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あじかんと企業はご存じでしょうか。
冷凍の玉子製品や寿司食材、中華ポテト、たいやき、おはぎ、エビフライ、いわしハンバーグ、ロースとんかつ、炭火やきとりなど、さまざまな商品を使っている食品メーカーです。
あじかんの株主になると、どんな優待を受けられるのでしょうか。
食品メーカーの銘柄を検討している方や、飲食料の株主優待銘柄を探している方は参考にご覧ください。
目次
お弁当やお惣菜などの中食マーケットを中心に事業展開する食品メーカー
広島に本社を構える食品メーカーのあじかん。
お弁当やお惣菜などの中食マーケットを中心として、玉子製品や寿司食材など多くの商品を製造販売しています。
コンカレント体制による商品開発推進や、国内5工場での独創的な生産技術と量産体制による安定供給、独自のチルド物流網整備によって、全国に展開し成長を続けています。
広島大学と共同開発を行いあじかん焙煎ごぼう茶を発売したり、海外展開など様々な取り組みも行っています。
玉子製品、寿司食材やその他加工品など、幅広い商品ラインナップを製造販売
あじかんは
- 半栽きんし
- 冷凍きんし玉子
- 冷凍伊達
- 玉子そぼろなどの寿司の玉子
- 冷凍厚焼玉子
- 冷凍ロール玉子焼
- 和風・中華の玉子
- 冷凍オムライス用玉子焼
- 月見オムレツ
- ミートオムレツ
- 巻寿司
- にぎり寿司
- ちらし・押し・いなり寿司
- 米飯・野菜食材
- 畜産加工品
- 水産加工品
- スナック・デザート
- パン・サラダ
玉子製品以外にも寿司や惣菜など多くの商品を製造販売しています。
創業50年以上国内・海外で展開する厚焼玉子で有名なあじかんの歴史
あじかんは創業昭和37年、設立40年、資本金11億225万円で従業員数653名の企業です。
1962年に三栄製玉として現会長が個人創業します。1965年には株式会社三栄製玉を設立します。1968年に株式会社サンエー食品を設立します。
1969年には回転式出し巻機を開発。同年、株式会社福山三栄製玉を設立します。
1970年には商号を株式会社広島製玉に変更をします。1973年には株式会社三栄商事を設立します。同年、広島グランドホテル内に鮨グランドもりやを開設します。1978年に商号を株式会社あじかんに変更をします。
1979年に仕入業者による三栄会を発足します。1984年には厚焼玉子の製造方法の特許登録をします。
1987年に株式会社でんぐに資本参加。
1990年には広島証券取引所へ株式を上場します。1992年には中国に合弁会社の青州青安食品有限公司を設立します。
1995年には株式会社ダイマル食品を子会社化します。
1996年には大阪証券取引所2部上場します。2000年には東京証券取引所2部へ上場します。2001年には山東安吉丸食品有限公司を設立します。同年、日本食糧新聞社主催の業務用加工食品ヒット賞を受賞します。
2002年には青州青安食品有限公司を子会社化、同年株式会社ダイマル食品を吸収合併します。
2005年には中国に合併会社として愛康食品(青島)有限公司を設立します。2010年にはiTQi優秀味覚賞2つ星、モンドセレクション銀賞を受賞。
2012年に農業事業会社である株式会社あじかんアグリファームを設立します。
2013年に味堪香港有限公司を設立。2014年には味堪(広州)餐飲管理有限公司を設立します。
あじかんの株価や配当、優待の内容を調査
あじかんの株価や配当金などの株式情報について紹介します。
どれくらいの必要投資金額で、配当利回りや優待利回りがあるのかを把握したうえで投資を行うのは基本です。ここだけの情報だけでなく、過去の推移もしっかりと確認したうえで投資判断を行いましょう。
事業の種類:食料品 | 優待の価値:1000円相当 | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
飲食料 | 3月末日 | — | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
1,523円 | 0.79% | 0.65% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
152,300円 | 100株 | 12円 |
(2017年4月17日現在)
株主優待の内容紹介
100株以上保有で自社製品詰め合わせ保有株数に応じてグレードアップします。
500株以上1,000株未満保有の場合は、2,000円相当の自社製品詰め合わせ
1,000株以上保有の場合は、3,000円相当の自社製品詰め合わせ
あじかんは国内だけでなく中国を中心に海外にも子会社・関連会社を展開しています。
あじかんのグループ会社及び関連会社は下記のとおりです。
あじかんのグループ会社及び関連会社 |
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株式会社あじかんアグリファーム (農産物の生産・販売および加工業務など) |
山東安吉丸食品有限公司 (農産物加工品の製造・販売) |
味堪香港有限公司 (酒類、食品の輸出入および卸売) |
味堪(広州)餐飲管理有限公司 (酒類、食品の輸出入および卸売) |
愛康食品(青島)有限公司 (寿司用食材や惣菜類などの製造・販売) |
あじかんの業績について
2016年度の業績
売上高:398億2,700万円(前年対比+6.9%)
営業利益:4億6,100万円(+191.8%)
経常利益:4億3,700万円(−17.5%)
利益:2億3,400万円(−6.4%)
増収増益です。
2017年3月期の会社予想
売上高:412億円(+3.4%)
営業利益:15億5,000万円(+236.2%)
経常利益:17億5,000万円(+300.5%)
利益:11億円(+370.1%)
増収増益予想
2017年2月に発表された第3四半期業績
売上高:308億800万円(前年同期比+2.9%)
営業利益:14億6,200万円(+260.7%)
経常利益:16億6,100万円(+246.2%)
利益:10億4,200万円(+246.7%)
通期予想に対する経常利益の進捗率は約94%、利益の進捗率は約94%で推移しています。
株価は年初来高値は1,934円、年初来安値は1,079円、PER10.54倍、PBR1.06倍、自己資本比率は49.4%です。
セグメント別業績では、営業部門は販売促進活動や新製品やリニューアル品の展開、拡販体制の強化により売上高増、生産部門については、自社製品の売上拡大により生産稼働率が高まり、さらに、省エネ活動などで製造原価率を抑えました。
結果、全体の利益率も改善されています。
あじかんはこんな投資家にオススメ
あじかんの株主優待は必要投資金額152,300円に対して、1,000円相当の自社製品詰め合わせとなっており、優待利回りは0.65%と低いです。
投資金額は高くはありませんが、利回りが低いため、株主優待を目的とした投資を行うには、なかなかハードルが高いです。
第3四半期業績は経常利益も利益も通期予想に対して進捗率90%以上と好調で、特に問題がなければ予想を上振れする可能性は十分にあります。既にそのことも多少は織り込み済の株価と思われます。
しかし、株価は若干割安感もまだあり、期末業績次第では、大きく変動する可能性があります。
配当利回りも高くありませんので、あくまでもキャピタルゲインを目的として投資を行った方が良いでしょう。そのためにも、極力割安なタイミングで投資判断したいところです。
主婦には嬉しい株主優待投資資金に余裕がある場合は優待目的でも検討できる
株主い優待は主婦などには嬉しい、あじかんの自社製品詰め合わせとなっています。
普段からあじかん製品を使用している方にとっては助かる内容です。投資資金に余裕がある場合は良いですが、そうでない場合は必要投資金額も安くなく、利回りは低いですので、株主優待目的での投資はなかなか難しい銘柄です。
狙うのであればもっと株価が下がって、少しでも利回りが高いタイミングで検討した方が良いのではないでしょうか。
普段からあじかん製品をお弁当などで使っている方は、ぜひ投資対象銘柄として他と比較検討してみてください。