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日新製糖という企業をご存知ですか。「カップ印」の白砂糖やカップシュガー、コーヒーシュガー、ガムシロップ、きび砂糖など、誰もが見たことのある製品を製造販売している企業です。目立つ製品ではないですが、美味しい食べ物や飲み物を味わうために必要な物を扱っています。
ここでは、日新製糖の株主優待情報や企業情報、投資情報などについて紹介します。飲食料品関連の銘柄に興味がある方や健康産業に興味がある方は、投資対象になり得るかもしれませんので参考にご覧ください。
目次
製糖製品だけでなくフィットネスクラブなども展開する企業
日新製糖は、日新製糖と新光製糖の共同持株会社として誕生しました。家庭用から業務用まで幅広い製糖製品を製造販売している砂糖事業だけでなく、フィットネスクラブやホットヨガスタジオを運営する健康産業事業、他にも冷蔵倉庫・港湾運送事業などを展開している企業です。
家庭用製品では「カップ印」ブランドの白砂糖やグラニュ糖、カップシュガー、コーヒーシュガーなど、1度はスーパーで見かけたことがある製品が多く、たくさんの人が利用しています。また、国内初の即溶性顆粒状砂糖のフロストシュガーやきび砂糖も有名で、非常に多くのロングセラー商品を生み出しています。
なにを製造しているのか?家庭用から業務用まで幅広い製糖製品を製造販売している
日新製糖では、さまざまな製糖製品を製造販売しています。商品カテゴリーでは、
- 家庭用小袋
- きび砂糖/カルシウム糖
- カップシュガー
- 低カロリー
- 機能性甘味料
- 角砂糖
- コーヒーシュガー
- ガムシロップ
- 黒砂糖/黒みつ/焚黒糖/加工黒糖
- フロストシュガー
- 製菓用
- 粉糖
- 氷砂糖/果実酒用
- 果糖/フルーツシュガー
- カップオリゴ
- 業務用商品
など幅広く展開しています。
「実績と歴史」日新製糖と新光製糖の共同持株会社の日新製糖ホールディングスが誕生
日新製糖は2011年設立で資本金70億円、従業員数239名(2017年4月1日現在)の企業です。日新製糖は2011年に日新製糖ホールディングス株式会社として設立され、東京証券取引所市場第二部に上場をします。2013年には、日新製糖ホールディングス株式会社を存続会社として、100%子会社の日新製糖株式会社と新光製糖株式会社を吸収合併して「日新製糖株式会社」へと商号を変更します。
2015年には、日新製糖株式会社の健康産業事業を分割して新設会社の株式会社ドゥ・スポーツプラザへと承継します。同年、日新カップ株式会社を吸収合併し、東京証券取引所市場第一部に市場変更します。
また、日新製糖ホールディングスが設立されるまでの日新製糖株式会社は、1950年に設立されて1961年に東京証券取引所市場第二部に上場をします。2000年には東日本製糖株式会社の株式を取得して大日本明治製糖株式会社との合弁会社とします。
2002年には新東日本製糖株式会社における大日本明治製糖株式会社と精製製糖の共同生産を始めます。2011年に日新製糖株式の上場廃止となり、2013年に日新製糖ホールディングス株式会社及び新光製糖株式会社との合併により消滅します。
日新製糖株式会社の株価や配当
ここでは、日新製糖の株価や配当、利回りなどを見ていきましょう。
そして、投資を検討する場合は下記数値だけでなく、最新情報や過去からの推移もチェックするようにしましょう。
株価は長期にわたって上昇局面が続いており、優待利回りなども以前に比べると低下しています。
事業の種類:食料品 | 優待の価値:1,000円相当(3年未満の場合) | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
飲食料 | 3月末日 | — | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
1,963円 | 3.52% | 0.50% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
196,300円 | 100株 | 69円 |
100株以上で自社製品詰め合わせが貰える長期保有によりグレードアップもある
日新製糖の株主優待は100株以上保有で下記内容を受け取れます。
■3年以上100株以上保有している場合、2,000円相当の自社製品詰め合わせ
日新製糖のグループ企業は下記の通りです。製糖関連だけでなく、フィットネスクラブ運営や不動産賃貸業、冷蔵倉庫業などの事業を行う企業もあります。
日新製糖のグループ会社及び関連会社 |
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新豊食品株式会社(砂糖等の加工、包装) |
株式会社ドゥ・スポーツプラザ(フィットネスクラブの運営) |
ニューポート産業株式会社(冷蔵倉庫業、港湾運送業) |
株式会社小板橋(砂糖等の食品の仕入れ販売) |
日新サービス株式会社(食品用包装材料、合成樹脂の仕入れ販売) |
朝日物産株式会社(原料糖の運送・荷役、砂糖の包装請負) |
新東日本製糖株式会社(精製等、液糖の受託製造) ※共同生産工場 |
新光糖業株式会社(国産分みつ糖の製造) |
日本ポート産業株式会社(冷蔵倉庫業) |
新中糖産業株式会社(不動産賃貸業) |
2018年3月期は増収減益予想第1Qの経常利益進捗率は約31%で推移
2017年3月期業績
売上高 :499億4,200万円
営業利益:27億3,500万円
経常利益:30億7,300万円
利益 :25億5,400万円
2018年3月期の会社予想
売上高 :510億円(+2.1%)
営業利益:24億円(−12.2%)
経常利益:29億円(−5.6%)
利益 :20億円(−21.7%)
2018年3月期の第1四半期連結業績(2017年8月1日発表)
売上高 :125億9,700万円(前期比−0.7%)
営業利益:5億9,800万円(前期比−32.8%)
経常利益:9億400万円(前期比−9.1%)
利益 :6億4,700万円(前期比−7.9%)
第1四半期時点での経常利益の進捗率は約31%に達します。主力の砂糖は家庭内消費の減少傾向により家庭用製品の出荷量は減少も、「きび砂糖」や「フロストシュガー」の出荷は好調。家庭用ガラクトオリゴ糖入りシロップの「オリゴの王様」の導入も進んでおり、砂糖その他食品事業の売上高は前期比減、調達コスト増などにより利益も前期比減となっています。
健康産業事業では、フィットネスクラブの「ドゥ・スポーツプラザ」の会員数は順調、ホットヨガ&コラーゲンスタジオ「BLEDA」は新店舗開業費用などで減益です。冷蔵倉庫・港湾運送事業は、氷等の取り扱いは順調も普通倉庫の稼働率低下が原因で売上高・利益ともに前期比減でした。
2017年8月10日時点のPERは21.67倍、PBRは0.86倍です。株価は設立以来、上昇局面が続いています。
配当利回りは0.50%と低め配当や売買益狙いで長期保有を検討したい
日新製糖の株主優待は100株以上(196,300円)で1,000円相当の自社製品詰め合わせが貰えます。優待利回りは0.50%、配当利回りは3.52%です。優待内容は製糖製品ですが、何気にあると便利ですし貰うと嬉しいものです。
必要投資金額は20万円前後と初心者でも手が届く価格ですが、優待利回りは1%以下と低いです。そのため、優待目的の投資ではなく、配当や売買益を目的に長期投資等を検討した方が良いでしょう。
株主優待のグレードアップを狙うくらい長期保有をして、利回りを高めていっても良いでしょう。20万円ほどで購入でき、配当と優待利回りを合わせて考えれば利回り4%近くあるため、投資を十分検討できる銘柄です。普段から日新製糖製品を利用している方もおすすめです。
ロングセラー商品を多数揃え毎日のスーパーでの買い物で情報収集できる銘柄
誰もが知っている「カップ印」で有名な砂糖など多くのロングセラー商品を生み出している日新製糖。幅広い製品ラインナップを揃えています。また、砂糖製品などだけでなく、健康産業事業や冷蔵倉庫・港湾運送事業も展開するなど、新規事業も経営の柱になるよう力を入れています。
優待利回りは低いですので、投資をする場合は中長期で保有して配当や売買益を狙っていきましょう。日新製糖の株を持つと、スーパーで日新製糖の製品の見る目も変わってきますし、毎日の買い物で売れ行きや新製品もチェックできますので情報収集もしやすく楽しめますよ。