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- バイナリーオプションの国内業者と海外業者の違いを徹底比較!自分に合っている業者の選び方を解説
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バイナリーオプションについて調べると、国内業者と海外業者に大きく分けられることが見て取れます。
「海外業者と国内業者、どう違うの?」
「どっちも同じバイナリーオプションじゃないの?」
と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、バイナリーオプションの国内業者と海外業者の違いを比較していきます。
これを読めば、国内業者・海外業者のどちらを選ぶべきか、どっちがあなたに合っているのかが分かるので、参考にしてくださいね。
目次
バイナリーオプションの国内業者と海外業者の違いを比較してみよう!
そもそも何を持って「国内業者」「海外業者」と定義するのかといえば…
海外業者:日本の金融商品取引業に登録していない
で分類できます。
本社が海外にあったとしても、日本の金融商品取引業に登録していれば、国内バイナリーオプション業者として分類されるわけです。
これを踏まえた上で、両者の違いをまとめると次の4点が挙げられます。
- ペイアウト方式の違い
- 判定時間の違い
- 通貨ペアの違い
- 税金の違い
ここからは各違いについてみていきましょう。
最大の違いはペイアウト方式
国内業者と海外業者で最も大きく異なる点は「ペイアウト方式」です。
海外:固定型
のペイアウト方式を採用しています。
変動型ペイアウト方式(国内業者)
名前のとおりペイアウト率が変動する仕組みです。
国内業者はペイアウトが1,000円または10,000円で固定されていて、チケットの購入価格が50~990円の範囲で変動する仕様になります。
チケットの価格決定は目標レートと現在レートの差で決定され、予想が難しい条件ほどペイアウト率が高く、易しいものほど低くなります。
ペイアウト率が低い:現在レートと目標レートの差が小さく予想が易しい
つまり1回の取引の利益を高めようと思ったら、レート差の大きい、予想難易度の高いチケットを購入する必要があるわけです。
このあたりの感覚はFXの仕組みに近いと言えるでしょう。
固定型ペイアウト方式(海外業者)
海外業者の場合、ペイアウト率が一定となり、シンプルに予想的中で固定ペイアウト率での払い戻しとなります。
Highチケット購入時から判定時刻までに、レートが0.001しか上がっていなかったとしても、予想的中でペイアウトが受けられる仕組みです。
人気の海外バイナリーオプション業者「ハイローオーストラリア」はペイアウト率が1.85で固定(スタンダードの場合)となるため、1,000円で購入すれば1,850円のペイアウトが受けられます。
国内業者のように「チケットを安く買って大きく稼ぐ」といった使い方はできません。
しかし予想の難易度が「当たるか外れるか」の2択となり、当たれば決められたペイアウトが受けられることが特徴です。
判定時間の長さが随分と違う
バイナリーオプションは「判定時間のときのレート」を予想するルールで、この点は国内・海外業者に違いはありません。
しかし判定時間に大きな違いがあります。
国内業者は2~3時間と判定時間が長め
国内バイナリーオプション業者は2~3時間の判定時間を1セットに「回号」と呼びます。
1回号につき1回の判定時刻が設定されていて、トレーダーは判定時刻の1~3分前(業者で異なる)まで自由に購入可能です。
しかし判定時刻間近に購入しても、現在レートと目標レートの差が小さいので、あまりペイアウト率が高くありません。
そのため、できれば回号の最初のうちにエントリーした方が利益を上げやすくなっています。
海外業者は30秒~と判定時間が短い
一方の海外バイナリーオプション業者は
- 30秒
- 1分
- 3分
- 5分
- 15分
- 1時間
- 1日
と豊富な判定時間を用意しています。
※ハイローオーストラリアの場合
国内業者は2~3時間ごとに1回号が開催されているのに対し、ハイローオーストラリアのスタンダード(15分)だと15分おきに1回号が開催されることに。
基本的に判定時間が短いほどペイアウト率が高く、長いほど低く設定されています。
30秒や1分となると、ちょっとした相場の動きであっという間に予想が覆ることも珍しくなく、的中させるのが難しいからです。
通貨ペアの種類にも違いがある
国内外業者で取り扱っている通貨ペア数や種類に違いがあります。
各業者で異なるのですが、大きく分けると
海外業者:5~10ペア+金属、エネルギー、株価
と海外業者の取扱銘柄が多い傾向にあります。
とはいえ私達日本人トレーダーは日本円関連のメジャー通貨ペアで取引することが多いので、この点はさほど重要な違いではないでしょう。
税金の違い
国内業者と海外業者とで適用される税金が異なります。
ざっくりと説明すると次のとおりです。
- 申告分離課税で20.315%の税率
- 他の金融商品(株、FX)との損益通算ができる
- 最大3年の損失繰越が可能
【海外業者】
- 雑所得扱いで0~55%の税率
- 損益通算や損失繰越ができない
税金面を比べると国内業者のメリットが大きいと判断できます。
関連記事:バイナリーオプションの利益にかかる税金をわかりやすく解説※損失繰越や損益通算は可能?
バイナリーオプションの国内業者と海外業者の違いまとめ
国内業者と海外業者の違いを表にまとめると次のようになります。
国内業者 | 海外業者 | |
---|---|---|
ペイアウト | 1,000円または10,000円固定 | ペイアウト率によって変動 |
ペイアウト率 | 変動(約1~20倍) | 固定(1.85~2.0倍※ハイローオーストラリアの場合) |
投資金額 | 50円~990円 | 1,000円~ |
取引回数 | 1日の開催回号数(10~12回※業者で異なる) | ほぼ無制限 |
判定時間 | 2~3時間 | 最短30秒~ |
通貨ペア | 4~7種類 | 5~10ペア+金属、エネルギー、株価 |
税金面 | ○ | △ |
国内業者と海外業者のどちらを選べば良いか悩む方もいらっしゃるでしょうが、上の表を参考にして自分に合っていると感じる方で良いでしょう。
選ぶポイントとして次の3点も考慮するとよりよいです。
- トレードの手軽さ(取引機会、値幅を考慮しなくても良いなど)は海外業者
- 投資額の手軽さ(最低50円~)や始めやすさ(国内ならではの安心感)は国内業者
- 税金面は圧倒的に国内業者
投資機会が多く、またレートが0.01しか差がなくても予想が当たれば固定ペイアウト率で払い戻される海外業者の方が稼ぎやすいといえます。
しかし国内業者ならではの安心感・はじめやすさ、そして何より長期間に渡って投資し続けることを考えると、税制面で有利な国内業者も候補となるでしょう。
結局の所トレーダーのスタイル次第となるので、ご自身のやりたい方針に合うところを選ぶのがベストですね。
まとめ
今回はバイナリーオプションの国内業者と海外業者の違いについて紹介しました。
最後にもう一度おさらいすると…
- 国内業者はペイアウト固定(1,000円or10,000円)でペイアウト率が変動(チケット購入価格)するのに対し、海外業者はペイアウト率が固定
- 取引回数は圧倒的に海外業者の方が多く、取引チャンスに恵まれやすい
- 税制面は国内業者が有利になりやすく、稼いでいる人ほどメリットが大きい
の3点が今回のポイントになります。
「バイナリーオプションって国内業者と海外業者のどっちが良いんだろう」
「それぞれの違いをハッキリとさせたい!」
といった方は、ぜひこの記事を参考にして、国内業者・海外業者のどちらのバイナリーオプションでトレードするのかを考えてみてくださいね。