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岩塚製菓という企業をご存知でしょうか。
味しらべや田舎のおかき、岩塚の黒豆せんべいなど、長年販売されている菓子をいくつも製造販売している老舗企業です。
岩塚製菓はどのような株主優待内容で、銘柄としてどれくらい魅力的なのでしょうか。ここでは岩塚製菓の企業情報や株主優待情報、投資情報について紹介いたします。
目次
岩塚製菓ってどんな会社?~企業の紹介~
岩塚製菓は、創業70年を迎える老舗菓子企業です。全商品国産米100%を使用し、お米の美味しさを活かした商品作りを行っています。
全商品国産米を100%使った美味しい菓子を世界中へ発信
「米・技・心」を大切にし、日本の伝統ある食文化を世界に広めるべく、良質な国産米を使い、お客さまのさまざまなニーズに応える商品開発をしています。
中国各地に工場を展開しているワンワングループとも技術提携しており、日本の菓子の素晴らしさを世界中に発信しています。
復興支援や女子中学生とのコラボレーション商品開発、子どもたちへの田植え・稲刈り体験など、社会・環境活動にも取り組んでいます。
味しらべや岩塚の黒豆せんべいなど、数多くの人気商品を開発・製造・販売
岩塚製菓では、知名度の高い米菓子をたくさん提供しています。
- 岩塚の黒豆せんべい
- 味しらべ
- 田舎のおかき
- 田舎のおかき塩味
- 田舎のおかきざらめ味
- きなこ餅
- 新潟ぬれせんべい
- 新潟ぬれおかき
- 大袖振豆もち
- 大人の新潟ひとつまみ海老黒胡椒
- 大人のえびカリ
- アーモンドソフトおかき
- ほん和菓きなこ餅抹茶あずき
- 岩塚のお子様せんべい
- がんばれ!小魚家族
- 新潟揚げ
- しょうゆ揚げもち
など、数多くの商品を開発・製造・販売しています。
創業70年を迎える老舗菓子企業設立当時から多くの人気商品を発売
岩塚製菓は、資本金16億3,475万円で従業員数915名、売上高210億円の企業です。
1947年に岩塚農産加工場を創立し、水飴、澱粉、カラメルなどの製造を開始する。1954年に法人化し株式会社岩塚農産加工場を設立。1960年には岩塚製菓株式会社へと社名を変更します。
1982年に瑞花長岡店を開店し、高級米菓贈答品分野に進出します。
1985年に瑞花本店を株式会社瑞花に改組。1988年には米菓の通信販売を行う株式会社新潟味のれん本舗を子会社化します。1989年には株式公開します。
1994年に米菓の法人販売を行う株式会社越後抄を子会社化します。
2004年に日本証券業協会への店頭登録を取り消して、ジャスダック証券取引所へ株式を上場します。2009年には農産物や農産加工品の販売などを行う里山元気ファーム株式会社を子会社化します。
2015年には株式会社田辺菓子舗を子会社化。
尚、岩塚製菓を代表する人気の菓子は、1966年に岩塚のお子様せんべい、1968年手焼きせんべい、1970年あまからしょうゆ、1976年ふっくら豆餅、1978年味しらべ、1982年きなこ餅、1985年新潟揚げ、1987年がんばれ!野菜家族、1999年岩塚の黒豆せんべい、2004年新潟ぬれおかき、2006年新潟ぬれおかき海老黒胡椒、2009年米かりんと、2010年えびカリがそれぞれ発売されています。
岩塚製菓の株価や配当、優待の内容
事業の種類:飲食料品 | 優待の価値:2000円相当 | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
飲食料 | 9月末日 | 3月末日 | 年2回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
4565円 | 0.39% | 0.43% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
465,500円 | 100株 | 18円 |
株主優待の内容紹介
岩塚製菓の株主優待は100株以上の保有で年2回受け取れます。
500株以上1,000株未満保有の場合は、年2回2,000円相当の自社商品
1,000株以上2,000株未満保有の場合は、年2回5,000円相当の自社商品
2,000株以上保有の場合は、年2回5,000円相当の自社商品
平成28年の株主優待の自社商品に関しては、下記のとおりです。
500株以上:夏のフルール(11品47袋入)
1,000株以上:新潟つづり(8品68袋入)、冬のフルール(11品47袋入)
岩塚製菓はおせんべい、おかきなどの菓子製造販売の子会社を持ちます。
岩塚製菓の子会社及び関連会社 |
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株式会社瑞花(あられ・おかきの専門店「瑞花」を展開) |
株式会社新潟味のれん本舗(おせんべい・おかきの通信販売) |
株式会社越後抄(菓子類、食品の製造販売など) |
里山元気ファーム株式会社(農産物、農産加工品の製造および販売) |
株式会社田辺菓子舗(かりんとうなどの菓子の製造・販売) |
旺旺・ジャパン株式会社(菓子・食品の輸入販売) |
全国に11支店、18営業所を展開 |
岩塚製菓の業績について
岩塚製菓の2016年度の業績は、売上高が前年対比+1.7%の223億7,800万円、営業利益が前年対比−14.6%の3億9,100万円、経常利益が前年対比−41.6%の16億8,400万円、利益が前年対比−82.7%の2億9,400万円の増収減益でした。
2017年3月期の会社予想は、売上高が+2.8%の230億円、営業利益は+27.9%の5億円、経常利益は+6.9%の18億円、利益は+325.2%の12億5,000万円の増収増益で黒字化の予想です。
2017年2月に発表された第3四半期業績では、売上高が前年同期比+2.8%の174億4,700万円、営業利益が前年同期比−23.9%の3億6,200万円、経常利益が前年同期比−8%の16億8,900万円、利益が前年同期比−17.6%の13億100万円です。
通期予想に対して、経常利益の進捗率が約93%、利益の進捗率が約104%で順調に推移しています。
PERは20.67倍、PBRは0.54倍、年初来高値は6,040円、年初来安値は3,355円です。自己資本比率は73.2%と財務基盤は安定しています。
第3四半期の業績は非常に順調で、問題なく推移すれば通期予想を上振れする可能性があり、株価も上昇しています。
上振れの可能性のある通期業績を考慮したうえで株価も織り込み済と考えられます。
そのため、投資家の期待も集まっており若干割高感が出ています。通期業績に期待をして待ちたいところです。
岩塚製菓はこんな投資家にオススメ
財務は安定株価が下がるまで待ちたいところです。
岩塚製菓の株主優待は、必要投資金額456,500円で年2回1,000円相当の自社商品を受け取れます。
優待利回りは0.43%と低く、優待目的だけを考えて投資するのはハードルが高いです。配当利回りも0.39%と低いです。
あくまでも売買益を目的とした投資対象として考えた方がいいでしょう。
2016年度は増収減益だったものの、2017年は増収増益の予想を出し、第3四半期までは順調に推移しています。株価は、若干割高感がありますので、投資を検討するのであれば、株価が下がるまで待つのも一つの手です。
通期業績如何によっては、更に株価が上昇する可能性もありますが、ある程度は既に市場は織り込み済の要素もあるため、そこまで上がらない可能性があります。
どちらにせよ、自己資本比率も高い企業で売買益目的として検討したい銘柄の1つです。
株主優待は美味しい菓子を年2回ただし利回りを考えると優待目的投資は敬遠
味しらべなどの菓子で有名な岩塚製菓の株主優待は、年2回1,000円相当の商品が貰えます。
郷乃抄、夏のフルール、新潟つづりなど、美味しいお菓子が貰えるのは嬉しいですね。年2回というのもポイントです。
しかし、必要投資金額が高く優待利回りは低いです。
利回りを考えるのであれば、優待目的の投資としては、なかなか手が出しにくい銘柄です。しかし業績に関しては予想に対して順調に推移しています。
あくまでも売買益を目的とした銘柄として、投資判断をしたいところです。