• 総合メディカルの株主優待は6,000円相当自社製品。医療経営コンサルティングや調剤薬局を全国展開
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優待は100株以上の保有で6,000円相当の自社関連商品

2017年10月20日

総合メディカルという企業はご存じでしょうか。業界では比較的知名度の高い、医業経営のコンサルティングや調剤薬局の運営を行っている企業で売上高は1,000億円を超えます。
ここでは、総合メディカルの株主優待情報や企業情報、投資情報について、紹介します。初めて企業名を聞く方も、優待目的で投資対象を探している方も、ぜひご覧ください。

DtoDは68,000名以上の勤務医が登録全国に多くのそうごう薬局も展開

総合メディカルは、本社を福岡に構えた三井物産関連企業で、「よい医療は、よい経営から」というコンセプトを元に健全な医業経営を手伝うコンサルティングや、人材サポートなどの医療機関経営と、全国に約670店舗以上展開する調剤薬局「そうごう薬局」の運営を中心とした企業です。

医業継承、医療連携、医師転職などをサポートするDtoDは15周年を迎え68,000名以上の勤務医が登録しています。テレビレンタルや介護施設の企画・設計・施工、薬局運営など、さまざまな事業を立ち上げ積極的に展開しています。

医療・介護施設の企画・設計・施工など、さまざまな事業も展開している

総合メディカルでは、コンサルティングや調剤薬局の運営だけでなく、

  • テレビレンタルや医療機器リース
  • 医療施設の内装公示
  • 医療・介護施設の企画・設計・施工
  • 高齢者向け住宅

などの運営などを行っています。

創立30年以上多くのグループ会社を持ち調剤薬局は600を超える

総合メディカルは創立1978年、資本金35億1,300万円、従業員数5,489名、拠点数709の企業です。東京証券取引所市場第一部へ上場しています。

1978年に株式会社メディカル・リースとして創立。1984年にいは株式会社エス・エム・イーを設立。1987年には医業承認事業と不動産仲介業を開始します。同年、入院患者向けのテレビレンタル事業を開始。1989年に総合メディカル株式会社へと商号を変更。同年、医療関係者を対象として会員制度を開始します。
1991年に株式会社総合メディカル・サービスを設立します。1994年に株式会社ソム・テックを設立。1997年には医療従事者を対象として有料職業紹介業を開始します。

2000年には株式会社メディカルサポートと業務提携をします。2001年には東京証券取引所市場第一部へ株式を上場。2003年には日立キャピタル株式会社と業務提携、2005年には病院運営管理受託を開始します。2010年には調剤薬局が300店舗を突破します。2011年に住宅型有料老人ホームを目的として、総合ケアネットワーク株式会社を設立します。

その後も、有限会社ひばり薬局、介護付有料老人ホームの株式会社サンヴィラ、株式会社ヤタヤ薬局、有限会社ケアメディカル、有限会社ファーマシステムズ、株式会社祥感堂、有限会社ドラドック、御代の台薬局、みよの台薬局グループなどを子会社化しています。

総合メディカル株式会社の株価や配当

事業の種類:小売業 優待の価値:6,000円相当
優待の種類 権利確定月・日 優待回数
飲食料 3月末日 年1回
株価 配当利回り 優待利回り
4,180円 1.20% 1.43%
必要投資額 単元株数 1株あたりの配当
418,000円 100株 50円

100株以上保有で自社プライベート商品長期保有でさらに健康器具など受け取れる

総合メディカルの株主優待は、100株以上の保有で下記内容を受け取れます。また、継続保有期間によって受け取れる優待が充実します。

■1年未満100株以上保有の場合、
自社プライベートブランド商品6,000円相当
■1年以上3年未満100株以上保有の場合、
自社プライベートブランド商品6,000円相当+長期保有特別優待として健康器具など5,000円相当
■3年以上100株以上保有の場合、
自社プライベートブランド商品6,000円相当+長期保有特別優待として健康器具など10,000円相当

総合メディカルのグループ会社及び関連会社は下記のとおりです。

総合メディカルのグループ会社及び関連会社
株式会社ソム・テック(医療・介護施設の企画・設計・施工)
総合メディカル・ファーマシー中部株式会社(調剤薬局)
株式会社あおば調剤薬局(調剤薬局)
前田産業株式会社(調剤薬局)
株式会社ヤタヤ薬局(調剤薬局)
株式会社タイコー堂薬局本店(調剤薬局)
株式会社ビューティドラッグサイトウ(調剤薬局)
株式会社ファーマシステムズ(調剤薬局)
株式会社祥漢堂(調剤薬局)
株式会社御代の台薬局(調剤薬局)
株式会社本木薬局(調剤薬局)
株式会社アイ調剤薬局(調剤薬局)
総合メディプロ株式会社(医療従事者の紹介・派遣)
総合リアルエステート株式会社(医療関連施設の賃貸・管理)
株式会社エス・エム・イー(医薬品等の卸売販売)
総合ケアネットワーク株式会社(住宅型有料老人ホーム)
株式会社サンヴィラ(介護付有料老人ホーム)
株式会社ジィ・エム(医療施設内装工事など)
株式会社保健同人社(健康・メンタルヘルス相談サービスなど)
有限会社コヤマ(調剤薬局)
有限会社光安調剤薬局(調剤薬局)

2016年は増収減益 2017年第3四半期業績は悪くはない株価は若干割高感


2016年度業績
売上高 :1,207億7,600万円(前年対比+11.9%)
営業利益:60億8,700万円(前年対比+21.3%)
経常利益:61億9,600万円(前年対比+18.5%)
利益  :23億1,800万円(前年対比−16.4%)
2017年3月期の会社予想
売上高 :1,265億700万円(+4.7%)
営業利益:60億500万円(−1.3%)
経常利益:60億2,000万円(−2.8%)
利益  :37億3,000万円(+60.9%)
第3四半期業績(2017年1月発表)
売上高 :867億800万円(前年同期比−2.0%)
営業利益:41億1,000万円(前年同期比+2.0%)
経常利益:41億3,700万円(前年同期比+0.2%)
利益  :23億6,200万円(前年同期比+11.6%)

通期予想に対する第3四半期業績は、経常利益の進捗率が約68%、利益の進捗率が約63%で推移しています。
東日本エリアはレンタル、リース、コンサル、薬局の部門において増収増益。西日本エリアはレンタルと薬局部門において増収も、リース部門減収し、結果減収減益。九州エリアはレンタル部門が増収も、薬局部門が減収、結果減収減益となっています。

年初来高値は4,420円、年初来安値は3,845円、PERは16.77倍、PBRは2.01倍、自己資本比率は38.3%です。
業績は通期予想に大きくは離されておらず、通期の業績によっては株価が大きく変動する可能性もあります。株価は過去5年で見ても非常に高い位置にあり、若干割高感があります。

必要投資金額は大きい方だが優待利回りも配当利回りも悪くはない

総合メディカルの株主優待は、100株以上からで必要投資金額418,000円〜です。優待利回りは1.43%と悪くはありません。配当利回りは1.20%で合わせると2.63%と高くはいありませんが、低くもない数値です。株主優待目的としても検討できる銘柄でしょう。

第3四半期業績に関しては利益進捗率が約63%と、ものすごい悪いわけではありません。今後の業績次第で株価が大きく値動きする可能性はあります。株価はここ5年間でも非常に高い位置にあり、PERも16.77倍と若干割高感が感じられます。
医療分野の銘柄に興味がある方も、株主優待目的で投資をしたい方も、投資対象として考えられる銘柄です。中長期で持ち、株主優待、キャピタルゲイン・インカムゲインのそれぞれで利益を得たいところです。

黒酢ドリンクやコラーゲンドリンクなど優待は嬉しい内容

総合メディカルの株主優待は、6,000円相当の自社プライベート商品です。黒酢ドリンクやコラーゲンドリンク、青汁などがあります。健康に気を遣っている方や、女性の方には嬉しい内容です。利回りは決して高いわけではありませんが、低くもなく、優待目的としても十分検討できます。

しかし、必要投資金額は若干高めのため、少額投資希望者にはややハードルが高い銘柄です。投資を検討する場合は、株価は割高感もありますので、下がったタイミングが良いでしょう。
医療分野の銘柄に興味がある方や、製品を愛用している方は応援してみてはいかがでしょうか。

著者情報
株主優待が大好き。 桐谷さんのように優待だけで生活するのが夢。 でも不動産投資やFXにも魅力を感じている今日この頃。

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