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高松コンストラクショングループをご存じですか。大阪在住の方や建築業界に詳しい方であれば知っている人も多いかもしれません。
建築事業や不動産事業を手掛けており、グループ会社には青木あすなろ建設やあすなろ道路もあります。
ここでは、高松コンストラクショングループの株主優待情報や企業情報、投資情報などについて、紹介します。
建設業などの株を検討している方は、ぜひ参考にご覧ください。
目次
建設会社を中核とした合計20社から構成され建築・土木・不動産事業を展開
高松コンストラクショングループは1917年(大正6)に大阪府大阪市淀川区にて創業しました。建設業を中心とした盤石な財政体質が特徴的な企業で、M&Aをとりいれて成長してきた企業です。都市開発、超高層ビル、公共施設を受け持つ建築事業、河川、鉄道やダムから海洋土木を手掛ける土木事業、賃貸マンションやビルメン手を手掛ける不動産事業に柱を持つ企業です。
建設事業は1965年から株式会社になり1993年からグループ化してきました。株式上場は1997年で2000年にはグループ5社になり東証2部上場になりました。この年からM&Aを手掛けるようになり、東証1部の「青木あすなろ建設」「あすなろ道路」がグループに参画しました。
2008年よりグループの持ち株会社である高松コンストラクショングループと事業会社である高松建設に会社を分割し、現行体制となりました。M&Aを行う企業の先駆けとして2017年には創立100周年を迎えます。
株式会社髙松コンストラクショングループの株価や配当
事業の種類:建設業 | 優待の価値:2,000円相当 | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
飲食料 | 2017年3月28日(権利確定3月31日) | — | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
2,843円 | 1.37% | 1.05%(南魚沼産コシヒカリ5kg、3,000円の時) | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
284,300円 | 100株 | 39円(予定) |
高松コンストラクションの株主優待は
高松コンストラクショングループは株主優待として南魚沼産コシヒカリがもらえます。最低100株を3月31日時点で保有している株主には概ね毎年10月前後に贈呈しています。500株以上を5年以上継続保有の株主には南魚沼産コシヒカリが10キロ贈呈されます。
高松コンストラクショングループは、2017年現在で持ち株会社1社、事業会社19社の20社で構成されています。
特徴的なのは住宅やマンション事業が主な高松建設グループと官公需や土木系の公共事業に強みを持つ青木あすなろ建設グループから構成されており、建築事業や不動産事業、土木事業に非常に広く対応できるところです。
建設業界の強みと将来性
建設業界はゼネコンが仕事を仕切る場合が多く、上場会社でも下請けに回ることが多くあります。
その中でも高松コンストラクショングループでは、青木あすなろ建設をグループ内に置くことにより、公共事業の発注を受けることができます。
インフラ投資は今や世界各国の問題であり、アメリカでも老朽化したインフラに1兆ドルの資金がこれから投入されることが予定されているように一大産業となります。
また家屋やマンションなどのビル分野においても最盛期に建てられた建築が築40年を超えてきており、建て替えが進む見込みです。
また東京オリンピックに向け、都内でも事業の発注が進んでおり、これから4年間は需要増となる公算が高いです。またグループ内での受注案件が多いため、毎年のように経常益が上昇しており、2015年から2016年の年度においては37.4%増化しています。
株価も過去最高値に接近しており、収益の高さを表しています。しかし2017年に入ってから信用の売り残が3倍程度に増えており、短期的な株価の下落には注意が必要です。
建設業界を選ぶ投資家にとっては収益のチャンス
建設業界をポートフォリオとして組んでいる投資家にとっては、短期的な信用売り残の増加は買いを仕込むチャンスといえます。配当利回りも1.37%であるので、長期投資としては向かない傾向にあります。
また株価の変動幅も2000円前後が1年間であることもあり、値動き重視の投資家に向いています。
不動産需要やインフラ投資需要などから建築関係の株が全般的に上昇しやすいので投資の比率を増やすには向いています。
株主優待も食料品を扱っていることから、他社に比べ多くの銘柄を持つ株主の負担にもなりにくい特性があります。
これから2020年に向けてM&Aを強化する動きも打ち出しており、資金調達に伴う増資なども考慮に入れておかなくてはなりません。そのため大化けしやすい株価として認識する必要があり、1部上場銘柄の穴場的な銘柄を狙う投資家の方もお勧めです。
これらに加え、配当性向が利益に関して低い傾向にあります。またROEという指標では、一般的に8%を超えると株価が大きく上昇しやすいという傾向にありますが、7%前後で推移しており、今後自社株買いを行う可能性が高い企業であるといえます。そのため短期的にもある程度の金額を買うこともお勧めです。
グループ会社ならではの成長の可能性
これまでは建築関係の会社といえば大手ゼネコンから仕事をもらうという立場の企業が多くありました。しかし建設業界にもM&Aの流れがあり、大手ゼネコンを超える可能性も出てきました。
しかし高松コンストラクショングループは他の企業が参画するという形態をとっていることにより、それぞれの企業が独自の色を出しやすい環境があります。
そのためグループ内の競争と協力が同時に発生するという理念を掲げています。これらのことから高松コンストラクショングループは位置銘柄でも小さなポートフォリオと同じ効果がある可能性があり、投資をするうえでは重要なカギとなることもあり得ます。
またこれから配当や株価が大きく上昇する可能性もあり、期待度が高い銘柄です。