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自宅で焼肉を食べる際のタレは、エバラのタレを使っている人も少なくないのではないでしょうか。
エバラ食品工業は焼肉のたれでお馴染みのエバラブランド製品を展開する企業です。
エバラ食品工業の株主優待の内容や、投資先としての魅力はどれくらいあるのか。ここでは紹介していきます。
目次
焼肉のたれ、黄金の味、浅漬けの素などでお馴染みのエバラブランドを展開する
エバラ食品工業は「こころ、はずむ。おいしさ。」の経営理念のもと、さまざまな製品の改良や開発を積極的に行い、簡単で便利な調味料で新たな市場を次々と開拓しています。
焼肉のたれや黄金の味、浅漬けの素など、多くのヒット製品を取り扱います。
市場では長年トップシェアを維持しており、国内だけでなく、東アジア・東南アジアへの展開も図っています。
現在、海外拠点は香港、上海、台湾、シンガポールとあり、海外での製造販売にも積極的に取り組んでいます。エバラ独自の品質保証システムを導入しており、商品の開発や設計など、全工程を複数の部署で検証・承認など行えるため、安心・安全な商品を提供できています。
国際的な食品安全規格のFSSC22000の総合認証も取得しています。また、グループ会社では物流事業、人材事業も展開しています。
肉まわり、鍋物、野菜まわりの調味料群など幅広い製品を製造販売する
エバラ食品工業は
- 焼肉のたれ
- 黄金の味
- 大人の粋
- おろしのたれ
- すき焼のたれ
- キムチ鍋の素
- 坦々ごま鍋の素
- 浅漬けの素
- 粉末浅漬けの素
- キムチ漬けの素
- プチッとうどんの素
- 横濱舶来亭フレークルウ
- こんにゃくと海藻のサラダ
など他にも多くの人気製品を製造販売しています。
設立50年以上焼肉のたれは1968年、黄金の味は1978年に発売エバラの歴史
エバラ食品工業は、昭和33年に設立し、資本金13億8,713万円、従業員数481名の企業です。
1958年に荏原食品株式会社設立し、キンケイブランドのケチャップやソースの製造を始めます。
1965年にはインスタントラーメンのスープを発売を開始します。
1968年には札幌ラーメンの素、焼肉のたれ朝鮮風をそれぞれ発売を開始します。同年、キンケイブランドをエバラブランドへ変更をし、エバラ食品工業株式会社に商号も変更をします。
1981年には冷凍食品の製造販売を行う株式会社日本冷食を子会社化します。
1984年には広告宣伝部門を独立させ、総合広告代理店業として株式会社横浜エージェンシーを設立します。
1988年にはアメリカ現地法人でUS EBARA FOODS INC.を設立します。
同年、外食事業への進出を目的として株式会社エバラコーポレーションを設立します。1990年には物流事業への進出を目的として株式会社エバラ物流を設立します。1991年には株式会社グロリア・フードを株式会社エバレイに商号を変更します。
2001年には株式会社エバレイの商号をエバラ食品工業株式会社へと変更をして合併をします。
2003年に中央研究所を開設し、同年、日本証券業協会に株式を店頭登録します。
2004年には株式会社サンリバティーを子会社化します。同年、ジャスダック証券取引所に株式を上場します。
2005年に荏原食品(上海)有限公司を設立し、2010年に証券取引所合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場します。
2011年にチルド事業を行う合併会社株式会社エバラCJフレッシュフーズを設立し、2012年に荏原食品香港有限公司を設立します。2013年に東京証券取引所市場第二部に市場変更します。
2014年に株式会社横浜エージェンシーが株式会社サンリバティー横浜を吸収合併し、株式会社エージェンシー&コミュニケーションズに商号を変更します。同年、東京証券取引所市場第一部に指定。
エバラ食品工業の株価や配当、優待の内容を紹介
ここでは、エバラ食品工業の株価や配当についての詳細情報を紹介します。
利回りチェックや割高・割安判断の参考指標として活用しましょう。
事業の種類:食料品 | 優待の価値:1000円相当 | ||
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優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
飲食料 | 3月末日 | — | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
2,050円 | 1.37% | 0.48% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
205,000円 | 100株 | 28円 |
株主優待の内容紹介
自社製品セットがもらえるのでエバラ製品好きにおすすめです。
エバラ食品工業の株主優待は100株以上の保有で受け取れます。
300株以上1,000株未満保有の場合は、3,000円相当の自社製品セット
1,000株以上保有の場合は、5,000円相当の自社製品セット及び5,000円分のQUOカード
エバラ食品工業は国内以外にも海外にグループ会社や関連会社を展開しています。
国内・海外のエバラ食品工業のグループ会社及び関連会社紹介 |
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株式会社横浜エージェンシー&コミュニケーションズ(広告宣伝、人材派遣) |
株式会社エバラ物流(倉庫・貨物運送取り扱い事業) |
荏原食品(上海)有限公司(焼肉のたれなどの製造販売など) |
荏原食品香港有限公司(調味料の販売や貿易事業など) |
株式会社エバラCJフレッシュフーズ(家庭用チルド商品販売など) |
2017年度業績は好調第3四半期時点で経常利益約138%、利益約171%で推移
売上高が前年対比+2.3%の507億800万円
営業利益が前年対比+6.3%の17億5,400万円
経常利益は前年対比+3.0%の18億600万円
利益は前年対比+30.2%の10億3,000万円の増収増益
2017年3月期の会社予想
売上高が+1.3%の513億7,700万円
営業利益が−8.3%の16億900万円
経常利益が−7.4%の16億7,200万円
利益が−15.6%の8億6,900万円の増収減益予想
2017年1月に発表された第3四半期業績
売上高が前年同期比+1.7%の407億9,800万円
営業利益が前年同期比+4.2%の22億4,800万円
経常利益が前年同期比+4.3%の23億1,500万円
利益が前年同期比+9.8%の14億9,100万円
通期予想に対する経常利益の進捗率は約138%、利益の進捗率は約171%で推移しています。
株価は年初来高値は2,160円、年初来安値は2,041円、PER24.55倍、PBR0.93倍、自己資本比率は61.3%です。食品事業では、肉まわり調味料郡は焼肉のたれや黄金の味などの家庭用商品は順調に推移、鍋物調味料郡は前年同期実績を下回りました。業務用商品はスープ群が前年同期実績を下回ったものの、調味料群が前年同期実績を上回りました。
食品事業では前年同期比+1.2%です。また、物流事業、人材事業も売上増、広告宣伝事業はほぼ横ばい、その他事業は売上増となっています。
業績は好調割高感があるため投資をするのであれば株価が下がったタイミング
エバラ食品工業株は、株主優待は1,000円相当の自社製品セットとなっています。
優待利回りは高くありませんが、主婦や焼肉好きな人には嬉しい内容です。第3四半期時点で、通期予想に対して経常利益や利益は非常に高い進捗率で推移しており、業績は好調です。
株価は割高感が感じられますので、投資する場合は株価が落ち着く段階を狙った方が良いでしょう。
配当利回りも決して高くありませんので、保有するのであればキャピタルゲイン狙いが良さそうです。普段からエバラ製品を使っている人には特におすすめです。
期末の業績次第で株価が大きく変動する可能性がありますので注視したいところです。
株主優待は嬉しい自社製品セットだが、優待目的投資にはややハードルが高い
エバラ食品工業は、焼肉のたれや黄金の味など多くのヒット製品を製造販売していて、株主優待はエバラの製品セットがもらえます。
業績が好調なこともあり、株価はここ1年で非常に高い位置にあります。優待利回りが低いため、株主優待を目的とした投資としてはややハードルは高いです。
投資をする場合は、あくまでもキャピタルゲイン目的として投資をした方が良いでしょう。