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株主優待として人気のある優待品にはどんなものがあるでしょうか。珍しい商品や割引クーポンなどは人気が高いですが、やはり不動の人気を誇るのはお米でしょう。
お米を株主優待として贈呈している会社はたくさんありますが、今回は東北地方を中心に業務用食品を販売しているサトー商会の株主優待をご紹介します。株主優待の内容や条件だけでなく、株を買う時には参考にしていただきたい会社の事業内容、業績、株価情報なども併せて紹介していきます。株を購入する際の参考にしていただければ幸いです。
目次
ホテル・レストラン、学校給食などに業務用食品を販売する
サトー商会は豊かな食文化を創り出すプロフェッショナル集団として昭和23年の創業以来、東北を中心に一部の関東圏の
- レストラン
- 食堂
- 会館
- 学校給食
- 弁当
- 量販店
- 製菓
- 製パン
- 自衛隊
- 食品加工業
に対して業務用の食品や資材を販売する業務用食品専門商社です。
商品は中国を始めとする東南アジア、北米、ニュージーランド等から直輸入し、責任をもって選定しています。また、商品カルテ管理を行い、アレルギー問題から農薬問題まで幅広い衛生検査を実施しながら安心と安全を追求しています。
会社の設立は昭和25年、資本金は14億580万円、平成27年3月時点での従業員数は763名で、代表取締役会長は佐藤正之氏、代表取締役社長が滝口良靖氏となっています。
2万2000点を超える商品を取り扱い、多彩なニーズに迅速にこたえる
サトー商会には
- 製菓部
- 学校給食部
- 給食部
- 外食部
- 惣菜部
の5つの部門とキャッシュアンドキャリーという一般の人も利用できるスーパーを展開しています。
製菓部では
- 製菓・製パンの原材料
- 包装資材の販売
- 製菓・製パン用の設備や機械厨房機材
などを扱っています。
学校給食部、給食部では
- 学校
- 施設
- 事業所
- 自衛隊
- 弁当向けの食材
- 消耗品
の販売を行っています。
外食部は
- ホテル・レストラン
- 旅館
など向けの業務用食材を販売し、惣菜部は
- コンビニやスーパーの総菜用食材
- 農水畜産物加工用食品・加工原材料
の販売をしています。
サトー商会のこれまでの歩み
宮城県仙台市の本社をはじめ、東北地方と北関東に7つの営業所をもち、4つの関連会社を持つサトー商会にはどのような歴史があるのでしょうか。昭和25年の会社設立から振り返ってみます。
昭和25年2月製菓、冷菓、一般食品の加工材料及び器具の販売を目的として(株)サトー商会を設立します。昭和42年に直売センターをオープン。その後、営業所や直売センターを次々にオープンし順調に発展してきたようにおもわれます。
しかし、平成23年3月11日、東日本大震災により甚大な被害を受け、直売センターを閉鎖します。翌年平成24年4月になりようやく冷凍倉庫、一般倉庫、事務棟の復旧が完了し、大規模災害対策として自家用給油所を設置。その後も販売センターを拡大しながらも災害対策の自家発電設備を整えるなどの取り組みをおこなってきました。
株式会社サトー商会の株価や配当
事業の種類:卸売業 | 優待の価値:約1,000円~2,500円 | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
飲食品 | 3月末日 | — | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
1,201円 | 2.5% | 0.8% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
120,100円 | 100株 | 30円 |
国産米から東北地方の銘柄米に変更された
サトー商会では従来、株主優待として国産米を贈呈していましたが、株主優待の充実を目的として平成22年3月以降の優待から東北地方の銘柄米に変更されました。東北地方の銘柄米と言えば、宮城県のひとめぼれなどが有名ですね。高級なブランド米も多いことから魅力的な株主優待だと言えるかもしれません。
さて、サトー商会の株主優待は100株以上を3月31日時点で保有することが条件です。現在の株価で言えば、約12万円の投資で優待を受けられることになります。利回りを考えるとそれほどいいとは言えませんが、わざわざブランド米を購入することと比べると株主優待でもらえるというのはお得感があるかもしれません。
さて、もらえるお米とその条件を以下にまとめておきます。
■1,000株以上・・・東北地方の銘柄米 5kg
お米が届く時期ですが、なんと新米の時期にお米が届きます。新米の時期はどのお米も値段が高く、特に有名ブランド米となるとなかなか手に入れることが難しいのですが、優待であれば10月下旬には届きます。
業績のチェックは株の基本。株を買う前に必ずチェックしましょう
サトー商会の株主優待は東北地方の銘柄米で、配当も利回りが2.5%ととても魅力的に思えます。しかし、配当も優待も会社が長期的に成長し続けてのものです。サトー商会の業績を確認して、配当や優待を受け続けられる株かどうかを検討してみてください。
2期前(2015年3月期)
売上高:46,659
営業利益:1,081
経常利益:1,327
1期前(2016年3月期)
売上高:48,195
営業利益:1,222
経常利益:1,453
来期(2017年3月期)会社予想
売上高:49,500
営業利益:1,250
経常利益:1,460
(単位は百万円)
今期も増収増益が見込まれているサトー商会です。株価としてはやや割高とする分析もあるため、今すぐ購入するかどうかはよく検討したいですね。
配当と優待を合わせると高い利回りが期待できる
サトー商会の株主優待は東北地方の銘柄米で単元株数の100株だと2kgもらえます。この銘柄米は2kgで約1,000円相当の品だと思われます。そして配当は1株あたり30円ですので100株で3,000円の配当が受けられることになります。
一方、100株を取得するのに必要な資金は約12万円です。12万円の投資で3,000円の配当と1,000円相当のお米が受け取れることになります。そうなると利回りは3%以上となり高い利回りだと言えます。
低い金利の銀行にお金を預けておくよりは利回りは間違いなくいいでしょう。しかし、株のデメリットである株価の下落には注意が必要です。これまでのところサトー商会は増収増益が見込まれており、そこまで株価が下がることはないかもしれません。しかし株の上下に確実なことはありませんので、投資の際はよく検討することが大切です。
サトー商会の株主優待、企業情報、業績まとめ
サトー商会は学校や施設、自衛隊、事務所、レストランやスーパーなどに業務用食品を販売しています。業務用の食材を小売りするスーパーも展開しています。東北地方と北関東を中心に展開し、JASDAQスタンダードに上場しています。
サトー商会の株主優待は100株以上を保有すると受けることができ、優待の内容は東北地方の銘柄米です。これは約1,000円相当となり、配当と合わせると利回りが3%を超えるので高い利回りが期待できます。
お米好きの方、株を長く持って楽しみたい方には特におすすめできます。