1,000株以上の保有でマルタイ製品詰め合わせ

マルタイの製品は多くの方が知っているのではないでしょうか？

マルタイラーメンをはじめ、長崎ちゃんぽんや博多長浜ラーメンなど、多くのヒット商品を生み出しています。マルタイの株主優待はどのような内容なのでしょうか？ここでは、マルタイの優待情報や企業情報、投資情報について、紹介いたします。

株式会社マルタイ　企業の紹介

マルタイは、カップめんや袋めんの老舗メーカー企業です。
マルタイラーメンや長崎皿うどん、長崎ちゃんぽんなど、多くの製品がスーパーやコンビニに並んでいます。

マルタイラーメン、博多長浜ラーメンなど人気商品を数々生み出している企業

創業60年以上で即席めんのパイオニアとして安心・安全で高品質な製品を作り続けています。

九州の企業ということもあり、九州にちなんだ商品が中心です。食べたことがない方でも知っている、昔から愛され続けている商品を生み出している企業です。

さまざまな袋めん・カップめんの人気のロングセラー商品を開発・製造

マルタイでは非常に多くの商品を取り扱っています。みなさんもどれか一つは聞いたことがある、食べたことがあるのでないですか？

「棒ラーメン」

• マルタイラーメン（棒ラーメン）
• 屋台とんこつ味棒ラーメン（棒ラーメン）
• 醤油とんこつ棒ラーメン（棒ラーメン）
• 長崎皿うどん（揚げめん）
• パリパリサラダ麺（揚げめん）
• 四海樓監修長崎皿うどん（チルド）
• 四海樓監修太麺長崎皿うどん（チルド）
• 長崎ちゃんぽん（カップ麺）
• 博多長浜ラーメンカップ（カップ麺）
• 焦がし葱入とんこつ鹿児島ラーメン（カップ麺）
• 屋台ラーメンとんこつ味（袋めん）
• 冷し中華（袋めん）
• 本場の味九州博多長浜ラーメン（袋めん）
• カップしるこ（その他）
• まるごと九州を食す（その他）
• 発祥の名店巡り（その他）
• 九州の贅沢（その他）

など、さまざまなジャンルの製品を開発・製造・販売しています。

創業60年以上福岡にある即席めんの老舗メーカーマルタイの沿革や実績

マルタイは、資本金19億8,963万円の福岡に本社を構える企業です。
1947年に製めん業を開始しました。1959年に即席マルタイラーメンの製造販売を開始。1960年に株式会社泰明堂を設立します。1963年に販売部門を分離して株式会社マルタイを設立します。
1964年に油揚げタイプの即席袋めんを生産開始し、1965年に株式会社佐賀泰明堂を設立。1969年に即席袋めん屋台ラーメンを発売開始。

1975年には株式会社泰明堂が株式会社佐賀泰明堂を吸収合併します。
同年、即席カップめんを生産開始します。1976年には、株式会社マルタイが株式会社泰明堂を吸収合併して、マルタイ泰明堂株式会社へと商号を変更します。また、即席カップめん長崎ちゃんぽんを発売開始します。

1979年には油揚げやきそばの長崎皿うどんを発売開始。
1990年に即席カップめん高菜ラーメンを発売、1992年には即席カップめんの博多長浜ラーメンを発売します。1995年には福岡証券取引所に上場をします。2000年には20世紀食品産業発展賞を受賞し、2005年に通信販売も始めます。

2006年に稗田の博多豚骨拉麺を発売、2007年には即席カップめん元祖長浜屋協力・豚骨ラーメンや棒状あごだし入り醤油拉麺を発売します。2010年にはサンヨー食品株式会社へ袋めんの製造を委託します。
2012年にはカップめんの製造もサンヨー食品株式会社へ委託します。マルタイラーメンはYahoo!Shopや楽天市場店も開店しています。

マルタイの株価や配当、優待の内容

袋めんや乾燥めんが絶大な評価を受けた、マルタイの株価や配当を表にまとめましたので参考にしてください。

　　（2017年3月21日現在）

株主優待の内容紹介

マルタイの株主優待は1,000株以上の保有で、自社製品詰め合わせセットを受け取れます。1000株以上の保有でないと優待は受け取れませんので注意してください。

またマルタイは九州を中心に関東・関西にも営業所を展開しています。

株式会社マルタイの業績について

マルタイの2016年度の業績は売上高が前年対比＋8.4%の78億1,400万円、営業利益が2億6,500万円（前年は−2億4,800万円）、経常利益が2億8,900万円（前年は−2億2,800万円）、利益が2億9,700万円（前年は−2億2,800万円）で前年赤字から黒字転換しています。
2017年3月期の会社予想は、売上高が＋1.1%の79億円、営業利益が＋1.9%の2億7,000万円、経常利益が＋0.3%の2億9,000万円、利益が−9.1%の2億7,000万円の増収減益予想です。

2017年2月に発表された第3四半期業績では、売上高は60億1,800万円、営業利益は3億2,800万円、経常利益は3億5,000万円、利益は3億2,600万円で、経常利益の進捗率は120％、利益の進捗率は120％と順調に推移しています。
コスト削減効果、海外での販売も堅調に推移したこともあり、売上高が同3.2%増加、営業利益は同44.2%増、経常利益は同42.7%増、利益は同51.6%増となっています。

自己資本比率は77.4%と財務は安定しており、PERは18.75倍、PBRは0.71倍です。
年初来高値は550円、年初来安値は455円と、現在の株価は比較的高値付近にあります。順調に推移すれば通期予想を上振れして着地する可能性が高く、市場の期待を織り込んでいる状況です。

マルタイはこんな投資家にオススメ

優待利回り＋配当利回りは2.5%近く、株価が下がったタイミングで判断しましょう。
マルタイの株主優待は、必要投資金額530,000円で3,000円相当の自社製品詰め合わせセットが受け取れます。優待利回りは0.56%と高くありませんが、ラーメン好きな方にはとても嬉しい内容です。

配当利回りは1.89%です。
第3四半期業績は通期予想に対して進捗120％で推移しており、このまま順調に推移すれば上振れする可能性があります。投資家の期待もあり株価は割高感がありますので、株価が下がったタイミングで判断したいところです。

しかし、今後の業績によっては更に上昇する可能性もあります。
ある程度の上振れ予想までは織り込んでいると考えられますが、期末業績を注視したいものです。優待利回りはそこまで高くありませんが、配当利回りと合わせると2.5%近くあり悪くはありません。

優待目的でもキャピタルゲイン、インカムゲイン目的の投資も良いでしょう。必要投資金額は高めですが、普段からマルタイ製品を食している方は、検討してみてはいかがでしょうか。

ラーメン好きには嬉しい優待銘柄、高額投資だが利回りは悪くはない

カップめんや袋めんでお馴染みのマルタイ。多くの人が食べたことあるのではないでしょうか。
株主優待は嬉しいマルタイ製品の3,000円相当の詰め合わせです。必要投資金額は高めですが、優待・配当利回りは悪くありません。

2017年3月期業績も順調に推移しています。高額な投資対象銘柄となりますが、飲食銘柄を検討している方におすすめです。株主優待もしっかりと消費しそうです。