多角化事業の成功と今後の方向性、新店舗出店と改装による増収増益を狙う

1958年岐阜県恵那市に主婦の店として創業しました。
以来、スーパーマーケット事業を中心にドラッグストア、ホームセンター、スポーツクラブ、流通などの事業を手広く経営しています。

創造と先取りそして挑戦という経営理念のもと、製造から販売までを一貫して行う企業として邁進しています。
構造・成長・基盤という中期経営計画のもと、常に事業の効率化や拡大に向けて挑戦しており、グループ全体としてのビジネス構築を実践しています。

また、企業価値向上のため事業活動と社会との関係性を見出し、様々な角度から体制づくり、ビジネスモデルづくり、人材開発、環境対応を行っています。

東京証券取引所の市場第一部、名古屋証券取引所の市場第一部に上場しており、証券コード9956、資本金119億1,000万円、従業員数5,517名（社員）の企業です。

スーパーマーケット中核の多角化事業の中身と構成比、それぞれの店舗数

1958年の創業はスーパーマーケットであり、以来スーパーマーケット事業を中核にドラッグストア、ホームセンター、スポーツクラブなどを運営しています。
また、グループ内でのシステム構築のため生産、製造、加工、流通、メンテナンス、清掃、保守などを新設、子会社化し、グループ全体での事業システム実践に取り組んでいます。

グループ企業は、スーパーマーケット事業で18、ホームセンター事業で2、ドラッグストア事業で3、スポーツクラブ事業で1、などとなっており、全ての合計で35の企業が連結となっています。

スーパーマーケット事業は事業全体の中核を成しており、約61％を占めています。
プライベート商品においては、安価で安心安全、高品質な商品を前面に打ち出しています。変化のないプライベート商品に消費者は飽きが来ることを想定し、常に新製品のプライベート商品を研究販売しており顧客獲得につなげています。

また安心安全を訴えるため、いつ、どこで、誰が、どのように飼育したのかという国産牛における管理システムを取り入れています。
ドラッグストア事業は、事業全体の19.2％を占めています。中部薬品が中心となり、ドラッグストアや調剤薬局の運営を行っています。多店舗の展開を目指すとともに、地域に根差した医療、健康、生活のサポートとしての機能を果たすよう努めています。

ホームセンター事業は、約9.1％を占めています。
値段だけの販売競争ではなく、修理や問題解決に対応すべく店頭持ち込みや訪問によりサービスを展開しています。また、定期的なイベント開催、ガーデニングのアドバイスや品種の紹介など、商品の情報開示を強化しています。

スポーツクラブ事業は約1.9％、（株）アクトスとして展開しています。健康と幸せをコンセプトにスポーツクラブの運営だけでなく、各自治体や関係団体へ指導としての取組みも行っています。

流通関連事業は約7.1％、中部流通や中部興産が柱となっています。グループ全体の流通を行い、専門性を活かした幅広い事業となっています。商品だけでなく、資材や設備機器、備品に至るまであらゆる流通を請け負っています。

スーパーマーケットが275店舗、ドラッグストアが337店舗、ホームセンターが35店舗、スポーツクラブが75店舗、ペットショップが19店舗、その他、合計して745店舗となっています。

今後も事業拡大を図るべく、店舗拡大に前進しています。

企業情報と優待情報　株価や配当性向、必要投資金額など

1958年岐阜県に主婦の店として創業し、以来スーパーマーケット事業を中心にドラッグストアやホームセンターなど多角化事業に乗り出し現在に至ります。

全国のグループ店舗数は745にのぼり、今後も新規出店を目指し邁進しています。
それぞれの事業を支える流通や生産、加工、販売、メンテナンス、清掃、保守などをグループで一貫した体制を取っているため、低コスト運営とシステム構築に反映できるようになっています。

株主優待の権利と特徴、オリジナル商品詰め合わせの商品例

3月31日現在の最終株主名簿に記載された最低100株以上保有する株主に対し、オリジナル商品の詰め合わせまたはグループ商品券（500円）のどちらかを選択することができます。発送は例年8月頃です。

優待品は、保有数と保有期間により異なります。

保有1年以上とは、3月31日、9月30日における株主番号が同一であり、株主名簿に記載されていることが条件となっています。

優待商品の一例は

• レモンティー
• ストレートティー
• みかんゼリー
• ミックスゼリー
• しょうゆカップ麺
• シーフードカップ麺
• ミートソース
• スパゲッティ
• 六条麦茶
• きなこ大豆

全てプライベート商品です。以上が1,000円分のオリジナル詰め合わせですが、年度によって商品は異なります。

各事業における仕組みと詳細の現状、今後の方向性と強化部門

スーパーマーケット事業においては、他会社との競争激化へ立ち向かうべく、新店舗出店と改装に資金投入をしています。
また、5か所目の精肉加工工場が稼働し始め、スーパーマーケット全体としてのインフラ整備が整った状態です。

業務効率や生産性向上に向けて更なる取組みに励んでいます。
また折り込みチラシを出さないことを原則としており、日々店舗に変化をつけることで客足が向く工夫を行うとともに、安価で良質な商品提供ができるような体制づくり強化を実践しています。

ドラッグストア事業では、事業間で最大店舗数337を保有しています。
新規出店と改装を行い、地域性を活かした店舗づくりを行っています。食品や相談コーナーなども設け、利便性や提案相談型の仕組みをつくるとともに、今まで以上に医薬品や化粧品の販売を強化しています。また、新規顧客獲得に向けて、惣菜やベーカリーの販売にも挑戦しています。

ホームセンター事業では、専門性を前面に打ち出した経営を行い増収増益になっています。
建築資材の充実、タイヤ交換、セルフ式ガソリンスタンド、ペット関連、園芸用品など、それぞれの強みと知識を活かしたイベントやサービスを図り、顧客獲得につなげています。

スポーツクラブ事業は、店舗数拡大とともに有料プログラムを強化、自治体などからの指導事業が大きく利益増大に貢献しています。

地元に店舗がある投資家・オリジナル商品を味わいたい投資家・家計を預かる投資家にオススメ

中部地方など地元に店舗がある投資家にオススメです。
中部地方、岐阜県などを中心に展開しています。地元の方は経営の状態を実際の目で見ることができるとともに、地元に住んでいる人にしかわからないコアな情報を得ることができます。他の投資家よりも断然有利であることは間違いありません。

また年1回の優待商品は、グループで利用できる商品券またはオリジナル商品の詰め合わせです。オリジナル商品は、ドリンクやカップ麺、パスタなど様々な商品を揃えています。多くの味を楽しめるとともに、どの家庭でも利用する商品ばかりが揃っていますので、無駄になることはありません。そのことから家計を預かる投資家さんにもオススメです。

多角化経営のグループ企業、新店舗出店、既存店改装は今後も続く

いかがでしたか。
スーパーマーケットを中心に、ホームセンターやドラッグストア、スポーツジムなど多角的に経営を行っているグループ企業です。
それぞれが独立しながらもしっかりと連携をとり、流通やメンテナンス、保守などを共有することによりコスト削減とシステム管理の徹底を実践しています。

また、新規出店や改装を今後も続けていきますので、今近くに店舗がなくても今後出店する可能性はありますから小売業界に興味がある投資家にはオススメの銘柄です。