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- 不動産投資は自分に合った金融機関を選ぶことが一番大事です
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「◯◯の物件に不動産投資をしたい」と希望の物件を見つけたら、次は金融機関から融資を受けなくてはなりません。
不動産投資に関わらず、融資業務を行っている金融機関は国内に多数あります。それぞれで特徴が違うため、事前に特徴などを調べ、把握し、自分に合った金融機関にピンポイントで相談・申請に行くのが大事です。
目次
不動産投資の融資を受けるさまざまな金融機関
日本には多くの金融機関があり、不動産投資の融資も含めて様々な融資を受けれます。
それぞれの金融機関の特徴や内容を知っておくことで、融資の申請がスムーズに進みます。
金融機関は内容や特徴により名称も変わりますので、まずは基礎的なことを把握しておきましょう。下記が代表的な金融機関になりますので、言葉の意味から一つひとつ理解していきましょう。
大都市圏に本店を置く金融機関「都市銀行」とは?
都市銀行とは、本店が東京や大阪などの大都市に本店を置き、全国規模で営業展開している銀行のことです。
みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行など
都市銀行の特徴としては、全国規模でサービスを展開している点です。
ほとんどの地域に支店があるため、どこにいても同じサービスを受けれられます。基本的に都市銀行は他の銀行に比べ規模が大きいため、金融商品が多く揃っていたり、大きな額の融資も対応したりします。
地方などでは地方銀行の方が支店が多く、サービスも充実していることはありますが、都市銀行は総合的な面でサービス力があります。
大都市圏以外の都道府県に本店を置く「地方銀行」とは?
地方銀行とは、各都道府県に本店がある銀行のことで、全国地方銀行協会に加盟しています。
第二地方銀行と区別するために第一地方銀行と呼ばれたりもします。全国に64の地方銀行があります。
横浜銀行、常陽銀行、千葉銀行、京都銀行、静岡銀行、福岡銀行
中でも横浜銀行、千葉銀行、静岡銀行は特に規模が大きいため、三大地銀とも呼ばれます。
都市銀行は大手企業との取引など、比較的規模の大きい融資を行うのに対し、地方銀行は地域経済の発展のため、中小企業などとの取引を中心とし、比較的小規模の融資も対応しています。
大都市圏では都市銀行の支店やATMが圧倒していますが、地方では各地方銀行の支店やATMが多くあり、地域に根付いたサービスを展開しています。
北海道・東北地方には北海道銀行や東北銀行をはじめとした11行、関東地方には横浜銀行、千葉銀行など10行、信越・北陸地方には北陸銀行、福井銀行など7行、東海地方には静岡銀行、スルガ銀行など7行、近畿地方には滋賀銀行、京都銀行など7行、中国地方には鳥取銀行や山口銀行など5行、四国地方には阿波銀行や四国銀行など4行、九州・沖縄地方には福岡銀行や西日本シティ銀行など13行あります。
地方銀行よりも規模の小さい金融機関「第二地方銀行」とは?
地方銀行は2種類に分かれ、地方銀行と第二地方銀行があります。
第二地方銀行とは、第二地方銀行協会に加盟している銀行のことで、地方銀行とは加盟している協会が異なります。地方銀行同様、地方などの各都道府県に本店を置き、地元を中心にサービスを展開しています。
中小企業のなかでも小規模の企業と取引などを行うことが多いです。地方銀行との再編もあり第二地方銀行の数は減っています。
一見すると見分けがつきにくいですが、地方銀行よりも規模が小さい銀行と認識しておきましょう。
非営利法人で地域発展・地域貢献のための金融機関「信用金庫」とは?
信用金庫は、主な業務内容は銀行とほとんど変わりありません。
銀行が株式会社組織で営利法人なのに対し、信用金庫は会員の出資による非営利法人です。そのため、銀行法ではなく信用金庫法に則って設立されています。主に地域の中小企業や個人と取引をし、資金の運用も地域発展を目的とします。
銀行のように全国など広域に支店などを展開するのではなく、営業地域は限定されます。
地域のための機関であるため、営業地域に住んでいたり、勤務していたりしないと融資は受けれません。ローン金利が銀行よりも低いことが多く、利用者のメリットになっています。
地域の中小企業や個人の組合員を対象としてサービスを行う「信用組合」とは?
信用組合は、信用金庫同様、相互扶助の精神のもと、設立された協同組織の金融機関です。
設立根拠法は中小企業等協同組合法です。基本的に、地域の中小企業や個人の組合員を対象としてサービスを展開しています。そのため、預金の受入れなども、原則、組合員が対象です。組合員の特性によって、地域信用組合、業域信用組合、職域信用組合の3つに分かれています。
政府が出資する金融機関である「政府系金融機関」とは?
政府系金融機関とは、政府が出資している金融機関のことです。
代表的なもので、日本政策金融公庫や日本政策投資銀行、住宅金融支援機構などがあります。民間の金融機関が融資しにくい分野や、政策に沿った融資などを行っています。
ベンチャー・創業者支援の融資や、セーフティーネット貸付なども行っています。民間の銀行のように預金業務などはありません。
国内金融機関のなかでも格付けが高い「商工組合中央金庫」とは?
商工組合中央金庫とは、商工中金とも呼ばれ、政府と民間の団体が協同出資で設立・運営されている金融機関のことです。
株式会社商工組合中央金庫法に基いており、所属している団体や構成員などへの融資業務や為替業務、預金業務などを行っています。
政府系金融機関にも含まれる機関ですが、民間団体が出資していることもあり、民間金融機関に近いサービスを展開しています。日本で高い格付けを得ていることでも有名です。
銀行や信用金庫以外の金融機関「ノンバンク」とは?
ノンバンクとは、銀行や信用金庫以外の貸付だけを行う金融機関のことです。
代表的なもので、消費者金融、信販会社、事業者金融などがあります。基本的にはノンバンクからの融資を受ける場合は、銀行よりも金利が高いです。他にも融資の審査が緩く早いのも特徴です。
銀行での融資が難しい場合にノンバンクを利用する人がいます。
自分に合った金融機関を探し活用することが大事
さまざまな金融機関がありますので、自分に合った金融機関を活用するのが大事です。
適当に金融機関を選んでしまうと、自分にとって不利な条件になることも少なくありません。借りれるお金の額や、返済額も金融機関によって変わりますので、しっかりと選定しなければなりません。
金融機関を選ぶ際は、まず審査基準、次に金利や返済方法などで選びましょう
自分に合った金融機関を探す際は、融資の審査基準・金額・金利・返済方法で選びましょう。
自身の職業や勤続年数、年収(所得)、借入などを考え、審査が厳しそうであれば、審査基準の緩い機関を選びましょう。審査基準が厳しい機関であれば、審査も通らないでしょう。
また、金額が希望通り借りれるか、金利は低いか、返済方法は希望に近いか、は必ず確認しなければなりません。金融機関によってすべてばらばらですので、相談に行く前に各金融機関のHPなどを確認し、自分の条件をまとめておきましょう。
多くの金融機関があるが自分に最適な機関を選ぶのが重要
融資をしてくれる金融機関はたくさんあります。
しかし、必ず融資を受けれるわけではありません。そのため、各金融機関の特徴を事前に情報収集し、自身の状況に合った機関を選びましょう。客観的に自身を見ることがとても大切です。