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バイナリーオプションの転売

判定前に権利放棄・途中で転売して精算可能な業者を徹底比較

バイナリーオプションは判定時間を迎える前にポジションを決済する「転売」という機能があります。

これを使えば、取引の途中で利益・損失を確定させられるので、使い所を見極められれば損失を抑えることが可能に!

「転売ってどんな風に使えば良いの?」
「転売を使ったテクニックを知りたい!」

と気になっている方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は転売機能の概要や使い所、メリット・デメリットなどを詳しく紹介していきます。

この記事を読めば、転売の使い所が分かり、いつ利用すべきかが見えてくるので、バイナリーオプション取引を行うトレーダーはぜひチェックしてみてくださいね。

バイナリーオプションの転売機能とは?

冒頭で紹介したように、バイナリーオプションの転売は判定時刻を迎える前に途中売却できる機能のことです。

転売すると通常よりも低いペイアウト率で払い戻しが受けられます。

転売は次の2パターンで使用します。

  1. 利益を確定させるために売却する
  2. 損失を抑えるために売却する

各パターンの詳細をみてみましょう。

利益確定のための転売

利益確定のための転売は正直なところ、ほとんど使うことはありません。

その理由はペイアウト率が下がってしまうからです。

判定時刻まで転売しなければ最大ペイアウト率で払い戻されるのに、わざわざペイアウト率を下げてまで途中売却するメリットは薄いと言わざるを得ません。

使うとしたら、取引時間内にイベント(経済指標発表などのマーケットニュース)が起こり、これから相場が荒れる可能性があるときくらいのものです。

損失を抑えるための転売

重要なのが損失を抑えるための転売です。

エントリーしたのは良いものの、予想に反したレートの動きが見られ「このままでは予想が外れる…」といったときに転売を使います。

現在レートと目標レートが離れていなければ、購入額に近い金額がペイアウトされます(例:500円で購入し、450円で転売して-50円の損失で済ませるなど)。

しかし現在レートと目標レートが大きく離れてしまうと、転売してもほとんど払い戻されません(例:500円で購入し、100円で転売し-400円の損失など)。

転売はこのような性質を持っているので「できるだけ早いタイミングで決断する」ことが重要となります。

転売を実際に使ってみよう!使用例の紹介

例としてバイトレのデモトレード画面で解説していきます。

一時的に下がってはいるものの、上昇トレンドが出ているので「High」を購入することにしました。

上昇トレンドが出たので「High」を購入
 

画面下部の「購入オプション詳細」に保有ポジションが掲載され、右端に「転売」というボタンがあるのが見て取れます。

こちらをクリックすれば、購入したチケットを転売(途中売却)できる、という仕組みです。

右下の転売ボタンをクリック
 

予想に反してレートがどんどん下がっていきました。

どうやらちょうど反発の分岐点でエントリーしてしまったようです。

このままレートが下がり続ける可能性が高いと踏んで、転売を行い、損失を最低限に抑えることにします。

損失が限定されているのがわかる
 

購入額 470円
転売額 408円
損益額 -62円

で転売することに成功。

転売の注文が成功しました
 

もしこのまま予想が外れてしまえば、チケット購入額の470円を失うところでしたが、転売で途中売却することにより、-62円に抑えられました。

このように「レートの動きが怪しい…」といった場面で転売を活用することで、損失を抑え、トータル収支を高められるわけです。

バイナリーオプションの転売のメリット

バイナリーオプションの転売を利用するメリットは次の2点が考えられます。

【メリット】
  • 間違えてエントリーしても損失を最小限に抑えられる
  • 適切なタイミングで使えば損失を抑えられる

詳しく内容をみてみましょう。

1. 間違えてエントリーしたら即転売する

第1のメリットは、間違えてエントリーしてしまったときに、即転売すれば、購入額とほぼ同じ値段で売却できる点にあります。

そもそも間違えてエントリーすることがないようにしなくてはなりませんが、人間ですのでミスしてしまうことも。

もちろんそのまま持ち続けてみて、一か八か当たるのを祈っても良いですが、大口投資している人は特に外れたときのダメージが怖いですよね。

間違えてエントリーしたら、できるだけ速やかに転売すれば、購入額とほぼ同額が返ってくるので覚えておきましょう!

2. 転売最大のメリットは損失を抑えられること

転売利用のメインのメリットとなるのが損失を抑えられる点です。

予想が外れて掛け金をすべて失うよりも、転売で1円でも返ってきたほうがトータル損失を抑えられますよね。

1回1回の効果は少ないですが、何度も繰り返せば随分と大きな違いになってきます。

例えば、毎回500円でエントリーし、全て外れてしまったケースと、毎回300円で転売できたケースを比べてみましょう。

差額は200円なので…

1回:200円
2回:400円
3回:600円

80回:16,000円
90回:18,000円
100回:20,000円

といった具合に、回数が増えるほど違いが大きくなっていきます。

極端な話ですが「塵も積もれば山となる」的な効果を実感できるでしょう。

バイナリーオプションの転売のデメリット

次に、バイナリーオプションの転売を使うデメリットですが、

【デメリット】
  • 使い所が難しい
  • 期待値が下がる

の2点が考えられます。

利用を検討している方は、ぜひチェックしましょう。

転売の使い所はなかなか難しく、期待値が下がる

上手く使えれば損失を抑えられる転売ですが

「転売をしなければ勝っていたのに…」

という事態も起こりえます。

そうなると本来なら得られたはずの利益が得られず、多少のペイアウトはあるものの、トータルで見ればマイナスに。

かといって、様子を見すぎて転売価格がほとんど返ってこない、または0円になってしまっては転売の意味がなくなってしまいます。

同様に、判定時刻が来る前に転売して利益を確定させた場合も

「転売しなければもっと利益が大きかったのに…」

といった事態もありえます。

利益の確定、損失の抑制のいずれのパターンも、転売によって1回のエントリーの期待値が大幅に下がってしまうわけです。

バイナリーオプションは判定時刻までどのような結果になるか分かりません。

そのため「ここで転売すれば絶対に良い結果になる!」というタイミングを決めることはできず、使い所がなんとも難しいと言わざるを得ないのが実情です。

転売はできれば使わないほうが良い

メリット・デメリットを見てもらえば分かるように、バイナリーオプションの転売はメリットよりもデメリットのほうが目立ちます。

そのため、転売を使うなら「間違えてエントリーしてしまったとき」に限定するのが吉でしょう。

入力ミス、経済指標や要人発言が控えているのにエントリーしてしまったときに転売するのは有効な手段といえます。

転売で損失を抑えるために活用するのは、たしかに有効な手段なのですが、エントリーの期待値を下げてしまうリスクをはらんでいることを理解した上で実践してください。

まとめ

今回はバイナリーオプションの転売(途中売却)の仕組みや使い方などを紹介しました。

最後にもう一度おさらいすると

  1. 転売は判定時刻を待たずに損益を確定させられる
  2. 転売によってペイアウト率が下がり、転売しなかったほうが利益になるケースもあるため、エントリーの期待値が下がってしまう
  3. メリットよりもデメリットのほうが目立つため、使い所をきっちりと見極める必要がある

の3つが今回のポイントとなります。

「転売ってどう使えば良いの?」
「メリット・デメリットって何?」

といった方は、この記事を参考にして転売のタイミングをよく考えて活用してみてくださいね。

著者情報
投資歴10年。日本株・米国株投資、FX、仮想通貨、不動産、インデックスファンド、なんでも手広く投資中。普段はコツコツ、鉄火場や期待値の高い相場の時だけ大きく張るの…

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