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- マネラップは資産運用計画作りから目標達成まで寄り添ってくれる自動運用サービス
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資産運用にロボアドバイザーを利用する人が増えてきているようです。
従来のラップ口座に比べ費用も少なく手軽に利用できるのが人気の秘密です。
手軽に利用できるメリットの反面、どのロボアドバイザーを利用すればいいのか分かりづらいというデメリットもあります。
多くの証券会社がロボアドバイザーを提供していますが、特徴や機能、資産運用の柔軟さなど、比較したいポイントも多く正直迷ってしまいますよね。
そこで、今回はマネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社の提供するマネラップ(MSV LIFE)に焦点をあて、メリット・デメリットを徹底的に検証していきます。
少額でリスクを抑えた分散投資を検討中の方、投資の経験がなく不安だという方にはおすすめのロボアドバイザーとなります。
よりよい投資、よりよいロボアドバイザー選びの参考になる情報もたくさんお伝えしていますよ。
目次
マネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社の概要
マネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社は「資産運用サービスを通じて誰もが将来を計画し、実行できる豊かな 社会を実現したい」を理念にマネラップ(MSV LIFE)というロボアドバイザーを提供している会社です。
2015年8月にマネックスグループ株式会社、株式会社クレディセゾン、ザ・バンガード・グループ・インクの3社の合弁会社として設立されました。
マネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社はこんな会社です
運用哲学として
- 明確な計画の策定
- 最適な資産配分の構築
- 徹底したコスト管理
- 長期的な一貫性の保持
をかかげ、最新の金融技術と情報技術(フィンテック)を活用し、一人ひとりに最適かつ高品質の資産運用サービスを提供するツールとしてマネラップをリリースしています。
現社長は大原啓一氏で一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人投資信託協会に加入しています。
マネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社が提供するロボアドバイザーマネラップ[MSV LIFE]の一押しは?
- 1万円から利用できる
- 取り崩しを前提にしたプランも用意されている
マネラップは小口資金から始められ、マネックス証券という信頼、バンガードならではの、多様なプランを組むことができる点が一押しの理由となります。
マネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社、マネラップ(MSV LIFE)の概要
マネラップ(MSVLIFE) | |
---|---|
企業名 | マネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社 |
サービス開始日 | 2016/09 |
投資対象の詳細 | 国内外のETF |
ファンド | バンガードを中心 |
ロボアドバイザータイプ | 投資一任運用型 |
運用手数料 | 実質コスト1%未満(年率 税込) |
最低投資金額 | 1万円 |
トータルコスト | 実質コスト1%未満+監査費用、組入ETFの売買委託手数料 |
マネラップ[MSV LIFE] 5つの特徴
「一人ひとりに最適な資産計画を策定し、その目標達成を最後までサポートする」という理念のもとマネラップは作られています。
MSV LIFEという名前のMSVはマネックス・セゾン・バンガードを意味しています。LIFEは資産運用サービスと通じて人生設計の手伝いもしたいという思いが込められています。
そんなマネラップ(MSV LIFE)の特徴を紹介します。
計画づくりから目標達成までをサポートしてくれる
資産運用のPDCAをオンラインで完結してくれます。
小口、低コストで分散投資できる
1万円から始められ、実質コストは年率1%未満(税込)になります。
目標達成確率で運用結果をシミュレーション
運用シミュレーションに目標達成確率を導入し、シンプルに理解できます。
バンガードのノウハウを利用している
運用をバンガードが行ってくれるわけではありませんが、世界的にも大手の運用会社バンガードのノウハウを投資運用に活用しています。
生活密着型サービスを目指している
日本全国の金融機関と連携してマネラップを提供する予定があるようです。
以上の特徴を持つマネラップ(MSV LIFE)ですが、実際の自動運用はどのように行うのでしょうか。
ロボアドバイザーを利用するということはある程度の手軽さや分かりやすさが大切になります。
マネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社のマネラップ(MSV LIFE)の自動運用の手順について見ていきましょう。
マネラップ[MSV LIFE]の資産運用サービスの流れ
MSV LIFE(マネラップ)では資産運用の計画づくりから目標達成までを寄り添って手助けしてくれます。オンライン上でPDCAの4つのパートがすべて完結できる点が特徴でした。
MSV LIFEの運用サービスもPDCAの4つのパートに沿って行われます。Plan DO Check Actionそれぞれのパートごとに詳しく見ていきます。
Plan(計画づくり)
マネックスでは簡単な質問に答えていくことで資産運用の計画づくりができます。
まずは、目的を「ためる」「たのしむ」「そなえる」の3つのタイプから選択します。次にいくつかの質問に答えることでリスク許容度を自動的に判定し、ポートフォリオを示してくれます。そこから初期投資額や毎月の積立、運用期間などを入力して計画を作成します。
Do(おまかせ運用)
低コスト運用のパイオニアともいわれるバンガードのノウハウを活用した運用を行います。国内外のETFに投資することで低コストを実現し、国際分散投資ができます。
Check(目標達成率を確認)
目標達成率という統計的な指標を導入しているので、毎日の運用状況を確認することができます。目標達成率が著しく低下すると、計画の見直しをうながすアラートが贈られます。
Action(計画の見直しも可能)
一度設定した計画は目標達成率の変化、ライフスタイルの変化に合わせていつでも何度でも可能です。
マネラップは2016年9月開始のユニークな資産運用サービス
もうすでにMSV LIFE(マネラップ)の特徴については述べました。中でも計画づくりの段階においては単なる資産運用ではなくファイナンシャルプランニングの考え方を取り入れているところがユニークな点です。
他のロバアドバイザーのサービスでは資金の目的や、目標金額を聞かれることはあっても目的別に計画のタイプを選べるサービスはありません。
またリリース時点では利用できる金融機関はマネックス証券のみとなっていますが、今後は全国の金融機関で対応できるように準備を進めているとのことです。その他、リリース時にすでに予告されている追加機能としてはモバイル対応のアプリなどがあります。
投資の対象は国内外のETF
マネラップが対象としているのは国内外のETFです。国内外のETFに投資することで低コストで国際分散投資が可能になっています。
ETFは上場投資信託のことで(エクスチェンジ・トレーデッド・ファンド(Exchange Traded Fund))の略です。
ETFは、株価指数などに代表される指標への連動を目指す投資信託で、上場株式と同じように証券市場で売買することが可能です。ETFの最大の特徴は株式、債券、コモディティなど様々な銘柄を様々な地域に分散して投資で貴低コストであることです。
また、ETFは株価指数などの様々な指数と連動しているため少額であっても分散投資ができる点が魅力です。
どのようなETFを運用対象としているか
MSV LIFEが運用の対象としているETFは「流動性」が高く「経費率」「信託報酬率」が低い、さらに分散投資効果の高いETFを選択しているようです。
運用にあたってはバンガードのノウハウを活用していますが、バンガードが運用するのではなく、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問が運用しています。
投資一任契約を締結して運用は運用会社にお任せ
ロボアドバイザーに計画を作ってもらったら、投資一任契約をマネックス・セゾン・バンガード投資顧問を締結し、運用はお任せです。銘柄の選定、保有する数量などの投資判断と売買の注文を行い、その運用結果を報告してくれます。
マネラップを利用することで大幅に手間を省きながら、バンガードのノウハウを活用した資産運用が可能になります。
ただし、計画に変更が必要だと判断された場合には、自動的に計画を変更するのではなく、再度コンサルティングを受けることで、その時点での最適なポートフォリオを組み直してくれます。
自動リバランスを行ってくれるロボアドバイザーもありますが、計画の変更について納得ができるようにコンサルティングを行ってくれる、と考えると手厚いフォローだともいえます。
実質コスト1%未満(税込)を目指している点で評価できる
資産を運用していくには様々なコストがかかります。ロボアドバイザー業界ではコストをシンプルに示すために手数料という設定をしています。しかしマネラップではトータルコスト1%未満をめざしており、手数料の水準は非常に低く抑えられています。
手数料で見てみるとマネラップ利用の手数料は0.891%となっています。多くの場合1%程度となっていますのでやはり手数料が低いと言えそうです。
1万円以上で千円単位で利用できる
資産運用をしてちょっと贅沢な旅行をしたいな、などと考えている人の場合、運用のために100万円以上の資金を出す余裕はない場合がほとんどでしょう。資産運用に対してハードルが高いと感じるのは投資金額の高さにあります。
ネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社のMSV LIFEでは最低投資金額を1万円としており、資産運用を始めるハードルをほぼ極限まで下げてくれています。またその後の積み立てなども千円単位でできるので少額からでも少しずつ増やしていきたいというニーズに応えることができます。
トータルコストは1%を超える可能性もあり?
ロボアドバイザーを提供している他社のサービスでは手数料が1%程度、それに加えETF経費と税金がトータルコストとなります。
マネラップでは実質経費に手数料とETF経費を含めており、この合計が1%未満、さらに税込みなのでかなりコストは低く抑えられているように思います。しかし、公式に発表されているように監査費用、組入ETFの売買委託手数料などは含みません。
これらの費用は用状況によって変動するので事前には示すことができないそうですから、結局はトータルコストで1%を超えることもありそうです。
ネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社が提供しているロボアドバイザーのマネラップ(MSV LIFE)の特徴について解説してきました。
目標設定から運用方針を決める点、1万円から投資が始められる点が際立った特徴だと言えそうです。
小口・低コストで使えるマネラップ[MSV LIFE]でできること
マネラップは他のロボアドバイザーと同じく、資産運用をする上での手間を省いたり、専門的な知識がなくても始められるように便利な機能が用意されています。
ポートフォリオの構築だけでなく、その後の運用やメンテナンス、アフターフォローにおいてマネラップにはどのような機能があるのでしょうか。
PDCAサイクルを回していく上でそれぞれの機能がどのように役立つのかみていきましょう。
マネラップの優れた機能は資産運用のPDCAサイクルをまわしていく
マネラップでは資産運用の目的からポートフォリオを自動で作成してくれます。
目的といってもおおざっぱに3つのタイプが用意されているので、具体的な目的がなくても大丈夫です。用意されている3つのタイプは「ためる」「たのしむ」「そなえる」です。それぞれのタイプについて詳しく見ていきます。
3つの計画タイプから運用計画を自動的に作成
「ためる」は将来の出費にそなえて少額から長期的に積立て投資していくコースです。銀行預金や定期預金に比べて高いリターンが期待できます。具体的には「マイホーム」「自動車」「結婚資金」「将来への貯金感覚」「もしもの時の備え」などがこのタイプの運用に向いています。
「たのしむ」タイプでは今ある資産を少しでも長く使っていける運用を目指します。資産を運用してリターンを得ながら、必要分を取り崩すことで資産の減少スピードを下げます。結果として長く資産を維持することができます。退職金や貯蓄を少しでも長く使っていく、相続財産を無駄なく効率的に運用していくなどの使い方が想定されています。
「そなえる」は「ためる」タイプと「たのしむ」タイプを組み合わせたタイプです。
将来のために資金を貯め、貯まった資金を取り崩しながらも継続的に運用していくことができます。
定年までに少しでも多くの資産を形成しておき退職後に活かしたい、子供の大学進学費用を準備しておきたい、などの目的で運用したい人におすすめです。
投資一任型だから運用はすべてお任せ
マネラップでは投資一任契約を締結して運用するので、ポートフォリオの作成が終われば後は投資一任契約を締結するだけで自動的に運用してくれます。売買の注文や運用実績の報告までしてくれるので手軽に時間をかけずに資産運用をすることが可能です。運用にかかる費用は1%未満なのでその点でも安心して任せることができます。
目標達成率で運用状況を見守り、見直しも可能
マネラップには目標達成率というユニークな指標が取り入れられています。計画を立てる段階では目標達成率が80%以下の計画は実行することができません。実行したあとも目標達成率や運用実績を常に確認することができます。
目標達成率を確認することの利点は2つあります。1つは急激な変化に対応しやすくなることです。
運用中に目標達成率が落ち込むこともあります。目標達成率の落ち込みが激しい場合は運用計画の見直しを提案してくれます。
見直しの提案をされなくても自分で計画を見直すことはできます。それがもう1つの利点です。資金の利用目的が変わったり、ライフステージの変化によって資産運用のスタンスは変わります。その際の計画の見直しでも目標達成率が役に立ちます。
様々な金融機関と連携したサービスを提供予定
MSV LIFE(マネラップ)は現在マネックス証券の口座でのみ利用が可能です。今後は普段使いの給与振込口座や公共料金などの支払いで利用している銀行などの金融機関とも連携してサービスを利用できるようになる予定です。
マネラップ[MSV LIFE]のメリットとデメリットを分析
マネラップを利用する一番のメリットは手間をかけずに資産運用できることでしょう。
しかし、このメリットは他のロボアドバイザーを利用しても同じです。では、マネラップ独自のメリットとなると、「1万円から可能」「実質コスト1%未満」の2点が上げられます。
1万円から利用可能なサービスでかつ運用にかかるコストが低いので、これから投資を始めようとする人や、小さく初めてコツコツ貯めながら運用をしたい人にはおすすめできます。
利用者の人生に寄り添って見守りながら運用してくれる
運用していく中で、計画の見直しの必要がある場合にはきちんとそのタイミングを提案してくれる点もマネラップの自動運用のメリットです。
運用中はいつでも状況の確認をすることができ、適時アドバイスももらえるわけですから資産運用の知識を身に着ける意味でも手厚いアフターフォローサービスですね。
積立てのための自動振替などの機能がないというデメリット
マネラップでは積立て式で資金を運用するタイプを選ぶことができます。
では、積立てのための積立金を自動で口座に入金してくれるかと言えば、そうではないようです。
積立金は自分でその都度入金するか、積立金を引き落とす口座がある金融機関に口座振替を依頼して対応可能か確かめる必要があります。
ただし、現在、引き落とすための口座はマネックス証券の「証券総合取引口座」しかありませんから、結局自動振替えはできないということを意味しています。
積立を前提としたプランを提案する以上、積立金の自動引き落とし機能が欲しいところですが、マネラップには現在のところありません。手間を省いて資産運用をしたいと考えている人にはこのデメリットはかなり大きなものになりそうです。
マネラップの無料コンサルティングを受けてポートフォリオを作ってもらいました
マネラップでは他のロボアドバイザーと同じくいくつかの質問に答えることで自動的に最適なポートフォリオを作成してくれます。
そしてそこまでのステップは登録も必要ありませんし、無料です。
早速試してみましたが、最初に選ぶ3つのタイプが意外に具体的で自分の将来をイメージできました。実際に将来のイメージを描きながら資産運用のプランの相談にのってもらえているという印象を受けました。
マネラップの注目度は?実際に利用したいと考えている人も多いようです
「投資は子育てがひと段落してから、と思っていたけれど1万円からなら定期預金感覚で早速始めたいと思います。」「銀行に預けておくよりも得になりそう、理にかなったサービスだ」というような声があるようです。
マネラップ[MSV LIFE]で資産運用を始めるまでの流れ
実際にマネラップを利用して資産運用を始めるためにはどのような手続きが必要なのでしょうか。運用自体は簡単でも、それまでの手続きが煩雑だとせっかくのやる気もうせてしまうかもしれません。
そこで、マネラップでの資産運用までのステップを5つのステップに分けてご紹介します。
資産運用までの5つのステップ
- 1.体験コンサルティングを受ける
- まずは体験コンサルティングを受けます。これはポートフォリオを作成するステップで、3つのタイプから運用の目的を選び、いくつかの質問に答えるだけで完了します。
- 2.口座を開設する
- 体験コンサルティングの結果ページから口座開設の申し込みに進むことができます。マネラップを利用するにはマネックス証券の証券総合取引口座と投資一任口座の開設が必要です。
口座開設は無料で2ステップで完了!
①申し込みフォームの入力
②運転免許証・マイナンバー書類のアップロード - 3.本コンサルティング
- 口座が開設されると「MSV LIFE初回手続きのご案内」が送られます。案内に従ってMSV LIFEのマイページ設定を行います。
マイページ設定を行い、マイページにログインすると改めてコンサルティングを行い、資産運用計画を確定させます。 - 4.投資一任契約の締結
- 計画が決定すると次は投資一任契約の締結です。MSV LIFE(マネラップ)の運用会社であるマネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社と契約を結び運用の準備は完了です。
- 5.口座に入金し運用を開始する
- 契約を結ぶと入金額と入金期日が決まりますので、期日までに入金することで運用が開始されます。入金はまずマネックスの総合口座に入金し、そこから自分のマネラップ専用口座に振替える手続きをして完了となります。
大手ネット証券のマネックスが提供しているマネラップ
ネット証券大手のマネックスが手掛けているMSV LIFE(マネラップ)の特徴、機能、利用方法についてご紹介してきました。
マネラップの特徴は、「1万円から始められる」「低コスト」「積立て、取り崩しができる」という点です。
1万円からリスクを抑えた分散投資が可能で、ETFを活用するため低コストで運用できる点では資産運用を始めようとする人にはハードルが低いといえます。
マネラップではポートフォリオの自動作成に目標・目的の考え方と目標達成率という指標を導入しています。資産を運用するには単なるリターンや目標額ではなく、資産の利用目的、将来への備えといった目標や目的があるはずです。
そこにフォーカスしているマネラップのコンサルティング機能はユニークでかつ理にかなっていると言えます。
資産運用計画には目標達成率が表示されており、達成率から計画を微調整することも可能です。
積立てを前提にしているにも関わらず自動振替えができない点で不便を感じることがあるかもしれませんが、この点については今後対応していく予定だそうですから、期待して待ちましょう。
総合的にマネラップはこれから投資をリスクをなるべく抑えて始めたいという人、貯金感覚で資産運用をしていきたい人におすすめのサービスです。