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Jフロッグ社(銘柄コード:FROG)は、DevOpsのプラットフォームの開発販売によって、企業のソフトウェア管理とリソース方法に革新的ソリューションをもたらす企業として知られています。
「Jフロッグに投資したいけどどこで株を買えるの?」
「成長期待が高い企業のようだけど株価は今後上がるの?」
とJフロッグに興味のある方も多いかと思います。
そこで今回は、Jフロッグについての決算情報やチャート推移、財務分析について紹介していきます。
最後まで読むと、Jフロッグ株への投資方法までわかるようになりますので、ぜひ参考にしてください。
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目次
Jフロッグとは
Jフロッグは、カリフォルニア州サニーヴェールに本社を置くDevOpsのプラットフォーム開発・提供をする企業です。
もともと2008年にイスラエルで創業しましたが、現在の場所へ移転し、グローバルに10のオフィスを構えています。
主にバージョンレスなCSRMプラットフォーム(継続的なソフトウェアのアップデート管理)の開発を行い、業界をとわず世界で5600社を超える企業に採用されています。
Jフロッグでは「リキッドソフトウェア(Liquid Software)」をビジョンを掲げています。
これは「水のように流れるソフトウェア」を意味し、同社の製品の性格を語るうえでかかせないものです。
具体的にはバージョンの概念がなく、リアルタイムで継続的な更新がなされていることを意味します。
この継続的な更新を行う上でJフロッグによって手掛けてられているのがパッケージ管理の分野なのです。
そもそもDevOpsとは?
DevOpsは開発者と運用担当者の協業によってスピーディなソフトウェアリリースを実践していくことで、それは業界でメインストリームとなりつつある概念です。
運用担当者に対して開発者が協力することによって開発者自身の書いたコードがインフラに与える影響を理解します。
そして、監視やトラブルシューティングの場面ではホンバンシステムへのアクセスも行います。
一方、運用担当者も開発者に協力して自動化されたセルフサービス上で信頼性の高いインフラとツールの構築が行われます。
この開発者と運用担当者の両輪によって、バイナリのビルディングブロックが完全に自動化されたCI/CDパイプラインを流れている間は安全な運用の保証を実現するのです。
JFrogの製品「DevOpsプラットフォーム」とは?
JFrog独自の製品、「DevOpsプラットフォーム」は開発者の作業効率アップを可能にする製品です。
これを実現するためにソフトウェア開発とその運用、ソフトウェア構築とリリースのワークフローの短縮、自動化、そしてそれらの改善が行われています。
そして、具体的なコンポーネントとして次の7つによって構成されています。
「DevOpsプラットフォーム」の7つのコンポーネント
- ARTIFACTORY:すべてのソフトウェアパッケージとコンテナイメージを保存・管理するレポジトリー
- XRAY:セキュリティとコンプライアンスの問題解決
- PIPEPELINES:エンドツーエンドのCI/CD自動化とオーケストレーション
- DISTRIBUTION:クラウド、データセンターへ安全なソフトウェア配布
- CONNECT:デバイスフリートへのソフトウェアデプロイ、運用、監視
- ARTIFACTORY EDGE:稼働中の本番環境にソフトウエアをデプロイ
- MISSION CONTROL:開発状況をエンドツーエンドで俯瞰して監視・管理できるダッシュボード
- INSHGIT:インテリジェンスメトリクスの分析
これらのコンポーネントによって、ソースコードのバージョン管理、開発パーツとしてのソフトウェアパッケージの管理、ソフトウェア配布といった機能を提供しています。
さらにパッケージに含まれるセキュリティ脆弱性のスキャン、開発成果物の配備なども利用でき、一覧のソフトウェア開発プロジェクトを支えるDevOps機能群が利用できます。
Jフロッグの製品の6つの特徴
Jフロッグが提供している製品群は以下6つの特徴を持っています。
- エンドツーエンドの「統一プラットフォーム」である
- 規模に応じた敏捷性を発揮できる
- 高いセキュリティ機能
- システム障害が極めて起きにくい「高可用性」を持つ
- システムのインテグレーション化で生産性を向上できる
- ハイブリッドでもマルチクラウドでも対応可能
これらのことについて詳しく解説するので、ぜひチェックしてみて下さい。
特徴1.エンドツーエンドの「統一プラットフォーム」である
JフロッグのDevOpsプラットフォームは、完全に自動化されています。
そのため、DevOpsプラットフォームを使えば、コード作成から本番環境にいたるソフトウェアリリースまで、高い信頼性のもと行えます。
Jフロッグの最大の特徴であり魅力は、「エンドツーエンドの統一プラットフォームである」という点です。
ソフトウェア開発だけでなく配布にいたる全工程で、企業のニーズにしっかり応えてくれます。
特徴2.規模に応じた敏捷性を発揮できる
DevOpsプロジェクトは、ユーザー・リソース・アクセス権を備えています。
そのため、DevOpsプロジェクトにオンボードすれば、デプロイの頻度を簡単に上げることができます。
これは、オンボードにより統合ネットワークを最適化でき、リリースやアップデートをスピーディーにやりやすくなるためです。
しかも、ネットワークの利用率や回復率は規模に合わせて変えられる敏捷性の高さもJフロッグならではの魅力です。
特徴3.高いセキュリティ機能
Jフロッグを使えば、オープンソースに脆弱性がないか、あるいは、ライセンスコンプライアンス違反をしていないかなど、今抱えている問題を開発者の手をわずらわせることなく簡単に検出できます。
そのため、アップデート時に自ら検証する手間や不安を開発者がいちいち抱く必要がありません。
しかも、問題のあるコードや脆弱性を発見次第、適用性とコンテキスト分析を直ちに提供してくれる機能がJフロッグには備わっています。
開発者の修正の順位付けまでしっかりサポートしてくれます。
特徴4.システム障害が極めて起きにくい「高可用性」を持つ
DevOpsパイプライン全体にダウンタイムというものは存在しません。
なお、そのような環境は、ユーザーのエンタープライズに合わせた高可用性とアクティブ/アクティブクラスタリングにより実現されています。
さらに、マルチサイトレプリケーションも高可用性の実現をサポートしています。
特徴5.システムのインテグレーション化で生産性を向上できる
使っているシステムを統合することで、使っているDevOps環境を管理できます。
しかも、その統合により、自由にツールスタックを選択できるようになります。
また、Artifactoryを使えばCI/CD エコシステムを統合できるので、他社製品への乗り換えのハードルも下がります。
特徴6.ハイブリッドでもマルチクラウドでも対応可能
デプロイをオンプレミス・クラウド・マルチクラウド・ハイブリッドから、選択することができます。
リポジトリマネージャーとして Artifactory を成長に合わせて一番あったデプロイに、簡単に拡張可能です。
Jフロッグの競合企業
Jフロッグの競合他社として、ソースコードのバージョン管理を行っているGitHubやBitBucketを思い浮かべる人も多いかもしれません。
ただ、これら企業は成果物のバージョン管理を行っているだけです。
そのため、Jフロッグの競合には厳密には含まれません。
より正確性をもって競合企業を上げるなら、Apache Software FoundationやSonatypeなどが該当します。
なお、競合他社に対するJフロッグの強みは、下記4点があります。
- 対応パッケージのフォーマットが多い
- ビルドツールとして最もよく使われるCI/CDサーバーとの統合が簡単で、自動化までできる
- 可用性で拡張性が高い
- セキュリティ面が優れている
競合企業に対するJフロッグのこれら強みを支える技術力は、かなり優位な状態です。
強い競合がいないとも言える状況ゆえ、市場の成長が直接Jフロッグの成長に直結する可能性が高いと予想されます。
Jフロッグ(FROG)の株価、今後の見通し、将来性
以下はJフロッグ(FROG)のリアルタイム株価チャートです。
Jフロッグは2020年9月にIPOしてNASDAQに上場した直後は70ドルから100ドル近くまで大きく上昇したものの、その後の株価は2022年5月につけた16ドル台まで一方的な右肩下がりが続きました。
それ以降は19ドルから27ドル付近をレンジで推移している状況です。
Jフロッグの最新決算情報・ファンダメンタルズ分析
Jフロッグの決算情報による業績を売上や利益、財務体質の面から実際の数字を用いて分析してみます。
現状の業績と今後の予測、ファンダメンタルズ的に株価は買いなのか等を検証してみましょう。
Jフロッグの売上高(毎期増収傾向か?)
株価が上昇するためには増収をキープし、Jフロッグのような成長企業であれば、毎期30%~50%程度の増収率を出すことが望まれます。
以下はJフロッグの売上高推移です。
※業績の通貨単位は「百万米ドル」
売上高成長率は年々減少気味ですが、毎期あたり30%以上で推移していて、直近の売上高は2億600万ドルです。
このまま高い成長率を維持できるのか、注視しておきたいところ。
Jフロッグの営業利益率(目安10%以上が優良)
営業利益率は「売上に対する営業利益の割合」を表す数字です。
営業利益は「売上-経費(売上原価+販売管理費)」で計算し、期中に本業で稼いだ金額のうち手元に残る利益のことを言います。
営業利益率が高い会社は「儲かるビジネス」を手掛けているというわけです。
上場来Jフロッグは赤字が続いているため、営業利益率もマイナスで推移している状況です。
※通貨単位は「百万米ドル」
2020年度で一桁台のマイナスまで営業利益率を縮小出来ていたのにもかかわらず、直近の売上高営業利益率は-33.0%に拡大しています。
JフロッグのEPS(1株当たり純利益)
EPSは「1株あたりの利益(Earnings Per Share)」を意味します。
計算式は「当期純利益÷発行済株式数」です。
EPSが今までの水準より高くなれば、株価に織り込まれて上昇します。
Jフロッグは赤字のためEPSもマイナスで推移しています。
業績が黒字化してEPSがプラスにならないと、ファンダメンタルズ的に健全な株価上昇は望めないでしょう。
Jフロッグの営業キャッシュフロー
営業キャッシュフローは「本業を運営中に入出金されたお金がいくらになったのか?」を表す現金収支の数字です。
※通貨単位は「百万米ドル」
Jフロッグの営業キャッシュフロー(営業CF)はプラスが続いていて、おそらく過去の売掛金を安定的に回収できていることがわかります。
Jフロッグの現金等残高(業績悪化の耐性は?)
Jフロッグの四半期ごとの現金等残高の推移です。
※通貨単位は「百万米ドル」
2020年9月期には3億2,400万ドル程度もあった現金が、2022年9月期に5,300万ドル程度まで減っています。
大きな有利子負債がないため、財務的にはまだ安全圏ですが、決算期を経るごとに微減しているのでこれ以上の現金の流出は早めに食い止めたいところです。
Jフロッグの自己資本比率(目安40%以上が健全で高いほど良い)
自己資本比率(株主資本比率)は、現状の財務が借金体質かどうかを見る指標です。
高いほど財務的には健全で、数値的には「40%以上:健全」「70%以上=極めて健全」な状態と言われます。
少なくとも30%程度の数字はほしいところです。
Jフロッグの直近の自己資本比率は74.9%です。
赤字体質ではありますが、財務的には健全です。
無謀な投資など無茶な経営をしない限りは、倒産する恐れはないでしょう。
Jフロッグの配当金・配当利回り
Jフロッグは現在配当を出していません。
株主に配当を出すよりも、経営資源を将来の事業成長に割り当てたいというフェーズだと思われます。
Jフロッグの当期純利益(毎期増益傾向か?)
Jフロッグの当期純利益は赤字が続いています。
※通貨単位は「百万米ドル」
前期の2020年12月期はマイナス900万ドルまで赤字を縮小しましたが、2021年12月期にはマイナス6,400万ドルに赤字を拡大しています。
Jフロッグ株の買い方、購入できる証券会社
ここからはJフロッグ株を買える証券会社と取引手数料や銘柄数等のスペックを比較してみす。
Jフロッグ株式の現物取引が可能なネット証券会社一覧表
Jフロッグの売買ができるネット証券会社を以下の表にまとめましたのでご参照ください。
現物取引可能業者 | 米国株取扱銘柄数 | 手数料 | Jフロッグの取扱い |
---|---|---|---|
DMM 株 | 2,099銘柄 |
無料 ※売買時の為替スプレッドとして1ドルあたり 25銭がかかる |
あり |
楽天証券 | 約5,000銘柄 |
約定代金の0.495%(税込) ※最大22米ドル(税込) |
あり |
SBI証券 | 3,040銘柄 |
約定代金の0.495%(税込) ※最大22米ドル(税込) |
あり |
マネックス証券 | 約5,000銘柄 |
約定代金の0.495%(税込) ※最大22米ドル(税込) |
あり |
上記は現物取引に対応している証券会社となります。
レバレッジを効かせて大きく利益を狙うならCFD取引がおすすめ
米国株式への投資をするには現物取引以外にもCFD取引をする方法があります。
CFD取引とは、差金決済取引のことで言わば『自由度の高い信用取引』と言えます。
空売りが可能で、金利がかからず、FXのようにレバレッジ取引(最大5倍)にも対応しています。
少額から株投資を始めたいという方にとってはCFDはまさにうってつけの取引方法です。
Jフロッグへの投資であれば、1株あたり200円~300円程度で取引を開始できます。
Jフロッグ株のCFD取引ができるネット証券会社一覧表
下の表は米国株の個別銘柄のCFD取引に対応しているネット証券各社を比較した一覧表です。
CFD取引可能業者 | 米国株取扱銘柄数 | 手数料 | Jフロッグの取扱い |
---|---|---|---|
GMOクリック証券 | 147銘柄 | 無料 |
なし |
IG証券 | 約17,000銘柄 | 2.2セント/株 |
あり |
サクソバンク証券 | 約6,000銘柄 | 約定代金の0.15% |
あり |
SBIネオトレード証券 | 31銘柄 | 無料 |
なし |
現在Jフロッグ株をCFD取引できる証券会社は、IG証券とサクソバンク証券の2社です。
Jフロッグへの投資を検討中の方は、上表に記載の証券会社の中から口座開設してみてくださいね。
まとめ
以上Jフロッグの企業情報や事業の特徴、決算情報や株価推移、将来性について紹介しました。
Jフロッグ株への投資のヒントをまとめると
Jフロッグ株への投資のポイント
- 開発者向けプラットフォームをグローバルに提供する新興成長企業
- コンスタントに売上30%成長で推移できてポテンシャルの高い会社
- 赤字が続きが解消されれば株価は上昇に転じる可能性が高い
「手掛けている事業が将来伸びそうだからJフロッグへ投資したい」
という方は、Jフロッグの取引ができるネット証券会社へ口座開設をしておくことをおすすめします。
以下がJフロッグ株を取り扱っているネット証券会社4選です。
CFD取引でJフロッグの売買をしたい方は以下2つのネット証券を利用してください。
上記したネット証券の口座開設はいずれも無料です。
ノーリスクで手続きができるので、口座開設がまだの方は米国株投資の準備の一環として、ひとまず開設だけしておきましょう。