• 業者の煽りを受けて絶対やってはいけない融資や購入方法パターン
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事前に知っておくことでパターンにはまらないようにする

2017年7月27日

不動産投資で成功確率を上げるために、著名人や有名投資家が行うような「やった方が良いこと」を学ぶことも大切ですが、「やってはいけないこと」を学ぶことも同じくらい大切です。

絶対やってはいけない融資や購入方法について紹介します。
これから不動産投資を始めることを検討している方は、業者の煽りなどを真に受けすぎないよう注意しましょう。

絶対やってはいけない・おすすめできない融資や購入方法のパターン

不動産投資をするうえで、業者の煽りを受けてやってはいけない融資や購入方法があります。
もちろん絶対ではありませんが、安定した収益を得ていくことを考えると、おすすめはできません。不動産投資で大事なのは、物件を所有することではなく、所有した物件で利益を得ることです。

せっかく物件を所有しても利益を得れない状況であれば意味がありません。おすすめできない融資や購入方法について、代表的なものを確認していきましょう。

業者の煽りを真に受けすぎて一棟買ってしまうパターン

不動産投資を行う際に、絶対やってはいけないことの1つが業者の煽りを真に受けることです。
すべての業者ではありませんが、購入する投資家のためのアドバイスではなく、業者の都合によって投資家へ説明を行います。業者も利益を得なければなりませんので、1件でも1円でも多くの物件を販売したいと考えており、顧客に営業も行います。

「1部屋所有するよりも一棟買った方が収入も高く効率的だから不動産投資を行うなら一棟買いが良い」
「1部屋所有しても収益はたかが知れている、今時の不動産投資は一棟買いが基本」
「一棟買いの方がリスクも低いし、オーナーとしても箔がつく」
「今紹介している一棟マンションのような条件は滅多に出てこない、ここで決断しないと他の人にすぐに買われる」

など、他にもさまざまな言葉を交えながら、業者にとって利幅の大きい一棟買いを勧めてくる場合があります。

余程、業者と長年の付き合いがあり、信頼関係が構築されている場合は良いですが、そうでない場合は基本的に業者の煽りを真に受けてはいけません。
多くの言葉は営業トークの可能性があり、本当に、購入する投資家にとってプラスな物件かどうかは不明です。

探せば他に良い物件があることも少なくありません。
特にほとんど物件を見ていない場合は危険ですので、勧められたとしても必ず他の物件も見て比較検討するようにしましょう。また、別の業者を尋ね、勧められた物件に関して本当に買うに値するのか聞いてみても良いでしょう。

不動産投資に限らずですが、業者の言うことを真に受けすぎてはいけません。
特に不動産投資初心者の方は、資金に余裕があれば良いですが、そうでない場合は、いきなり一棟買うのではなく1部屋持つことから検討しましょう。リスクも小さく、不動産投資のノウハウも得れます。

ノンバンクからの借り入れを利用して投資物件を購入するパターン

他の金融機関からの全額借り入れが難しい場合などでも、極力ノンバンクから借り入れをして物件を購入することは避けた方が良いでしょう。
ノンバンクは非常に金利が高いため、利息を含めれば購入金額よりも遥かに多額の資金を使ったことになってしまいます。
毎月の返済額も大きくなり、利回りが低下してしまいます。

物件を買うためには止む終えずノンバンクを活用する方法もありますが、利益を出すことを考えるとノンバンクを利用することはデメリットでしかありません。

また投資拡大を目的に次の物件を購入しようとしても、ノンバンクからの借り入れ履歴がある場合、銀行などのローンの利用が難しいです。安定した収益を得ていくためにも、所有物件を増やしていくためにも、ノンバンクの利用は極力避けましょう。

将来の借り換えに頼って金利が高くても購入してしまうパターン

業者のありがちな営業トークに

「〇〇銀行じゃなきゃ間に合わない」
「金利が高くても何年かしたら借り換えすればいい」

というのがあります。
本当に顧客の立場を考え、調べたうえで説明しているケースもありますが、大抵は営業トークと考えた方が良いでしょう。

「〇〇銀行じゃなきゃ間に合わない」というのは、ほとんどが業者都合で、実際には他の金融機関でも間に合う可能性があります。
即断を促すために言っているクロージングトークと考えられるでしょう。

「金利が高くても何年かしたら借り換えすればいい」についても、とりあえず今決めて欲しいので言っている可能性が高いです。確かに金利が高かったとしても、将来的に低金利のローンに借り換えすることも可能です。しかし、必ず借り換えができるわけではありません。

同様のケースで、借り換えをしようと金融機関をまわっても、借り換えに対応してもらえないことも珍しくありません。
どちらの決まり文句も投資家のためを思って言っているとは考え難く、やはり業者の都合を優先させた営業トークである可能性が高いです。仮にこのような言葉を言われた場合は、すぐに信じるのではなく、実際に自身で金融機関に確認をしましょう。

焦って物件を購入しても良いことはありません。
いくら価格が安い物件でも金利が高ければ意味がありません。ローンで購入する場合は大きな負担になり、利回りが低下してしまいます。業者を活用すると、つい物件を買うことが目的になりがちです。

一番大事なのは買った後にしっかりと運用して利益を出すことです。

手持ち資金がなくても大丈夫と言われ安心してしまうパターン

不動産投資を行ううえで手持ち資金は必要です。手持ち資金は、物件の頭金にもなりますし、入居者が決まるスピードが遅く計画通りの家賃収入が入らない場合の生活資金としても活用できます。
物件を購入したからといって、すぐに予定通り家賃収入が入ってくるとは限りません。

既に入居者がいる中古物件であっても、とつぜん退去する人もいます。退去した後に客付けするのも新築に比べ遥かに難しいです。
業者としては、投資家に早く買ってもらいたいために、ハードルを下げる意味で「手持ち資金があまりなくてもすぐに家賃収入が入ってくるので大丈夫」などと言う場合があります。

しかし、ある程度の資金は必ず準備しておきましょう。
不動産投資は楽観的に考えるのではなく、シビアに考えて取り組まないと、借金だけを抱えてしまい終わることもあります。

業者の言う言葉を真に受けすぎないことが大事多くの情報源を持つこと

不動産投資をするうえで、あまり業者の言う言葉を信用しすぎてはいけません。投資家は購入した物件を活用して利益を得るのが目的ですが、多くの業者では、投資家に利益を上げて欲しい気持ちよりも、業者の利益を上げることが優先されますものです。業者の営業トークやクロージングトークを真に受けすぎないように気をつけましょう。必ず多くの物件を見たり、1つの業者だけでなく、いろいろな情報源を持ちましょう。

著者情報
オールマイティなトレーダーを目指して日々奮闘中 投資で5000万円貯める事が目標。 基本ビビりなので日々可愛い利益をコツコツ貯めています。

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