当サイトには広告・プロモーションが含まれています。 当サイトでは、複数企業と提携し情報を提供する広告収益モデルで運営しています。 当サイトを経由しサービスや商品のお申込みが発生した場合、各企業から報酬を受け取る場合がございます。

優待は1,000株以上保有で自社商品詰め合わせセットが貰える

2017年10月30日

多くの人が知っている「永谷園」ブランド。「お茶づけ海苔」や「あさげ」「すし太郎」など、多くのロングセラー商品を生み出し続けています。永谷園ホールディングスの株主優待はどのような内容なのでしょうか。
また、投資先としてはどんな魅力があるのでしょうか。

ここでは、永谷園ホールディングスの株主優待情報や企業情報、投資情報について、紹介します。普段から永谷園の商品を食べる機会が多い方は、ぜひ参考にご覧ください。

創立60年以上「味ひとすじ」を企業理念に永谷園ブランドを築く

永谷園ホールディングスは、昭和28年の創立以来、「味ひとすじ」を企業理念に「お茶づけ海苔」や「あさげ」「ひるげ」「ゆうげ」「すし太郎」など、お茶づけやふりかけ、即席みそ汁など多くのヒット商品を生み出している老舗企業です。特に、「お茶づけ海苔」は、発売以来高い人気を保ち続けており、永谷園を代表するロングセラー商品となっています。

グループ独自の品質保証システムのNAFSASの構築やしており、食の安全・安心に力を入れています。2015年10月に経営効率化を図るために永谷園ホールディングスを持株会社体制へと移行しています。

「永谷園の製造販売している商品」 多くのヒット商品を手掛けている

永谷園では

  • お茶づけやふりかけ
  • 即席みそ汁

その他多くの飲食料品を製造販売しています。多くの商品の中でも人気の高いものは、

  • お茶づけ海苔
  • それいけ!アンパンマンお茶づけ
  • おとなのふりかけ
  • あさげ
  • ひるげ
  • ゆうげ
  • すし太郎
  • チャーハンの素
  • ホテルニューオータニホットケーキミックス
  • 広東風かに玉
  • 麻婆春雨
  • 煮込みラーメン
  • 田舎しるこ
  • 1杯でしじみ70個分のちから
  • FDブロックみそ汁
  • 玉ねぎをたっぷり食べるスープなど

他にも多くの商品を製造販売しています。

「永谷園ホールディングスの歴史」人気商品「お茶づけ海苔」は発売開始60年以上

永谷園ホールディングスは昭和28年に創立され、資本金35億292万円、従業員数64名です。
1953年に株式会社永谷園本舗を設立し「お茶づけ海苔」の販売を開始します。1964年には「松茸の味お吸いもの」が発売開始され、1967年には「赤だしみそ汁」や「お好み焼」を発売開始。1970年には「さけ茶づけ」、1972年に「梅干茶づけ」、1974年には「あさげ」の発売を開始します。

1975年には株式会社サンフリーズドライ(現:株式会社サンフレックス永谷園)を設立。同年、「ゆうげ」の発売を開始。1976年には北茨城包装株式会社設立(現:株式会社オクトス)。また、「ひるげ」「たらこ茶づけ」を発売。同年、東京証券取引所市場第二部に上場します。
1977年には「納豆汁」や「すし太郎」「ホテルニューオータニホットケーキミックス」を発売。1979年に永谷園のキャッチフレーズを「味ひとすじ」に決定します。

1983年には東京証券取引所市場第一部に上場します。
1985年には「広東風かに玉」を発売。食品ヒット大賞の優秀ヒット賞を受賞します。同年、「あさげ」「ひるげ」「ゆうげ」の生みそタイプみそ汁を発売。1986年には「スーパーマリオブラザーズふりかけ」を発売し、翌年の1987年には「スーパーマリオブラザーズマリオカレー」を発売。1989年には「おとなのふりかけ」を発売。

1992年には永谷園が日本食糧新聞社の優秀ヒット賞を受賞。同年、株式会社永谷園へと社名を変更し、シンボルマークも変更されます。その後も、「Jリーグふりかけ」「それいけ!アンパンマンふりかけ」「中華風肉炒り玉子」「減塩みそ汁」などを発売します。

2003年には永谷園がISO9001の認証を取得、2008年には藤原製麺株式会社と株式会社ふじの華を子会社化し、2009年に株式会社サニーフーズを設立します。また、永谷園グループの独自の品質保証システムである「NAFSAS」をスタートします。2012年には「お茶づけ海苔」が発売60周年を迎え、2013年に株式会社麦の穂ホールディングスを子会社化し、2015年には持株会社へ移行し、株式会社永谷園ホールディングスと株式会社永谷園を設立します。

株式会社永谷園ホールディングスの株価や配当

ここでは、永谷園ホールディングスの株価や利回り、必要投資金額などについて、確認してみましょう。
権利確定日は3月末日で優待は年1回受け取れます。1単元=1,000株となります。実際に投資を検討する場合は、最新の情報を確認するようにしましょう。

事業の種類:食料品 優待の価値:3,000円
優待の種類 権利確定月・日 優待回数
飲食料 3月末日 年1回
株価 配当利回り 優待利回り
1,415円 1.10% 0.21%
必要投資額 単元株数 1株あたりの配当
1,415,000円 1,000株 15.50円

株主優待は3,000円相当の自社商品詰め合わせセットが貰える

永谷園ホールディングスの株主優待は年1回、自社商品詰め合わせセットを受け取れます。

■1,000株以上保有の場合、3,000円相当

永谷園ホールディングスのグループ会社及び関連会社は下記のとおりです。

永谷園ホールディングスのグループ会社及び関連会社
株式会社永谷園
株式会社サンフレックス永谷園
株式会社オクトス
株式会社花笠食品
株式会社ニシエイ
株式会社永竹
株式会社サニーフーズ
株式会社永谷園プロパティ
藤原製麺株式会社
Chaucer Food Group
株式会社麦の穂
株式会社京都吉祥庵
上海麦好穂食品有限公司
MUGINOHO GLOBAL PTE.LTD.
MuginohoInternational,Inc.
NAGATANIEN USA,INC.
NAGATANIEN RS FOODS,LLC
NIKKO ENTERPRISE CORPORATION

2017年度は増収減益 2018年度は増収増益予想株価はここ1年上昇傾向


2017年3月期業績
売上高 :806億500万円(前年対比+1.8%)
営業利益:30億9,800万円(前年対比+9.9%)
経常利益:29億6,700万円(前年対比+4.9%)
利益  :12億4,100万円(前年対比−1.9%)
2018年3月期会社予想
売上高 :1,005億円(+24.7%)
営業利益:48億5,000万円(+56.6%)
経常利益:46億円(+55.0%)
利益  :28億円(+125.6%)

セグメント別の業績は、国内食料品事業の「お茶づけ・ふりかけ類」は、お茶づけの日を活用したプロモーションの強化によりファン層拡大を図るも、「超ふりかけ」が売上減少し売上高は前年同期比0.6%減。
「スープ類」は、商品ラインナップ増やプロモーション強化で売上高は前年同期比6.5%増。
「調理食品類」は、「ちゃんぽん春雨炒め」の新商品を発売し、「煮込みラーメン」が食品ヒット大賞でロングセラー賞を受賞して話題になるも、「わが家は名酒場」シリーズが売上減少し、売上高は前年同期比1.5%減です。

中食その他事業では、「パイシュー6個セット」がモンドセレクション食品部門にて最高金賞を受賞したものの、売上高は前年同期比0.7%減となっています。
2017年6月12日現在のPER18.16倍、PBR1.63倍、年初来高値1,572円、年初来安値1,365円です。株価はここ1年緩やかな上昇傾向にあり、割高感が見られます。

2018年度も原材料の高騰や消費者の低価格志向などで厳しい環境であることが予想されます。第1四半期業績の内容によっては、株価が下がり適正価格に近付く可能性がありますので、まずは四半期業績に注目したいところです。

必要投資金額は100万円以上投資資金に余裕ある方にオススメ

永谷園ホールディングスの株主優待は、1,000株以上保有で3,000円相当の自社製品詰め合わせが受け取れます。必要投資金額は1,415,000円で優待利回りは0.21%と高くありません。
株主優待目的の投資としては非常にハードルが高いです。

株価はここ1年緩やかな上昇を続けており、PER18.16倍、PBR1.63倍とやや割高感が感じられます。投資を検討するのであれば、株主優待目的よりも、売買益を第一に考えて投資した方がいいでしょう。
できれば、株価がもう少し下がったタイミングを狙いたいものです。必要投資金額が大きいだけに、投資資金に余裕があり、食料品企業に興味がある方にオススメです。

永谷園ホールディングスの優待は家計にも優しく主婦には嬉しい内容

優待利回りは低いですが、内容はお茶づけやふりかけ、即席みそ汁など、普段から食べる機会の多い商品の詰め合わせですので、日頃から永谷園製品を食している方や、主婦にも嬉しい内容です。

しかし、多額の投資資金が要ることもあり、これから株主優待を目的に株売買を始める方には、手を出し難い銘柄です。投資資金に余裕がある方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

著者情報
株主優待が大好き。 桐谷さんのように優待だけで生活するのが夢。 でも不動産投資やFXにも魅力を感じている今日この頃。

RELATED