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エスフーズ(S FOODS)という企業をご存知ですしょうか。「こてっちゃん」や「焼肉王旨ダレ」など、普段の食卓でお馴染みの方も多いはずです。エスフーズは総合食肉企業で、生産から卸売、小売まで一貫してすべてを手掛けています。
そんなエスフーズは投資対象とすると、どれくらい魅力的なのでしょうか。ここではエスフーズの企業情報や株主優待情報、投資情報について、紹介いたします。
目次
エスフーズという企業の歴史
エスフーズは、総合食肉企業として製造・卸売・加工・小売・外食など、さまざまな事業を展開している企業です。ロングセラー商品で多くの人から愛され続けている「こてっちゃん」の企業でもあります。
「こてっちゃん」でお馴染みの総合食肉企業のエスフーズ
家畜の生産から卸売、食肉加工品の製造、小売や外食など食肉産業の川上から川下まですべてを手掛けています。海外でも人気の高い神戸ビーフの輸出のシェアは90%を持ち、アメリカ、フランス、マカオ、香港、ロシア、モナコなどに広げています。ブランド豚である「ゆめの大地」を中心としたハム・ソーセージ事業や豚肉事業の展開もしています。
バラエティーミートと食肉の強みを武器に積極的に世界展開も行っています。また、惣菜やソース調味料の製造・販売などもしています。
こてっちゃんシリーズをはじめ多くの製品を製造・販売
食卓でおなじみのこてっちゃんシリーズからバラエティに富んだ家庭用製品を販売しています。
- こてっちゃんシリーズ
- お手軽スタミナ食堂 牛丼の素/牛カルビの素
- 具だくさんもつ煮込み
- じっくり仕込んだ牛すじ煮込み
- お肉屋さんの豚ばらなんこつ煮込み
- お肉屋さんの牛すじ煮込み
- バラエティーミート
- 焼肉王旨ダレ
- 焼肉王あっさり塩ダレ
など上記以外にも、多くの業務用製品も製造・販売を手がけています。
2017年で創立50周年を迎える老舗総合食肉企業
エスフーズは、資本金42億9,835万円、従業員数1,916名、年間売上高2,425円の企業です。1967年に有限会社スタミナ食品を設立します。1982年に「ウルトラE」「こてっちゃん」を発売、同年株式会社ムラチクを設立。
1989年にアメリカネブラスカ州に合弁会社フリモント・ビーフ・カンパニーを設立。同年株式店頭公開。1999年には東京証券取引所第二部に上場。2000年にエスフーズ株式会社に社名変更、2005年に「とんてっちゃん」を発売。
2005年に株式会社オーエムツーネットワークを連結し子会社へ。
2007年に連結売上高1,000億円を達成、2008〜2010年に株式会社ヒョウチク、大阿蘇ハム株式会社、株式会社北海道中央牧場を連結し子会社とします。
同年、韓国のソウル市に株式会社エスフーズコリアを設立。2011年に株式会社日高食肉センターを子会社とし、2012年には神戸牛の輸出を開始します。
2014年に株式会社フードリエの連結子会社化、2015年にはアメリカイリノイ州のオーロラ・パッキング・カンパニーを子会社化します。
エスフーズの株価や配当、優待の内容を紹介
エスフーズの株価や配当を表にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
事業の種類:飲食料 | 優待の価値:優待価格販売 | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月 | 優待回数 | |
飲食料 | 2月末日 | 8月末日 | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
3,120円 | 1.12% | —% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
312,000円 | 100株 | 35円 |
(2017年3月14日現在)
株主優待の内容紹介
エスフーズの株主優待の内容は下記記載のものがプレゼントされます。
また株の保有数によって内容が異なります。また100株以上保有していないと優待は対象になりませんので、ご注意ください。
500株以上の保有の場合は、「3,000円相当の自社グループ製品」
2,000株以上の保有の場合は、「10,000円相当の国産牛肉、または国産豚肉
※エスフーズの株主優待を受けるには100株以上の保有が必要です。
またエスフーズは国内・海外に多くの関係会社を持ち、その多くは日本でも知名度のある家庭用食品を製造販売している会社や、アメリカでも信頼のおける豚肉や牛肉を扱う会社です。
エスフーズのグループ会社及び関係会社 |
---|
株式会社オーエムツーネットワーク(JASDAQ上場) |
株式会社フードリエ |
株式会社エムアンドエム食品 |
株式会社味兆 |
株式会社ヒョウチク |
大阿蘇ハム株式会社 |
エスファーム株式会社 |
株式会社北海道中央牧場 |
株式会社日高食肉センター |
室戸マリンフーズ株式会社 |
フリモント・ビーフ・カンパニー(アメリカネブラスカ州) |
オーロラ・パッキング・カンパニー(アメリカイリノイ州) |
イーユーフード株式会社(韓国) |
エスフーズシンガポール株式会社(シンガポール) |
エスフーズの最近の業績は?
2016年度の業績は売上高が前年対比+13.3%の2,425億6,600万円、営業利益が前年対比+2.4%の84億2,800万円、経常利益が前年対比+2.3%の87億9,500万円、利益が前年対比+17.1%の50億8,600万円。
2016年は中国や海外など世界的に景気に曇りがみえていましたが、エスフーズは増収増益を記録しています。
2017年2月期の会社予想は、売上高が+23.7%の3,000億円、営業利益が+13.9%の96億円、経常利益が+13.7%の100億円、利益が+6.2%の54億円。2017年も増収増益の予想がされています。
2017年1月に公表された第3四半期の業績は、経常利益の進捗が通期の78%であり、+15.4%の売上高以外は順調に推移しています。自己資本比率も40%以上です。
PERは16.18倍、PBRは1.58倍です。
この推移であれば通期の計画を上振れする可能性もあります。第3四半期業績発表してから、株価は上がっており、通期達成も多少は織り込み済と思える値ですが、ここ1ヶ月は株価が若干下がっており割安感があります。
こんな投資家にエスフーズをオススメ!
業績は今のところ順調、株価も割安感が出ています。
エスフーズは、株主優待目的であれば3,000円相当もしくは、10,000円相当の自社製品が魅力的です。
しかし、そのためには500株〜の保有が必要なので優待利回りは低くなります。業績は順調に推移しているため、通期計画を上振れする可能性もあり、株価も割安感が出ています。円安に進行した場合の原料価格の値上がりによる業績押し下げなど少々不安要素もあります。
為替変動もある中でどれだけの業績を残せるか、通期業績が楽しみな銘柄です。スーパーなどでも良く見る商品を製造していることから、商品の売行や動向も掴みやすいと思います。あくまで売買益目的として、割安感のあるタイミングに、判断しても良いかもしれません。
こてっちゃんなどスーパーで見る製品を手掛ける企業検討して判断してみては!?
エスフーズは「こてっちゃん」や焼肉のタレなど、スーパーで良く見かける製品を数多く手掛けています。不安材料はあるものの、ここまでの業績は比較的順調に推移しており、株価も1月末のピークからだいぶ下がってきています。
優待目的でも良いですが、企業を応援したい方は売買益目的に投資しても良いかもしれません。通期業績を発表した後は、順調であれば株価が上がってしまい割高感が出てしまいます。ただし、必要投資金額は低くはありませんので十分に検討したうえで判断してください。