊に関するほとんどすべてに関して民泊ホストを支援してくれます。

民泊運営代行業者はどんな業務を代行してくれるのでしょう?

では、具体的に民泊運営代行業者はどのような業務を代行してくれるのでしょうか。
代行業者には大きく分けて2種類の代行業者があります。ひとつは完全代行サービスを提供する業者と、もう一つが一部の業務だけを代行する部分代行サービスを提供する業者です。

完全代行サービスでは民泊ホストは民泊物件を代行サービスに届け出るだけで予約サイトへの登録、予約や問合せ対応、宿泊準備、チェックアウト後の掃除やトラブル対応まですべて業務を行ってくれます。完全代行サービスを利用すると民泊ホストはなにもする必要はありません。

一部代行サービスは民泊に関わる業務のうち必要な部分だけ代行を頼むことができます。

例えば、宿泊後の清掃だけを頼んだり、民泊物件の最寄駅からの送迎だけを頼んだりすることができます。民泊ホストが手助けしてほしいと思う業務だけを代行してもらうことができます。

民泊運営代行業者を利用する3つメリットと2つのデメリット

民泊運営代行業者を利用する人にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
メリット、デメリットを理解することが民泊運営代行業者選びの第一歩です。

  • 民泊運営の手間を軽減
  • 複数物件の運用も可能に
  • トラブル対応

運営代行業者を利用する最大のメリットは民泊運営の手間を省けることです。
民泊運営を副業としてやっていたり、急な用事などで民泊業務に支障が出る場合などでも、自分の時間を使わずに民泊の運営ができます。手間をかけずに収益を上げられるので、

複数物件の運用によるさらなる収益も期待できます。これが2番目のメリットになります。
手間をかけずに運営できるので、複数物件であっても管理が容易で、業者からの報告を楽しみに待つだけです。複数物件で民泊をすることでそれだけ利益も大きくなります。

3番目のメリットがいざという時のトラブル対応です。
民泊をやる以上、トラブルが全く起こらないという保証はどこにもありません。
いざトラブルが起きた際に、経験や実績のある代行業者にお任せできるので心強いですし、トラブル対応がスムーズであれば逆に民泊ゲストからの評価があがり、より収益を上げやすくなります。

民泊運営代行業者を利用するデメリットにはどのようなものがあるでしょうか。

  • 利用料が割高
  • ゲストとの交流の減少

やはり利用料がかかることです。民泊運営代行業者の利用料は宿泊料の2割~3割ほどとなっています。
代行業者を利用することで民泊ホストは利益が減ってしまうことになります。もう一つのデメリットが業務の代行を頼んでしまうと民泊ゲストとのやりとりが少なくなってしまうことです。

完全代行サービスを頼めば自分は何もしなくても民泊の運営ができます。ということは民泊ゲストとの接点もなくなってしまうのです。民泊ホストの中には海外からの観光客との交流を楽しみに民泊をしている人もいるので、近店はデメリットになります。

民泊運営代行業者を選ぶ際に確認しておきたい5つのポイント

ここまでご紹介してきた民泊運営代行業者ですが、その数は徐々に増えており、どの業者を選べばいいのかと迷う民泊ホストもいるようです。民泊運営代行業者を選ぶ際に確認しておきたいのは次の5つのポイントです。

ポイント

知識や経験が豊富で信頼できる業者であること
民泊についての知識や経験が豊富であることは代行業者として必須のポイントです。民泊ホストの売上を伸ばす、稼働率や高レビューをもらえるためにどうしたらいいのかが分かっている業者を選ぶ必要があります。また、業者の財務体制や経営陣などについても調べ信頼できる民泊運営代行業者を選びましょう。
代行実績・稼働率実績が十分にあること
民泊の運営代行件数が多い業者はそれだけ信頼でき、実力のある業者だと言えます。HPで具体的に公開されていなくても聞けば教えてくれる業者はそれだけ実績に自信があるということにもなります。
運用件数だけでなく、稼働率についても業者に問い合わせてみましょう。民泊物件によって人気があったりなかったりするのが当然で稼働率にも差があるはずです。そのあたりの分析もしっかりしてくれる業者を選びたいですね。
予約サイトのアカウントについての透明性が確保できること
予約サイトに民泊物件を掲載する際のアカウントが民泊ホストのものか代行業者のものかどちらのものを使って運用するのかを確認しましょう。
仮に自分のアカウントを利用できるのであれば、民泊ゲストとのやりとりやPVなどの情報が確認でき、適切に運営されているかの確認ができます。もし代行業者のアカウントを利用する場合は情報を公開してもらえるのか必ず確認しましょう。ただ、自分のアカウントを利用して運用してくれる業者の方がよりよい業者であることは言うまでもありません。
・ポイント4 民泊ゲストへの適切ですばやい対応ができること
ポイントの4番目は民泊ゲストへの適切な対応です。予約が入った時のメール対応や電話での問合せなどの対応について、語学力、レスポンスの速さをしっかりと確認しましょう。語学力についてはオペレータの対応言語、レスポンスは社内のレスポンスに関するルールがきちんと設けられているかどうかが確認ポイントです。
また、ハウスマニュアルの作成やチェックイン・チェックアウト時の対応についてもどのような言語での対応が可能なのかしっかり確認しましょう。
民泊ではトラブル対応も重要な業務です。民泊ホストの多くが頭を抱えているトラブルについての対応もよく確認しておきましょう。トラブル防止のためにどのような方法を取っているか、トラブル対応はどこまでやってもらえるのか、を事前に打ち合わせておくことが必要になります。
民泊ホストへの契約後の継続的なフォローがあること
民泊の運営代行業者は民泊ホストが持っている物件を代行して運用しているという意識を強く持つべきです。
例えば投資信託であれば定期的に運用レポートが送られてきますし、相談や質問もいつでも受け付けてくれます。同じように大切な資産を預かって運用している民泊運営代行業者にも同じような対応を求めましょう。
具体的には民泊物件の稼働率や売上の情報の定期的なレポートがあるかどうか、民泊ホストからの質問や相談に丁寧に対応してくれるかどうか、をチェックします。

民泊運営代行業者にすべてをお任せすることが必ずしもいいとは限らない

民泊運営代行業者に業務の代行を依頼することのメリットは大きく、民泊ホストの大きな助けになります。
中でも完全代行サービスでは民泊ホストが何もしなくても民泊の運営ができてしまいます。

多くの業者が完全代行サービスを行っていますが、本当にすべての業務を代行業者にお願いすることがいいのでしょうか。

自分がどこまで代行サービスを利用したいのかを考えてみる

完全代行サービスは本当に何もしなくていいので、手間がかからずに民泊が運営できます。とても魅力的なサービスですが、民泊ホストにもやってみたい、自分が手をかけたいという業務もあるかもしれません。民泊運営代行業者に依頼をする場合には自分がどの業務をやりたいのか、という視点を持っておく必要があります。

自分がやりたい業務、代行業者に任せる業務を考えるときには次の6つのポイントで考えると分かりやすくなります。

6つのポイントとは、

  • 民泊物件の内装、設備
  • 民泊ゲスト向けのハウスマニュアル、アクセスガイド作成
  • 民泊ゲストからの予約、問合せ対応
  • チェックイン・チェックアウト対応
  • 宿泊後の清掃
  • レビュー対応など予約サイトでの対応

です。これら6つのポイントのうち自分がやりたいこと、民泊運営代行業者に任せることを大まかに考えておくといいでしょう。

サービス内容が充実していても、実は無駄かもしれないサービス

民泊運営代行業者に民泊運営を任せる場合には、サービス内容が充実している方がいいような気もします。

しかし、すべての業務をお任せにするのが必ずしもいいとは限りません。さらに、実は不要なサービスに余計な費用をかけてしまう場合もあるのです。

自分に必要なサービスを見極め、不要なサービスはつけないことが原則です。不要なサービスの代表が言語対応です。多くの民泊運営代行業者では英語での対応を基本としています。英語以外の言語の対応をお願いすると別途費用がかかる場合もあります。

多くの言語に対応している方が、多くの人に利用してもらえるだろうと考えるでしょうが、実はそうでもありません。どうしても特定の国からの民泊ゲストを受け入れたいというのならば、その国の言語対応が必要になるかもしれませんが、通常は英語での対応ができれば十分です。

民泊運営代行業者を利用する場合に注意したい手数料と対応地域

民泊運営代行業者を利用するデメリットのひとつとして利用料がかかってしまうことがありました。
民泊運営代行業者に支払う利用料は代行手数料という料金になります。代行手数料の相場は2割~3割です。この手数料にはどこまでのサービスが含まれているかには注意が必要です。

多くの業者で清掃サービスを実施していますが、手数料に清掃サービス料を含まない業者がほとんどです。

実質的に手数料+清掃料を支払うことになります。また、自分が代行をお願いしたサービスが、オプション料金のかかるサービスという場合もあります。利用料金が合計でどれだけになるのか、明細を確認するようにしましょう。

もう一つの注意点が対応地域です。民泊運営代行業者には対応可能な地域と不可能な地域があります。東京や大阪であれば代行業者も多く、広い範囲をカバーしてくれますが、一部地域では対応してもらえない場合もあります。サービスの提供範囲がどの地域なのかも確認が必要です。

民泊ホストのタイプ別、民泊運営代行業者の賢い利用法

ここまで民泊運営代行業者がどんなサービスをしているのか、どのような業者がいい業差者なのか、利用するサービスを選択することの重要性を見てきました。

ここからは民泊ホストのタイプ別に、民泊運営代行業者の賢い利用法をお伝えします。多くの民泊ホストにとって民泊運営代行業者を利用することはメリットの方が多いです。また、万が一のトラブル発生時のためにもやはり、運営代行業者との契約はしておいた方が安全です。どこまでを代行業者に依頼し、何を自分でやるべきか、がポイントとなります。

自宅の一室を利用して民泊をしている場合は予約サイトの運営をお任せ

自宅の一室を利用して民泊をする場合、物件の内装を変えたり、備品を入れ替えたりするのは現実的ではありません。

チェックイン・チェックアウト対応も自分で十分可能です。また、自宅で民泊をする民泊ホストは海外からの旅行客とのコミュニケーションを楽しみにしている場合も多いです。さらに、宿泊後の清掃は自宅の部屋の掃除ですから、代行業者に頼むまでもないですね。

以上の理由から、民泊の予約サイトの運営を代行業者にお任せし、予約が入った時点から自分で準備を始めるのがいいでしょう。

副業や資産運用の一環として民泊であれば完全代行サービス

副業や資産運用の一環として民泊をしているのであれば、収益の最大化が最も重要になります。

収益を最大化するには投資を積み重ねていくこと、複数の物件でリスクを分散することが必要です。この場合の投資の積み重ねは民泊運営代行業者への手数料の支払いです。完全代行サービスを利用すれば複数物件の管理も簡単ですから、リスクの分散にもなりますし、物件の数だけ収益も上がります。

これから民泊を始めるのであれば、部屋のセッティングと予約サイトの運用を代行

これから民泊を始める民泊ホストには部屋のセッティングと予約サイトの運用の代行をおすすめします。
物件の立地やその他の条件によって最適な部屋の使い方や魅せ方があります。

代行業者は当然そのノウハウを積み重ねていますから、思い切ってお任せしましょう。必ず成果があがります。
また、予約サイトの運営はリスティング広告やメール対応、電話対応など慣れが必要な部分も多くあります。

そこで、代行業者に代行してもらいながら、適宜報告を受けながら、自分自身のノウハウを積み重ねていくのです。
まずは民泊運営代行業者のやり方を学ぶ、2件目の物件からまたは慣れてきたら自分でやってみる、というのがおすすめです。

まずはすべて自分ひとりでやってみてから必要なサービスを考える

どの業務を代行してどの業務を自分でやればいいのか分からないという人は、思い切って、全部自分でやってみましょう。その中で自分が好きな分野、得意な分野が見つかります。好きなこと、得意なことは自分ですれば手数料を節約できます。

民泊をするなら民泊運営代行業者に業務を代行してもらうのが便利

民泊で利益をあげる、民泊で外国人観光客との交流を楽しむ。どちらの目的であっても、不要な手間は省きたいですし、トラブル対応などはできれば他の人にやってもらいたいものです。民泊運営代行業者を利用することで自分が民泊をしている目的を十分に果たすことができます。

自分にあった代行業者、自分がやりたい業務をよく見極めお得で賢く民泊運営代行業者を利用しましょう。

著者情報
オールマイティなトレーダーを目指して日々奮闘中 投資で5000万円貯める事が目標。 基本ビビりなので日々可愛い利益をコツコツ貯めています。

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