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マルケタ(MQ)は、米国で革新的な後払いサービスを提供している注目のフィンテック企業です。
「マルケタに投資したいけどどこで株を買えるの?」
「成長期待が高い企業のようだけど株価は今後上がるの?」
そこでこの記事ではマルケタが一体どんな事業をしているのか、決算情報や業績分析、今後の見通し・将来性を解説していきます。
最後まで読むと、マルケタ株の購入方法までがわかるようになりますので、マルケタへの投資を考えている方は参考としてお目通しください。
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目次
クレジットカードの決済インフラを担うフィンテック企業「マルケタ」とは
マルケタ(Marqeta)は、米国のカリフォルニア州オークランドに本社を置くフィンテック企業です。
会社概要は以下のとおりです。
英文社名 | Marqeta Inc |
---|---|
本社所在地 | 180 Grand Avenue 6th Floor Oakland, CA 94612 USA |
設立年月 | 2002年 |
代表者名 | Mr. Simon Khalaf |
上場市場 | NASDAQ National Market System |
ウェブサイト | www.marqeta.com |
マルケタは、企業向けにクラウドベースのカード発行プラットフォームを提供しています。
マルケタの顧客は同社の「オープンAPI」を使うことで、簡単に自社独自のクレジットカード(プリペイドカードやデビットカードを発行することができるようになります。
これまでビザやマスターが担っていたカード発行業務や管理・決済機能までをあらゆる企業へ提供できる仕組みになっています。
マルケタのサービスを通じて企業がクレジットカードを発行し、そのカードを通じてのクレジット決済が行われる度に、マルケタへマージン利益が入るようになっており、売上高は右肩上がりで成長しています。
マルケタが手掛ける事業の強み4つ
マルケタの事業には以下4つの強みがあります。
- クラウドベースのプラットフォームの採用でカード発行が容易になった
- 顧客ニーズに合わせて柔軟にカード機能のカスタマイズができる
- 急成長企業の顧客が増えるほど、マルケタの業績も成長する構造
- 高いセキュリティを備えたプラットフォーム
上記した点について詳しく説明します。
クラウドベースのプラットフォームの採用でカード発行が容易になった
マルケタのプラットフォームは、クラウド上に構築されており、フィンテック企業やネット企業などのウェブ・デベロッパーは、自社のサービスに組み込むことができます。
そのため、カード発行に必要なハードウェアやソフトウェアの導入や、システムの構築・保守の必要がなく、短期間で簡単にカードを発行することができます。
顧客ニーズに合わせて柔軟にカード機能のカスタマイズができる
マルケタのプラットフォームは、柔軟な設定が可能で、企業のニーズに合わせてカスタマイズすることができます。
カードの種類や発行条件、利用限度額、セキュリティ機能などを自由に設定できるため、企業は自社のサービスや顧客に合わせて、最適なカードを発行することができます。
急成長企業の顧客が増えるほど、マルケタの業績も成長する構造
マルケタのプラットフォームは、デジタルバンキング、融資、eコマース、オンデマンドサービスなど、急成長している分野で利用されています。
これらの分野では、新規企業の参入が活発であり、既存企業も事業の拡大を図っています。
そのため、これらの分野で急成長している企業の顧客が増えれば、マルケタのプラットフォームの利用も増え、売上高や利益の増加につながります。
マルケタの主要顧客には、Uber、Block(旧Square)、DoorDash、Wish、Lyft、Robinhood、Walmart、Appleなどがあります。
これらの企業は、いずれも急成長しており、マルケタのプラットフォームを活用して、事業の拡大を図っています。
今後も、フィンテック業界の成長とともに、これらの企業の成長が期待されます。そのため、マルケタの業績も成長していくことが期待されます。
具体的には、以下の点が考えられます。
- 顧客企業のトランザクション数が増える
- 顧客企業からの収益が増える
- 新規顧客の獲得が増える
顧客企業のトランザクション数が増えれば、マルケタの収益も増えます。
また、顧客企業からの収益が増えれば、マルケタの利益も増えます。さらに、新規顧客の獲得が増えれば、マルケタの売上高はさらに拡大します。
マルケタは、今後も急成長企業の顧客を獲得していくことで、業績の拡大を図っていくと考えられます。
高いセキュリティを備えたプラットフォーム
マルケタは、PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)準拠のセキュリティ対策を実施しており、カード番号やセキュリティコードなどの重要な情報は、暗号化されて管理されています。
また、リアルタイムの不正検知システムを導入しており、不正利用をいち早く検知して、被害を防止することができます。
これらの強みを活かして、マルケタは、デジタルバンキング、融資、eコマース、オンデマンドサービスなど、幅広い分野で利用されています。
今後も、フィンテック業界の成長とともに、マルケタのビジネスは拡大していくことが期待されています。
マルケタ(MQ)の株価、今後の見通し、将来性
以下はマルケタ(MQ)のリアルタイム株価チャートです。
マルケタ(MQ)の株価は、2023年8月現在、5ドル台で推移しています。
2021年6月のナスダック上場後は、20~30ドルで推移していましたが、その後は大きく下落傾向にあります。
株価下落の原因としては、以下4つが考えられます。
- コロナ禍で発生した緩和バブルの崩壊
- 金利上昇による投資家のリスク回避
- 世界的な景気減速懸念
- 同社の顧客企業の一部が不振
金利上昇は、成長株の株価を圧迫する傾向があります。
また、世界的な景気減速懸念も、投資家のリスク回避を促しています。
さらに、同社の顧客企業の一部が不振であることも、株価下落の一因と考えられます。
ただし、マルケタのプラットフォームは、デジタルバンキング、融資、eコマース、オンデマンドサービスなど、急成長している分野で利用されており、今後も成長が期待されています。
そのため、株価下落は、中長期的な投資機会と捉える向きもあります。
将来の株価動向については、以下のような点が注目されます。
- 金利上昇のペース
- 世界的な景気動向
- 同社の顧客企業の業績
金利上昇が緩やかであれば、成長株の株価も回復する可能性があります。
また、世界的な景気動向が改善すれば、投資家のリスク回避が緩和され、成長株への買い意欲が高まります。
さらに、同社の顧客企業の業績が回復すれば、クレジット決済数も増加し、マルケタの業績が伸びて株価も急回復する上昇するがあります。
マルケタの業績・ファンダメンタルズ分析
マルケタの業績を売上や利益、財務体質の面から実際の数字を用いて分析してみます。
現状の業績と今後の予測、ファンダメンタルズ的に株価は買いなのか等を検証してみましょう。
マルケタの最新決算情報
マルケタの2023年度第2四半期(4-6月)の決算は、以下のとおりです。
営業益:-6942万ドル(前年同期-4671万ドルから赤字拡大)
最終益:-5879万ドル(前年同期比-4400万ドルから拡大)
売上高は、前年同期比23.8%増の2億3111万ドルとなりました。
これは、顧客企業のトランザクション数の増加によるものです。
営業利益は、前年同期比から赤字拡大して-6942万ドルとなりました。
売上総利益率の低下と、マーケティング費用の増加によるものです。
純利益は、前年同期比で赤字が拡大し-5879万ドルとなりました。
マルケタの売上高(毎期増収傾向か?)
株価が継続的に上昇するためには増収傾向が続いていなければなりません。
マルケタのような新興成長企業は毎期30%~50%程度の増収率が期待されています。
以下はマルケタの売上高推移です。
※業績の通貨単位は「百万米ドル」
売上高成長率は毎期あたり40%以上で推移していて、2018年から2022年にかけて、売上高は5倍以上に成長しています。
成長力に関しては非の打ち所がありませんね。
これはマルケタ社のプラットフォームが、業種問わず幅広い分野で利用されて顧客企業のトランザクション数の増加したためです。
ただし年々成長率は減少傾向なので、30%~40%あたりで下げ止まることができるのかにも注目です。
マルケタの営業利益率(目安10%以上が優良)
営業利益率は売上に対して営業利益がどれくらいあるのか割合を表した数字です。
「売上高 – 売上原価 – 販売費及び一般管理費」で営業利益を出し、「営業利益 ÷ 売上高 × 100」で計算します。
「営業利益率が高い=儲かるビジネスを手掛けている」というのがわかります。
現在、マルケタの営業利益率はマイナスで推移していて低下傾向にあります。
※通貨単位は「百万米ドル」
直近の売上高営業利益率は-27.9%と売上が伸びても営業利益が出ない構造になっています。
これは、マーケティング費用の増加や、顧客獲得コストの増加によるものです。
営業利益率が低いことに課題があるということを十分に理解しておく必要があります。
マルケタのEPS(1株当たり純利益)
EPSは「1株あたりの利益(Earnings Per Share)」のことです。
「当期純利益÷発行済株式数」で計算します。
EPSが従来の水準より高くなると株価が上昇しやすくなります。
マルケタは赤字のためEPSもマイナスで推移しています。
営業利益率が低いことから、利益が積み上がっていないためです。
EPSがプラスに転じないと、株価もこのまま低空飛行し続ける可能性も考えられます。
マルケタの営業キャッシュフロー
営業キャッシュフローは「本業を運営中に入金または出金されたお金の動き」を表した現金収支の数値です。
マルケタの営業キャッシュフロー(営業CF)は2020年期、2021年期はプラスでしたが直近の2022年期はマイナスに陥っています。
※通貨単位は「百万米ドル」
大幅な増収を達成している中で現金も増えて、収益力は改善傾向にあるのが見て取れます。
仮に営業キャッシュフローのマイナスが続けば、株主や外部機関から資金調達する必要性が出たりするため、なるべくなら避けたいところです。
マルケタの現金等残高(業績悪化の耐性は?)
マルケタの通期決算ごとの現金残高の推移です。
※通貨単位は「百万米ドル」
おそらく2020年期から2021年期にかけて現金等残高が急増し、その後2022年期にかけて徐々に現金が減っている状態にあると思います。
マルケタの自己資本比率(目安40%以上が健全で高いほど良い)
自己資本比率(株主資本比率)は、現状の財務状況が借金体質かどうかを推し量る指標です。
この数値が高いほど財務が安定しているということになり、数値的には「40%以上:健全」「70%以上=極めて健全」という状態だと言われます。
少なくとも30%以上の数値を出しておきたいところです。
マルケタの自己資本比率は83.2%です。
赤字体質ではありますが、自己資本比率は高く、財務は盤石だというのがわかります。
現状では外部からの資金調達に頼る必要なく、独力で経営し続けることが可能です。
マルケタの配当金・配当利回り
マルケタは現在株主への配当を出していません。
配当を出すよりは、剰余利益を将来の事業成長に割り振りたいという段階だと思われます。
マルケタの当期純利益(毎期増益傾向か?)
マルケタの当期純利益は直近の二期で赤字拡大が続いています。
※通貨単位は「百万米ドル」
毎期ごとに売上高は大幅な増収を達成していますが、それに連れて赤字幅も大きくなっています。
マルケタ株の買い方、購入できる証券会社
マルケタ株を購入するには、米国株の取引が可能な証券会社に口座開設をする必要があります。
ここではマルケタ株を買える証券会社と、その手数料や銘柄数等のスペックを比較しながら紹介していきます。
マルケタ株式の現物取引が可能なネット証券会社一覧表
マルケタ株の現物株の売買ができるネット証券会社は以下とおりです。
現物取引可能業者 | 米国株取扱銘柄数 | 手数料 | マルケタの取扱い |
---|---|---|---|
DMM 株 | 2,099銘柄 |
無料 ※売買時の為替スプレッドとして1ドルあたり 25銭がかかる |
あり |
楽天証券 | 約5,000銘柄 |
約定代金の0.495%(税込) ※最大22米ドル(税込) |
あり |
SBI証券 | 3,040銘柄 |
約定代金の0.495%(税込) ※最大22米ドル(税込) |
あり |
マネックス証券 | 約5,000銘柄 |
約定代金の0.495%(税込) ※最大22米ドル(税込) |
あり |
レバレッジを効かせて大きく利益を狙うならCFD取引がおすすめ
米国株式投資をするには、現物取引以外にもレバレッジを効かせて大きなリターンを狙えるCFD取引があります。
CFD取引とは、差金決済取引のことでレバレッジ取引(最大5倍)をかけて『少額で自由度の高い取引』を行えるようになります。
例えば、10万円の資金で、5倍のレバレッジをかけた場合、50万円の取引を行うことができます。
10万円の資金で10%の利益が出た場合は1万円の利益を得られますが、レバレッジを5倍効かせると5万円の利益になります。
空売りもできて、信用取引のように金利もかかりません。
少額から米国株投資を始めたいという方にとってはCFD取引がまさに最適。
マルケタへの投資であれば、1株あたり200円~300円程度で取引をスタートできます。
マルケタ株のCFD取引ができるネット証券会社一覧表
現在、マルケタ株のCFD取引ができるネット証券会社は以下のとおりです。
CFD取引可能業者 | 米国株取扱銘柄数 | 手数料 | マルケタの取扱い |
---|---|---|---|
GMOクリック証券 | 147銘柄 | 無料 |
なし |
IG証券 | 約17,000銘柄 | 2.2セント/株 |
あり |
サクソバンク証券 | 約6,000銘柄 | 約定代金の0.15% |
あり |
SBIネオトレード証券 | 31銘柄 | 無料 |
なし |
主要ネット証券の中ではIG証券とサクソバンク証券の2社だけがマルケタ株をCFD取引できます。
マルケタへの投資を前向きに考えている方は、ぜひこの2社の口座開設をしてみてくださいね。
まとめ
以上、マルケタの事業の強みや将来性、決算情報やファンダメンタル分析について詳しく解説しました。
カード発行プラットフォームで強みを発揮するマルケタ(MQ)は、デジタル化の進展や、オンライン決済の拡大を背景に、今後も成長が期待されています。
マルケタ株を購入するには、米国株の取引が可能なネット証券会社に口座を開設する必要があります。
「将来的にも伸びしろの大きいマルケタへ投資してみたい」
という方は、マルケタ株の売買ができる証券会社へ口座開設をしてみましょう。
以下がマルケタ株を取り扱っているネット証券会社4選です。
CFD取引でマルケタ株の取引をしたい方は以下2つのネット証券を使ってみてください。
これらのネット証券の口座開設はいずれも無料です。
ノーリスクで手続きが可能なので、口座開設がまだの方は米国株投資の準備の一環としてでも、口座開設をしておくとよいでしょう。