当サイトには広告・プロモーションが含まれています。 当サイトでは、複数企業と提携し情報を提供する広告収益モデルで運営しています。 当サイトを経由しサービスや商品のお申込みが発生した場合、各企業から報酬を受け取る場合がございます。

ITとグローバルを切り口にさまざまなソリューションを提供し、企業の売上拡大・コスト削減を実現

2017年9月24日

トランスコスモスという企業をご存知ですか。企業の売上拡大やコスト削減をサポートする企業であり、アプリや開発やWebサイトの構築、インターネット広告制作、コールセンター運営など、さまざまなことを行っています。
日本国内だけでなく、世界中に拠点を持ち、グローバルに展開しています。

トランスコスモスの株主優待はどのような内容でどれくらい魅力的なのでしょうか。また、純粋に投資対象として見た場合、どのような利点があるのでしょうか。株主優待情報や企業情報、投資情報などについて確認し、興味がある方は投資を検討してみましょう。

世界25ヵ国150以上の拠点企業のニーズをITとグローバルサポートで解決

トランスコスモスは企業の売上拡大やコスト削減のために、ITとグローバルという切り口でサポートをし、仕組みの創出や効率化を実現させる企業です。
最先端のネット技術を活かした「デジタルマーケティング」。独自のマーケティング手法を展開する「アナリティクス」と「コールセンター」。事業の最適化を行う「ビジネスプロセスアウトソーシング」。グローバルに展開する「グローバル」の5つの事業を主力としています。

企業の課題を把握して、戦略立案や制作・開発、運用や効果検証までワンストップで対応しています。コールセンターシステムやインターネット広告、Webサイトの開発・運用なども行っています。

国内だけでなく海外にも展開しており、グループ会社はおよそ40社、世界25ヵ国150以上の拠点を活かしてお客さまの課題解決を行っている企業です。V・ファーレン長崎のホームスタジアムのトランスコスモススタジアム長崎や中学校や支援学校への出張授業など、社会貢献活動や人材育成支援活動にも力を入れています。

なにを開発しているのか?アプリやWebサイトなどニーズに合わせて開発・構築

トランスコスモスでは、

  • デジタルマーケティング
  • アナリティクス
  • コールセンター
  • ビジネスプロセスアウトソーシング
  • グローバル

などの事業を通して、

  • アプリやインターネット広告
  • Webサイト
  • ソーシャルメディア
  • インフラ
  • マーケティングツール

など、さまざまなシステムを開発・構築しています。

「実績や歴史」1985年設立毎年のように子会社設立や提携を行い拡大

トランスコスモスは1985年設立で資本金は290億6,596万円、従業員数はグループで18,607名(2017年3月末現在)の企業です。
1966年に前身である丸栄計算センター株式会社を設立し、1985年にトランスコスモス株式会社を設立。1992年には東京証券取引所市場第二部に株式を上場し、1995年には大宇宙信息創造(中国)有限公司を設立し、1997年には株式会社Jストリームを設立。同年、東京証券取引所市場第一部に上場します。

2002年に軽井沢ヴィラを開設し、同年、トランスコスモスシー・アール・エム和歌山株式会社を設立。2003年に通称社名をトランスコスモス㈱に変更(商号はトランス・コスモス㈱)。
2006年には大宇宙設計開発(大連)有限公司を設立し、同年、上海特思尓大宇宙商務咨詢有限公司(transcosmos CC China)も設立します。

2007年には株式会社ウェブ・ワークスと資本提携、同年、eMnet Inc.とも資本提携を行います。そして、Mandate Advertising International Pte Ltd.や北京騰信創新網絡営銷技術株式有限公司と資本提携します。2013年にはPFSweb,Inc.と資本提携。同年、上海合驛物流有限公司と資本・業務提携します。
2015年には山東雅諾達電子商務有限公司と資本・業務提携し、2017年にはReply,Inc.やワークシフト・ソリューションズ株式会社と資本・業務提携します。

トランスコスモス株式会社の株価や配当

トランスコスモスの株価や利回り、必要投資金額などを見ていきましょう。下記は特定の日の数値ですが、実際に投資を検討する場合は、最新情報や過去からの推移などもチェックした上で判断するようにしましょう。

事業の種類:サービス業 優待の価値:—円
優待の種類 権利確定月・日 優待回数
飲食料 3月末日 年1回
株価 配当利回り 優待利回り
2,413円 —% —%
必要投資額 単元株数 1株あたりの配当
241,300円 100株 —円

株主優待はポイントを使って優待品カタログから好きな特産品が選べる

トランスコスモスの株主優待は1,000株以上保有で1,000ポイントの株主優待ポイントが受け取れます。株主優待ポイントを使って、日本全国の特産品が掲載された株主優待品カタログからポイントに応じた商品を選べます。
ポイントは次年度に繰り越しもでき、繰り越した場合は次年度に2,000ポイント対象の優待品の中から希望の商品を選択できます。

■1,000ポイント優待品例
 紀州南高梅甘口はちみつ梅干
 宮崎コシヒカリ新米
 十勝橋本牧場プレミアムアイス など
■2,000ポイント優待品例
 博多辛子明太子
 夕張メロン
 ロース・ボンレス・焼豚・ベーコン詰め合わせ など

トランスコスモスのグループ企業及び関連企業は下記の通りです。国内だけでなく、

  • 中国
  • 韓国
  • 台湾
  • インドネシア
  • タイ
  • ベトナム
  • フィリピン
  • マレーシア
  • シンガポール
  • アメリカ
  • イギリス
  • スウェーデン
  • アルゼンチン

など、他にも多くの国に展開しています。

トランスコスモスのグループ会社及び関連会社
応用技術株式会社(CAD、GIS、数値解析を活用したシステムインテグレーション)
クロスコ株式会社(クロスメディア・コミュニケーションを実現)
グランドデザイン株式会社(ショッピングモールアプリ「Gotchamall」を展開)
株式会社Jストリーム(ストリーム動画配信)
スカイライトコンサルティング株式会社(ITコンサルティングサービス)
チームラボビジネスディベロップメント株式会社(コンシューマ向けWebビジネスの発掘・事業開発)
トランスコスモス・アナリティクス株式会社(アナリティクスによるマーケティング)
transcosmos online communications株式会社(トランスコスモスとLINEの合弁会社)
トランスコスモスシー・アール・エム和歌山株式会社(コンタクトセンター)
株式会社Leonis&Co.(オムニチャネルマーケティングカンパニー)
playground株式会社(電子チケット発券システム「QuickTicket」など提供)
上海特思尓大宇宙商務諮詢有限公司(BPOサービスを展開)
山東雅諾達電子商務有限公司(アパレルに特化した中国最大手のEC支援企業)
transcosmos America Inc.(北米でBPOサービスを展開)
Emporio Commerce(中南米 ECワンストップサービス企業)

など他多数

第1四半期は売上高以外は前期比大幅減新規サービスなどの先行投資を行う


2017年3月期業績
売上高:2,423億1,400万円(前年比+7.9%)
営業利益:80億8,000万円(前年比−16.9%)
経常利益:67億4,200万円(前年比−24.0%)
利益:71億5,600万円(前年比−5.7%)
2017年3月期の第1四半期連結業績(2017年7月31日公表)
売上高:618億9,800万円(前期比+9.3%)
営業利益:4億4,000万円(前期比−67.4%)
経常利益:2億1,000万円(前期比−78.6%)
利益:1億2,300万円(−71.7%)

セグメント別の業績では、単体サービスはアウトソーシングサービスの需要拡大などもあり、売上高は前期比増となりましたが、先行投資や大型案件の立上コストによりセグメント利益は前期比減となりました。

国内関係会社は、案件終了や新規事業に伴う投資によって売上高・セグメント利益ともに前期比減となりました。
海外関係会社は中国と韓国のサービス受注が好調に推移したこともあり売上高は前期比増、ヨーロッパの先行投資などもありセグメント利益は前期比減となりました。
2017年9月1日現在のPBRは1.27倍です。

デジタルデータを活用して広告・マーケティングからサポートまでトータルで行う「DECAds」の拡充への先行投資や、グローバル電子取引プラットフォームの「Tradeshift」を提供するトレードシフトジャパン株式会社との協業、マレーシアのフィンテック企業のSoft Space Sdn.Bhd.との資本・業務提携、シンガポールのECロジスティックス・販売プラットフォームを提供するAnchantoPte.Ltd.への追加出資などを行い、新しいサービスの創出やサービス体制の強化を図っています。

優待狙いだと200万円以上の資金が必要あくまでも100株〜のキャピタルゲイン狙い

トランスコスモスの株主優待は1,000株以上で受け取ることができます。内容は1,000ポイントを貰い、そのポイントで全国の特産品が載ったカタログから好きな商品を選べる仕組みです。翌年度に繰り越してポイントを使うことでもできます。全国の特産品ということもあり、おいしい食材ばかりで、好きな商品を選べるため特に主婦には嬉しい内容となっています。ただし、優待を受けられるのは1,000株〜で、2017年9月1日現在の株価が2,413円なため、2,413,000円の必要投資金額が要ります。

優待内容の金額は不明ですが、恐らく相当に優待利回りは低いですので、初心者にはハードルが高いですし、そもそも優待目的としての投資対象とは考え難い銘柄です。配当も出ていないため保有をしてインカムゲインを狙うこともできません。
投資を検討する場合は、あくまでも100株〜(241,300円〜)保有しキャピタルゲイン狙いで取引をしましょう。

業績は前期が増収減益、今期も1Q時点で前期比で大きく落としていますので、まずは業績推移を見て判断するようにしましょう。今後業績回復とともに大きく株価も上昇する可能性もあります。トランスコスモスの提供しているサービスなどを利用している方におすすめです。

大手企業のコールセンターなども運営今後の業績によっては大きく株価上昇の可能性も

トランスコスモスは企業の売上拡大やコスト削減などの課題に対して、さまざまなソリューションを提供し解決をする企業です。国内だけでなく世界25ヵ国150以上の拠点を置きグローバルに展開しています。
大手企業のコールセンターを運営していたりもします。

前期、今期とまだ業績は芳しくありませんが、今後の業績によっては株価が大きく上昇する可能性もあります。優待目的で投資をする場合は多額の資金が必要となるため、仮に投資を検討する場合は100株〜取引し、あくまでもキャピタルゲインを狙いましょう。興味がある方はぜひ検討してみてください。

著者情報
株主優待が大好き。 桐谷さんのように優待だけで生活するのが夢。 でも不動産投資やFXにも魅力を感じている今日この頃。

RELATED