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新潟県に拠点のあるセイヒョーは、「もも太郎」や「金太郎」アイスクリームで有名です。
株主優待はアイスクリームや和菓子などを製造するセイヒョーの自社製品詰め合わせセットです。セイヒョーは一体どれくらいの優待利回りなのでしょうか。また、業績推移は順調なのでしょうか。ここでは、セイヒョーの企業情報や株主優待情報、投資情報について、紹介いたします。
目次
セイヒョーという企業の紹介
セイヒョーは、冷菓事業、和菓子事業、冷凍倉庫における保管業務、食品の卸売などの事業を展開する企業です。冷菓事業では、もも太郎、学校給食用シャーベットなどの氷菓と、もも太郎、金太郎などのアイスクリームを手掛けます。
冷凍倉庫保管業務、冷凍、和菓子事業などを展開する新潟拠点の企業
冷菓事業の他には、和菓子事業を行っており笹だんご、ちまきなどを手掛けています。
特に拠点を置く地元新潟県では長年、幅広い年齢層の方から愛され続けている商品です。お客さまのニーズに応えていくために、商品開発企画、製造・冷凍技術、販売・営業、物流の4つの機能を活かした体制で信頼あるブランドを目指しています。
仕事と家庭を両立できるよう働きやすい環境づくりに率先して取り組んでいる企業でもあります。
地元の人を中心に長年愛され続けている人気商品を多く開発製造販売
セイヒョーは、地元の方に愛される商品を提供しています。
- もも太郎
- 金太郎
- ビバオール
- くるっとミニソフト
- ルレクチエシャーベット
- カップ氷
- 学校給食用バニラアイスクリーム
- 笹だんご&ういろうちまき
- 黒崎茶豆
- 冷凍みかん
- 三角ちまき
などを氷菓、和菓子などを開発・製造・販売しています。
創業100年以上の老舗企業冷凍倉庫保管業務を基盤にさまざまな業務を展開
セイヒョーは、資本金2億1,604万円、売上高35億2,454万円、従業員数73名の企業です。
1916年に創業し、1917年に清涼飲料水の製造販売を開始します。1924年には冷蔵倉庫業の開始、1925年には日本製氷冷蔵株式会社を吸収合併する。
1946年に越佐製氷冷凍株式会社に商号を変更する。
1949年には新潟証券取引所に株式を上場し、1950年には新潟製氷冷凍株式会社に商号を変更。
1957年には主力事業でもあるアイスクリームの販売業を開始し、1961年にはアイスクリームの製造業を開始します。
1971年に東京営業所開設し、1975年には豊栄工場を開設します。
1982年に和菓子製造を開始します。1995年には株式会社セイヒョーへ商号を変更。
2000年に東京証券取引所市場第二部へ移行。2016年には創業100周年を迎えています。
セイヒョーの株価や配当、優待の内容
氷菓や和菓子、氷の卸に特化した株式会社セイヒョーの株価や配当などをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
事業の種類:飲食料 | 優待の価値:3000円分相当 | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
飲食料品 | 8月末日 | — | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
352円 | 1.14% | 0.85% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
352,000円 | 1000株 | 4円 |
(2017年3月18日現在)
株主優待の内容紹介
セイヒョーの株主優待は1,000株以上の保有で自社製品の詰め合わせを受け取ることができます。
5,000株以上保有の場合で、自社製品5,000円分相当の詰め合わせ
また、製造以外にも直営アンテナショップ「もも太郎ハウス」と生産工場を展開しています。
セイヒョーの直営アンテナショップ、生産工場 |
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もも太郎ハウス(直営アンテナショップ) |
新潟工場 |
三条工場 |
佐渡工場 |
セイヒョーの業績について
セイヒョーの2016年度の業績は、売上高が前年対比+3.2%の35億2,400万円、営業利益は前年が−8,500万円に対し2,000万円、経常利益は前年が−6,400万円に対し4,700万円、利益が前年−1億1,900万円に対し6,100万円の黒字転換しています。
2017年2月期の会社予想は、売上高が+7.8%の38億円、営業利益が+195.0%の5,900万円、経常利益が+57.4%の7,400万円、利益が−9.8%の5,500万円です。
2017年1月に発表された第3四半期業績は、売上高が31億4,600万円、経常利益が7,700万円、利益が6,000万円で、自己資本比率は57.7%です。経常利益進捗率は104%、利益の進捗率は109%と順調に推移しています。
自己資本比率も高く財務も安定しています。主力である氷菓事業が好調です。
このまま順調に推移すれば、通期計画は上振れする予測です。PER26.23倍、PBR1.21倍と市場の期待感も加熱しています。
株価は、ここ半年間上昇トレンドですが、さらに株価は上がっていく可能性があるでしょう。
通期の業績発表時にはさらに株価を上げる可能性もありますが、既に織り込み済みの要素もあります。万一、業績が予想に達しない場合などは、失望売りにより、株価が大きく下がる可能性もあるでしょう。投資判断は株価が少し下がったタイミングでも良いでしょう。
セイヒョーはこんな投資家にオススメ
セイヒョーは2016年度に黒字転換し、2017年度も業績は順調に推移しています。
第3四半期時点で経常利益と利益は進捗100%を越えており、大きなリスクなどがなければ通期予想を上振れします。株主優待も利回りは低いですが、アイスクリームや和菓子などが好きな方には嬉しい、セイヒョー商品の詰め合わせ3,000円相当分〜です。
氷菓事業が不調の時もありましたが、好調に販売ができており業績にも跳ね返っています。
株主優待目的としてはややハードルが高いです。あくまで売買益目的の投資対象として検討しましょう。株価は上昇トレンドでPERからも期待感が集まっています。通期予想も問題なく業績が推移すれば高い確率で捉えます。
判断するのであれば株価が下がった業績発表前のタイミングか、業績発表まで控えて内容次第ではないでしょうか。中長期で保有し利益を狙いたいですね。
普段からアイスクリームや和菓子製品を購入している方は検討してみては!?
セイヒョーの株主優待は、3,000円分相当のアイスクリームや和菓子などの自社製品の詰め合わせです。
好き嫌いが分かれにくいため、貰って嬉しい内容です。しかし、必要投資金額は30万円台で優待利回りは1%を切ります。
株主優待目的だけで購入するよりは、売買益目的で検討した方が良い銘柄と言えるでしょう。特にセイヒョーの製品を普段から食している方は、応援してみてはいかがでしょうか。