当サイトには広告・プロモーションが含まれています。
当サイトでは、複数企業と提携し情報を提供する広告収益モデルで運営しています。 当サイトを経由しサービスや商品のお申込みが発生した場合、各企業から報酬を受け取る場合がございます。優待は1,000株以上の保有で自社製品詰め合わせ
秋川牧園という美味しいお肉や無農薬野菜を生産している企業をご存知ですか。
農業を中心としており、上場しています。生産だけでなく、直接消費者へ新鮮な食材を届ける仕組みも整っています。
株主優待は新鮮な食材が受け取れますので、普段からお肉や野菜にこだわりを持っている方は、検討しても良いかもしれません。実は農業の上場企業はあまり多くはありません。
目次
新鮮で美味しいお肉や野菜を生産宅配やウェブショップも展開
秋川牧園は、若鶏、たまご、牛乳、黒豚、無農薬野菜、冷凍食品などを生産している企業です。
ポストハーベスト無農薬で非遺伝子組み換え、植物性飼料、自給飼料の生産など使用する飼料へこだわり、生産から加工まで一貫生産を行っています。
抗生物質・抗菌剤無投薬で無農薬栽培をしており、安心・安全を徹底し、健康な食生活を支えています。宅配サービスやウェブショップでの販売も行っており、新鮮な食材を直接消費者に届けたりもしています。
新鮮食材や食材を使った加工品を多数を製造販売
鶏肉、全植平飼たまご、秋川牛乳、黒豚などの他にも、無添加お惣菜セット、秋川牧園とりがらスープ、とろふわ親子丼の素、特製ハンバーグ、プレミアムヨーグルトなど、多数の製品を製造販売しています。
設立30年以上山口県に本社を構える秋川牧園の歴史
秋川牧園は、資本金7億1,415万円、従業員数263名(連結)、東京証券取引所JASDAQに上場している企業です。
1932年に中国大連郊外に秋川農園を創設します。
1972年に個人創業。1976年に山口県有機農業研究会の事務局となります。
1979年には秋川食品株式会社として法人化。
1989年にはポストハーベスト無農薬の輸入ルートの開発に成功。1993年には株式会社秋川牧園へと社名を変更。
1997年に店頭証券市場に株式公開する。
2000年には宅配を目的として株式会社スマイル生活を設立する。
2001年には全飼料原料についてnon-GMO化を達成する。2004年に株式会社スマイル生活を吸収合併。
2005年には株式会社チキン食品の株式を取得して連結子会社へ。2010年に有限会社篠目三谷を連結子会社とします。
秋川牧園の株価や配当、優待の内容
事業の種類:水産・農林業 | 優待の価値:3500円相当 | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
飲食料 | 3月末日 | — | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
611円 | 0.82% | 0.57% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
611,000円 | 1000株 | 5円 |
(2017年3月31日現在)
株主優待の内容紹介
秋川牧園の株主優待は1,000株以上の保有で、約3,500円相当の自社製品詰め合わせを受け取れます。
秋川牧園は若鶏の飼育や牛乳の製造など国内に6つの子会社を持っています。
秋川牧園のグループ会社及び関連会社は下記のとおりです。
秋川牧園のグループ会社及び関連会社 |
---|
株式会社チキン食品(若鶏の一次処理) |
有限会社あきかわ牛乳(牛乳の製造) |
有限会社菊川農場(若鶏の飼育) |
有限会社篠目三谷(採卵鶏の飼育) |
有限会社むつみ牧場(乳牛の飼育) |
株式会社ゆめファーム(野菜の生産) |
秋川牧園の業績について
2016年増収増益、2017年も増収増益予想、四半期業績で利益進捗は約128%です。
売上高:52億3,100万円(前年対比+8.3%)
営業利益:8,800万円(+18.9%)
経常利益:8,700万円(+20.8%)
利益:5,300万円(+15.2%)
2017年3月期の会社予想
売上高:54億5,000万円(+4.2%)
営業利益:1億3,000万円(+47.7%)
経常利益:1億3,000万円(+49.4%)
利益:7,000万円(+32.1%)
2017年2月に発表された第3四半期業績
売上高:40億8,500万円(前年同期比+4.4%)
営業利益:1億2,400万円(+57.3%)
経常利益:1億2,900万円(+70.6%)
利益:9,000万円(+92.9%)
予想に対しての経常利益の進捗率は約99%、利益の進捗率は約128%で、順調に推移しています。PER36.41倍、PBR1.72倍、年初来高値659円、年初来安値492円、自己資本比率は34.2%です。
第3四半期業績において、通期予想を捉えており、このまま大きな問題がなければ予想を上振れする可能性が極めて高いです。
株価はここ半年程、上昇し続けています。業績発表にも反応して上昇しており、通期予想の上振れへの期待も織り込み済と考えられます。
PERは非常に高く市場の期待値が表れており、株価は割高感があります。期末業績やそれまでの状況も推移して見ていきたいところです。
秋川牧園はこんな投資家にオススメ
業績は順調株価は割高感があるためできれば株価が下がって判断したいところです。
秋川牧園の株主優待は1,000株以上保有の必要投資金額611,000円〜で、約3,500円相当の自社製品詰め合わせとなっており、優待利回りは0.57%と高くありません。
配当利回りは0.82%で、合わせても1.5%を切ります。必要投資金額も大きいため、株主優待目的の投資としては、なかなか手が出しにくい銘柄です。
投資対象と検討する場合は、あくまでもキャピタルゲイン・インカムゲインを目的とするのが良いでしょう。
2017年第3四半期業績も順調で、経常利益・利益共に通期予想に対する進捗が高く、それまで上昇を続けていた株価が更に値を上げました。
PERを見ても期待が過熱している感がありますので、投資判断を下すのであれば、もう少し株価が下がるのを待ちたいところでもあります。
前年同期比も大きく伸ばしていますので、今後にも期待をして中長期で保有し応援しながら、しっかりとキャピタルゲイン・インカムゲインを得たいところ。
業績の凸凹は出やすい業界の1つでもありますが、食肉、鶏卵、牛乳などの製造販売を行う企業に関心のある方には、特に検討銘柄としておすすめです。
株主優待は嬉しい食材等の詰め合わせ新鮮食材を生産している企業
秋川牧園の株主優待は、美味しく新鮮な食材等の詰め合わせとなっており、特に主婦にとっては嬉しい内容です。
すぐに食材を購入したい方は宅配サービスやウェブショップでの販売も行っています。
必要投資金額は高いため、少額投資希望者にとってはハードルの高い銘柄です。
業績は比較的順調で株価は上昇を続けています。投資を検討するのであれば、株価が下がり割安感が出てからでも遅くはないかもしれません。
農業の銘柄はあまり多くはありませんので、分散し多くの業界・業種の銘柄を持つという意味でも検討の余地はあるのではないでしょうか。