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株を購入する目的の一つとして株主優待を重視する人も増えています。
中でもお米やお茶、コーヒーといった日常的に消費する飲食料品は人気があるようです。今回ご紹介する協立情報通信でも人気の優待品であるお米を株主優待として株主に贈呈しています。
さて、協立情報通信の株主優待の特徴としてお米が島根県産であることが上げられます。お米と言えば、北陸地方や東北地方、北海道などのお米が有名ですが、島根県のブランド米である「仁多米」をもらえるのは珍しいですね。
珍しいお米は手に入れるのも大変ですから、株主優待として手に入れるのも、珍しいお米をゲットする1つの方法ですね。
目次
3つの「経営情報」の活用で企業の活動を支援する協立情報通信
協立情報通信はICT・情報活用のワンストップ・ソリューションを提供する1964年に創立した50年以上の歴史を持つ会社です。
中小企業向けに業務管理ソフトを販売したり、通信システムの保守・運用などをおこなうとともに、ICT技術に関する教育もしています。その他にもドコモの販売店の運営も行っています。主に法人向けの販売となっていますが、会社全体の売上の多くを占める事業になっています。
ソリューション事業とモバイル事業が2本柱
協立情報通信は法人を対象に経営活動を促進する情報と通信に関するソリューションおよびソフトの販売、構築、教育・運用サービスを行っています。また、個人向けにはドコモショップの運営をしています。
ソリューション事業では法人向けに
- 会計情報ソリューション
- 情報通信システムソリューション
- 教育サービス
- レンタルサービス
を提供しています。
主なソリューションとして
- ERPシステムをベースにした情報システムの構築
- カスタマイズ
- 通信インフラ(PBXシステム)
- PC-LAN等の情報インフラの構築・保守・運用サービス
- スマートフォンやグループウェア
などの情報の利活用を創造する連携ソリューションを提供しています。
モバイル事業ではスマートフォンや携帯電話、データカード等の販売をはじめ、料金プランのコンサルティング、故障受付、通信料金収納代行をおこなっています。個人向けのモバイル事業としてドコモショップを東京都、埼玉県に6店舗を展開しています。
協立情報通信の沿革と主な受賞歴
1964年に構内交換機(PBX)の販売・施工業者として、協立電設が創業しました。
1965年になると協立電設株式会社を設立し通信システムの販売を開始します。その後扱う商品を増やしながら1985年の電気通信事業法制定による通信の自由化により情報通信サービスに参入しました。
1994年にドコモショップを開設し、同時に全国ネットワーク事業を開始します。その後、マイクロソフト、NTTドコモ、OBCなどのパートナー・アワードを受賞するなど販売実績を上げています。
主な受賞歴としてマイクロソフトのパートナー・オブ・ザ・イヤー・アワード2011、ワールドワイド・パートナー・アワード2011(世界アワード)を受賞しています。
株式会社オービックビジネスコンサルタントからはOBC パートナー・アワード2015-2016 最優秀賞(東日本ブロック)を受賞しました。日本電気株式会社からはUNIVERGEダイヤモンド認定セールスパートナー/UNIVERGEアプリケーションパートナー認定を受け、2015年度東京地域貢献賞を受賞しています。
NTTドコモからは2012年度下期販売コンテストモバイルグループウェア部門第1位となっています。その他にはサイボウズ株式会社のサイボウズオフィシャルシルバーパートナーの認定を受けています。
株式会社久世(東証JQS 3670)の株価や配当はどうなっている?
事業の種類:情報・通信 | 優待の価値:— | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
飲食料 | 2月末日 | — | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
1670円 | 3% | —% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
167700円 | 100株 | 50円 |
(2017年3月3日現在)
協立情報通信の株主優待の内容とその条件
協立情報通信では株主優待として500株以上を保有の株主に「仁多米」を贈呈しています。「仁多米」は島根県のコシヒカリにつけられているブランド名です。保有株数ともらえるお米の量については次の通りになります。
1,000株以上の保有で島根県さんコシヒカリ「仁多米」… 5kg
島根県産コシヒカリ「仁多米」がもらえますが、条件が500株以上の保有であることに注意が必要です。500株を保有するためには80万円以上の投資が必要になるので簡単には手を出せそうにはありませんね。
協立情報通信の業績をチェックして投資を検討してみよう
協立情報通信は優待を受ける条件は難しいですが、配当が高く、投資を検討する場合、今後の成長をしっかり予測することが大切になります。
ここでは簡単に過去2期分の業績と今期の予想を見ておきましょう。
2期前(2015年2月期)
売上高:5,768
営業利益:269
経常利益:271
1期前(2016年2月期)
売上高:6,181
営業利益:337
経常利益:345
来期(2017年2月期)会社予想
売上高:5,638
営業利益:165
経常利益:165
前期までの好調から一転、減収減益が見込まれています。さらに、経常利益を1月に下方修正しています。業績悪化の原因が一時的なものなのかをよく見極める必要がありそうです。
協立情報通信の株主優待はここがおすすめ
米どころと言えば、北陸、東北、北海道が有名ですが、協立情報通信の株主優待では島根県産のコシヒカリ「仁多米」がもらえます。島根県や中国地方以外の人にはなじみのない銘柄米だと思います。どんな味がするのか気になりますね。
しかし、株主優待を受けるには80万円以上の投資が必要になることから、そう簡単には手を出せない金額ですよね。
珍しいお米を味わってみたい方、資金に余裕のある方にはおすすめです。
協立情報通信の株主優待、企業情報、業績まとめ
協立情報通信は法人向けにICT化のためのソフトウェアの販売や通信システムの運用・管理を行う会社です。個人向けにはドコモショップを東京都、埼玉県に6店舗開設しています。
株主優待では島根県産のコシヒカリ「仁多米」がもらえますが、優待を受けるためには500株の保有が必要で、投資金が80万円以上必要になります。一方、配当利回りが3%程度と高めなため、業績の動向を見極めた上での購入がおすすめです。