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キッコーマンと聞けば恐らくほとんどの人がしょうゆを思い浮かべるのではないでしょうか。
今やキッコーマンのしょうゆは日本だけでなく、世界でも使われています。また、しょうゆの他にも、多くの商品を製造販売しています。
そんなキッコーマンも株式を上場しており、株主優待制度も行っています。
ここではキッコーマンの株主優待情報や投資情報、企業情報について紹介いたします。
目次
売上高4,000億円以上しょうゆは国内トップシェアを誇り多くの事業を展開
キッコーマンは設立1917年、資本金115億9,900万円、従業員数5,933名、売上高4,000億円を超える企業です。
持株会社としてグループの戦略立案や管理などを行います。
グループには、しょうゆやしょうゆ関連調味料などを製造販売するキッコーマン食品株式会社や、飲料を販売するキッコーマン飲料株式会社、デルモンテ製品の日本デルモンテ株式会社など、多くのグループ会社・関連会社があります。
代表的商品であるしょうゆは、国内において圧倒的シェアを誇ります。
しょうゆだけでなく、マンジョウ本みりんやマンズワイン、デルモンテのケチャップ、うちのごはんなど、多くの人気商品を販売しています。国内だけでなく海外にも積極展開しています。
現在キッコーマンのしょうゆは世界中の約100カ国で使われており、海外では5ヶ国7工場で製造販売を行っています。商品の製造販売だけでなく、食材の卸売事業やレストラン事業も展開しています。
丸大豆しょうゆや本みりんなど、多くのヒット商品を製造販売している
キッコーマンでは、しょうゆ、食品、飲料、酒類の4つの部門でさまざまな商品を製造販売しています。
代表的な商品では
- キッコーマンいつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ
- 特選丸大豆しょうゆ
- マンジョウ本みりん
- 本つゆ香り白だし
- だし入りぽんず
- わが家は焼肉屋さん
- すき焼のたれ
- ステーキしょうゆ
- デルモンテケチャップ
- うちのごはん
- デルモンテトマトジュース
- 調製豆乳
- 豆板醤
- 洋ごはんつくろ
など、他多数。
設立100年以上国内・海外で多くの商品を製造販売するキッコーマンの歴史
1917年に野田醤油株式会社と万上味醂株式会社を設立し営業を開始します。
1925年には野田醤油醸造株式会社と万上味醂株式会社、日本醤油株式会社を合併します。1927年に商標をキッコーマンに統一します。1949年には東京証券取引所に株式を上場します。
1961年には吉幸食品工業株式会社、盛進製薬株式会社を設立します。同年、大阪証券取引所第1部に株式を上場します。
1964年にキッコーマン醤油株式会社に社名を変更。
1966年にはうすくちしょうゆ、生しょうゆを発売。1967年にレスリー・ソルト社と提携し、アメリカ現地でしょうゆ詰、テリヤキソースの製造を開始します。
1974年にキッコーマン・レストラン株式会社を設立。
1980年にはキッコーマン株式会社に社名を変更します。1982年には超特選さしみしょうゆや減塩ソース、だしシリーズなどを発売。1988年にはだししょうゆや丸大豆しょうゆ、高級ぽんずしょうゆなどを発売する。
1990年には台湾に合併会社を設立し、台湾製キッコーマンしょうゆの出荷を開始します。同年、デルモンテ・トマトクッキングシリーズや特選丸大豆しょうゆなどを発売します。
1994年には総武物流株式会社を設立。1996年にはキッコーマン・フーズ・ヨーロッパを設立。同年、ストレートざるうどんつゆや丸大豆しょうゆなどを発売します。
1997円には鉄板焼コルザ銀座店がオープン。
2001年にはキッコーマン・トレーディング・アジア社を設立。2003年にはしょうゆ原料を非遺伝子組換え大豆に移行します。
2010年には飲料販売事業をキッコーマン飲料株式会社へ集約します。
2014年にはキッコーマン総合病院が創立100周年を迎えます。
キッコーマンの株価や配当を紹介
キッコーマンの株価や利回り、必要投資金額について確認していきましょう。
キッコーマンの株価は年末辺りから下落が続いています。下記にある株価や利回りなどの確認とともに、1年〜2年など、年単位での推移もチェックするようにしましょう。
事業の種類:飲食料 | 優待の価値:1000円相当 | ||
---|---|---|---|
優待の種類 | 権利確定月・日 | 優待回数 | |
飲食料 | 3月末日 | — | 年1回 |
株価 | 配当利回り | 優待利回り | |
3,425円 | 0.99% | 0.29% | |
必要投資額 | 単元株数 | 1株あたりの配当 | |
342,500円 | 100株 | 34円 |
100株以上を1年以上保有した場合にグループ商品が受け取れる
キッコーマンの株主優待は100株以上を1年以上保有の場合に受け取れます。
1,000株以上を1年以上3年未満保有の場合、3,000円相当のグループ商品
1,000株以上を3年以上保有の場合、5,000円相当のグループ商品
キッコーマンは、国内・海外に多くのグループ会社、関連会社を展開しています。
その一部を下記で紹介します。
キッコーマンのグループ会社及び関連会社 |
---|
キッコーマン食品株式会社 (しょうゆ、しょうゆ関連調味料の製造販売など) |
キッコーマン飲料株式会社(飲料、チルド食品の販売) |
キッコーマンビジネスサービス株式会社 (総務、人事、経理などの間接業務) |
日本デルモンテ株式会社 (デルモンテ製品、キッコーマンソースなど) |
マンズワイン株式会社 (マンズワイン、ブランデー、スパークリングワインなど) |
JFCジャパン株式会社(キッコーマンしょうゆほか東洋食品) |
キッコーマンフードテック株式会社 (キッコーマンしょうゆ、つゆなどの製造) |
北海道キッコーマン株式会社(キッコーマンしょうゆなど) |
流山キッコーマン株式会社 (マンジョウ本みりん、みりん風調味料など) |
埼玉キッコーマン株式会社(レトルト食品など) |
テラヴェール株式会社 (輸入および国産のファインワインの仕入販売) |
宝醤油株式会社 (醤油醸造、蒲焼のたれ、焼鳥のたれの製造販売など) |
キッコーマンソイフーズ株式会社 (豆乳を主とする飲料の製造など) |
日本デルモンテアグリ株式会社 (農産品および農業用資材の仕入、生産、販売) |
総武物流株式会社(キッコーマン諸製品物流業務) |
株式会社キッコーマン・マーケティングセンター |
キッコーマンレストラン株式会社(鉄板焼コルザ) |
キッコーマンニュートリケア・ジャパン株式会社 (健康食品、飲料などの通信販売) |
KIKKOMAN FOODS,INC. |
KIKKOMAN SALES USA,INC. |
KIKKOMAN MARKETING AND PLANNING,INC. |
など、他にも多数
2017年度の業績は減収増益 2018年度は増収増益予想PER33.52倍
売上高が4,083億7,200万円
営業利益が325億9,800万円
経常利益が310億2,900万円
利益が199億6,400万円
2017年3月期の業績
売上高が前年対比−1.5%の4,021億7,400万円
営業利益が前年対比+0.7%の328億4,200万円
経常利益が前年対比+3.2%の320億3,700万円
利益が前年対比+19.3%の238億1,000万円
2018年3月期の会社予想
売上高が+2.9%の4,138億円
営業利益が+5.0%の345億円
経常利益が+3.0%の330億円
利益が−9.7%の215億円
2017年度の国内のセクション別では、しょうゆ部門は商品ラインナップ、販促を強化し前年同期比増、食品部門はつゆ類が主力の本つゆが売上減、たれ類は全体的に販売増など、部門全体としてはつゆ類の売上減をカバーできず、前年同期比減。
飲料部門は豆乳飲料もデルモンテ飲料も販売増で売上増、酒類部門は部門全体で前年同期比減となっています。
海外はしょうゆ部門が売上増、デルモンテ部門は天候不良の影響やフィリピン産のパイナップル缶詰の供給が不足したこともあり売上減となっています。
株価の年初来高値3,810円、年初来安値3,255円、PER33.52倍、PBR2.76倍、自己資本比率66.4%です。
優待利回りは低いあくまでも売買益を狙いたい銘柄 PERは30倍超え
2017年度は減収増益となっており、2018年度の会社予想は売上高、営業利益、経常利益は前年対比増、利益は前年対比減の予想です。
株主優待は100株以上を1年以上保有していないと受け取れず、優待内容は1,000円相当のグループ商品で、優待利回りは0.29%と低いです。優待を目的として投資するには難しい銘柄と言えます。
2017年度の業績発表により若干株価は下がったものの、PERは30倍超えとなっており、割高感もあります。
キッコーマンの銘柄に投資する場合は、あくまでも売買益を狙った投資が良いでしょう。
そのためにも、投資をするのであれば、もう少し株価が下がるのを待ちたいところです。
スーパーで新商品や売れ行きを毎日確認できる優待は主婦に嬉しいグループ商品
キッコーマンの代名詞とも言えるしょうゆは国内トップシェアを誇り、世界約100カ国で使われています。
しょうゆだけでなく、みりんや飲料、たれ、ケチャップ、ワインなど、幅広い商品を製造販売しており、レストラン事業も手掛けます。
株主優待は主婦には嬉しいキッコーマングループの商品となっており、毎日のように使える物が貰えます。
スーパーに行けば、多くのキッコーマン商品が並んでいますので、どれくらい人気か、どんな新商品が出ているかを確認できます。
必要投資金額は30万円以上で、利回りは1%以下と若干ハードルは高いです。
投資を検討する場合は、株価が下がるまで待って判断しても良いでしょう。