• 宅建試験を12月試験で受験するための申込み方法【2022年度(令和4年度)】
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宅建試験を12月試験で受講する方法

【令和4年度(2022年度)】宅建試験を12月試験で受けられるようにする方法

2022年7月26日

宅建試験の申込みをしようとすると、10月試験と12月試験の2パターンがあることがわかります(住んでいる地域によります)。

「どうせなら12月試験に選ばれて勉強時間を増やしたい」

と考えている方も多くいるはずです。

そこで今回は、これから宅建試験の受験を予定している方向けに、12月に実施される追加試験の受験対象者に選ばれる方法について具体的に紹介しています。

私は2021年度(令和3年度)の宅建試験に申込みした際、今から紹介する方法で12月試験を受験することができました。

この記事を読むことで、12月試験の受験者に選ばれる可能性を高められるようになるので、ぜひご参考ください。

2022年度(令和4年度)の宅建資格試験日程

宅地建物取引士資格試験は毎年10月の第3日曜日に全国の各都道府県で実施されています。

2022年度(令和4年度)の開催日程は次のとおりです。

通常の「10月試験」の日程:10月16日(日)
追加の「12月試験」の日程:12月18日(日)

追加の12月試験が開催されるかどうかは新型コロナウイルス感染症の拡大状況と都道府県によります。

都道府県によっては、新型コロナウイルス感染症の影響で10月試験会場の確保が困難になる場合があるからです。

10月試験の受験者が受験可能人数を上回った場合に12月試験が開催されることになります。

宅建試験の受験申込は「インターネット」と「郵送」の2種類

宅建試験の受験申込の方法は、「インターネット」と「郵送」の2つの方法があります。

これらの方法について具体的に見ていきましょう。

インターネット申込みの概要と方法

インターネットによる申込は、2022年7月1日(金)9時30分~2022年7月19日(金)21時59分までです。

一般財団法人 不動産適正取引推進機構の公式サイトから受験の申込みをしてください。
URL:https://www.retio.or.jp/exam/

▼インターネット申込みの流れ
宅建試験のインターネット申し込みの手順・流れ

▼インターネット申込の受験料支払い方法

  • クレジットカード決済
  • コンビニエンスストアでの払込み

インターネット申込みであれば、証明写真を用意する必要はありません。

スマホで正面の顔写真を撮影して添付して送信することができます。

郵送申込みの概要と方法

郵送による申込みは、2022年7月1日(金)~2022年7月29日(金)までの消印有効となっています。

必ず郵便局窓口から「簡易書留郵便」で送付し、「郵便物等受領証」を受け取ってください。

ポスト投函は厳禁で、消印が上記期間内のものだけを受け付けることになっています。

▼郵送申込みの流れ
宅建試験の郵送申し込みの手順・流れ

郵送申込み時の受験料の支払い方法は、配布の申込書に添付されているとじ込みの用紙で払込をしなければなりません。

▼郵送申込の受験料支払い方法

  • とじ込みの用紙で払込

また、申込書に顔写真の貼り付けが必須になるので、証明写真を撮影する必要があります。

「12月」試験に選ばれる方法は「郵送申込み」でギリギリに申込む

結論を言うと、郵送申込みの方法で締め切り日ギリギリ(2022年度は7月29日消印)で申込むことです。

そうすることで、12月試験の受験対象者に選ばれる確率が高まります。

もちろん、それでも申込み状況によっては10月試験に割り振られる可能性はありますが、「極力遅く申込む」ことが12月受験に選ばれる可能性を高める唯一の方法です。

基本的に宅建試験は、受験申込書の到着順で受験会場が割り振られていきます。

申込者が多く、通常の10月試験の会場の定員を上回った時点で、その後に到着した分の受験対象者は12月試験に割り振られていきます。

そういうわけで、受験申込書を試験機関の本部になるべく遅く到着するように申込むのが12月試験の受験対象者に選ばれるコツとなります。

8月末までに12月試験の対象者が通知される

10月と12月のどちらの試験の受験対象者になるのかは8月末までに、はがきによって通知されます。

10月試験の受験者に選ばれた方には「試験会場通知」を、12月試験の受験者には「12月試験の通知」が郵送されます。

7月の申込み締切日ギリギリに受験申込書を出したとしても、約1ヵ月後までどちらの試験日になるのか判明しません。

その間は、最悪10月試験の受験者に選ばれても大丈夫なように勉強をし続けておくとよいでしょう。

12月の追加試験が実施される可能性が高い都道府県

過去12月試験が実施された都道府県をチェックしてみましょう。

10月と12月に分割して受験が実施された都道府県は下記表のとおりです。

試験実施年度 都道府県
令和2年度
(2020年)
岩手県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、石川県、岐阜県、京都府、大阪府、奈良県、福岡県
令和3年度
(2021年)
北海道、埼玉県、千葉県、東京都、滋賀県、大阪府、広島県、沖縄県

注意しておきたいのが、毎年同じ都道府県で追加試験が開催されるとは限らないということです。

12月に追加試験が開催される条件としては以下の2点。

  1. 新型コロナウイルスの感染拡大によって10月試験の会場の確保が難しくなること
  2. それに反して受験者が多くなること

新規感染者が拡大しやすい大都市圏を中心として、12月試験が開催されたということがわかります。

12月試験になれば勉強時間を2ヶ月延長できる

もし、12月の追加試験対象者に選ばれれば、通常の10月試験よりも約2ヶ月程度、受験勉強期間を伸ばすことができます。

「約2ヶ月」という期間は大きいですよね。

「思うように受験勉強が進んでいない…」
「10月試験では不安だからもっと勉強時間を確保したい」

という方は12月の追加試験に選ばれるようにするのが賢明な策と言えるでしょう。

10月と12月試験の難易度は変わらず問題も変わる

「別々の日に試験が行われるなら難易度が違うの?」

と思うかもしれませんが、10月試験と12月試験で難易度が変わるということはありません。

試験問題は別にはなりますが、実質的に同レベルになるように調整されます。

Q5 10月の試験と12月の試験では、試験問題は異なるのですか? 試験問題が異なるとすれば、合格ラインはどうなるのですか?
A5 試験問題は異なります。10月の試験と12月の試験の合格ラインは、実質的に同レベルとなるように設定します。

ネット上には「12月試験の方が難易度が高い」という噂もちらほら見かけますが、事実とは異なるので注意しましょう。

それはうわさに過ぎません。→そのうわさが「本当である」と判断する根拠は、今の時点で、何もありません。

10月試験、12月試験それぞれの合格発表日時

10月試験と12月試験では実施日時が異なるため、それぞれの合格発表日時も変わってきます。

試験実施後およそ1ヶ月あまりで発表されます。

10月試験の合格発表日時:2022年(令和4年)11月22日(火)
12月試験の合格発表日時:2023年(令和5年)1月30日(月)

それぞれ不動産取引機構の公式ページで確認できるので、合格発表日時にアクセスしてみましょう。

合格者には合格発表後2~3日程度で機構から合格証書が郵送されます。

まとめ

今回は宅建の12月試験を受験する方法について詳しく紹介しました。

追加日程の12月試験を受けられるようにするポイントをおさらいすると

  1. 「郵送申込み」で受験申込みをする
  2. 郵便局窓口から締切日の消印で申込む

の2点を押さえることがマストです。

「勉強時間をなるべく多く確保したい」

という場合は、このページを参考に試験日を2ヶ月伸ばす方法にトライしてみてくださいね。

著者情報
投資歴10年。日本株・米国株投資、FX、仮想通貨、不動産、インデックスファンド、なんでも手広く投資中。普段はコツコツ、鉄火場や期待値の高い相場の時だけ大きく張るの…

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