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優待は100株以上保有で年2回自社製品詰め合わせセット

2017年7月9日

普段スーパーなどで買い物する人は、エスビー食品という企業名を何となく聞いたことがあるのではないでしょうか。
わからない人も「ゴールデンカレー」「SPICE&HERB」「カレー曜日」「カレーの王子さま」など、商品名を聞けばピンとくるはずです。スパイス&ハーブを基本に、さまざまな商品を展開している食品メーカーで、上場しており株主優待もあります。

ここでは、エスビー食品の株主優待情報や企業情報、投資情報などについて紹介します。
特に、普段エスビー食品製品を食べる機会が多い人や、大手食品メーカーの銘柄を探している人は参考にご覧ください。

「美味求真」を理念とし、スパイスはトップシェアを誇る食品メーカー

エスビー食品は、スパイス&ハーブ、カレー、シチューなど、約3,000品目もの商品アイテムの製造販売などを行い、スパイスはトップシェアを誇る食品メーカーです。

創業以来、本物のおいしさを追求する「美味求真」を理念とし、食卓にはかかせない、さまざまなヒット商品を開発製造し続けています。
高品質のハーブやスパイスを安定して消費者に届けるために、原料調達や品質管理、パッケージ表示など、各工程で分析・管理を徹底しています。

汚染帽子や緑化推進、廃棄物削減・リサイクル、山崎香辛料振興財団、スパイス&ハーブ検定、スパイス展示館、ベルマーク教育助成など、多くの環境・社会への取り組みにも力を入れている企業です。

スパイス&ハーブ・香辛料やカレーなど多種多様な商品を製造販売

エスビー食品は様々な人気商品を発売してきました。
皆さんも聞いたことや食べたことのある人もたくさんいるのではないかと思います。

  • ゴールデンカレー
  • ディナーカレー
  • とろけるカレー
  • カレーの王子さま
  • おいしさギューッととけ込むカレー
  • S&Bおいしいカレー
  • カレー曜日
  • 本日の贅沢
  • スパイスリゾート
  • SPICE&HERBシーズニング
  • おひさまキッチン
  • バリュースパイス
  • FAUCHON
  • スマートスパイス
  • ゴールデンハヤシライスソース
  • まるごと濃熟トマトのハッシュポーク
  • まぜるだけのスパゲッティソース
  • 予約でいっぱいの店のパスタソース
  • FAUCHON紅茶
  • ボンヌママン
  • 世界の食卓から
  • グラン・スペシャリテほどけるビーフシチュー

など他にも多数。スパイス&ハーブ・香辛料や紅茶、ジャム・タルト、カレー、シチュー、ハヤシ、中華・エスニック、パスタ、穀物、ごはん関連、インスタントフーズ、生鮮関連商品などの多種多様な商品を製造販売しています。

創業90年以上日本で初めてカレー粉の製造に成功エスビー食品の歴史

エスビー食品は1923年に日本初のカレー粉の製造に成功し、日賀志屋を創業します。
1930年には、「ヒドリ印カレー粉」を発売開始します。1949年にはエスビー食品株式会社に社名を変更します。
1950年には「赤缶カレー粉」、1952年には家庭用壜詰コショーの「コショー」を、1953年には「洋風スパイス」、1954年には固形即席カレーの「エスビーカレー」、1959年には即席カレー粉をモナカの皮に充填した「モナカカレー」を発売します。

1960年には「ガーリックパウダー」、1961年には「スパイスソース」、1964年には「特製エスビーカレー」、1966年には「ゴールデンカレー」、1983年には「カレーの王子さま」、1987年には「本生シリーズ」、1990年に「カレー曜日」、1999年には「ナチュラルピュアカレーパウダー」、2001年に「とろけるカレー」を発売します。
2003年には「スパイス&ハーブ」の新しいコーポレートシンボルを定めます。

2006年には「SPICE&HERBシリーズ」を発売。同年、SPICE&HERBシリーズがグッドデザイン賞を受賞します。また、「SBカブマックス」が世界一辛いスパイスとしてギネスに認定されます。
2008年には「王室料理人の地中海カレー」を発売。同年、王室料理人の地中海カレーが食品産業技術功労賞を受賞。「ハーフシリーズ」が日本食糧新聞の食品ヒット大賞でヒット賞を受賞します。

2009年には第1回「スパイス&ハーブ検定」が実施。
2010年には「スパイス&ハーブシーズニング」「ぶっかけ!おかずラー油」発売。2011年には「濃いシチュー」が日本食糧新聞の食品ヒット大賞でヒット賞を受賞。

2012年には「本生シリーズ」がロングセラー賞を受賞。2013年には「ハピファミカレー」「おひさまキッチンシリーズ」を発売します。2014年には「クイックチェンジ」が業務用加工食品ヒット賞で優秀ヒット賞を受賞します。

エスビー食品の株価や配当、優待を紹介

ここでは、エスビー食品の株価や利回り、必要投資金額などについて確認しましょう。
株主優待は年2回あり、権利確定日は3月末日と9月末日です。投資を検討する際は、最新の株価だけでなく、過去からの推移や業績なども確認するようにしましょう。

事業の種類:飲食料品 優待の価値:3,000円相当
優待の種類 権利確定月・日 優待回数
飲食料、商品券 3月末日 9月末日 年2回
株価 配当利回り 優待利回り
5,800円 1.21% 0.51%
必要投資額 単元株数 1株あたりの配当
580,000円 100株 70円

 

エスビーの株主優待の内容紹介

エスビー食品の株主優待は、100株以上保有で、年2回1,500円相当の自社製品詰め合わせを受け取れます。

株主優待は年2回嬉しいエスビー食品製品の詰め合わせセット

またエスビーフーズは国内と海外にグループ会社や関連会社を展開しています。

国内・海外で展開エスビー食品のグループ会社及び関連会社
エスビーガーリック食品株式会社
エスビースパイス工業株式会社
株式会社エスビー興産
株式会社エスビーサンキョーフーズ
株式会社大神
株式会社ヒガシヤデリカ
S&B INTERNATIONAL CORPORATION

2017年3月期は増収増益で利益は2桁成長 2018年3月期も増収増益予想

エスビー食品の2017年3月期の業績
売上高:前年対比+3.6% 1,379億700万円
営業利益:前年対比+40.4% 53億6,400万円
経常利益:前年対比+20.7% 51億2,200万円
利益:前年対比+64.4% 27億4,500万円の増収増益

セグメント別の業績では、食料品事業はスパイス&ハーブや香辛調味料が伸長、即席も堅調なこともあり、売上高・利益共に前年同期比増。
調理済食品は新工場稼働により販売製品が増加し、売上高は前年同期比増。営業損失は8億3,200万円(前期セグメント損失は18億3,400万円)。

2018年3月期の会社予想は、売上高が+1.9%の1,405億円、営業利益が+2.5%の55億円、経常利益が+3.5%の53億円、利益が+20.2%の33億円の増収増益予想です。

年初来高値は6,650円、年初来安値は5,000円、PERは15.16倍、PBRは0.99倍、自己資本比率は35.0%です。
株価はここ5年間のなかでも高値圏に位置しており、若干割高感があります。2017年3月期は利益が2桁成長しています。第1四半期の業績次第では更に株価が上昇する可能性があります。

実用的な優待が年2回投資資金に余裕がある投資家にオススメの銘柄

エスビー食品の株主優待は、100株以上保有で年2回1,500円相当の自社製品詰め合わせが受け取れます。
必要投資金額は580,000円で、優待利回りは0.51%です。必要投資金額が高く利回りが低いため、優待目的の投資としては手が出し難い銘柄です。しかし、優待内容は、カレーや香辛料や紅茶、パスタなど、幅広いエスビー食品製品となっており、実用的でとても助かります。

優待も年1回でなく2回で半年ごとにもらえるのも嬉しいですね。
普段からエスビー食品を食べる方でなくても、満足度は高いのではないでしょうか。食費の節約にも繋がります。2017年3月期は前年対比で大幅な増益。2018年3月期も増収増益予想で、株価は上昇を続けています。

投資を検討するにしても、若干割高感がありますので、もう少し株価が下がったタイミングで判断したいところではないでしょうか。投資資金に余裕があり高額投資が可能な投資家にオススメの銘柄です。

多くの人が知っている食品メーカー株価が落ち着いた頃に狙いたい!?

「SPICE&HERB」「カレー曜日」「カレーの王子さま」などでお馴染みのエスビー食品は、食卓にかかせない商品を数多く展開しています。
必要投資金額は高いですが、株主優待は年2回エスビー食品製品の詰め合わせが受け取れます。

投資資金に余裕があり、検討する場合は、できればもう少し株価が落ち着いたタイミングで買うのが良いでしょう。
中長期で保有し、売買益を狙いたいものです。興味がある方は、ぜひ検討してみてください。

著者情報
オールマイティなトレーダーを目指して日々奮闘中 投資で5000万円貯める事が目標。 基本ビビりなので日々可愛い利益をコツコツ貯めています。

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